2006年03月11日

フレンズ2-11その11+ドイツとイギリスの話

ケータリングの準備でバタバタしてるモニカ。
モニカ: We're in trouble. We've only got 12 hours and 36 minutes left. Move, move, move! (私たち、ピンチよ。あと12時間と36分しか残ってないわ。動いて、動いて、動いて!)
チャンドラー: I feel like you should have German subtitles. (モニカのセリフにドイツ語の字幕をつけたい気分だ。)
"We've only got...minutes left." の left は、leave 「・・・を(余りとして)残す」の過去分詞形です。
There is[are]構文の最後に left をつける形もよく見かけます。
例えば、There are only three weeks left in this year. なら「今年もあと3週間で終わりだ。」という意味になります。
subtitle は「小見出し、副題、サブタイトル」という意味ですが、複数形にすると「(映画の)字幕、、字幕スーパー、スーパー(インポーズ)」という意味になります。
チャンドラーは、「モニカのしゃべり方はドイツ語の字幕が似合うよ、ドイツ語みたいだよ。」と言いたいようですね。
move, move! という言い方がドイツの軍隊みたいな感じだということでしょうね、きっと。
そもそもドイツ語自体が、そういう語気の荒い感じの言葉ですからねぇ。
悪い意味ではないんですが、発音に勢いがある、と言ったらいいんでしょうか?

(これ以下、今日は脱線したまま終わりますので、ご了承下さい・・・笑)
ドイツ語のイメージというと思い出すのが・・・(以下の話は、テレビでちらっと見ただけなので、情報はかなりいい加減で、雰囲気しか覚えてないんです。間違ってたらどなたか教えて下さい。
それに日本語吹き替えで見てたから、英語ではどうなっていたのかも不明だし・・・)
イギリスBBCのドラマ「宇宙船レッドドワーフ号」で、クライテンというアンドロイドが、静かな雰囲気を要求された時に、間違って「ドイツ語の家庭教師マニュアル」(?)か何かを呼び出してしまって、まるでヒトラーの演説みたいな勢いのあるドイツ語をしゃべり始めて、みんながびっくりたまげた・・・というシーンを見た記憶があります。
これがオリジナルの英語版でもやはりドイツ語だったのなら、英語圏の人の持つドイツ語のイメージも、我々の持つイメージと似た感じになるんでしょうね。

ところで、この「宇宙船レッドドワーフ号」(原題: RED DWARF)というドラマは、イギリスで人気のドラマで、日本でもNHKで深夜に放送されてましたが、ギャグが独特というか、ちょっとお下品というか、見てるとその”わけわからん”感じが面白いんですが、私はスタートレックほどにはハマりませんでしたねぇ・・・。
その強烈な世界観のため、ファンの間ではカルト的人気を誇る番組のようです。
モンティ・パイソンとかMr.ビーンとか、イギリス人のユーモアのセンスというのも独特ですよねぇ。
私の笑いの感覚とはちょっと食い違う部分があるのですが、その意外性が面白いのかもしれないんだけど・・・。
最近、映画になった「銀河ヒッチハイク・ガイド」(原題: The Hitchhiker's Guide to the Galaxy)もイギリスSFですが、これも大好きな人と大嫌いな人に真っ二つに意見が分かれるそうです。
私個人としては、見たいような見たくないような微妙な感じ(笑)。
ただ、マーヴィンというロボットが出てくるんですが、その造形が何とも可愛い。
超頭でっかちで、他の人間のキャラに対して、バランス悪すぎるっちゅーねん!って感じなんですが、このキャラが動いてるところだけは見たい気もする・・・。

ドイツ語は大学で第二外国語として選択しましたが、発音自体は英語よりも簡単でしたね。
綴りで読み方が決まってるので、英語よりは発音はしやすかったように思います。
(先生の部屋でドイツ語の朗読をさせられたけど、それの点数は結構良かったぞっ! 私のクラスメートの女性は、先生に「君の発音はヒトラーみたいだねぇ」と言われてましたけど・・・笑)
ただ、男性名詞、女性名詞など名詞に性があり、それによって冠詞が異なったりして、もう今ではさっぱりわかりません。
ドイツ語と言えば、お医者さんがカルテに書くイメージですが(カルテという言葉もドイツ語だしね)、私の友人の医師(女性)によると、最近はドイツ語よりは英語を使うし、情報の開示などのためにわかりやすいカルテを書かないといけないという世間の流れがあるので、今では日本語の方が望ましいと考えられている、ということでした。(一般的な話なのか、そこの病院だけの話なのかはわからないんですけど・・・)
でも、彼女は患者さんのことをクランケ(ドイツ語で患者の意味)と呼んでましたから、やっぱりドイツ語もまだまだ多いのかも。

(なんか、今日は「ドイツ語とイギリスのユーモアに関する四方山話」ですが、明日の記事が分割しにくかったので、こんな構成になっちゃいました。ごめんなさい。決して気を抜いてるわけでも、時間稼ぎをしてるわけでもないのです・・・ほんと)

