セントラルパークの外で待ち合わせをしていたチャンドラーとジョーイ。
ジョーイ: Phoebe here with the cab yet? (フィービーとタクシーはまだここに来てないのか?)
チャンドラー: Yeah, she brought the invisible cab. Hop in! (あぁ、フィービーは透明なタクシーに乗ってきたよ。さあ、飛び乗れ!)
チャンドラーが一人で寒いところに突っ立って退屈そうにしているのだから、フィービーの車が来てないのは明らか。
それなのに、「まだ来てないのか?」と当たり前の質問をするので、「透明な車が来てるよ。」と、これもお決まりの返事をしていますね。
だけど、このギャグは、チャンドラーにしてはヒネリも何にもないつまらないギャグですよねぇ。
チャンドラーも、つまらなそーな顔で言ってますので、特別面白いギャグとして言ってるつもりはないようです。
きっと待ちくたびれて、いつもの冴えが出ないんでしょう。
hop in は「車に飛び乗る」こと。
同じ「乗る」でも勢いよく「飛んで」乗る感じです。
ところで、おばあちゃんもフィービーに車を貸す時に、cab(タクシー)と言ってたんですが、ここでもタクシーと言っています。
実際、フィービーが乗ってきたのは Yellow Cab(イエローキャブ)のタクシーですね。
どうして普通の車じゃなくてタクシー?? という面白さもあるのでしょう。
ところで、アメリカで代表的なタクシーと言えばイエローキャブですが、これはニューヨーク市を走っている車体が黄色のタクシーを指します。(アメリカで最大のタクシー会社の名前が Yellow Cab というらしい。)
決して、サトエリとか小池栄子のことではありません(笑)。
イエローキャブというのは、イエロー=黄色人種、キャブ=誰でも乗せる、という連想から、「外国人男性なら誰とでも寝てしまう日本人女性」を指す蔑称としても使われますが、それをあえて事務所の名前にしてるところがすごいと言うか何というか・・・。
彼女たちはバラエティなどにもよく出演していて、性格があっけらかんとしている人が多いようですし、セクシーさが魅力だと言っても、同性の私から見ても別にいやな感じはしないです。
個人的にはみんな面白いキャラだと思うのですが。あのスタイル、羨ましいし・・・。
小池栄子さんは、NHK大河ドラマ「義経」の巴御前を、とても魅力的に演じていて、なかなかのハマリ役だったと思います。
フィービーが持っていたメモを見て、
チャンドラー: "Brake, left. Gas, right"? (ブレーキ左。アクセル右?)
フィービー: That's my cheat sheet. (それ、私のカンペなの。)
チャンドラー: Where's my seat belt? ((俺の)シートベルトはどこ?)
フィービー: Oh, no, no, that side doesn't have one. The paramedics had to cut through it. (あぁ、そっち側にはシートベルトはついてないの。救急救命士がシートベルトを切らないといけなかったから。)
gas はガソリン(gasoline)のことですが、step on the gas で「自動車のアクセルを踏む、スピードを出す、急ぐ」という意味になります。
アクセルを踏んで、ガソリンが噴出してエンジンを動かし、スピードが出る、という意味でしょう。
ですから、gas だけで「自動車のアクセル」という意味にもなるのです。
cheat sheet は「カンニングペーパー」のこと。cheat は「・・・をだます」という意味ですが、そこから「ごまかしや不正をする、カンニングする、(配偶者などに隠れて)浮気をする」という意味にもなります。
日本語の「カンニング」は cunning(発音は、カンニングというより、カニングが近い)から来たようですが、これは「狡猾、ずるさ、悪知恵、狡猾な、ずるい、悪賢い」という意味になります。
これから車でドライブするというのに、フィービーはブレーキとアクセルの位置もカンペがないとわからないらしい(笑)。
そりゃチャンドラーも焦るでしょう。
慌ててシートベルトを探すと・・・ない!
