フィービーのおばあちゃんが登場。
新聞の Obituaries を見ながら、
おばあちゃん: Esther Livingston. Gone! (エスター・リビングストン。逝った!)
フィービー: Hi, Gram. What you doing? (はーい、おばあちゃん、何してるの?)
おばあちゃん: Just updating the phone book. (電話帳を更新してるだけよ。)
obituary は「(新聞紙上の)死亡記事」のこと。
それを見ながら、電話帳に載ってる人が死んだら、名前を鉛筆で消して、使えなくなった項目を削除しているわけ。
ぶ厚い電話帳ですから、そんな電話帳を見ながら電話をかけることなんてそうそうないと思うのに、そんなことしてどーするんでしょう?
初登場から、フィービーのおばあちゃんらしい、天然ぶりを発揮してますね。
あ、でも、もし電話でセールスする会社なら、そうやって更新するのは役に立つかも(?)。
gone は go の過去分詞形で、形容詞として使うと「死んで、逝って、いなくなって」という意味になります。
die や dead の婉曲表現ですね。
フレンズ1-13その3 のチャンドラーのセリフに、"If I go first" 「もし俺が先に逝ったら」というのがあり、そこでも少し go について触れています。
現在完了形の経験を表す典型的な文に、"I have been to N.Y." 「ニューヨークに行ったことがある。」というのがありますね。
これが「行った」ことについて語っているのに、gone ではなくて been を使っているのは、もし gone を使うと、「ニューヨークへ行って、そのままそこにとどまっている、行ったきりになっている」という意味になるからです。
それと同じで、gone が「死んだ」という意味になるのは、「この世からあの世へ行って、もうこの世に帰ってくることはない」からなのでしょう。
パパの写真を見たいというフィービーに、次から次へと写真を出してくるおばあちゃん。
フィービー: I smell smoke. Maybe because someone's pants are on fire! (煙の匂いがするわ。多分、誰かのパンツに火がついてるのね。)
さすがに怪しいと気づいたフィービー。
pants on fire は「尻に火がついて、慌てふためいて」という意味なんですが( pants on fire =尻に火がつく、って英語と日本語、全く同じ表現ですね)、"Liar liar, pants on fire!" と使うと、嘘をついた人を責めるときに使う表現になります。
子供が嘘を言われた(つかれた)時に、「嘘をつくとお尻に火がついちゃうよ。」と言う意味で、"Liar, liar, pants on fire!" と歌うらしいです。
数年前に夜中に、Shiggy (シギー)という名前の外国人のおにいちゃんが、カタコトのようだけど結構上手な日本語で、英語の面白い表現をいくつかピックアップする短い番組がありました。
確か、今週のドラマの見どころを解説する番組なんだけど、それにそういう英語コーナーがくっついてたんだと思います。(フジテレビ系でしたが、関西テレビ(カンテーレ)オンリーの番組のような気がしました。)
そこで、この "Liar, liar, pants on fire!" のことも言ってましたよ。
嘘ついた人には、こうやって歌いながらはやすんだ、ってお手本を見せてくれました。
他には、No can do! (できないよ。)、Beats me! (わからない。)、とか、いろいろためになることを教えてくれた面白い番組だったんですが。
コングラッチュレーションじゃなくて、Congratulations と複数形の s を忘れずに、とかね。
シギーさんが「つんく、間違ってるよぉー!」と言ってたのには笑った。(モーニング娘の「ハッピー・サマー・ウェディング」という歌が、「コングラッチュレーション!」と言って始まるからです・・・笑)
あの番組、また見てみたいなぁ。誰か見たことある方いらっしゃいませんかぁ?
あと、ミーハーな話だけど、 B'z で 「Liar! Liar! 」っていう歌がありますよね。
"You Liar Liar もう信じられナイヤ" と歌詞が韻を踏んでて面白かった!(今日の記事のおまけに、B'z の話をします。興味のある方”だけ”読んで下さい・・・笑)
結局、フィービーがにらんだ通り、買ってきた額縁についてきたモデルの写真を、どれもこれも「これがあなたのお父さんだ」と言ってたわけです。(顔が違うんじゃないのかな?)
そういえば、うる星やつらで、藤波竜之介くんは自分の母親の顔を知らず、竜之介の父になんとか母親の写真を見せてもらうところまでこぎつけたけど、アルバムを見ると、小さい頃の竜之介は、いろんな女性と一緒に写真に写ってる。問いただすと、「母がいないお前のために、自分の店に来たあらゆる女性と写真を撮ってやったのだ。だから本当の母は・・・どれだかわからなくなってしまったのじゃ〜!」と爆弾発言する、というのがありましたね。(んな、あほな。)
(Rachからのお願い)
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(今日のおまけ)
あの頃、私はミーハーだった・・・B'z 編 (興味ない方は、飛ばして下さーい!)
