2005年12月21日

フレンズ2-7その5

ベロンベロンになっているレイチェル。
レイチェル: Why can't they get a bug? One of those fruit flies. Those things that live for a day. (どうして[ネコじゃなくて]虫を飼うんじゃいけないの? ショウジョウバエとか一匹飼えばいいのに。そういう一日くらいしか生きられないやつをね。)
What are they called? (そういうやつ、何て言う名前だっけ?)
マイケル: Fruit flies? (ショウジョウバエのこと?)
レイチェル: Yes, thank you. (そうよ、ありがと。)
bug は「小さな昆虫、虫」。
それから、「(機械やソフトウェア、プログラムの)不具合、欠陥」もバグと言いますね。
さらには、「隠しマイク、盗聴器」という意味もあります。
映画「マトリックス」で、エージェント・スミスがキアヌ・リーブス演じるネオのお腹に、ある機器を仕掛けた時、その機器はムシ(ムカデもしくはエビみたいな感じ?)で描写されていました。
これは盗聴器というよりは、居場所がわかる発信機だったのかもしれませんが、「盗聴器=バグ」のイメージから、マトリックスという仮想現実の中ではそのような「情報収集する小型機器」がムシのような姿で描写されていたのだろうと思います。
fruit fly は「ショウジョウバエ」です。
英語で果実(fruit)ハエ(fly)と呼ばれるのは、果実に群がるからのようです。
生物の教科書では、遺伝の話でよく出てくる虫ですね。
ネコじゃなくて、ハエにしろ、とはまたすごい発言。
それも、ちっちゃいちっちゃい虫を出してくるところが面白いです。
ショウジョウバエを二人で飼うカップルって、それこそ二人とも遺伝子学者とかじゃないと、あり得なさそうです(笑)。
そういえば、ロスもジュリーも古生物学者だから、「生きた化石」と言われる、シーラカンスとかカブトガニとか飼ってたら、面白いかも?
レイチェルは、自分でショウジョウバエを思いついたのに、しゃべってる間にもうそのことを忘れてるらしい。
何だっけとマイケルに尋ねている様子から、もうかなりヘベレケな様子がわかりますね。

デートを切り上げようとするマイケルに、
レイチェル: Oh, no. You're not having fun, are you? (あらやだ。あなたは楽しんでないのね。)
マイケル: No, no, I am. But only because I've been playing the movie Diner in my head. (そんなことないよ。楽しんでるよ。ただ、頭の中でダイナーっていう映画がずっと回ってるんだ。)
「ダイナー」とは、ミッキー・ローク、ケビン・ベーコンなどが出演している5人の男性の人生を描いた1982年の映画です。
映画の中で、男性の一人が酔っ払って物を壊し、他の友人とともに逮捕される、というシーンがあるので、マイケルは、そのあたりを連想しているのでしょうか?
これ以上、レイチェルを酔わせてしまうと、とんでもないことになりそうなのは、確かですよね。
ちなみに、ダイナーというのは「簡易食堂」です。
列車の食堂車のようなレストランのこと。
後のフレンズのエピソードで、ダイナーを舞台にした話がいくつか出てきますよ。

(Rachからのお願い)
みんなの英会話奮闘記は「ランキング順位 激戦!」とトップページにも書いてありますが、本当に激戦になっていて(笑)、上位が僅差で並んでいます。
現在、私は2位ですが、投稿時点で1位と12ポイント差でした。
こんなに1位の ACE さんに近づいたのは初めて。これが1位を狙える、最初で最後のチャンスかも?(注:「みんなの英会話奮闘記ランキング」への参加は、2016年5月末日をもって終了しました)
↓にほんブログ村は、2位に落ちちゃいました。やっぱり1位をキープするのは難しいや(笑)。
にほんブログ村 英会話ブログ
↓ついでと言っては何ですが、こちらもよろしくお願いします(笑)。
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posted by Rach at 16:15| Comment(8) | フレンズ シーズン2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
「キアヌ」という言葉に反応してしまいました(笑)。
フレンズは私には難しいのですが、Rachさんの
応援にこちらにこさせて頂いてます。私のブログリスト
にも追加させて頂きました〜。
Posted by KIKKA at 2005年12月21日 23:58
難攻不落のACEさんをそこまで追い詰めるとは大したものです。さすがRachさんです。
ブログ村の方は、しばらく1位安泰だと楽観してましたが、落ちちゃいましたね。残念。このブログにフレンズの写真とかたくさん置けば楽に1位奪還できますが、そこまでしなくてもいいですよね。でも、1枚くらいあってもいいかも。
Posted by sat at 2005年12月22日 00:04
KIKKAさんへ
キアヌ、可愛いですよね(笑)。私は彼の目が魅力的だと思います。
(でも実はマトリックスくらいしか、ちゃんと見たことないんです。)
いつも応援していただいてありがとうございます!
私の方のブログリストにもKIKKAさんのブログを加えさせていただきました。
同世代のお仲間として、お互いに頑張りましょうね!!
Posted by Rach at 2005年12月22日 14:22
satさんへ
みんなの英会話奮闘記は、いつもなぜか絶好調だったので、どうせなら・・・という欲が出てきてしまいました(笑)。
今、これを書いてる間は、一応1位ですが(笑)、すぐに転落しそうな気もします。でも、一瞬でもトップに手が届いて嬉しかったですよ(←すでに過去形。かなり弱気)
ブログ村は「できすぎ」でした。勢いでダーッと上がっていた時から、少し落ち着いた結果なんでしょう。1位は無理でも、なんとか上位はキープしておきたいです。
「フレンズの写真」については、考えなくもなかったんですが、ブログを始めた頃、ランキングのバナーを貼ったら、文字のレイアウトがずれてどう修復したらいいかわからなくて・・・それ以来、画像を使うのにためらいがあるんです。けっこうつまらない理由でごめんなさい。
機会があれば、考えますね!
Posted by Rach at 2005年12月22日 14:29
写真を使わないのは、著作権に配慮してのことだと思ってました。そういう理由とは意外でビックリです。このブログはFRIENDS専門ですので、写真はあったほうがモアベター(笑)
それから、英会話奮闘記1位達成おめでとうございます。内容が良いこともさることながら、毎日更新が効いてるんでしょうね。
Posted by sat at 2005年12月22日 21:57
satさんへ
もちろん、著作権のこともあります(笑)。やっぱり写真があった方が”モアベター”かなぁ?(小森のオバチャマかっ!・・・笑)

