注射が嫌いなロスのために、お医者さんと相談するモニカ。
モニカ: My brother, the Ph.D., would like to know if there's any way to treat this orally? (私の兄は、博士号持ってるんですが、この症状を薬で治療する方法があるかを知りたがってます。)
Ph.D. は、Doctor of Philosophy の略です。
「ピーエイチディー」と発音します。
これは直訳の「哲学博士」ではなくて、日本で言うところの「博士号」のことです。
orally は「経口的に」、つまり薬を口から飲むことを指します。
日本でわざわざ「博士号持ってるんですが」なんて言うと、ちょっと自慢げに聞こえますが、ここでは、注射で治療できるものなら、同じような効果のある薬もあるんじゃないかと、科学の知識がある人間なら誰でも思うはずだ、と言いたいようです。
素人が口出ししてるんじゃないよ、ということでしょう。
ちなみに、ロスは自分が博士号を持ってるという話をよく人に話します。
後のエピソードで、ロスの恋人のふりをしていた女性が、ロスが博士号を持っているのを知らないという事実から、「この二人は、まだ知り合ったばっかりだ」と見抜かれてしまうシーンもありました。
それくらい、彼の一番の自慢なのです。
まぁ、ロスの場合は、そんなことを自慢しても、別にイヤミにも聞こえませんけどね。
それが許されるキャラなんでしょう。
今度は、バスの中で、女性とお近づきになるジョーイとチャンドラー。
ジョーイ: We're two heterosexual guys hanging with the son of our other heterosexual friend, doing the usual straight-guy stuff. (僕たちは、ヘテロ(異性愛者)で、別のヘテロの友達の息子と遊んでるんだ。普通にストレートの男性がするようなことをしてるだけさ。)
ホモセクシャルは日本では男性の同性愛者を指す言葉として使われていますが、英語の homosexual は男女共に使えます。
homesexual の反対語が heterosexual で、「異性愛の、異性愛者」という意味、つまりは「同性愛ではない」ということ。
straight (ストレート)も「同性愛ではない」という意味です。
ここで、ジョーイはくどいくらいに、自分たちはヘテロだ、ストレートだ、と力説していますが、これは先ほどの女性に、ゲイのカップルに間違えられたことをすごく気にしているからなんですね。
ここまで必死に否定すると、却って怪しいけど(笑)。
バスの中にベンを置き忘れて、慌ててバスを追いかけるジョーイとチャンドラー。
ジョーイ: Ben! Ben! (ベン! ベン!)
チャンドラー: That's good. Maybe he'll hear you and pull the cord! (そりゃいいや。多分ベンがお前の声を聞いて、コードを引くだろうから。)
ジョーイは一生懸命ベンの名前を叫んでいます。
しかし、ベンは赤ちゃん。
名前を言ったところでどうなるものでもないし、そもそもバスの中までは聞こえないでしょうね。
pull the cord は「コードを引く」ですから、アメリカのバスは、日本の停車ブザーを押す代わりに、ひもを引っ張るようですね。(ご存知の方は教えて下さい。)
こんなピンチの時に、こんな軽口を叩いてるチャンドラーってすごい。
というより、ギャグを言うより他に、何もできないから?
しかし、チャンドラーはそう言いますが、何かを追いかけてる時って、何か叫ばないと追いかけにくいですよね。
無言で追いかけてたら、何か変な感じだし。
泥棒に「待てー!」と言って、待つ泥棒なんていないとわかっていながら、そう言わずにはいられないものですよね。
(Rachからのお礼とお願い)
投稿前に見たら、「にほんブログ村」で、とうとう1位になりました!! やったぁー。
これまでは、「みんなの英会話奮闘記ランキング」での2位が自己最高でした。
つまり、1位になったのは今回が初めてなんですよ!
だから、とっても嬉しいです。本当にありがとうございます。
このまま1位がキープできるとは思えませんが(笑)、この喜びを胸に、明日からも頑張ります。
いつもクリックして下さっている方々、本当にありがとうございました!
