結局、このエピソードは、その12まで続くことになってしまいました(汗)。
たった30分(実際は20分強)のドラマを、そこまでしつこく解説することもないだろう、と我ながら思うのですが・・・。
こんな状態が毎回続くとは限りません。解説の長短は、話の内容によります。
それは、面白いエピソードかどうかということではなく、英語として解説する部分が多いか少ないか、ということです。
そしてこんなに長くなってしまった別の理由は、以前にもちょこっと書きましたが、「ブログに対する意識が最近変わってきた」ということです。(ちょっと大袈裟に書き過ぎたので、「ブログ閉鎖か?」と思った方もいたようですね、すみません(笑)。)
それは、次のことを意識するようになったこと。
一つは、セリフを多めに pick up すること、そしてもう一つは、英語に関係する限り、話が脱線することに躊躇しないこと、です。
まず取り上げるセリフを増やすことについて。
これまでの目標は、毎回多くてその6くらいまでに分けて、同じペースで進んでいって、シーズン10(ファイナル)を目指す、というものでした。
でもシーズン10というゴールはあまりに遠いし、ゴールにたどり着いたら、矢吹丈のように真っ白に燃えつきてしまうかもしれない(笑)。
O・ヘンリーの「最後の一葉」みたいに、「あの最後の一葉が落ちた時、私も死ぬのね。」という感じで、さすがに死なないとは思いますが(笑)、ものすごい脱力感を味わいそうな気もします。
だからと言って、できるだけ長く生きられるように、小出しにして引き伸ばして・・・という方針に変えたんじゃないですよ(笑)。
ゴールのことは考えずに、それぞれのエピソードのセリフにもう少し着目して、説明したいと思ったことは漏らさず書いていこう、と思うようになったんですね。
せっかく、フレンズというドラマの1話1話を取り上げて解説しているわけですから、先に進むことより、そのエピソードでじっくり英語が学べた方がいいかも、と思い始めたんです。
それに解説を書いてると楽しくて(決して苦行ではないです)、あれもこれも書きたくなって、全体に長くなってしまうんですよ。
それから話の脱線について。
もともと、脱線話は好きです(笑)。
話が脱線すると、肝心のセリフの説明が少なくなってしまうんですが、ドラマや映画を理解するのに役立つ英語の話の脱線は、自分では許容範囲だと思ってます。(←言い訳?)
さらに、このブログはフレンズの英語を解説するブログなんですが、そのフレンズのセリフから、他のいろいろな英語の知識が増えればいいなと思っているので、「フレンズのセリフ限定」にするつもりもないのです。
今回のエピソード解説の脱線で顕著だったのは、007、ティッシュとハンカチ、キュウリの話などですね。
007はイギリス映画ですが、アメリカ英語を目指す人でも、参考になるフレーズはあるものだ、ということが言いたかったんです。
有名なシリーズですし、見たことある方も多いでしょうから、そこからちょっとした英語の雑学が増えたら面白いかと。
もし好きな映画やドラマがあるのなら、そのセリフをじっくり調べることで、たくさんの英語のフレーズが身につきますよ!ということです。
ハンカチの話は、文化や習慣の違いについて語りたかった!
外国語を学ぶのに、その国の習慣を知ることは重要です。
それを知ると、余計にその行動の内容を深く理解できますよね。
セリフの文字を追っているだけでは、英語が身に付いたとは言えないのです。(←えらそう)
キュウリの話は、as cool as a cucumber というフレーズが面白いと思ったのと、何の気なく見ていた子供番組でそのイメージを強烈に植えつけられた経験をわかっていただきたかったから。
あのダンディなキュウリの姿を見た瞬間から、このイディオムは死ぬまで忘れないと思いましたよ(笑)。
ちょっとしたきっかけで、思いもかけない情報を手に入れたりするものだ、ということですね。
普段から、いろんなところにアンテナを張り、首を突っ込んで、好奇心旺盛に生きていることが大切だと言いたかったわけなんです。
(次回へ続く・・・)
(Rachからのお願い)
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その考え方大賛成です。その調子で続けていって下さい。僕も、脱線話には首を突っ込んで(それだけかっていう突っ込みはなし)、このブログからより多くの情報が提供できるよう、側面から支援していきます。がんばって下さい。
じっくりやってるとシーズン10までが遠くなりますが、目的はシーズン10まで解説することではないですから、それで良いと思います。あくまで目的は英語の知識を増やすことですから「じっくり」やっていくことに賛成します。「この世のすべてのよきことは、ゆっくり進む」と誰かも言ってましたしね。
それから、私も脱線話にしかコメントつけれないので、ほどほどに脱線しといでください(笑)
私も大賛成です!
とりあげるセリフが増えるんですね!嬉しいです♪
雑談だってフレンズを理解するには、かかせない時もあると思います。
楽しく学べるのが一番だと思います。
これからも頑張って下さい。
激励ありがとうございます。アメリカでの体験を元にした貴重なアドバイスをいただけて、本当に助かっています。勘違いとか間違いとかがあったら、ビシバシ指摘して下さいね!
F.D.J.さんへ
私もF.D.J.さんのフレンズ解釈を読んで、似た部分にはホッとしています。逆に違う部分を読むと、「別のブログで解説することにも意義はある」と思えるのでそれはそれで嬉しいです。
そろそろ、重なる部分が増えてきますよね。た・の・し・み、です。
satさんへ
ほとんどライフワークと化しているので(笑)、じっくりすることにしました。脱線話をするとコメントが増えるので、やめられない・・・というのもあったりして。というのは半分冗談ですが、でも、いろいろ書いてる方が楽しいのは事実です。シーズン10まで見守って下さいね(笑)。
Juneさんへ
雑談を認めていただけて嬉しいです。正直、これまでは「フレンズのセリフ」を楽しみにしている方に、関係ない雑談を読ませては悪いかも・・・と気にしていたんですね。最近、ふっきれました。
楽しい解説になるよう、頑張りますので、これからも応援よろしくお願いします!
皆様へ
コメント欄が長く書けるようになったので、お返事まとめちゃって、ごめんなさい。サイドバーのコメント一覧に私の名前ばかり並ぶのを避けるために、こうしてみました。