2006年03月06日

フレンズ2-11その6


レイチェルのママを見て、
フィービー: I know who you remind me of. Evelyn Durmer. That's before the lousy face-lift. Now she looks like Soupy Sales. (あなたを見て誰を思い出すのかわかったわ。エブリン・ダーマーよ。整形に失敗する前のね。今の彼女はスーピー・セールスにそっくりだけど。)
face-lift (facelift)は「顔のしわ取り、美容整形」。
lift だけでも「(整形術で)(顔の)しわを取る[伸ばす]」という意味があります。
She had her face lifted. または She had a face-lift. のどちらでも「彼女は美容整形した、顔のしわを取った」という意味になります。
lift は日本語のリフトでもわかるように「物を持ち上げる」という意味ですね。
「顔の皮膚を”持ち上げて”引っ張りしわを伸ばす」というところから、整形やしわ取りの意味になったようですが・・・(想像するとちょっと怖いけど)
アメリカでは整形の話がよく出てきますね。
アリーmy Love でもよく出てきました。
特にアリーは自分の年齢をすごく気にするタイプなので(女は多かれ少なかれ誰でもそうだが・・・笑)、整形がらみのエピソードが多いです。
さらに、整形関係の訴訟(整形が希望通りにならなかったから訴えるなど)というのもあります。
アメリカのドラマを見ていると、そんなに整形って日常茶飯事なのかとびっくりしますね。
日本でもプチ整形とか流行ってますが、アメリカほどではないでしょう。
ママが似てると言われた Evelyn Durmer (エブリン・ダーマー)ですが、この人がどんな人かはわかりませんでした。(ご存知の方は、教えて下さい!)
整形に失敗したエブリン・ダーマーに似てると言われた Soupy Sales (スーピー・セールス)は、"Soupy Sales Show" という番組の司会をしてた人らしいです。でも、男ですよ(笑)。
私が見た↓の写真では、確かにちょっとしわの多い顔でした。
Welcome to Soupy Sales Biography!
このフィービーのセリフもまた、フィービーに取り付いているおばあさんが言っているはずなんですが、おばあさんが言ってるってことにして、実はフィービーが本音をしゃべってる、という可能性もなくはない、というか・・・。
このセリフは完全な悪口ではないですが、スーピー・セールスにどことなく似てるって風に取れるので、やはり褒めてるわけではないでしょう。

窓から外を見ているママ。
レイチェルのママ: Oh, my God! There's an unattractive nude man playing the cello. (あらやだ! チェロを演奏している、美しくないヌードの男性がいるわよ。)
これ最初に聞いた時に、思わず笑ってしまったんですが、ママが見ているのは、間違いなく Ugly Naked Guy (裸のブ男)ですね。
それをママ風にお上品に言うと、an unattractive nude man となるのがポイントです。

ママがレイチェルに衝撃の告白。
レイチェルのママ: I'm considering leaving your father. (パパと別れようと思っているの。)
leave は「去る、(人を)捨てる・見捨てる」ということです。
パパを置いて家を出て行く、ということのようですね。
このセリフでは、正式に離婚するというよりも、別居するという感じでしょうか。

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posted by Rach at 16:35| Comment(2) | フレンズ シーズン2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
アメリカには「Extreme Makeover」というすごい番組があります。
日本語で言う「イメチェン」をするのですが、美容整形も入っています。
参加者は2〜3ヶ月(?)家族から離れて、お披露目パーティに向けて
準備します。

http://abc.go.com/primetime/extrememakeover/

これで、配偶者の容貌がすっかり変わってしまう場合もありますが、
当事者は本当に幸せなのでしょうか???
Posted by KopyKat at 2006年03月08日 08:45
このサイト見ましたが、すごいですね。Before & After Gallery があったりしますし・・・(汗)
でも日本でもダイエット商品のCMには必ず before & afterはつきものですが・・・。

extreme「極端な、極度の、過激な」という形容詞がすごいです。extremes というと「体力の限界に挑戦する危険なスポーツ」のことですよね。アメリカ人はそういう極端な表現が好きなのか、名前に使うと強烈なイメージがつくからか・・・。
makeover は「大変身、イメチェン」から「組織の改革」という意味もあるようですね。これで makeover という単語は忘れない気がします(笑)。

そう言えば日本でも「ビューティー・コロシアム」という美容整形の番組があります。ちらっとしか見たことないんですが、これはなかなか微妙な問題ですよねぇ・・・。
女性としてはやはりキレイになりたい!という気持ちもよくわかるし、何か容姿にコンプレックスがあって、自分の人生が不幸なのは全てそのせいだと思っているのなら、それを変えるのも一つの選択だとも言えるし。

でも、容姿に関しては人それぞれ魅力に感じるところって違うんですよね。主人が私のチャームポイントだと思っている箇所(あえてどこかは書きません・・・笑)は、私は全然魅力的だと思わないし、私は主人の眼鏡をかけた顔が好きだけど、主人はコンタクトにしたがりますし。(って、ここは「おのろけコーナー」かっ!)
まぁ、自分の顔は見慣れてきて思い入れもありますし、私は一生このままで頑張ります!(ここで何を宣言してる・・・笑)。
Posted by Rach at 2006年03月08日 15:34
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