食事を用意中のモニカに話しかけるロス。
ロス: Come on, just tell me. Please, please! (ねぇ、教えてよ。お願い、お願いだから!)
モニカ: For the 16th time: No, I do not think you're obsessive! (これで16回目よ。いいえ、ロスは執拗じゃないわ。)
obsessive は「考えが取りついて離れない、執拗な、強迫観念に取りつかれた」という意味。
obsession だと「妄想、強迫観念」という意味です。
自分が書いた欠点リストのことでいつまでも怒っているレイチェルに、「僕の欠点リストを書いたらすっきりするよ。」とアドバイスしたら、レイチェルにいろいろと欠点を挙げられてしまったロス。
その中に obsessive があったのですが、そのことを気にして、モニカに「僕は obsessive だと思うか?」と質問したことが、モニカの答えからわかります。
モニカは16回も同じことを尋ねられてキレかけてますね。
やっぱりロスは「いつまでも言われたことを気にする」タイプだということだ(笑)。
そんなにしつこく聞かれるなら、「えぇ、ロスは obsessive よ。」と返事すれば良さそうなもんですが、そんなことを言うと今度は、「どのへんが? どんなふうに?」とまた質問攻めになるのがわかっているので、その話題を忘れさせようとしているんでしょうね、モニカは。
その辺りは、兄妹なので、兄の性格はよくわかっているんでしょう。
確かにロスは、何か悩み事があると、いつまでもウジウジ考えるタイプです。
そこをズバリと指摘されると、ますますウジウジと考えちゃうでしょうね(笑)。
暖房器の調子が悪いので、ロスが直そうとしたら、ノブ(つまみ)が取れてしまいました。
モニカ: Here, let me try. (ちょっと、私にやらせて。)
ロス: That's right. I forgot about your ability to fuse metal. (そうだね。モニカが溶接技術を持ってること忘れてたよ。)
モニカ: Hey, it's Funny's cousin...Not Funny! (ちょっと、それって、「面白い」の親戚くらいね・・・「面白くないさん」って感じだわ。)
fuse は「(金属などを)溶解させる、溶かす、(核を)融合させる」という意味。
fusion はそれの名詞形で「溶解、融合」という意味ですが、「(音楽の)フュージョン(ロックをジャズを融合したジャンル)」という意味もあります。nuclear fusion だと「核融合」ですね。
修理してみる、と言ったモニカに、「溶接するしか修理する方法がないのに名乗り出たということは、モニカは溶接技術を持ってるんだね。」とロスは返しているんですね。
次のモニカのセリフは日本語に訳すのが難しいですが、そのロスのセリフが「Funny氏のいとこ」の「Not Funny」氏だ、と言っています。
ロスは面白いと思って言ってるようだけど、”「面白いの親戚」くらいだ、それも「面白くない」という名前の親戚ね。”と言って、ロスの言ったことは全然面白くないわよ、と言っているのです。
radiator は「ラジエーター、(熱湯や蒸気をパイプに通す、または電気の)暖房器」のことです。
(Rachからのお願い)
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ここ(16回目)はforなんだあ。
やっぱネイティブの会話はためになりますね。
確かに for ですねぇ。
これって、
for the first time 初めて
for the second time 二度目に
・・・
が16回目に来たら、
for the 16th time になるってことなんですよね?
そぉかぁー。なるほど。
asking for の forだけ残ったのかなあとか見当違いな事を考えたり・・・
なのでここはRachさんの意見で丸覚え発動(笑
間違ってたら、どなたか早めに訂正ねがいます(他力本願