なんとか、ベンの居場所を突き止めた二人。
担当者: I assume one of you is the father. (私が思うに、あなたがたのどちらかが、この子の父親ですよね。)
チャンドラー: That's me. (父親は僕です。)/ジョーイ: I'm him. (僕が父親です。)
と、同時に答える二人。
しばらくの沈黙が流れて、
チャンドラー: Actually, we're both the father. (実は、僕たち二人とも父親なんですよ。)
子供を置き忘れるわ、これで本当の父親でないとわかれば、犯罪がらみかと勘ぐられると思ったのでしょうね。
とっさに父親だと名乗ったのは良いのですが、二人とも同時に父親だと言ってしまい、かえって怪しまれることに。
結局、二人はゲイのカップルだということにして乗り切ろうと、そういう仲であるかのようなポーズをする二人。(肩組んでるだけですが(笑))
あんなに、ゲイのカップルと間違えられるのをいやがってたのにねぇ。
このように、ゲイと間違えられることをあんなに否定していたのに、最後はそれを認めざるを得ない状況に自らを追い込んでしまう、というのが、フレンズにありがちなパターンです。
くどいくらいに否定していたのが伏線で、ちゃんと最後にこういうオチがくる、というところがフレンズらしいんですよね。
とうとうベンと対面できることになったのですが、何故かよく似た赤ちゃんが二人いました。
チャンドラー: Please tell me you know which one is our baby. (どっちが俺たちの探してる赤ちゃんか、わかるって言ってくれよな。)
ジョーイ: That one has ducks on his T-shirt and this one has clowns. (あっちはTシャツにアヒルが書いてある、こっちはピエロだ。)
Please tell me... は「どうか・・・だと言ってくれよ」という意味。
つまり、チャンドラーは違いがわからないので、ジョーイにはわかっていて欲しいという希望を込めて、この言葉を言っているのです。
ちなみに、どうしてここにそっくりの赤ちゃんが二人いるのでしょう?
実は、ベンの子役は双子なのです。つまり二人一役。
このように小さい赤ちゃん役を双子の子役がやるというのは、半ばアメリカの常識のようになっています。
それは、こういう小さい赤ちゃんを長時間撮影に使ってはいけない、という法律があるからだそうです。
さらに、二人いると、どちらかご機嫌の良い方を撮影に使うということも出来ますしね。
(何しろ、赤ちゃんだから、撮影の意味も重要性もわからないでしょうし・・・)
双子だから、ベンが二人いるように見えるシーンも、簡単に撮れてしまいますよね。
フィービーとアースラの時は、合成しなくちゃいけないので大変だったでしょうが。
この双子の子役で有名なのが、アシュレイ・オルセンとメアリー=ケイト・オルセンのオルセン姉妹です。
NHKで何度も再放送されているシットコム「フルハウス」で、タナー家の末っ子のミシェルを演じていたので、ご存知の方も多いでしょう。
もう、小さい頃のミシェルは、本当に可愛いっ!!
彼女たちは、生後9ヶ月から出演してたらしいですよ。
さらに、オルセン姉妹は、自分たちのブランドを立ち上げており、総資産もかなりのものという、超セレブなんですよ。
tkshmy さんのブログ でじらんぐえっじ では、フルハウスの英語について書いておられます。
ミシェルの可愛い写真も見れますよー!
(Rachからのお願い)
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2005年12月14日
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