昔、フレンズ2-5その5 の記事で、パフィーがNYの感謝祭パレードに参加した話、そこから私が UNICORN と奥田民生サンが好きだったという話を書いたんですが。
(パフィーは、その人気のお陰で、とうとう米国親善大使に任命されましたね。一体どこまで行くんだ、彼女たちは・・・)
実は、B'z も同じくらい好きでした。( B'z と UNICORN の両方が好きって、珍しいのかな? 曲もそうだけど、私はああいう声質が好きみたいです。)
UNICORN は、ファンの期待をわざとはずすところがカッコよくて、B'z はファンの期待どおりに盛り上げてくれるところがステキです。(矛盾してる?)
UNICORN はねぇ、ブザーが鳴って、コンサートがキャー始まるーっ!て盛り上がってる時に、舞台の袖からダラダラとやる気なさそうに出てくるんですよ。
ファンが好きな初期の曲(Maybe Blue)のイントロをわざとメドレーに混ぜてみて、ファンが最高に盛り上がると、その歌を歌わずに、別の歌に逃げちゃうとか。(でも最後にサビだけ歌ってくれたりするんだけど。)
そうやって、ファンの気持ちをわざと外すところがずるいなぁーとか思うんですよねぇ。
で、B'z はコンサート自体もレーザー光線が飛び交ったりして(笑)大掛かりなんですが、稲葉さんもちゃんとファンが「キャー!」と言いたくなるようなことをわざと言ってくれるんですよね。
もう今夜は稲葉さんのセリフに踊らされていよう・・・みたいな気持ちになれますし。
UNICORN も毎回コンサートに行ってたけど、B'z も毎回行ってました。
ファンクラブにも入ってたしね。(←だってコンサートの優先予約が出来るんだもん・・・笑)
ファンの間では有名な、「Love Phantom」で稲葉さんがバンパイアの扮装をしてダイブするのも、この目で見たぞっ!
これは本当にびっくりした〜。
「あれってトリックだよねー、誰かスタントの人がやってるんだよねー、まさか本人飛び降りてないよねー・・・」みたいな妙なざわざわした空気が客席に流れてて・・・。
その後、しばらくの間があって、「ねがい」のイントロに乗って、マラカス振りながら下からせり上がってきた稲葉さんを見た時は、ホッとしたなぁ。
演出に決まってるんだから、復活しないはずはないけどね。ははは。
マニアな面はよくお見せするので、ちょっとは女の子らしいミーハーな一面もお見せしようかと思って・・・(別に見たくない・・・でしょうね。)
あと、一言だけ。「love me, I love you」のPV(Promation Video)でのスーツ姿の稲葉さん、史上最高にかっこいい!!(CDTVの過去の映像でこれが映ると、「きゃー、稲葉さぁーん!」とテレビに向かって手を振る私、それをあきれて見る主人・・・)
ベスト盤の PleasureUもいいんだけど、早く、PV集DVDを出して下さい! 20周年には出るかな?
(ここまで読んで下さった方、ありがとう!)
そうそう、アメリカの新聞には、obituary や 結婚の報告など、
普通の人が載っています。家族や本人が新聞社に連絡します。
Maybe Blueは懐かしいですね。そういえば、カラオケが苦手なんですが、UNICORN は歌いやすくて助かってます。「すばらしい日々」なんか歌いやすい。「働く男」「フーガ」は聞くのは好きだけど、歌うのは恥ずかしいw
べりーべすとおぶゆにこーんは、今でもきっちりMP3に常駐していて、むりやり元気を出したい時に使用されます(笑
B'zは最近むしろ、初期のアルバムばっかり聴くようになりました。ぶれーくするーとかRISKY、はてはういっくどびーととか。
あと今の時期だと、いつかのメリークリスマスとかかなあ。
高校時代にテープが3本ぐらい擦り切れるまで聴いたアーティストが、今でも現役で頑張ってるってのは嬉しいような歳取ったような・・・昨夜NHKで徳永英明みてからやや感傷的?
と、こんなコメントばっかだとあれなので少しだけ英語。
goneといえばpast awayもセットで覚えます。
それからもっと大事な、「(誰かが亡くなったって聞いた時の)ご愁傷様です」ってみなさんどう言います?
私は、周りのネイティブが「I'm (very) sorry.」って言ってたのでそれを真似してます。これであってるんですかねえ?
