レイチェルへ話しかけるロス。
ロス: I got you a little present. I'll open it. It's a Slinky! (レイチェルにちょっとしたプレゼントを買ってきたんだ。[レイチェルが反応しないので] 僕が開けるよ。ほら、スリンキーだ!)
ロスはスリンキーの歌を歌いますが、レイチェルが怒っているので、
ロス: Just a big spring. (ただのデカいスプリングだよ。)
前回の「レイチェルとジュリーの長所短所リスト」の件で、レイチェルはすっかり怒っています。
それを何とかなだめようとプレゼントを買ってきたロスですが、普通ならプレゼントを貰った方は、喜んで "Can I open it?" 「開けてもいい?」と聞きますよね。
でもレイチェルはムスッとしていて、開ける気全然なさそうなので、ロスが気を利かせて(笑)、箱を開けてあげてます。
このスリンキーの歌は、恐らくCMソングだと思うのですが、そうやって歌を歌って何とか盛り上げようとしたけど、レイチェルは余計に怒ってしまったようです。
ロスの捨て台詞に笑えますね。
ロス: Hey, Gunther. You got stairs in your place? Go nuts. (ねぇ、ガンター。君の家には階段がある? これで大いに楽しんでくれ。)
nuts は「気が狂った、夢中で」という意味。
go nuts は「夢中になって、熱を上げて」という意味です。
何の変哲もないおもちゃのようですが、これが階段をくにょんくにょんしながら降りていくのを見ていると、何だか目が離せなくなりそうですね。
こういう単純なおもちゃほど見てると妙にハマっちゃうんですよ。ハマる人は、だけど(笑)。
ロスはいろんな人にプレゼントを買ってきたようです。
ママには何故かジャラジャラした飾りがついたブラウス。
モニカ: Ross, that is gorgeous! Look at these authentic fake metals! Mom's gonna be voted "best dressed" at the make-believe military academy! (ロス、それってゴージャスね! この正真正銘のフェイクメタルを見てよ! ママは、空想上の士官学校のベストドレッサーに選ばれるわね。)
authentic は「本物の」という意味。
でも後に続く言葉が fake metal 「ニセの金属」なので、これは「どこから見てもニセモノにしか見えないチャチなキンキラ」という感じでしょう。
子供のオモチャみたいな感じですかね。
make-believe は「見せかけの、偽りの、空想上の」という意味。
military academy は「(陸軍)士官学校」です。
つまり、勲章がたくさんついた軍服みたいに見えるけど、飾りがチャチでとても本物には見えないから、「空想上の」と言っているのですね。
(Rachからのお願い)
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さすがは人気ドラマ、セリフがよく練られてる(?!)
ここでは架空なので小文字なんでしょうね
台本を見るのも勉強になりますね!
現実にアメリカに存在する「米国陸軍士官学校」だったら、(the U.S.) Military Academy と大文字で表記されるようですね。
上のセリフの場合は、普通名詞として使っている、ということでしょうね。