ロスは、マルセルと部屋で一緒に過ごせることになりました。
マルセルの好物を作り、キャンドルを灯して・・・と張り切るロスに、
ジョーイ: What do you think's gonna happen here tonight? (今夜この場所で何が起こると思ってるんだ?)
ロスがまるで恋人を待つ人のようにソワソワしているし、ムーディーな雰囲気を作り出そうとしているので、「今夜きめてやるぜ!」と考えている人のようだな、と茶化しているわけですね。
マルセルの関係者から電話がかかってきました。
ロス: It's not like I had anything special planned. (僕は何か特別なことを計画してたわけじゃないですから。)
電話のやり取りで、マルセルが来られなくなったことがわかります。
anything や something を修飾する形容詞は後に置かれます。
ジョーイに指摘されたように、様々な準備をしていたのに、「特別な計画はない」と返事するロスがかわいそうですね。
モニカとレイチェルは喧嘩中。
レイチェル: I feel that this is totally unjustified. She gave me the green light, I did nothing... Do you think I can't see you in the TV set? (これは全く根拠のない話だと思うわ。モニカは私にゴーサインを出したのよ、私は何も・・・ [モニカがレイチェルの顔真似をしている。それが、テレビの画面に鏡のように映っていたので]テレビに映ってるあなたが見えないとでも思ってるの?)
justify は「正当性を示す、正当な理由となる」という意味なので、unjustified は「正当な理由のない、不当な、根拠のない」という意味になります。
give someone the green light は「・・・に許可(認可)を与える、OK(ゴーサイン)を出す」という意味。
green light は「(交通信号の)青信号」のことですね。
「青信号を出す」→「行っても良いと許可する」というニュアンスは日本人にもよくわかります。
日本語でもゴーサインを出す、と言いますが、これはこの英語と何か関係があるんでしょうかねぇ?
ところで、green light だけど緑信号とは言いませんね。
あれはどう見ても緑なんだけど。どうして青信号って言うんだろう?
レイチェルはいろいろと言い訳しようとしますが、その様子をバカにしたように真似しているモニカを見て、ますます怒りが増幅されます。
必死にしていることを茶化されると、人はキレますよね(笑)。
モニカも反撃します。
モニカ: You sold me out! (レイチェルは私を裏切ったのよ!)
sell out は「(金などのために)(人や主義を)(敵に)売る、(敵に内通して)裏切る」という意味。
ここでは、モニカを使って、レイチェルがヴァン・ダムとお近づきになったことを指しています。
(Rachからのお願い)
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2006年04月08日
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