クリスマスのチップの代わりに、クッキーをあげようとするモニカ。
モニカ: We're broke, but cookies do say that. (確かに私たちはお金がないわ。でも、クッキーは確かにそういうこと(心を込めたこと)を伝えるのよ。)
broke は「無一文で、破産して、お金がなくて」という意味。
break という動詞の活用は break-broke-broken なので、break の過去形と、この形容詞 broke とは同じ形になります。
これは break が「(人を)破滅させる、破産させる」という意味があることから来ているのですが、受動態として過去分詞形の broken を使うのではなく、過去形の broke を形容詞的に使っていることに注意して下さい。
(2007.10.17 追記)
以下の記事で、この部分に当たるシーンの追加説明をしています。
興味のある方は覗いてみて下さい。
フレンズ2-9その17
(追記はここまで)
ジョーイ: You're not gonna like this. (これは好きになれそうにもないと思うよ。)
このセリフは回りくどいですが、つまりは「ひどいよ。」ということ。
これから見せるものを見たらいやな気持ちになるよ、と、ひどいことが来ることを暗示しているセリフです。
チップがクッキーだったことに怒った新聞配達員が新聞をめちゃくちゃにしていたんですね。
モニカ: He did my crossword puzzle. (新聞配達員のやつ、クロスワードパズルを先にやっちゃってるわ。)
ロス: Yeah, but not very well, unless 14 across, "Gershwin musical", actually is "Bite me, bite me, bite me." (そうだね、でも、あんまりうまく出来てないよ。もしこれが正しいのなら、14のヨコが「ガーシュウィンのミュージカル」じゃなくて、「むかつく、むかつく、むかつく。」になっちゃうからね。)
フレンズのメンバーはよくクロスワードをしていますよね。(特にロスとチャンドラー?)
だから、先にされちゃうと楽しみが減っちゃうわけです。
Gershwin とは、作曲家の George Gershwin (ジョージ・ガーシュウィン)のこと。
代表作は「ラプソディー・イン・ブルー」など。
多分、配達員はクロスワードパズルをやったのではなく、たまたまあった白紙のマス目に、自分の怒りをぶつける言葉を書き並べただけなのですが、それをロスは「クロスワードが間違ってる」と言ってるのですね。
この unless を使った表現を訳すのが難しいのですが、unless は否定の条件を表して、「・・・でない限り、もし・・・でなければ、・・・なら話は別だが」という意味になります。
ロスのセリフを直訳すると、「彼はクロスワードを正しく解けてない。もし、14のヨコの「ガーシュウィンのミュージカル」のところが、本当は「バイトミー、バイトミー、バイトミー」という答えなら、話は別だけどね。」ということ。
つまり、本当の答えが「バイトミー・・・」なら彼は上手にクロスワードを解いたと言えるんだけどねぇ、という感じ。
実際は、「バイトミー・・・」が答えなわけはないので、だから彼は間違ってるよね、クロスワードは得意じゃないようだねぇ、と言っているのです。
(ちょっと説明がややこしかった?)
(Rachからのお願い)
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I drank. So, I'm drunk.
なんて、「あれ?どっちがどっちの発音だっけ?」とか真剣に悩んじゃいます^^;
さらにこいつには、drunken(adj)なんていうものまであって、まあ意味はほとんどdrunkと一緒なんですけど、ややっこしいったらないです。
unlessは英作文する時には本当に便利ですねー。ただし会話で聞き逃すと、確実に痛い目に会いますが・・・
書く場合に邪魔くさいのが unless otherwise 〜 と続くパターン。いまだにこの表現を見る度に戸惑います。otherwiseは何のためにいるんだと・・・
私はお金よりクッキーの方がいい派なのですが、今の時代、他人からもらったものを口にするのは無謀なのかなぁと、ちょっと寂しく思ったりする今日この頃。
drink-drank-drunk も紛らわしいですよね。過去分詞drunk があるんだから、それを形容詞として使っとけばいいじゃん、と思うけど、名詞の前につく場合は、a drunken man と drunken になるようです。
形容詞の限定用法(Attributive use)というヤツですね。
一方の He got(was) drunk. などのように補語になる形容詞は、述語用法(Predicative use)というんでしたか。
この区別も「絶対」ではないようですが、だいたいはそういう感じのようですね。
