2006年03月07日

フレンズ2-11その7

ママとパパが別居するという話を聞いて、レイチェルが動揺しているところへ、モニカが帰ってきました。
モニカ: All right, tell me if this is too cute. Lesbian wedding... chicken breasts. (ねぇ、これならバッチリかどうか教えてね。レズの結婚式だから・・・チキン(ギャル)の胸肉よ。)
レイチェル: Oh, God. I think I'm gonna be sick. (もう。気分が悪くなりそう。)
モニカ: What? It's not like I'm putting little nipples on them. (何で? その胸肉に小さい乳首をつけようっていうんじゃないわよ。)
chicken は「鶏、鶏肉、チキン」ですが、「子供、若い女」という意味もあります。
chicken の短縮形は chick ですが、若い女性のことを chick と言うのはフレンズでもよく出てきます。
またチキンには「臆病者」という意味もありますね。
「臆病者」についての話は、そういう使われ方をした時に説明しますね。(近いうちに出てくる予定)
モニカは女性同士の結婚式なので、チキン=若い女、さらに胸肉=おっぱい、という連想で洒落てみようと思ったようです。
sick は「病気の」ですが、ここでは「気分が悪い、むかつく、吐き気がする」ということです。
morning sickness だと「(妊娠初期の)つわり」という意味になります。
朝方に起こる吐き気だから morning とついているようですが、朝だけ特に気分が悪かった記憶はないんだけどな。(空腹時には気分が悪かったりするので、そういう意味では朝も該当するけど・・・これも人それぞれなんでしょうね・・・って、どうでもいい話。)
レイチェルはメニューどころではなく、ママの「別れる」発言に動揺して気分が悪くなってるのですが、モニカはメニューにケチをつけられたと勘違いして、気持ち悪くなるほど胸そっくりにデコレートしたりしないわ、と言っています。
私もそんなリアルなのは見たくないけど、殿方はお喜びかも!?

レイチェルの両親が離婚しそうなのは、レイチェルの自由な生活ぶりにママが憧れたからだ、というモニカ。
チャンドラー: When my parents divorced, they sent me to a shrink and she told me that kids blame themselves. But in your case, it's actually kind of true. (俺の両親が離婚した時、親は俺を精神科医のところへ連れて行ったんだ。お医者さんが言うには、子供は自分を責めるんだって。でも、レイチェルの場合は、自分を責めるのがある意味正解だな。)
shrink は「精神科医」。
フレンズ1-13その1 にロジャーという精神科医が出てきましたね。
blame oneself は「自分を責める、責任を感じる」という意味。
「僕がいけなかったんだ、僕のせいなんだ」と思うということ。
レイチェルがショックを受けてるのに、こんな時にそんなことを言うなんて、チャンドラーも人が悪い。
でも、彼も離婚に関してはトラウマがあるので、レイチェルの気持ちは人一倍わかってるのかもしれませんね。

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posted by Rach at 15:03| Comment(11) | フレンズ シーズン2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はじめまして。フレンズおもしろいですよね。
和訳がとても上手なので感心しています。

私も意味は解るのですが、日本語で面白く説明するのって
難しいですよね。

日本語が上手じゃないとだめですね。
Posted by MAY at 2006年03月07日 15:40
chickといえばchick flick movie(久々にこの入り
恋愛物とか、女の子が好きそうな映画のことです。
slangなんですが、アメリカだと頻繁に使います。
ただ、場合によっては「小馬鹿にしている」と取られる場合もあるので、注意が必要です。思春期の背伸びしてる女性には使わない方がいいですね。まあ、要は状況と言い方次第ってことで。

日本の連ドラなんかは半分以上がchick flick だと思います。
ある友人は、私がドラマを観てるところにやってきて「ヘイ!日本人はいつも感情を表さないのに、どうしてテレビではあんなにいつも泣いてるんだい?」と、見事に私の神経を逆撫でしてくれました(彼はchick flick が嫌いなのです

時にはまじめに。
Posted by ほっとあーるぐれい at 2006年03月08日 12:30
MAYさん
はじめまして。ご訪問&コメントありがとうございます!

それに、和訳を褒めていただき、とっても嬉しいです。
フレンズを英語で見て、意味が理解できて楽しめるのであればそれで十分で、わざわざ日本語にする必要もないんですが・・・。
メインは英語解説なのですが、フレンズを見たことない方にもフレンズの面白さをわかっていただきたくて、なんとか楽しい訳になるよう努力しています。
字数制限は全く無視なので(笑)、本当の字幕・吹き替え翻訳担当の方の苦労はいかほどのものだろうか、と思いますねぇ。
私は日本語上手じゃないし、文才もないのですが、やはり語学には母国語の才能は大切だと思います。(もっと日本語も勉強せねば!)
Posted by Rach at 2006年03月08日 15:37
ほっとあーるぐれいさんへ
chick flick って韻を踏んでて可愛い表現ですね。
flick って「ぴしっ!」とか「ひょい!」って感じの言葉ですが、flick に「映画」っていう意味があるんですね。(辞書見て初めて知りました)

確かに思春期の女の子には言い方気をつけた方がいいかも。
女性というのは、ある程度の年齢までは大人に見られたいと思い、ある時期を過ぎるとできるだけ子供に見られたいと思うものです(笑)。
結婚した当初、スーパーで買い物していて「奥さん!」と呼び掛けられた時は、嬉し恥ずかしって感じだったんですが、今では通りすがりのおじさんに「ちょっと、おねえちゃん!」って呼び掛けられると嬉しかったりします(私だけ?
会社でも、私のことを「苗字にちゃん付け」で呼ぶ人が多かったですが、私は可愛がられてるって感じがしたので嬉しかったですよ。でも、それをいやがる人もいますしねぇ。(女心は微妙なのだ