それから、1位については、ありがとうございます。
ブログを初めた超初期の頃、一日おきに更新してたら、やはり更新してない日のアクセス数が激減したのが悲しくて(当たり前ですけど・・・笑)、それ以来、毎日更新するようになりました。
ブランクがあっても、皆さんに待っていただけるようなブログになるといいんですけど。
でも、今は贅沢は言いません。こつこつやったのを、毎日見てもらうのも、幸せですから。
Posted by Rach at 2005年12月23日 13:33
下記の話題ですが、なぜNO,no I am.と答えていると思いますか?
Noというのは、後に否定が来るぞという印だと思ってたんですが・・・

デートを切り上げようとするマイケルに、
レイチェル: Oh, no. You're not having fun, are you? (あらやだ。あなたは楽しんでないのね。)
マイケル: No, no, I am. But only because I've been playing the movie Diner in my head. (そんなことないよ。楽しんでるよ。ただ、頭の中でダイナーっていう映画がずっと回ってるんだ。)
Posted by しん at 2015年05月01日 13:20
しんさんへ
コメントありがとうございます。
おっしゃるように、「No というのは、後に否定が来るぞという印」ですよね。
疑問文で質問されて、No. と返答する場合は、No, I'm not. や、No, I don't. のように、否定文が続く、というサインで、フレンズで出てきた会話も、そういうものが圧倒的に多いのですが、「たまに」こんな感じで、日本語の「違う、違う」のような感覚で使われる No. が登場することもあるようです。

フレンズ1-12その4 のコメント欄
http://sitcom-friends-eng.seesaa.net/article/388470083.html#comment
でも、以前、同じようなご質問を受けたことがありました。
その時のお返事で、

No. は、否定疑問文そのものに対する答えではなくて、「あなたをこんなに悲しませるなら、言わない方が良かったかしら、私は悪いことを言っちゃったのかしら」とレイチェルを気遣っているフィービーの「気持ち」に対して、「そんなことないのよ、ほんとに、言ってくれて良かったの」と返しているセリフだろう

という私の解釈を書きました。

今回の場合も、You're not having fun, are you? という否定(付加)疑問文に対する返事を Yes/No で答えているのではなく、「あなたは私と一緒にいて、全然楽しくないのね」とレイチェルが思っていることに対して、「いや、君が思っているようなことじゃない」という意味で、感覚的、反射的に No, no. と返したようなニュアンスを感じました。
実際のマイケルの言い方も、「とんでもない! そんなことないよ!」という感じで、相手の「発言」や「相手が思っているだろうこと」に対して、「違う、そうじゃない」と否定している感じが出ているような気がします。
否定疑問文に対して、No, I'm not. と答える場合なら、相手が想像している通りの返事をすることになるので、No はもっと「さらっと言う」ような普通のトーンになるのかな、と思ったりもします。

一般的に、Yes/No の答えに対しては、肯定文が続けば Yes で、否定文が続けば No になるわけですが、今回のように、「どうせ私と一緒にいても楽しくないんでしょ、、」的なことを言われて、「そんなこと、ない、ない!」のように相手の発言や考えを否定する No もある、ということになるのかな、と思います。
Posted by Rach at 2015年05月02日 09:28
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