(思いつきで勝手振り。Rachさんすみません^^;)
そうなんですか、普通の人が載ってるんですね。私はこのおばあちゃんの行動を、ふ〜ん、と思ってみてたんですが、よく考えたら、電話帳を更新してるくらいだから、近所の(同じ州内の?)人の訃報なわけですよね。そう言われれば、日本の新聞(全国紙)の訃報は有名人とその家族しか載りませんから、電話帳の更新はできないなぁ(笑)。
アメリカの新聞は、ローカル色が強いわけだ。ニューヨークタイムズ、ワシントンポスト、ってみんな地域の名前がついてますもんねぇ。
さっき調べたら、全国紙って、USA Today くらいだそうですね。知らなかった・・・。(日本に住んでると、この程度の知識なんですよ・・・泣)
あ、上に書いたこと、どこか間違ってたら、教えて下さい。(そういうことを肌で感じられるKopyKatさんの環境が羨ましい・・・)
私の無駄話にお付き合い下さり、ありがとうございます!
satさんが奥田民生ファンだとは!(確かに、B'zファンだったら驚きます・・・と思ったら、その下のコメントのほっとあーるぐれいさんは男性なのにB'zお好きみたいですが。)
Maybe Blueをご存知とはすごい。まだシングル出す前のファーストアルバムの曲なのに。(ベスト盤にはちゃんと入ってる人気曲ですけどね。Sugar Boy も好き!)
あの頃はタテノリで、たみーも頭ツンツンして可愛かったですよぉー。「すばらしい日々」は歌いやすいですよね。あれを聞くと解散を思い出して泣けてきます。「フーガ」はかなり変わった曲なので、歌いにくそうですけど・・・(笑)。
♪社長は若いくせして、仕事もしないで遊ぶ♪、♪3年2ヶ月のいわゆる一人旅♪、ですね。(歌詞の著作権問題は見逃して!)
The Very Best of UNICORN は私のiPodにも入ってますよ!
そうそう、私の書き方がちょっと不明瞭だったですけど、実はたみーもB'zも最近の曲はほとんど知らないんです。CDTVで聞くサビくらいしか知らないや(笑)。子供が出来てからは(いやよく考えるともっと前からだ・・・)コンサートにも全く行ってませんし、B'zのファンクラブも退会しました。(チケット優先予約が目的だったから・・・笑)。
赤ちゃんがいると出歩きにくいというのはあるけど、まぁ、そういう年齢になってちょっと興味が薄れてしまった、というのが真相でしょうねぇ。
私もB'zにハマったのはBREAK THROUGH から。RISKY, IN THE LIFE, RUN に入ってる曲は、今でも完璧歌えます。The 7th Bluesあたりからちょっと曲の記憶が怪しくなって、LOOSEが私のわかる最後くらいです。最後に行ったコンサートは、大阪ドームでの、LIVE-GYM Pleasure '97 "FIREBALL"ですね。(コンサートのタイトル言われても、ファンしかわかんないか・・・笑)
初めて見たコンサートで、稲葉さんが白い紙を蹴破って出てきてLADY NAVIGATIONを歌ったときは、本当にぶったまげました(笑)。うん、でもやっぱりノリノリで楽しかったな。結構トークも面白いんですよ。
徳永英明は妹が大ファンでしたね。私は「Rainy Blue」「夢を信じて」「壊れかけのRadio」「Wednesday Moon」とかが好き。
ところで、またツッコミ入れちゃうんですが、past away ではなくて、passed away かと思われます(笑)。
past は「過去」、past tenseだと「過去形、過去時制」なので、確かに紛らわしいですが・・・。
pass 「目の前を通り過ぎて」 away 「どこかへ行ってしまう」ことから、そういう意味になるんでしょうね。
ご愁傷様は、I'm sorry. でいいみたいですよ。よくネイティブは相手のつらい状況に同情した時に I'm sorry. って言いますが、最初は「どうしてこの人は謝ってるんだろう?」と不思議に思ってました。事故を起こした時などにI'm sorry.を使うと、自分に非があると認めることになる、と聞いてから、どうもこの言葉は簡単に使いにくいんですが、誤解を招く状況でなければ大丈夫みたいですね。
私が知ってる限りは、「ご愁傷様です、お悔やみ申し上げます」の表現は、
I'm sorry for your loss. とか、
Please accept my sincere condolences. とかでしょうか?
