レイチェル: Isn't he sober? (ボビーはしらふじゃないの?)
モニカ: Oh, he's sober all right. Turns out that Fun Bobby was fun for a reason. (えぇ、彼は全くのしらふよ。ファン・ボビーがファン(楽しい人、面白い人)だったのには理由があったことが判明したわ。)
sober は「しらふの、酒を飲んでいない」という意味。
turn out は「結局・・・であることがわかる」、for a reason は「とある理由で、故あって」という意味です。
つまり、酒をやめたボビーはもう Fun Bobby (ファン・ボビー、楽しいボビー)ではない、お酒のお陰で彼は Fun Bobby だったのだ、というのがわかったということ。
ボビー: You wanna hear something funny? There are no hardware stores open past midnight in the Village. (面白い話が聞きたい? ビレッジには真夜中を過ぎると、開いてる金物屋が一軒もないんだ。)
フィービー: That is funny. (それ面白い。)
ボビー: I needed to buy a hammer and I'm out walking around the neighborhood. But apparently there are no hardware stores open past midnight in the Village. (僕はハンマーを買う必要があったんで、近所をうろうろ歩き回ったんだ。でも、どうやら、ビレッジには真夜中を過ぎると、開いてる金物屋が一軒もないんだ。)
hardware は「金物(かなもの)類」という意味。
a hardware store だと「金物店、金物屋、工具店、ホームセンター」です。
hardware には、日本語にもなっている「ハードウェア(電算機などの機材・設備の総称、ソフトウェアに対する語)」という意味もありますね。
Village は Greenwich Village (グリニッチビレッジ)のこと。
ワシントンスクエアを中心にした地域を指し、”ビレッジ”と総称されます。
他にもイーストビレッジという場所もあるのですが、ビレッジというと、グリニッチビレッジを指します。
面白い話をすると言っておきながら、話題は真夜中にハンマーを求めて歩き回った人の話(それも自分の体験談)でした。
それに、ボビーのしゃべり方も、何だか怪談を語ってる人みたいですよね。
声のトーンも低くゆっくりだし、「開いてる金物屋が一軒もないんだ。」と二度同じ文章をしゃべっています。
これって、「どこかで女のすすり泣く声が聞こえた。太郎はまた歩き始めた。するとまた、どこかで女のすすり泣く声が聞こえた。」という感じで、何度も同じ文を繰り返すことで、怖さを演出しているのかもしれませんね。
Fun Bobby が Dull Bobby になってしまったのは自分のせいだと言うモニカ。
フィービー: He's probably always been dull. You just, you know, set it free. (多分、彼は常に面白くない人なのよ。あなたは、ほら、それを解放しただけよ。)
has always been で「いつもずっと・・・の状態である」という継続を表します。
dull は「鈍い、退屈な、面白くない」という意味。fun と対をなしていますね。
set ... free は「・・・を解放(釈放、自由の身に)する」という意味。
フィービーは、ボビーは本質的には dull なタイプで、モニカが「彼のお酒をやめさせた」ことで、その「退屈な彼の本質」を表に出させた、と言っています。
私はお酒を飲まないから、お酒のことはよくわからないんですが・・・。(今日の記事のおまけは、「お酒の話」を書きます!)