(Rachからのお願い)
今回の記事、面白いと思われた方は、下のランキングサイトをクリックして下さい。
人気blogランキング
にほんブログ村 英会話ブログ
posted by Rach at 17:37| Comment(12) | フレンズ シーズン2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
そのお医者さん(女性)を紹介してください(笑
Posted by ほっとあーるぐれい at 2006年03月11日 23:49
コメント入れる場所、そこしかなかったんかいな(笑

彼女は、私のようなオタクではないですよ。話合いますかねぇ・・・?
今度会った時に”それとなく”聞いておきますねっ!(←これはマジか冗談か・・・笑)
Posted by Rach at 2006年03月12日 14:25
だいじょうぶ!
100人いたら99人までは、話あわせられますから!
それとなくなんておっしゃらずに、今すぐ電話して直球で聞いておいてください(笑

しかしご自分であれだけ脱線しておいて、他に突っ込むところもなにもあったものじゃ・・・
まあ女性というものはワガママなものですね(偏見
Posted by ほっとあーるぐれい at 2006年03月12日 18:16
その100人中1人がどんなタイプなのかが気になる・・・(まぁ、人間、100%とはなかなか言いにくいもんですけど)
確かにカバーできる話題は多そうですよね。そもそもアリーmy Loveを語れる男性ってのが珍しい(笑

私もオタク話以外でちゃんと話できますよ(当たり前だ
そもそも、私の友達は私がこんなオタクだと知らない人ばっかりですから、ブログ見て「そんな趣味持ってたの?」と驚いた友人は多いはず。
隠すつもりは全然なかったんだけど、高校くらいにアニメファン辞めてからは、その知識をお披露目する機会が全くなかったです。(お披露目しなくて正解だったんだろうなぁ)

いやぁ、私はコメントする箇所がないから、無理にコメントしたのかと思ったんですよー。そんなに無理しなくてもいいのに・・・と思ったら、冗談でもなかったのか!?(笑
確かに私はワガママですけどね、えぇそうですとも!(すねてみても、全然可愛くない

極端な脱線話になるのは、普段から私はこうやって話を広げるのが好きな人間だからです。このブログは私の普段の会話のまんまですね。
最近、あまりに地の部分を出しすぎて、そのうち、みんなにそっぽ向かれるかもしれませんけど、すごく私らしい姿なんですよねぇ、今のブログの状態が。もう愛おしいくらい(自己愛強すぎ・・・笑

彼女はこのブログの存在を知っているので、ほっとあーるぐれいさんに興味があれば(?)、私にメールしてくれるかもしれませんねぇ。コメントはくれたことないので、過去ログで彼女の痕跡を探したりしないように!(厳重注意
それでは、お楽しみに(何を?
Posted by Rach at 2006年03月13日 12:07
会社の同僚や最近会った友達には、オタクを隠すことが多いですねぇ。
その方が何かと楽チンで^^;

男性と女性の話し方の違いについて語られる事のひとつに、話のとび方っていうのがあると思います。
男性は一つ一つの話を完結させてから次に行く。
逆に女性はそんな事にこだわらず、次々話を変えて行く。
そこが男性にとってはイライラするっていう話です。

そう言われてみれば、どちらかと言うと私は女性っぽいのかもしれません。脱線して何が何だか分からなくなる事の方が多いので^^;

さて、メールもう届いたかなあ(ワクワク
Posted by ほっとあーるぐれい at 2006年03月13日 20:05
「男性にとってはイライラする」!?
そっかー、私のこの超長文、かつ、ころころ話が飛ぶのを、男性方はイライラしながら読んでいらっしゃるのかぁー。
誠に申し訳ありません。反省いたします。

男性だけでなく、女性にも読みにくいブログだろうなぁ、という自覚はあるんですよ。
ただ、これが地なんでねぇ、なかなか、変えられないんですよ。もうストレス発散(ってほどストレスもないですけど)の場所として確立してしまっていて、もう戻れない、って感じです。
読んで下さっている方々には、Rachはこうゆうヤツなんだ!とあきらめていただくしかないというか・・・(開き直り

そうそう、ほっとあーるぐれいさんは、私と文章のパターンが似てますよね。私の文章が多分、ほっとあーるぐれいさんの影響を受けてるんだと思いますけど。(私は、すぐに人の口癖とか、文章のクセとか移っちゃうタイプなんですよ。小説家なら、盗作で訴えられるかもしれない・・・笑)

彼女からはまだメール来ないですけど(笑)、バリキャリは忙しいですからね。きっとこのブログを読んでないんですよ!きっとそうに違いない!(アセアセ
Posted by Rach at 2006年03月14日 17:20
おかしいなぁ。直すとかそういう話じゃなかったんですけどねぇ^^;
単に、男友達交えて女友達と話してると、「おまえよくあんなのについていけるなぁ」ってあきれられるから、それを言いたかっただけなんですが(苦笑

まあ長文嫌いな人は、はじめっから見に来ないと思いますので、問題ないんじゃないでしょうか?理論的にガチガチに進めると、一部の方には読みづらいかもしれませんが、そういう回ばっかりでもないので、問題ないと思いますよ?
オタク話が多いのは・・・・・オタクの私はコメントできません(笑