ご愁傷様は、I'm sorryですよ。特に不幸を聞いてすぐに何か言わなくてはいけない時は、それで充分みたいです。もう少し、時間的余裕があって、かしこまった状況の時はPlease accept my sincere condolences.でしょうか。
日本で言う全国紙はアメリカではUSA Todayぐらいでしょうか。New York TimesとかWashington Postは全国で買うことは出来ますけど。後はほとんど地域紙です。しかも州単位と言うよりは市町村や郡単位です。だいたい三部から五部構成になっていて、第一部全国ニュース、第二部地域ニュース、第三部生活情報、第四部スポーツ・・・みたいな感じです。地域の人の訃報や結婚がのっているのは地域ニュースのコーナーです。時々新聞の1面全部が訃報欄になる時もありますよ。
しかしまたもや恥ずかしい勘違い。
しかもこれ、以前にも誰かにつっこまれたなあ。
でもpastと passedを聞き分けるのなんてムリです!(言い訳
歳をとると、覚えるのが苦手になりますが、それ以上に「メモリの上書き」が苦手になりません?一旦覚えた間違いを修正するのに、覚えるのの三倍ぐらいはかかりそう。
しかしそれにしても・・・
そろそろ黙っとこうかなぁ・・・。
お久しぶりです。コメントお待ちしておりましたよ!
いつも詳しい現地情報をありがとうございます。
「ご愁傷様」は、やっぱりとりあえずは(?)I'm sorry. でいいんですね。
新聞は市町村や郡単位なんですか・・・。地域ニュースって面白そうですよね。アメリカは国土が広すぎて、全国のことを書いてもしょうがない、というのもあるんでしょうねぇ。
新聞の1面全部が訃報欄って・・・想像つきませんね、日本では。
past と passed を聞き分けるのはムリですね、確かに。
それよりも、ほっとあーるぐれいさんは、英語を先に耳から覚えてるわけで、それって我々の日本語習得の方法と同じじゃないですか!
いいなぁ、そんな風に覚えられて。
私も小学生の頃、作文で「やもうえず」と書いたら、母に「やむをえず(已むを得ず)」でしょ!ってえらく怒られた記憶があります。
(小学生の作文で「やむをえず」を使って何を書こうとしてたのかは思い出せないけど・・・笑)
「メモリの上書き」ねぇ・・・でもやっぱり私は「名前をつけて保存」する方が苦手だ。もう新しいもの、全然覚えられないですよ。覚えてるのは、昔のことばっかりで(←私はおばあさんかっ)
あ、コメントやめないで下さいね。何だか趣味が似てるみたいですし、コメントのやり取りがいい息抜きになってますんで。(最近、コメントに力が入りすぎてるような気もするが・・・)
私もB'z大大大好きなんですよ〜〜!!!!だから思いがけないところでB'zを見つけて思わずコメントしてしまいました(>_<)もう稲葉さんが私の原動力の全てです!去年はライブ4回行きました・・。。私はまだ現在進行形で大ファンな感じですね〜。
憧れのRachさんと意外な共通点があって嬉しかったです☆
これからもブログ参考にさせて頂きます!頑張ってくださいね!!
以前のコメントでは、1話ずつ読んで下さっているとのことでしたね。もうここまで読まれたんですか。お疲れ様でした。
これからますます文章が長くなって、さらに読むのが大変になると思いますので、軽い気持ちで(?)読んで下さいね。
それで、B'z!!! ですか。それも「現在進行形で大ファン」だなんて〜。ライブ4回も行ったなんて〜。素敵だわ〜。
「稲葉さんが私の原動力の全て」って、よくわかります。「全て」と言い切っているところに、みぃさんのものすごい愛情を感じますね。私は上の記事にも書いたあのスーツ姿が「史上最高最強にかっこいい」という持論は未だに変わっていませんよ(笑)。
稲葉さんって私より年齢が上ですが、いつまで経ってもスリムだし(笑)、パワフルなところは変わりませんよねぇ。結構MCも面白いでしょ? 稲葉さんの「可愛いらしい」部分が見え隠れして、ファンとしてはたまりません(笑)。
彼の歌い方はすごく特徴があるんだけど、真似しようと思うと難しい。ワン・アンド・オンリーな感じがします。
私は上にも書いておりますように、10年前までは「大ファン」をやってました(過去形で残念)。今でももちろんテレビで見たら「稲葉さ〜ん!」って手を振ってますけど(爆)。大学生から社会人の頃はコンサート行くのが楽しみでねぇ。それも大きな会場ばかり(大阪城ホールとか大阪ドームとか)で観客の人数もものすごいので、それはもうえらい盛り上がりで、ライブの後の爽快感は格別でした。
B'z のことを思い出して、元気が湧いてきたぞ。これからも頑張ります!!
P.S. 最近、私の胸に染みる、B'zの歌詞をご紹介します。
♪もし生まれ変わったらなんて、目を輝かせて言ってたくない♪
(Pleasure'91〜人生の快楽〜 より)
そうなの、私の人生、まだまだこれからなのよっ、ね、稲葉さん?(笑)