普段はおとなしい人が、お酒を飲むと急に乱暴になったり大胆になったりする人もいますよね。
確かに「解放された」という感じもします。
まぁ、体に悪いほど飲まなければ、たまには鬱屈したものを発散させることも必要かもしれません。
ボビーの場合は、お酒ですが、これがもっとエスカレートして、麻薬とかに手を出さないだけ良かったのかもね。
(今日のおまけ I don't drink. 「私は下戸なのだっ!」)
本当にお酒類を飲まないんですよね、私って。
「一滴も飲まない」というのはちょっと大袈裟なような気もしますけど、コース料理で出てきた食前酒を tasting する程度にちょこっと飲む程度なんですよ。
うちのダンナさんも全く飲まないので、うちの家にはアルコール類が全くないんですよね。料理酒と調理用ワインしかないんです、マジで。安上がりでいいけどね・・・(笑)。
でも外国に行くとこれはちょっとひんしゅくみたいで、新婚旅行先のフランスのレストランで "Mineral Water, please." と言ったら、いやーな顔をされました。
外国でお酒を注文できないのはかっこ悪いと思った二人は、お土産にワインを買って、これからはちょっとでも飲めるように頑張ろうね!とか言ってたんですが、それも封を開けることなく、他の人に譲ってしまいましたねぇ・・・。
飲める人にしてみれば、「人生の喜びを知らない」みたいに思われるのがちょっと寂しいんですけど・・・。
ダンナさんがお酒を飲まないと、「酒に酔った勢いで」女性をお触りした(笑)ってこともないから、その点では助かってます(!?)。
会社員時代、私はお酒を飲まなくても、飲んでる人と同じテンションでカラオケを歌っていたので、誰も私がしらふであることを忘れているようでした(笑)。
(Rachからのお願い)
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鈍痛がdull painで、刺すような痛みがsharp pain。
生活の中でも会話の中でも、こういう形容詞はすごく使えます。
自分が痛い状況に陥ってる場合には、これをきちんと伝えないと相手(お医者さんとか)も対処のしようがないし、話の中で痛みを伝える場合でも、例えば単に"terrible pain"とするよりは、"terrible sharp pain, it was horrible!"とした方が、より臨場感が出て良いと思います。
特にこの2つの単語は、すごく”音が体を表してる”単語だという気がするので、好きですねぇ。
それから冒頭の"for a reason"。
より頻繁に使うのは"for some reasons"の方だと思います。
こちらだと”とある理由で”という感じ。そこから考えれば"for a reason"の意味がつかみやすいと思います(”明白な一つの理由”というようなニュアンス)。
someの方は、話をしている時、理由を言いたくない場合や、説明するのがめんどくさい場合に使います。それから、話が長くなりそうな時に細部を省略するのにも使えます("anyways"と少しかぶったような使い方ですね)。
He quit drinking for some reasons.
とすれば、彼がお酒をやめたというfactが先にあって、その"理由"を、この話者は
(1) 知らない
(2) 知ってるけど言いたくない
(3) 大事な部分ではないだと思っている
(4) あなたに説明する必要が無いと思っている
(4) 今は言いたくない・言うべきでない(意外と多い
(5) 知ってるふりをしてる(笑
という状況のいずれかだと思われます。
そこを読んで、それ以上突っ込むべきかどうか、どこに話をもっていくかを決めるのは、これはもう言語の問題じゃないですね^^;
外すと痛い目に会うんですよねえ・・・
日曜日なのでまじめにカキコ。
記事の自由度が広がって楽しいです。コメントも書きやすいしw
私はお酒を飲んでも変わらないタイプで、かえってテンションが下がることもあります。体がお酒に向かないのかも知れません。でも、寝酒に毎晩飲んでますけどね。
人気ブログランキングから立ち寄らせてもらいました。
ブログ読ませていただいて、参考になったので、
応援のクリックと感謝のコメントさせていただきました☆
これからもブログの更新期待してます♪
私は量はたくさんは飲めないんですが、お酒は好きです。でもウイスキーやビールは自分には合わなくて、おもにワインです。あとシャンパンも大好き。おいしいのにめぐりあうと、あー、生きてて良かった・・って思いますよお。飲むと楽しい気持ちになりますね。にこにこ。ハッピーという感じです。
ホントにまじめなカキコだ・・・(笑)。
痛みを表現する単語はたくさんありますが、それって大事ですよねぇ。
頭痛でも、throbbing(ズキズキ)とかsplitting(割れるように)とかつけた方が臨場感ありますしね。
sharpもdullが「音が体を表す」単語だというのはよくわかります。dullの発音は「ダル」ですから、日本語の「だるい」とか「鈍感、鈍痛」などのダ行の音で感じが似てますしね。
someの話ですが、今度の「ハートで感じる英文法」のタイトルは「some & any−正確にあらわす−」だそうです。事前にテキストを読んでみましたが、ほっとあーるぐれいさんのおっしゃるsomeの感触がわかるような気がしますね。番組のキーワードになるのでここではあえて書きませんが、そのイメージは上で挙げられた状況にピッタリ来る感じ。
ところで、'for some reasons'については、私の辞書には何故か'for some reason'という単数しか載ってません(もしくはfor some reason or otherとか)。reasonという名詞は基本的にはUncountableで、具体的なものを指す場合はCountableになるようなんですが、some reasonと単数になるのだとしたら、具体的なものを挙げてるわけではないからでしょうかねぇ?(今まで、全然意識したことなかったんだけど)
テキストには「some+単数名詞」のことも書いてあって、それを読むと、some reasonsではなくて、some reasonである理由がわかるような気がします。いとうあいこちゃんも可愛いことだし(笑)、是非次回の「ハートで感じる」を見てみましょう!
