ジョーイ: My agent called with an audition for Days of Our Lives! (俺のエージェントが「愛の病院日誌」のオーディションが受けられるって電話してきたんだ。)
フィービー: Kick ass! We have to celebrate! We should do a soap opera theme. (やったわね。お祝いしなくちゃ! ソープオペラをテーマにしたお祝いをね。)
チャンドラー: We could all sleep together, then one of us could get amnesia! (みんながそれぞれ関係を持って、それからその中の一人が記憶喪失になるっていうのはどう?)
soap opera とは、平日の昼間に放映しているテレビの連続メロドラマ(昼メロ)のこと。
昔はスポンサーが石鹸会社であったため、ソープオペラと呼ばれたそうです。
日本の昼メロは全く見ないんですが、日本でも提供は石鹸会社や洗剤会社のような気がしますね(←未確認ですが)。
専業主婦は昼メロ好き、という定説がありますので(本当にそうなのかな? 私は真珠夫人も見てなかったぞー!)、専業主婦がよく使う製品の企業が番組のスポンサーになるのでしょうね。
愛の病院日誌(Days of Our Lives)はNBCのソープオペラの名前です。(私も後から実在する番組だと知って、びっくりしました。)
レイチェルを演じているジェニファー・アニストンの父親ジョン・アニストンが出演していたそうです。
だから、内輪ネタ(楽屋オチ)として、ここで使っているんですね。
チャンドラーが言うように、ソープオペラは、登場人物が複雑に関係して(三角関係とか四角関係とか? さらには意外な人が兄弟だったり親子だったり)、愛憎が渦巻き、事故で記憶を失うとか、誰かが死んでしまうとか、そういうドロドロした展開が売りだったりするようです。
その辺も、日本の昼メロと似てる。というか、日本の昼メロはソープオペラの設定をそっくりそのまま受け継いでいるのかもしれません。
どこの国でも、女性はこういうドロドロした恋愛ドラマが好きなのかなぁ?
フィービー: When do you get off? We'll do something tonight. (レイチェルはいつ仕事が終わるの? 今夜はあることをする予定なのよ。)
get off はご存知「(バスや電車から)降りる」です。
そこから「(仕事を)やめる、終える、(仕事から)解放される」という意味にもなります。
バスから降りる時は、"Getting off, please!" や "I'm getting off here." などと言いますが、get off というと思い出すのが・・・。
確か落語のネタでしたが、英語をしゃべれない人がアメリカでバスに乗った時に、「降ります」の "I get off." を「揚げ豆腐」(アゲドウフ)と覚えたらいいと言われ、「あげとうふ、あげとうふ・・・」と言っていたら、肝心な時に度忘れして、「ゴマ豆腐」と言ってしまった・・・というオチなんですが・・・。
このネタが面白いかどうかはともかく(笑)、これで「降りる」が get off だということは忘れませんね、きっと。
レイチェル: I'm sorry. You'll have to get used to the fact that I will not be dating Ross. (悪いけど、私はロスとはデートするつもりはないって事実に慣れてもらわないとね。)
get used to... は「・・・に慣れる」という意味。
used to... は「昔は・・・したものだった」という意味です。
よく似ていますので、間違えないようにしましょう。
(Rachからのお願い)
今回の記事、面白いと思われた方は、下のランキングサイトをクリックして下さい。
人気blogランキング
にほんブログ村 英会話ブログ
楽しく拝見させていただきました!
また勉強にこさせていただきますので
よろしくお願いいたします。
ご訪問&コメントありがとうございます。
貴ブログも拝見させていただきました。
お互い、ためになる英語学習法をいろいろと示していけると良いですね!
これからもよろしくお願いいたします。
(レイチェルはいつ仕事が終わるの?
今夜はあることをする予定なのよ。)
このフィービーのセリフは
「今夜はみんなで何か(お祝いを)やりましょうよ」
って感じだと思います
まずフィービーはジョーイがオーディションを受ける事を
知ったばかりで予定を立てる時間もないはず
それと英語では "are going to do" ではなくて
"will" になっている点です
will は「その場でパッと決めたこと」、be going to は「以前から考えていたこと、予定していたこと」という違いが確かにありますよね。
電話や玄関のピンポンが鳴った時には、I'll get it. 「俺が出るよ。」になって、これが I'm going to get it. だったら、それが鳴るのがその前からわかっていたみたいでおかしい、というようなことですね。
確かに「予定なのよ。」という日本語訳は適切ではありませんでした。
「…しようかな、と思って。」くらいの感じでしょうか。
ジョーイがオーディションを受けられる、という話をして、フィービーが「お祝いしなくちゃ!」、チャンドラーが「記憶喪失」のセリフを言った直後に、
フィービー: When do you get off? We'll do something tonight.
ですから、
今、何かお祝いをしようってちょうど思いついたとこなんだけど、お祝いする話がちょうど出ているところなんだけど、程度の「今決めたこと、しようという意思」を意味しているのでしょうね。
ご指摘ありがとうございました。