確かに日本のドラマの中の女性はかなり emotional ですね。でも、日本は人前で号泣する文化はあまりないですからねぇ。アメリカ人の前で号泣できる人は、その人とかなり親しい間柄の人なんでしょう。(と勝手な推測
Posted by Rach at 2006年03月08日 15:40
ちなみにこの話には後日談がありまして。
彼は英会話教室の先生だったんですが、ある日「なんで女子高生達はあんなに簡単に泣くんだ!しかも感情がこもってないし!」と聞かれました。
難しいお年頃っていうことで納得してもらいましたが(笑
私もそろそろ、若く見られようと必死のお年頃です(さあいくつ
しかしいったい、どうやってそんなに泣かせてたのか・・・
Posted by ほっとあーるぐれい at 2006年03月08日 20:46
女の子というのは、うちの娘を見てるとわかりますが、ちょっと悲しいことがあると、それは見事に涙をポロポロと流しますよ。「演技派かよ!」みたいな感じで、これでパパはメロメロなんですなぁ・・・という感じ。
でも、私は小さい頃から、あまり泣かなかった子らしいです。(・・・って聞いてないし)
今でも映画やテレビを見て人前で泣くのは恥ずかしいので、泣くときは一人で見て泣いてます。(それも怖いし)
Posted by Rach at 2006年03月09日 15:30
泣かれると男は戸惑うばかり。
男が泣いても女は冷たいのに(笑
ってところでこのコメント欄は終わり
Posted by ほっとあーるぐれい at 2006年03月09日 20:41
うん、終わり!
私たち二人に涙(の話)は似合わないもの・・・わはは。
Posted by Rach at 2006年03月10日 15:41
All right, tell me if this is too cute. Lesbian wedding... chicken breasts. (ねぇ、これならバッチリかどうか教えてね。レズの結婚式だから・・・チキン(ギャル)の胸肉よ。)

ここの "...tell me if this is too cute."なんですけど
「もし(このネーミングが)cute過ぎたら言ってね」ですよね

この "cute" がどういうニュアンスなのかを知りたくて、
辞書を見てみると「かわいい」「気の利いた」「気取った」
「生意気な」「わざとらしい」・・・と色々あるんですけど

たぶん、レズの結婚式で "chicken breasts" なんて
「わざとらしすぎないかしら?」とモニカが心配して
質問している・・と言うニュアンスに聞こえるのですが
レイチさんはどう思います?
Posted by ぴろろ at 2007年09月29日 20:53
それと、もう一つ

When my parents divorced, they sent me to a shrink and she told me that kids blame themselves. But in your case, it's actually kind of true. (俺の両親が離婚した時、親は俺を精神科医のところへ連れて行ったんだ。お医者さんが言うには、子供は自分を責めるんだって。でも、レイチェルの場合は、自分を責めるのがある意味正解だな。)

It's actually kind of true. の "it" は「子供が自分を責めること」では無くて、「子供のせいで親が離婚する事」を指していると思います。なので和訳は「レイチェルの家の場合は、ホントに親が子供のせいで離婚するって言えそうだね」って感じでしょうか。


Posted by ぴろろ at 2007年09月30日 02:58
ぴろろさんへ
まずは、cute について。
私は上の訳では、「バッチリ」と訳していますが、それはニュアンスが違うようですね。
「これでいいと思う?、いけてると思う?」と尋ねたいのなら、if this is okay とか、if this is great とかになるでしょうか。
too cute と too がついているところからも、「あまりにも…すぎないかどうか意見を聞かせて」ということですね。
too は「過度に、あまりに…すぎる」ですから、この場合の cute はあまり良い意味では使っていない気がします。

私も英和を見てみましたが、「きざな、気取った、わざとらしい」辺りかなぁ、と思います。
ロングマン現代英英辞典では、以下の意味が該当するでしょうか。

cute: (especially American English) clever in a way that can seem rude
つまり、「失礼・無礼に見えるようなやり方で利口な」

日本語で言うと、「小賢しい(こざかしい)」みたいな感じになるのでしょうか。

「chicken で、「女の子」と「鶏肉」をかけてみました」というネーミングについて、洒落になるように考えたのが見え見えかしら?と心配しているのかもしれませんね。
日本語訳としては、「あまりにもわざとらしすぎないかどうか、意見を聞かせて」みたいな感じでしょうかね?

「親が離婚した時、子供は自分を責める」という話について。
確かに、内容的に、it は「子供のせいで親が離婚すること」を指しているようですね。
blame themselves には、「自分を責める」→「二人の子供である自分のせいで親が離婚する」という意味が含まれていますものね。
「子供は自分を責めるものだ。」とは、「本当は自分を責める必要はない。だって子供には責任がないから。」とお医者さんは言いたいわけで、でも、レイチェルの場合は、「君のせいで離婚するって言えそうだね。だってママは君の生き方に憧れて、離婚を決意したみたいだから。」となるわけですね。

it's actually kind of true. ですから、「○○が true だ。」と言っているわけなので、to blame yourself が true だ、というのは変ですよね。「君の場合は、自分を責めるべきだ。」みたいなことなら、But in your case, you should blame yourself. になるでしょうね。(これだと随分キツい言い方になってしまいますが。)
Posted by Rach at 2007年09月30日 06:46
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