さらにanywaysに至っては、英辞郎に「anywayを誤ってanywaysと言う人がある。」って書いてありますケド・・・どうしましょう?(何だか、口うるさい姑みたいでごめんなさい。コメント辞めないで下さいね、おねがい!)
「今日のおまけ」コーナーを作ったのは、脱線のオタクネタはともかくとして(笑)、私の個人的な話を書いても、興味のない人がほとんどだろうなぁ、と思ったからですね。だから、本文中に長々書くのは気がひけて、「おまけ」にしてみたわけです。
やっぱり毎日書いてるブログだから、自分の日記みたいな部分もあるし、ちょっと思ったことを記録しておきたい気持ちもあるんですよね。後から自分で読んだら面白いだろうなぁと思うし。でも、そういう日記って、かなりコメントのやり取りなどをして、ある程度お付き合いのある人しか興味ないだろうと思います。(私もsatさんの日常生活には興味ありますもん!)
satさんはお酒に飲まれるタイプではないだろう、と勝手に推測しておりました。「かえってテンションが下がる」というのにはちょっとびっくりです。(みんなハイになるのかと思ってた。)
寝酒にちょこっと飲むのはいいみたいですね。よく風邪をひいた時に、卵酒を飲むといいって言いますが、うちのダンナさんはそれが飲めないので、卵と砂糖の入ったミルクセーキを作ります。(←って、子供かい!)
はじめまして。ご訪問&コメント、さらには応援クリックまで、本当にありがとうございます!
現役の東大生さんなんですね。大学にはたくさんの留学生がおられるようなので、英語をしゃべるチャンスには事欠きませんよねぇ。羨ましいです。
若くて頭が柔らかい間に、いろんなことを身につけて下さいね!
これからもよろしくお願いします。
そのテンション高い私を一度見ていただきたいところです(笑)。
agatheさんのブログでは、おいしいお料理がいっぱい並んでいて、「チーズとワイン」とかもありますよね。そういうメニューがうちの家ではあり得ないというか・・・(笑)。
昔、ちょっと高級レストランに行った時に、メニューに載ってたチーズを頼もうとしたら、「できましたらワインと一緒に楽しまれた方が・・・」とか言われて、二人でガックリと肩を落としたことがあります。「俺たちはチーズを食べちゃいけないのかよ!」みたいな。
おいしいものを食べると幸せだけど、やっぱりお酒の楽しみ方を知らないと、損してるような気がするなぁ。
でも、お酒を飲む人って、おつまみが必要とか言いますでしょ? うちはおつまみを作る必要がないので楽かなぁ、とか・・・。(そんなに楽な方へ逃げてばかりでどうする、私!)
コメントやめようかなあ・・・(笑
ちょっと調べてみましたが、全敗ですねぇ。
私の間違い英語を覚えないようにしてください(誰も読んでないか
ま、これもまた勉強ってことで。
最後にちょっとだけ悪あがき。
"for some reason"の代わりに"for reasons"という表現もあるようです。これはこれで感覚が分かって、すごく正しい気がします。
この二つが混ざると、私の間違いになるわけで・・・
まあ実際にこうやって言うネイティブはいる(ハズ!
anywaysは、これはもうたくさん居ます(笑い
私はこの両方を使いますが、意味は全く同じと理解してます。ただ、状況や話の流れ、使い方に合わせて、感情が込めやすい方を使ってます。ぱっと一言で言うと"anyway"はやや軽くて跳ねるような感じ。"anyways"の方は落ち着きたい時に使うことが多いかなあ。
これ両方とも、日本語で言うと「的を得た」みたいな間違いなんでしょうね。イギリス人は特にこういう文法ミスにうるさいって言いますので、イギリス志向の方はお気をつけを(私はアメリカ志向←言い訳
オマケで、同じような例(?)を思い出したので一つ。
お礼を言われた時の"No problem."