それだけでも笑えるのですが、そのシートベルトのない理由が、
「救急救命士が切ったから」
つまり、大きな事故があって、ケガ人(もしくは死者?)を救出するのに、ベルトを切る必要があったのだ、と言っているのですね。
助手席は車の事故の時に一番危険だと言いますが、チャンドラーもそれを思い出して、後ろの座席に乗り換えてしまいます。
paramedic は「医療補助員(看護師、検査技師など)、(医師不在の時に応急手当のできる)救急救命士」という意味です。
para- という接頭語は「補助的な」という意味を表します。
(Rachからのお願い)
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元々は「YellowでCheapでEasy to find, catch(pick up), and sleep withでComparatively safe」だったかららしいです(酷いですよねえ
そういう時代もあったんですね。
古いといえば、以前"PDQ"というacronymを聞いて、全く意味がわかりませんでした。今風に言うとASAPって事なんですが、使うのは45歳↑の人に限られるようです。30歳以下だと、わからない人も多いみたい。親が子供に言う時によく使われていたようです。
あまり良い単語を使っていないので、何の省略かを書くのはやめておきます。すぐに見つかるとおもいますし^^;
私、PDQって初めて聞きました。確かに辞書に載ってますねぇ。
「あまり良い単語を使ってない」とおっしゃるので、エッチな単語かと思ったら・・・違った(笑)。
ちゃんと隠してたつもりだったのに(笑
こういうやや古い表現や、文法的に正しい文章を使うと、ご年配の方と仲良くなれます。英語もケースバイケースで使い分けですね。
そういえばついに「ハートで感じる・・・」を見ちゃいました。あの日本人の女の子がとってもタイプで思わずまじまじと。目の下のホクロとかとってもいいです(見るところが違う
確かに、ご年配の方は喜ばれるでしょうねぇ。「外国人なのによく知ってるねぇ、今時珍しい子だねぇ」って可愛がってもらえそうです。
(日本でも、今やきれいな日本語をしゃべるのは、外国人留学生だけとか言う冗談もよく聞きますし・・・)
いとうあいこさん、可愛いでしょ? 私もファンですよ。学生時代、英語が得意科目だったそうなので、見ていて好感持てますよね。「全然わっかんなーい」とかいう人が出てきても、見てる方もつらいですから。彼女、戦隊もの(アバレンジャー)に出てたんですよ。その時から、可愛かったです。
心の底で「りめんばーぱーるはーばー」とか思ってたらどうしようって^^;
でもそういう人はもうほとんど居ないみたいですね。
一番仲の良いおじーちゃんは、戦争の時飛行機乗りだったらしく、戦争のメモリアルイベントに呼ばれていって、帽子を買ってきて、その帽子を私に嬉しそうに見せびらかします。かといってぜんぜん日本や日本人を非難しているわけではないんですよね。
ほんと、面白い国だなあと思いました。
しかしそれにしても、アバレンジャーみとけばよかったなあ(オチ
やはり戦争中は日系人の方たちはいろいろとご苦労されたようですが、今、日本をそんな風に見てる人は少ないんでしょうかねぇ。
アバレンジャーはレンタル屋さんにもあるんじゃないでしょうか?ミニスカートで可愛いのになぁ・・・。ある意味、借りるのにかなり勇気が要りますか?
劇中では「らんる」ちゃんっていう名前です。その名前がまた可愛い。思わず、うちの娘の名前候補にするところでした(妊娠中に放映してたので)。でも同世代の母親たちにバレバレなので、やめました(笑)。
オタクそのものになっちゃいますから^^;
再放送を待とうっと!
人に言われるまでもなく、大いに自覚してますけど(笑)。
まぁ、デカレンジャーの場合は、「息子が大好きなんで・・・」と言えば済む話なんですけど、私の場合は「あの作品は脚本が素晴らしくて・・・」とかますますおたく的発言をするので、フォローのしようもなかったりする・・・(笑)。