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これからも頑張ってください。
ブログルポを運営しております星野由佳と申します。
当サイトは、現在ブログライター様を募集しております。
貴ブログを拝見いたしまして、
是非、当サイトへ記事の登録をお願いいたしたく、コメントさせていただきました。
貴ブログ記事は、当サイトにぴったりかと存じます。
(内容がとても充実していらっしゃいますので、様々なカテゴリに記事登録が可能です。)
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お忙しい所お時間を頂戴いたしまして、大変失礼いたしました。
http://www.blogrepo.net/
星野 由佳
info@bltoa.co.jp
Rachさんなら、確実に1位を取れると確信がありましたが、こんなに早く達成するとは予想外でした。とにかく、おめでとうございます。
しかも、ブログルポからもお誘いを受けるなんて、1位になると注目度がまるっきり違うもんですね。
私にもっと実力があれば、フレンズで学習するんですが^^;;
いつかはシットコムで笑いたいと思いますので、その日まで
ブログ続けてて下さいね(えっw
ありがとうございます!
いつもagatheさんを初めとして、たくさんの方が応援して下さっているお陰です。本当に感謝しています。
これを励みにもっと頑張っちゃいますね!
(私は”おだて”に弱いタイプで・・・笑)。
(返事を読まれるかどうかわかりませんが、一応お返事します。)
ブログルポはsatさんが登録されているので、前から存じておりました。
記事を登録するというのは面白い仕組みだと思います。私のブログは、記事が毎回同じペースで淡々と進んでいくので、「この記事が!」というのを選ぶのが、自分でも難しいです。
自分で、「おぉ、これはっ!」という記事が書けた時に、登録させていただくかもしれません。その時にはどうぞよろしくお願いいたします。
ご案内ありがとうございました。
ありがとうございます! 「確信があった」とまで言っていただけて光栄です。
初期の頃から応援して下さっているsatさんにそう言っていただけると感無量です。
そのうち、ブログルポ仲間になるかもしれません。でも、どの記事を選ぶかって難しそうですよねぇ・・・。
わー、ありがとうございまーす!
いつもKIKKAさんのブログで、基礎をしっかり押さえた学習法に感銘を受けています。私はセリフを調べるのに一生懸命で、最近、ちょっと基礎がおろそかになってきているのでは・・・と心配してます(笑)。
フレンズで学習されてるわけではないのに、こうして記事を読んでいただけるなんて光栄です。
お互い、ブログ続けましょうね!
アメリカのバスは確かに(特に古い型のバスは)天井に沿ってぶら下がっている(カーテンレールの様に)ヒモを引きます。最近のバスは"pull the cord"ならぬ"push the tape"になっています。想像がつきにくいと思いますが、出来る限り説明してみます。バスの側面(窓枠のあたりに)や天井、もしくはつり革がかかっているバーみたいな所に長くて固いテープ状のもの(表面はゴム製?)が張り付いています。そのテープのどこを押しても(実は押すと少しへこむ)、ブザーが鳴って「次停車」のサインがつくようになっています。どこかにわかりやすい写真でもないかと探したのですが、見つかりませんでした。舌足らずでごめんなさい。
いつもありがとうございます! 丁寧に説明して下さって、写真まで探そうとして下さったとは・・・(感涙)
お国が違えば、仕組みも全然違うんですね。push the tape と英語で聞いても何のことだか全然わかりませんものね。
映画やドラマをたくさん見てれば、いつかは目にするのかもしれませんが・・・。
やっぱり、私も一度、アメリカに行ってみないとね(笑)。
フレンズをシーズン1から見始めて今ここなんです。
1話を2週間位何度も聴いているので、まだまだrachさんのペースに追いつけていませんー。でも、自分のペースで頑張っていきます^^
pull the cordの記事があったので、ご参考までにURLつけておきますね。
http://www.cctaride.org/bus-information/how-to-ride.html
ほんださんの文章そのままのcordがありました。
ちなみに、「bus cord」でグーグル先生に画像検索してもらったらヒットしました。
情報ありがとうございます。
紹介していただいたサイトの、Request your stop のところに写真と詳しい説明がありますね。やはりこういうものは写真を見るのが一番わかりやすいですから、とても助かります。ありがとうございます。
bus cord のグーグル画像検索の結果でも、いくつか写真がヒットしますね。窓に沿って、長いコードが張られている、という感じなんですね。
貴重な情報、ありがとうございました!