これを"Not a problem."という人が居ました。
ちょっとおしゃれで好きな言い方です。
音がこう、跳ねた後に落ち着く感じなのがいいです。
正しいかどうかは知りませんが(小姑恐怖症
ところで、英辞郎は私もよく利用させていただいていますが、ときどき「う〜ん、英語でこういう言い方はあんまりしないなぁ〜」というのもあります。ためしに google で調べてみると、そういう表現を使っているのは、日本の会社だけだったりします。(裏を返せば、多くの翻訳者が英辞郎の表現をそのまま使っているということなんですが・・・。)というわけで、私は英辞郎は慎重に使っています。
For some reason I believe this is grammatical.
は、
I somehow believe this is grammatical.
で、
For some reasons I believe this is grammatical.
は、
Because there are several reasons (to make me think this way), I believe this is grammatical.
ということかもしれません。
anyways は in any case もしくは to any degree at all ではないのでしょうか? 辞書の通り。 一般的ではないようですが。
専門家ではないので大きなことは言えませんが、、、。
僕が本日書いた記事とテーマ(お酒)が似ていたので、思わずの書き込みです。僕もお酒が飲めないので。。
僕はフレンズはシーズン3しか持っていません。ブログを拝見して、シーズン1から見てみたい、という気持ちが湧き上がっています。
おそらく買うと思います(笑)
少し話しに乗せてもらって、anywaysですが、
語学留学中(カナダ)に一人の先生がこのanywaysを繰り返し使っていました。耳についたので質問してみると、その先生は苦笑いしながら
「本来は(文法的には)間違いらしいんだけど、使ってる人は多いんだ」と教えてくれました。意味も一緒だと言っていました。
さあみんなで小姑をやっつけましょう!!
といいつつも、難しい説明はよくわからなかった・・・
ダメですね。
えいじろーは、仕事中に日→英で困った時に引く程度にしてます。英→日はかなり個性的だと思います。ご利用は計画的にという感じでしょうか?
でも助けられることも多いんですけどね^^;
最初にまとめてレスさせて下さい。(後で、個別にも書きますが。)
anywaysの話がすごく盛り上がってますねー!
趣味のネタで盛り上がるのも楽しいのですが、英語の話で盛り上がれるのはとっても嬉しいですよね。ゾクゾクします。(←ヘンなヤツ?)
そもそも私は、anywayのイメージが強くて、自分でも使えそうな言葉の一つです。
何しろ、フレンズのパイロット版(第1話)で、anywayが5回も出てきましたからね。(先ほどスクリプトで数えました。)
話が脱線したのを戻したりするのに便利な表現だと思います。
それで、anywaysというのを私は聞いたことなかったし、いろいろ調べてみたら英辞郎にそう書いてあったので、「間違ってるんじゃないですか?」と聞いたんじゃなくて、「実際はどうなんだろう?」と思ったんですね。
もちろん、ほっとあーるぐれいさんから、anywaysは実際に使います、と言われたら、もちろん「へぇ、そうなんだ。」って何の疑いもなく信じますよ。(このように他の方の援軍がなくってもね・・・笑)
実際に海外に行かれた方が「使う」とおっしゃれば、それはもう間違いなく使うんだと思います。私は身の回りに転がっているヒントから掴むしかしょうがないので、情報が偏ったものになるでしょうからねぇ。
夏目漱石みたいに「その辞書が間違っているんだ」くらいのことは言えるようになりたいと常々思っているのですが。(アニメの本なら、「ここに書いてること、絶対間違ってるよ!」って言えそうなことは何度もありましたけど(笑)、私の英語ってまだまだその程度なんですねぇ・・・泣)
ということで、本当に貴重なご意見、ありがとうございました! これぞブログの醍醐味!という感じです。
「姑」と書いたのに、「小姑」と若くして下さってありがとうございます。(女心もわかってらっしゃるぅー・・・?)