私は昔 unless という言葉はお堅い感じがしていて、書き言葉でしか見ない言葉かと思っていたら、フレンズではたくさん使われてます。便利な表現みたいですねぇ。否定の条件を表す言葉なので、聞き漏らすと確かに大変。
今まで、unless otherwise という表現を特に気にしたことはなかったんですが、調べたら結構ありますね。
unless otherwise agreed 「そのほかの点で合意のない限り」、unless otherwise noted 「特に断りのない限り」とか。
これって、unless の後ろにS+Vが続く場合は、「SがVしない限りは」になりますが、otherwise を使うと、特にそのSをはっきり明示しないで済む、という利点があるのかもしれませんね。「他に特に合意がなされなければ」と、どんな合意かは明確にせずに、とにかく”何らかの別の”合意がなければ、という条件を示すことができる、ということかなぁ、とか・・・(自分でもよくわかりませんので、あまり信用しないで下さい・・・笑)
手づくりクッキー貰えたら嬉しいですよね。でも、よほど信用してる人じゃないと、確かに怖いかも・・・。
それでもわかった気にさせてしまうのが、Rachさんのすごいところ?(笑
unless otherwiseは思い出したことがひとつ。
会話で使うパターン。
「今すぐ宿題しなさいよ!さもないとぉ〜!・・・」
みたいな場合の「さもないとー」の部分が「unless otherwise」だったような気がします(やや自信ナシ
この場合、どうせ省略するから、unlessだけでもよさそうなんですが、実際に口に出すと解かるとおり、otherwiseの部分が無いと心がこもりません(笑)脅すニュアンスが出しにくいんですよ。
これ、日常会話でも結構使えますよね?(たまには役に立ってみた
↑というか何でトリビア風なんだ?
手作りクッキーは・・・
会社の若い子からもらったりした日には、いろんな意味でドキドキできそうですね!(雑巾の汁とかイロイロ
"unless otherwise"とフレーズ検索すると、100%と言っても良いほど、unless otherwise ...ed (過去分詞)の形になってます。
契約書や説明書の但し書きで使われることが多いようですね。だから、お堅い文章で使われるフレーズのようなんですが・・・。
「さもないとぉ〜!」っていうのは、otherwise だけで十分なのではないでしょうかねぇ?
例えば、
Don't be naughty, otherwise you'll get spanked!
「おイタはダメよ、さもないと、お尻ペンペンだからね!」みたいな感じで(笑)。
unless は必要ないような気がするのですが・・・。(反論ばかりでごめんなさい!)
クッキーのことは・・・会社の若い子に何か恨まれるようなことでもしたんですかっ!?(笑)
冷静に考えれば考えるほど、otherwisだけですね。
または If not! だけ。。。
深く反省してコメント一回オヤスミします。。。
↑のコメント読んだ人が、ちゃんとRachさんのコメントまで読んでくれるように祈ってます。
会社の若い子ってのは・・・まあおぢさんはいつもおびえてる生物なのです^^;
私が会社にいた頃は、おぢさんたち、それから母くらいのおばさんにもよく可愛がられました。楽しかったなぁ、あの頃は・・・(遠い目)。
その後忙しくって、フレンズに取り組めませんでした。。。泣
これからもなかなかじっくりできないかもしれないので、
Rachさんの記事を読んだら、次のエピソードへ行こうかな?と考え中です。そして、時間のとれる時はじっくり取り組もうかと。
…んー、でも、時間の取れる時にじっくり一話ずつ自分でやっていくべきなのかなぁ。悩みます。。。
broke…形容詞だったんですね!確かにbrokenじゃないですもんね〜。
つい、受け身だと思ってしまいました。
私たち、意見が違うわね、的な。
…要注意ですね。
お久しぶりです。コメントありがとうございます。
broken という過去分詞形は、結構、過去分詞形の中でもメジャーな方(笑)なので、be broke という形を見た時、あれ?と思いました。過去形の broke を形容詞的に使う、というのは珍しいですよね。
英語学習をするに当たっては、じっくり取り組みたいけれども、時間のとれる時がない、というのが本当に悩ましいですよね。「時間がとれる時に」と思っていると、あるエピソードで停滞してしまって、学習を再開するのが億劫になってしまうこともありそうです。
幸い、フレンズは基本的に一話完結ですから、前のエピソードの単語や表現がわからなくても、それが次のエピソードの理解に響く、ということもありません。ですから、「また時間のとれる時に戻ってくればいいか」くらいの気軽な気持ちで取り組まれるのも一つの手かもしれませんね。
マイペースで楽しく英語学習を続けて下さるのを願っています(^^)