2006年01月06日

フレンズ2-8その6

会社は感謝祭をマコレートの日にして、売り上げを伸ばしたいらしい。
日本で言うと、バレンタインデーのチョコレート、土用の丑の日のうなぎみたいなものですかね。
その感謝祭向けのメニューを考えるように言われたモニカは、フィービーに相談します。
モニカ: How about Mockolate mousse? (マコレート・ムースはどう?)
フィービー: It's not very Thanksgiving-y. (それじゃあ、あんまり感謝祭って感じがしないわ。)
モニカ: How about Pilgrim Mockolate mousse? (ピルグリム・マコレート・ムースはどう?)
フィービー: What makes it Pilgrim? (どうやって「ピルグリム」にするの?)
モニカ: We'll put buckles on it. (ムースにバックルをつけるのよ。)
フィービーは「名詞に -y をつけて形容詞にする」というのをよく使います。
taste (味)が tasty (おいしい)になるようなものですね。
pilgrim は「巡礼者、旅人」という意味ですが、この場合は、Pilgrim Fathers 「ピルグリムファーザーズ」を指しています。
そもそも感謝祭とは、英国から1620年にメイフラワー号に乗ってやってきた英国清教徒団(ピルグリムファーザーズ)が、最初の収穫を神に感謝することから始まった祭りなのです。
buckle は「(ベルトの)バックル、(靴の)飾り留め金」のことですが、恐らく当時の移民たち(ピルグリムファーザーズ)の服装に、バックルのついた服か靴かがあったのでしょう。(詳しくは知りませんが)
バックルをつけることで感謝祭っぽさを出すというのは邪道のようですが(モニカはレシピを作るのが仕事なので、そんな見た目で勝負してはいけないのだ!・・・笑)、日本のケーキでも、ひなまつりケーキにはおひなさまの小さい人形が、クリスマスケーキにはサンタの人形やちっちゃいモミの木がついてますよね。
まぁ、そういうもんです(笑)。

ロスが自分ではなくてジュリーを選ぶのではと心配するレイチェル。
ジュリーが勝ち誇った様子を真似してみるレイチェルですが、
フィービー: No offense, but that sounds nothing like her. (気を悪くしないでね。でも、それって全然彼女に似てないわよ。)
No offense (to you), but... は「(あなたの)気分を害するために言うんじゃないけど、気を悪くしないで欲しいんだけど」という決まり文句です。
好きな人が誰を選ぶかという大事なこの時に、ちょっと的外れな意見を言うフィービー。
"No offense, but..."と言うから、「レイチェルのこういうところが良くない」とかの厳しい指摘があるのかと思ったら、話題の本質とは見当違いのオチを言う、その辺りがいかにもフィービーっぽいわけですね。

(今日のおまけ。「ハートで感じる英文法 会話編」見ましたよ!)
昨日(1/5)の夜11:10、大西泰斗先生の「ハートで感じる英文法 会話編」が放送されましたね。
にわかファンの私ですが、これからの会話編もとっても楽しみにしています。(具体的な感想はまた折りに触れて書くかもしれません。まずは会話編1回目、期待を裏切らないものでした!)

ところで、新聞のテレビ欄や、うちのDVDレコーダーの番組表には、「ハートで感じる英文法」というタイトルではなく、「3ヶ月トピック英会話」としか書いてないんですけど・・・。(皆さんの番組表はどうですか?)
せっかく冬休みに二度も再放送して、英語ブロガーの間でもかなりの話題になっている番組なのに、新シリーズの「ハートで感じる・・・」というタイトルを番組欄に書かないと、せっかくファンになった人が、見逃してしまうんじゃないかなぁー、と要らぬ心配をしてしまいます。
まあNHK教育は再放送するので(確か水曜日の朝と昼)、見逃しても大丈夫なのかもしれないけど。
実は私ももう少しで見逃すところでした。わはは。

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posted by Rach at 16:50| Comment(6) | フレンズ シーズン2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
わたしのブログに来て下さり、コメントもいただいてありがとうございました。

英語ブログ巡りを始めてから日が浅く、「ハートで感じる英文法」の初回を見逃してしまいました。でも、再放送があるんですね。まだ間に合うみたいで嬉しいです。

わたしも、早くシットコムで笑えるようになりたいです。
今後ともよろしくお願いします。
Posted by Nanazo at 2006年01月07日 01:49
Rachさん、休暇中もコメントくださり有り難うございました。主人の実家なので、やはりパソコンに熱中するわけにいかず、マイブログのチェックをすばやく済ませるくらいでした。今日はだらだらしようと決めたので(笑)ゆっくりみなさんのところを回ろうと思っています。

「ハートで感じる英文法」面白そうですね。まだ見たことがないので、ぜひみたいと思います。

2月はじめに主人の仕事の関係でアメリカ人の方々と会話する機会ができてしまい(?)今月は勉強頑張らないとなー。フレンズの方も意思の弱さから年末というかクリスマス前くらいから全然進んでません。今年は英語学習とパソコンスキルに力を入れようと思っているのでこれから頑張ります!

Posted by agathe at 2006年01月07日 08:22
最後のフィーブスのおち、適切なポイントですね。一見冷静に応答しているようで、また、それは実際あなた自身で、そんなのだからロスはあなたといたくなかったのよ、っと皮肉を言ってるようでもあるのですが実は、、、というフィーブスのキャラを理解していないとなかなか難しいとこですね。このエピソードもあまり覚えてないのですが感心いたしました。まだ半分以上ありますよね、その20くらいまでいっちゃうんでしようか? そわそわしています。
Posted by F.D.J. at 2006年01月07日 10:22
Nanazoさんへ
こちらこそよろしくお願いします。
英語で日記をつけるのは効果的ですね。頑張って続けて下さいね。
「ハートで感じる英文法」は今、すごい人気みたいです。私も最近知ったばかりなので、えらそうなことは言えませんが(笑)。
年末に再放送があって、1月からはその「会話編」という新しいシリーズが始まったんです。水曜日の再放送、まだ間に合いますよ!
Posted by Rach at 2006年01月07日 16:31
agatheさんへ
お帰りなさい! お疲れ様でした。
そりゃあ、ご主人の実家で長時間パソコンに向かうというのは、難しいでしょうねぇ(笑)。でも、少しはパソコンから離れた生活を送るのもいいのかもしれません。私は毎日向かわないと不安になってきて、ちょっとした依存症になっているのではないかと、心配しています(笑)。

アメリカ人の方々とお話できるチャンスがあるなんて、いいなぁー。フレンズの登場人物になりきって(?)会話を楽しんで下さいね。
パソコンスキル、私ももう少し上達したいです。
Posted by Rach at 2006年01月07日 16:32
F.D.J.さんへ
「適切なポイント」と言っていただけて、ホッとしています(笑)。
それから、やはりF.D.J.さんは気付いていらっしゃいましたか。このまま続くと、果てしなく長くなりそうだということが(笑)。
多分、(その20)までは行かないですが、(その15)は越えそうです。(えーっ!?)
昔は、そんなに長くしたら、読んでくれてる方が怒ったり、あきれたりするかなー、といろいろ心配してたんですが、最近、開き直ってきたようで、「長くなってしまったんで、これで納得して下さい」みたいな・・・。
開き直った浪花のおばちゃんは、怖いですよ(笑)。
Posted by Rach at 2006年01月07日 16:35
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