for reasons best known to oneself で「(他人にはわからない)自分だけの理由で、個人的な理由で、その人なりの理由で」というのが確かにありますし、他にも似た表現が「えいじろー」に載ってました。
だからもちろん「for some reasonsという表現は存在しない!」と言ってるのではなくて、よく使われるのはfor some reasonでしょうかねぇ?くらいのつもりでして・・・(小姑が、やっつけられそうだから、ひるんでるんじゃないですよっ!・・・笑)
それから"Not a problem."もありそうですね。私も、such a thing みたいな跳ねる感じって、結構好きだなぁ、うん。
それにしても、他の方もちゃんと我々の息詰まるやり取り(?)を読んで下さっていたんですねぇ。ちょっとびっくり。何だか嬉しいですよね。
例の「オチ合戦」は読まれてるとちょっと恥ずかしい気もしますが・・・。
本質的には優しい義姉さんなはずなので(?)、これからもコメントよろしくお願いします。
P.S. いつもほっとあーるぐれいさんの昼休みコメントに何とか間に合わせたいと思っているのですが、もうすぐ2歳になる娘をお昼寝させてから、いつもブログやコメントを投稿してるんですよ。それで、ちょっと時間が遅くなっちゃうんですよね。残念! 今日も間に合わなかった・・・(泣)。
貴重なご意見ありがとうございます!
英辞郎については、私もいろいろと思うところがあるんですが・・・。
いつもKopyKatさんのブログのコメント欄で、「そのイディオムの意味や語源は英辞郎にはこう書いてあった」とか、すぐ私、言っちゃうんですよねぇ。
KopyKatさんはMeaningを有名な英英辞典から引用しておられるので、そこで私が英辞郎の話を出すのは、ちょっとフィールド違いかも、といつも思ってはいたんです(反省)。
ただ、イディオムって語源がすごく気になるので、それを調べていると、英辞郎にたどり着いてしまうんですよね。
日本の英語学習者には有名な辞書だし、検索早いので、ついつい使ってしまいます。
が、実際のところは、あれはいろんな人が集めたデータベースという感じで、私も英語使用者または学習者のメモを見せていただいている、みたいな感覚で使ってます。普通の辞書にない言葉などがあったりすると、その説明が一言でもヒントになったりするので参考にはなってます。
新しい言葉とかがたくさん入っているので、ドラマの解釈では役に立つことが多いのですが、実際にどう使うかなどの用例は、別の英和辞典で調べています。「英辞郎は慎重に使う」というのは、全くおっしゃる通りですよね、よくわかります。
(日本の会社だけしか使ってない表現がある、って面白いですね! それほど日本の英語業界を席捲してるんだ・・・)
久しぶりにF.D.J.さんからコメントいただけて嬉しいです! F.D.J.さんの鋭いツッコミがないと何だか物足りなくて、寂しい日々を送っておりました(私って、そういうタイプだったのね!?)
