2005年12月25日

フレンズ2-7その9

お客が帰ったセントラルパーク。
後片付け中のレイチェルのところに、ロスがやってきます。
ロス: I didn't get a cat. (ネコはもらわなかった。)
レイチェル: That's interesting. (それは面白いわね。)
ロス: No, it's not "interesting." It's very, very not interesting. It's actually 100% the opposite of interesting. (いいや、「面白い」ことなんかない。全然全然面白くなんかないよ。全く面白いの100%正反対って感じだね。)
恋人のジュリーと一緒に飼うはずだったネコをもらわなかったのは、レイチェルの告白が原因なのは明らか。
レイチェルも返事に困り、「面白い」(というか、ここでは「興味深い」という感じかな?)と言ってしまいますが、それにロスはつっかかります。
この徹底的に否定する言い方が、いかにもロスらしいですね。

ロス: You had no right to say you had feelings for me. (君が僕に特別な感情を抱いてた、なんてことを言う権利が君にはないんだ。)
right は「権利」。
have no right to say... は「・・・と言う権利はない、・・・と言うべきではない」という意味。

レイチェル: And do you have a point? (それで何が言いたいの?)
ロス: The point is, I don't need this right now! (僕が言いたいのは、今はこんなことは要らないってことだ。)
have a point は「意味がある、一理ある、的を射ている」という意味。
point は「意味、重要なこと、核心」という意味なので、「あなたにはちゃんと言いたいことがあるの? あなたの言ってることに意味はあるの?」という感じ。
そう聞かれて、「僕が言いたいのは・・・」という場合に、The point is... を使います。
ロスが言う今必要としていない "this" とは、「レイチェルが自分のことを好きだという事実」です。
ずっと必要としていた、ずっと欲しかった「レイチェルからの愛」ですが、今この状況ではあっても困るだけだ、と言っています。
right now (今は、現在は)必要ないと言っているのは、「今以外の時期には必要なものだった」ということの裏返しですね。
「タイミングが悪すぎる、何で今頃、今さら・・・」とロスの悔やまれる気持ちが表れています。

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posted by Rach at 16:24| Comment(0) | フレンズ シーズン2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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