チャンドラーは、女性用下着(パンティー)だけをつけた状態で、トイレに取り残されます。
スージーは、子供の頃、チャンドラーにスカートをまくられて、みんなにパンツを見られたことがあります。
その仕返しをしようと、チャンドラーに気のあるふりをして、女性用下着をつけさせ、その姿を他の人に見せてやろうという魂胆だったのですね。(すっごい執念!)
トイレの中にチャンドラーがいることに気づいたジョーイ。
ジョーイ: What are you doing here? I thought you guys took off. (ここで何してるんだ? お前ら二人でどこかへ行っちまったのかと思ってたのに。)
チャンドラー: She took off with my clothes! (スージーが俺の服を持って、一人で行っちまったんだよ!)
take off は「(飛行機・宇宙船が)離陸する」という意味がありますね。
これはテイク・オフと日本語にもなっています。
さらに、「(・・・に向けて)立ち去る、行ってしまう、ずらかる、とんずらする」という意味もあります。
ジョーイは「二人でどこかへずらかったんじゃなかったのか?」と言っているのですが、チャンドラーは「ずらかったのは彼女だけだ。それも俺の服を持ったまま。」と答えているのですね。
トイレの個室の上から覗き込むジョーイ。
ジョーイ: Someone's flossing! (誰かさんが、デンタルフロスで磨いてるぞ!)
floss は dental floss (デンタルフロス、糸ようじ)のこと。
また floss を動詞で使うと「(歯間を)デンタルフロスで磨く、掃除する」という意味になります。
チャンドラーはちょっぴり太めで、小さな女性用パンティーをはいています。
きっと下着がお肉に食い込んでるんでしょう(笑)。
その食い込んでるさまを、デンタルフロスが歯に挟まり食い込んでる様子に例えているのですね。
ロスまで一緒に覗き込みます。
ロス: Hi, tushy! (はーい、お尻くん!)
tushy は「尻」。
ヒモパンでお尻が全然隠れてない様子が想像できますね(笑)。
(今日は、こんな話ばっかり・・・)
(Rachからのお願い)
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強く勧めますので、アメリカはデンタルフロスの消費量が
とても高いと思います。
フレンズでも、1-20 で、
モニカ: Uh, Rach... how come you have dental floss in your hair? (ねぇ、レイチェル、どうして髪にデンタルフロスをつけてるの?)
レイチェル: We ended up having sex in his chair. (バリーと私は結局、椅子でエッチしちゃったのよ。)
というやり取りがありました。(何故かこのセリフ、解説で取り上げなかったみたい・・・)
また、2-10 では、恋敵のラス(periodontist 歯周病学者)に、ロスが「フロスを学べば、すぐに卒業証書がもらえるんだろ。」とも言ってましたよね。
さらにフロスで思い出すのが、映画「プリティ・ウーマン」で、ジュリア・ロバーツ演じる娼婦がこそこそ隠れてフロスを使おうとしてたのを、リチャード・ギアがドラッグと勘違いする、っていうシーンがありました。
それくらい、アメリカでは浸透してるってことですね。
次は私の大好きなエピソードなので、すっごく期待しています! どんなレイチ節がとびだすのか、楽しみにしていますね。 あと、最近はずっと M-W オンリーかと思っていましたので、残念です。JKD。
と言っていただいたのに、実はまだ2-13の解説が残っておりました。今日、記事を見てがっかりされてないと良いのですが(笑)。
2-13は下着に振り回された(?)話だったので、下着に関するセリフは出来るだけ取り上げないとね・・・と妙な使命感があったりします。
2-14は確かにfdjさん好みのエピソードですね!
こちらこそ、fdjさんのするどいツッコミを、”すっごく期待しています!”
”どんなfdj節がとびだすのか”、私もとても楽しみです。(どうぞご遠慮なく。もう何言われてもビビりません、多分・・・笑)
紙の辞書ではロングマン英英辞典を持ってますが、英和辞典はともかく(笑)、英英辞典を調べる時は、まっさきにM-Wで調べます。
だってfdjさんオススメなんですもの・・・。JJK(←って言葉は存在しないのかなぁ?)。
メッセージ、ありがとうございます。
これからも頑張りますので、よろしくお願いします。