でもこういうsupportiveなコメントはもっと嬉しいですけど、、、。
for some reasonとfor some reasonsとの比較はなるほど!という感じですね。
上にも書きましたが、次回の大西先生は「someとanyとseveralの比較」をされるのではないかと思います。テキストを読んだ後、私もF.D.J.さんのおっしゃったようなイメージを持ちました。
新シリーズ「ハートで感じる英文法 会話編」で一番私が気に入った部分は、「標準形からの逸脱表現」の話です。
普通はこうだけど、そこを少し変えることで、微妙なニュアンスを与える、という話なんですよね。
通常は for some reason が多いのかもしれないですけど、もしそれを for some reasons として使うとしたら、「具体的な事柄はCountableになる」というUncountable noun(不可算名詞)の宿命(?)として、具体的にいくつかのreasonが頭に浮かんでいる、という感じかなぁ、という気がします。
大西先生の解説によると、someよりseveralの方がより具体的なイメージが強い、とのことですが、それでも、for some reasons と複数形にすると、具体的な感触が付加される気がしますよね。
anyways は確かに、F.D.J.さんご推薦のオンライン英英辞典 Merriam-Webster Onlineにも載ってますね。調査不足でした。
英辞郎ばかり使ってると、絶対F.D.J.さんに怒られるよなー、といつもビクビクしています(笑)。
初めまして! コメントありがとうございます。
「お酒が飲めない」の記事、読ませていただきました。私のはただの個人的な四方山話でしたけど、yoshiさんのお話は非常に参考になりますね。他の方も是非お読み下さい。
楽楽!英会話 お酒が飲めない
http://y0shi.blog36.fc2.com/blog-entry-66.html
私も自分の記事で、I can't drink. ではなく、I don't drink. を使ったのは、その辺りを意識してのことです。
週刊STのコラム「これであなたも英文記者」で伊藤サムさんが出された課題に「一万円札の両替はできません。」というのがありました。
これが、We cannot change \10,000 bills. ではなくて、We do not change \10,000 bills. が正しい、という話を読んで、当時の私は衝撃を受けたものです。
canを使うと「物理的に両替する能力がない(それだけのお金がない、など)」という意味になってしまうとか。
(こんなに引用しちゃっていいのかなぁ? サムさん、ごめんなさい。)
フレンズはシーズン3が一番好き、という人が多かった気がしますが、是非シーズン1から見てみて下さい。この学習法は、クセになってやめられず、他の学習法に全く心が動きません(笑)。
anywaysの話にも乗って下さってありがとうございます。そういう本場の知識を教えていただけるのをいつも期待して記事やコメントを書いていますので。
これからもよろしくお願いいたします!
昔、銀八先生(多分)でこんなやりとりがありました。
生徒:せんせえ、学歴ってなんだろう?何で学校行くんだろう?
銀八:タコにはな、人間の言葉をしゃべるヤツがいるんだ。
生徒:えぇ?そんなのいるわけないじゃん!(というか関係ないし)
銀八:だろう?だけどもし、同じ事を「タコを研究して50年」の学者さんが言ったらお前はどう思う?
生徒:なるほど!(単純すぎる)
この話は極端ですが、これが英語の面白いところだと思います。例えば数学なら、数学科の教授に小学生の子供が教えてあげられる事って無いと思うんですよ。でも英語だと、それが起こり得るんですよね。
海外在住10年の人も、英語始めて一ヶ月の人も、お互い助け合える部分ってあると思うんです。
それが、私が間違った英語でもしゃべり続ける理由です。
そして、このブログが親しみのあるものになってる一因でもあると思います。もちろん主因は、Rachさんの人柄だと思いますが(小姑のお詫びに褒めてみる
日本人同士の場合、「相手の意見を訂正する・相手に意見する」と、どうしても、偉そうになったり、感情的になったりして大変なのですが、このブログではそれがとても自然にできていて、何だか心休まります。
まあ、下らないやりとりまで読まれているのかと思うと、やや筆が鈍りますが^^;
というわけで、これからもどんどん訂正してやって下さい。間違いが多いのは、キャラですから!
最後にcan'tとdon'tについて。
この違いについて考える場合、私は「英語しゃべれる?」というフレーズから離れられません。
学校英語を習った日本人に聞くと、ほぼ100%
"Can you speak English?" と答えます。
でも同じ質問を、私の米人の知合いは、ほぼ100%
"Do you speak English?"