しかしそうか、やっぱり忙しいからメールこないんだ(素直
というわけで、彼女からメール来るまでこのコメント欄は凍結で!
Posted by ほっとあーるぐれい at 2006年03月14日 22:11
「よくあんなのについていける」ぅ!?
・・・って言うパターンの、コメントの返事はそろそろやめましょうかねぇ(笑
こうやって、人の言葉尻をとらえて、「なんだってぇー?」みたいな返しをするのは、私のコミュニケーション法の一つだったりします。
もちろん、誰とでもやりませんよ。それを許容してくれそうな人に対してだけしかしませんので・・・。

却って、私のブログを擁護する発言をさせてしまって、すみません(笑

じゃ、しばらくこのコメント欄は凍結、ってことで・・・。雪解けの春は、もうすぐ!?
Posted by Rach at 2006年03月15日 20:19
きっちり12時間36分って、分刻みでモニカが言ったところがドイツ人っぽい・・・本当のドイツ人も言わないような気がするけど、(言うのかな?)ドイツ人は時間に正確なイメージがあることからチャンドラーがそういったんでしょね(って、Rachさんもそういう意味で書いてる?)move moveをどういう雰囲気で言ったのかは覚えていないんだけど。
今までフレンズはテレビの再放送で、しかもいろんなチャンネルでの再放送を不定期に見ていたから前後していたんだけど、今回DVDを全巻買ったので、息子とちゃんと最初から見ようねって、学校から帰ったら必ず"一緒"に見ているところです。(抜け駆けは許されない!)それで、ここのブログと並行してみていたつもりだったんだけど(だから今さらコメントしたりしてます)DVDの方が先にどんどん進んじゃって今Eps4、ここのブログ読む方がスローペースになってしまってます。エピソードが進むに連れて記事が多くなってますね。
・・・・という言い訳からmove moveをチェックしないでのコメントです。
ちなみに私のアメ人夫はドイツ系で、彼の家族みんな時間きっちりしていて、うなずける。
Posted by カエル at 2011年05月12日 05:55
カエルさんへ
コメントありがとうございます。
私は、Move, move, move! という「勢いのある言い方」がドイツ語っぽいなぁ、と思ったんですよね。分刻みのことは意識していませんでした(笑)。ですが、おっしゃるように、何となくではありますが、「時間に正確なイメージ」はあるような気がしますね。

息子さんと仲良く一緒にご覧になっているとのこと、微笑ましいですね。ラブシーンが出てきたら、気まずくないですか?(と妙な心配をしてしまう…笑)

このブログの記事、初期のシーズン1に比べると、どんどん記事が増えていて、シーズン3の頃が一番多かったです。それじゃあ、私がおばあちゃんになっても終わらん!と思って(笑)、途中からスピードアップするように方針を変えたりもしています。

一口に「アメリカ人」と言っても、ドイツ系か、イタリア系か、というのは、性格や習慣にいろいろと違いが出てくるものなのでしょうね。時間にきっちりしている家系なら良かったですね。こちらもそれに合わせてきっちりしないといけないのが、大変かもしれませんけれど(笑)。
Posted by Rach at 2011年05月13日 13:31
主人は、フレンズでも何度か会話に出てきたAmishが居住している地域の近くの出身Pennsylvania Dutchなんです。で、↑触れてみました。

ラブシーンが出てくると(ただのキスも含め)、一年前の息子は"Yuck"と言って、自分の手で目隠ししていたけど、今は結構サラリと見てる。学校で「性」の授業を受けたのをきっかけに、私も開き直りました。
かといって、性行為のことは、習ったけど理解出来なかったみたい。
避妊具の「コ○○○ム」のことを3回ぐらい「何?」って訊かれたんだけど、説明難しそうで今のところ逃げています。
息子と主人は映画・テレビ大大好きなので、他でも数々のラブシーンに遭遇していると思うし。
乱暴すぎるシーンだと、主人はチャンネル帰るけど、エッチなシーンはそのままにしている・・・というか、どうしたらいいのかわからないのかな?

早く現記事に追いついて、ちゃんとコメントに加わりたいです。
Posted by カエル at 2011年05月15日 04:48
カエルさんへ
コメントありがとうございます。

そうですか、ご主人は、Pennsylvania Dutch でいらっしゃるんですね。Dutch 「オランダ人」という名称だけれど、「ドイツ系」の子孫、なんですよね。そういうことは辞書などからの「知識」として知っていただけなので、実際にそういう方と結婚しておられる方のお話は大変興味深く、また勉強になります。

まぁ、「開き直る」ことも必要なのでしょうね。どうせいつかは知ることになるのだし(笑)、とか思いつつも、実際、「どうしたらいいのかわからない」と戸惑う部分も多いですよね。あんまり説明しすぎて、興味を持ち過ぎる子になっても困るなぁ、とか(笑)。
Posted by Rach at 2011年05月16日 13:31
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。