図書館で歌う仕事をクビになってしまったフィービー。
ロブ: The library board got a lot of complaints from parents about the stuff in your songs. (図書館の理事会に、君の歌に出てきたことについて、子供の親たちから、たくさん苦情が殺到したんだ。)
board は「板、食卓、テーブル、会議の卓」という意味から、「理事会、取締役会( board of directors )」という意味があります。
ロブ: Maybe if you just played some regular kiddy songs? (多分、君がただ、普通の子供向けの歌を演奏してくれてたら・・・)
フィービー: What do you want me to be? Like some stupid, big, like, purple dinosaur? (私に何になれって言うの? 例えば、おバカで大きな、ほら、紫の恐竜とか?)
ロブ: You don't have to be Barney. (バーニーになる必要はないよ。)
フィービー: Who's Barney? (バーニーって誰?)
自分でそれらしいことを言っておきながら、実は知らない、というのはフィービーがよくやるボケです。
ロブが「バーニー」という名前を出したのは、フィービーの説明がバーニーの説明をしていると思ったからですが、当のフィービーは、バーニーを知らないらしい。(←今、あんたがまさに説明していた恐竜だよ、っていうツッコミが入るところです。)
逆に、バーニーを知らなくても、このやり取りから、バーニーという紫の恐竜がいる、ということもわかりますよね。
私もこれを見た当時は、「そういう恐竜がいるんだ・・・」と思っただけなのですが。
このブログで以前に、Bunny という単語の解釈について議論していたことがあるのですが、その時のコメント欄で、バニーつながりというか、よく似た名前ってことで、「バーニーという名前の、アメリカで流行っている(いた?)紫の恐竜がいる」と教えていただきました。
そこで紹介されたサイトはこちら→ Barney
また、PBS KIDS のページ でもバーニーは見れます。
PBS という局の子供番組の中に、Barney の番組があるようですね。
この局では、この他にも Sesame Street (セサミストリート)、Between the Lions (ライオンたちとイングリッシュ)などを放送しているようです。
PBS とは、Public Broadcasting Service のことで、全米ネットの公共放送網です。
日本で言うと、まさにNHK教育テレビの子供番組という感じでしょうか。
ロス: I tracked down Marcel and get this. He's healthy, he's happy and he's in New York filming Outbreak 2: The Virus Takes Manhattan. (僕はマルセルの足取りを追って、このことを掴んだんだ。マルセルは健康で幸せで、彼は今、ニューヨークにいて、「アウトブレイク2:ウイルスがマンハッタンを襲う」を撮影中なんだ。)
track は名詞だと「車の通った後、わだち、足跡、道、軌道」、動詞だと「・・・を追跡する、突きとめる、探知する」という意味になります。
Outbreak (アウトブレイク)は1995年のダスティン・ホフマン主演の映画ですね。
未知の細菌が人間を襲うというパニック映画でした。(この手のは苦手なんで見てないけど。)
ちょうどフレンズ第2シーズンが1995年頃の作品なので、旬の映画の名前を出したんでしょうね。
ジョーイ: I finally get a part on TV, and the monkey's making movies. (俺はやっとテレビでの役をゲットしたんだ。それで、猿は映画を撮影してるのかよ。)
おサル相手にジェラシーを感じてしまうジョーイでした。
でも、テレビの役をゲットした時期だから良かったよねぇ。
これが前みたいになかなか役に恵まれない頃なら、もっとひがまないといけないところでした(笑)。
マルセルは芸達者だから、いきなり大役をゲットできたのかもしれませんね。
(Rachからのお願い)
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2006年03月30日
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