と言います。
"Can you〜"の方を使っても、もちろん意味は通じますし、殆どの場合は問題ないのですが、「ネイティブはそうは言わないぞ」っていうパターンですね。
この違いはもう、概念そのものだと思います。
以下私のイメージです(ご参考まで
"Do you 〜"の場合、扱っているのは factのみ。
話者が知りたいのは、"英語をしゃべるかどうか?”というfactのみで、しゃべれようがしゃべれまいが、どちらでも構わない(実際はしゃべれた方が良い場合が多いが、「しゃべれないならしゃべれないで、何とかするからまあいいや」みたいなスタンス)。相手がしゃべれようがしゃべれまいが、それを非難する権利は自分にはないですからねぇ。
逆に"Can you〜"の場合、いくつか解釈の仕方があると感じます。
canの場合、Rachさんの仰られているように、相手の"能力"を問うようなイメージがあって、単純に「しゃべれるの?しゃべれないの?」って言うよりはむしろ、「お前はしゃべる能力があるのか?」というような部分まで言及してるような感じを受ける可能性があります。
また、「しゃべれる」・「しゃべれない」という2つのfactsの間に、明確な"差(=優劣)"(※ "Do you 〜" の場合は"違い"があるだけ)があるようにも感じます。しゃべる事を期待されているような感じ。
I'm sorry, I can't. なんて答えた日にゃ、「なんだしゃべれねーのかよ」ぐらいな事を言われそうな気すら・・・(被害妄想
まあこういう穿った解釈をする人は、滅多に居ないとは思いますが、誤解を受ける(相手の気分を害する)可能性がある表現に関しては、注意するようにしています。特にこれは、ほんとに頻繁に使う表現ですからねぇ。
P.S. ムリをしない事が、日記を続けるコツだと、小学校の同級生が言っていたのを思い出しました。その通りだなあと思う今日この頃。自分のブログは2行なのに、コメントがこんなに長くていいんでしょうか?・・・ま、Rachさんはコメントに溺れない程度に頑張ってください^^;
ねーむーいー、のによくぞここまで頑張って書いて下さいました。お疲れ様です(優しい小姑を演じてみる)
このブログを始めて思ったのは、世の中には英語をそれなりに話せる人、英語を話したいと思っている人、はたくさんいるけれど、「英語そのものに興味がある人」というのは結構貴重で、そしてこのブログを書いているとそういう「英語に興味を持っている人」が集まってきて下さることが嬉しかったりするんですね。
ネイティブ並に話せたり、英語を使って仕事をバリバリされている方と、私がこうやってお話できるのも、私が少なくとも「英語にすごく興味があって、いろいろ知りたがってる」人間だからだと思うんです。
それにしてもなんだかそんなに褒められると恥ずかしいですねぇ。(”褒め殺し”ってことはないでしょうね?)
勘ぐり出すときりがないので、このブログでは褒められた時は素直に喜ぶことにしています。ありがとうございます。
相手の意見を訂正する、意見する、というのは本当に難しいんですよね。私も普段はそういうことは言わないタイプなんです。(典型的な八方美人なんで。)
でも、こういうブログでは、やはり正直な意見をぶつけあった方が絶対に楽しいですよね。せっかく英語ブログを通じて知り合ったのに、お互い遠慮してたらもったいないですよ。
でもやっぱりそういうことを言える相手と言えない相手がいる、というか。
ほっとあーるぐれいさんは、そういうことを言っても「プイっ」と怒ったりすねたりするタイプではないと思ったので、いろいろ書いてるんですケド・・・(実は根に持ってたりして・・・?)
Can you speak English? については、おっしゃることよくわかります。日本語では「しゃべれる?」と聞くのでCan you...?が浮かびますが、これが「君には英語をしゃべる能力があるのか?」と言われると、ちょっとムッとしますよねぇ。少なくとも、相手に自分の能力うんぬんを問われる謂れは無い!とか思いそう(笑)。
助動詞は「話し手の主観を表す」言葉だと大西先生はおっしゃってるんですが、だから妙な使い方をすると誤解を招くのは間違いないですね。
伊藤サムさんの両替の話でも、"We will not change \10,000 bills." としてしまうと、それは確かに本音だが(笑)、「両替するつもりはない」とはっきり言うことになるので失礼。だから、さらりと事務的な do not を使うのだ、と説明してありました。
コメントに関しては、自分でもコメントに溺れてる(addicted)気がするんですよ。何か楽しくて楽しくて。以前なら、コメント欄でこんなにパワーを使ったら、本文に差し支えるから、と思ってたんですよね。記事にしないともったいないとか。なんか最近ふっきれちゃいました。こうして皆さんが読んで下さっているのを見ると、尚更ですね。
P.S. 「自分のブログ」って、ほっとあーるぐれいさんのブログのことですよね? こっそり教えてもらえませんか? 非公開コメントなら他の人にバレませんよ(笑)。そちらでは小姑みたいなこと言いませんから。
他人のブログのコメント欄でこのノリなので、ご自分のブログではどんな風に書いてらっしゃるんだろう・・・という「怖いもの見たさ」ってヤツでしょうか(失礼!)