マルセルと会ってきたら、というジョーイに
ロス: That's okay. He's probably got parties to go to and stuff. He's moved on. That's the way it goes, right? (いいんだ。マルセルはたぶん、出なきゃいけないパーティーとかそういうのがあるはずだから。彼は前進してるんだよ。そういうもんだろ?)
マルセルはもう自分のペット(ロスにとっては「友人」でしょうか?)ではなく、立派な映画スターなのだから、撮影の後「打ち上げ」とかがあったりするだろう、とロスは思っているようです。
That's the way it goes. は「そんなもんだ。それは当然のことだ。」という意味です。
フィービー: I think I want to write a song about all this. Except one of the strings on my guitar is broken. Chandler, can I borrow your G-string? (今までのこと全部を歌にしたいなと思ってるの。ただ、私のギターの弦がひとつ壊れてるのよね。チャンドラー、あなたのGストリングを借りてもいい?)
チャンドラー: How long you been waiting to say that? (それを言うまでどれくらい待ってたんだ?)
フィービー: About 20 minutes! (20分くらいね!)
except は「・・・を除いては、・・・以外は」という前置詞ですが、接続詞では「・・・ということがなければ、ただ(しかし)・・・」という意味になります。
ここでは、「歌を書きたいのよ、弦が壊れてなければ」ということ。
G-string とは、ギターのGの弦のこと。
さらに G-string には「[ストリッパーがはいている]バタフライ(前の布がわずかしかなくて、バックが紐になっているパンティー、前当て)」という意味もあります。
ここではギターの弦のことを言っているようで、実はチャンドラーがはいていた(まさか、まだはいている?)Tバックのことを茶化しているんですね。
ところで、G string というと、ギターやヴァイオリンを思い出しますが、J.S.バッハ(ヨハン・セバスチャン・バッハ)作曲の、「G線上のアリア」という曲がありますね。
これは、バッハのアリアを、あるヴァイオリニストがG線(G弦)だけで演奏できるように編曲したものの通称なんだそうです。
英語では Air on G string と言います。
映画「THE END OF EVANGELION」の劇中にこの曲が流れていましたよね。(うわぁ、久しぶりのアニメネタ・・・笑)
フィービーが唐突に歌を作りたい、と言ったのは、このギャグを言うためでした。
それを察したチャンドラーは、「そのギャグを言おう言おう・・・とどのくらい待ってたの?」と聞いているのが面白いです。
でも、面白いこと思いついたぞ!って感じのギャグを言うのって、自分の中で盛り上がりすぎて、うまく言えずに失敗したりするんですよね。(オチに命を懸けてる浪花のオバチャン(→私)としては、オチを外したときのショックは計り知れないものがあります・・・笑)
ラストシーン、とうとうジョーイが映画に出るシーンの撮影です。
ヴァン・ダム: Can't you see what's going on here? This man is dying! (ここで何が起こっているのかわからないのか? この男は死にかかっているんだぞ!)
でも、なかなかOKが出ません。何度も撮り直しをしたあげく、最後には、
ヴァン・ダム: Can't you see what's going on? This man is dead! (ここで何が起こっているのかわからないのか? この男は死んでるんだぞ!)
死ぬ間際の演技がNGばかりなので、とうとう演技の出来ない死体役にされてしまいました。
最後のセリフをカットされてしまったんですね。かわいそうなジョーイ。
でも、結構大物俳優でも、最初は死体役でした、という苦労話もよく聞きますからね。
頑張れ、ジョーイ!
(今日の脱線話・・・思い出した映画と俳優)
大物俳優も最初は端役から・・・というのは当然のことですが、ちょっと思い出したことをいくつか。(ただの個人的思い出話になってますが・・・)
イヤー・オブ・ザ・ドラゴン(Year of the Dragon)やラストエンペラー(The Last Emperor)で有名なジョン・ローンは、アイスマン(Iceman)という映画で、特殊メイクを施した毛深い(?)原始人である「アイスマンその人」を演じていた、というのはちょっと有名な話かも。
顔を見ても、ジョン・ローンだとはわかりません(笑)。
イヤー・オブ・ザ・ドラゴンはアイスマンの翌年の映画ですから、才能がある人はそんな風にすぐに大きな役を掴めたりするもんなんですね。
ちなみに、ラストエンペラーは見ましたが、イヤー・オブ・ザ・ドラゴンは見てない・・・中国マフィアってどんなのか興味あるんですけどね。ジョン・ローンってクールでかっこいいしなぁ。
ちなみに、アイスマンという映画に出ていたティモシー・ハットン、一時期ちょっとファンでした。(何て気の多い私・・・)
たまたま、ケビン・コスナーのフィールド・オブ・ドリームス(Field of Dreams)を見に行ったら、メイド・イン・ヘブン(Made in Heaven)という映画との二本立てだったんです。
メイド・イン・ヘブンは、天国で恋人になった二人が、記憶をなくして地上に降り、決められた期限までに運命の相手を捜し出さないと二度と恋人には戻れなくなる、というお話だったと思うのですが、これがかなり泣ける作品で・・・。
「運命の人」とか言う言葉に女は弱いんですよねぇ(爆)。
映画館ではあまり泣かない(というより、泣ける作品をあまり映画館で見ない)私が、この作品では何故か泣いてしまいました。(あ、想像しないで下さい・・・笑)
でも、日本ではビデオやDVDにはなってないみたいです。
なかなか良い作品だと思うのですが・・・。
(Rachからのお願い)
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Nice to meet you!
I'm Japanese man studying English.
I browsed your blog.
You have original idea, I guess.
Althogh I am strange to write blog in English, I write blog in
English and Japanese.
So native speakers point out the mistakes on my blog constantly
(T_T)
But that flatters me!
I think I could learn from you.
Have a good day!
Japanglish Times from Tokyo Japan
...no disrespect was intended to the police by our remarks. But the citizens of Chinatown regard what you called bribery and extortion as part of ... というセリフも覚えましたね。 ラスト・エンペラーでは彼こそがアカデミー主演男優賞をとるべきでした! あの、マイケル・ミルケン、じゃなくマイケル・ダグラスに負けていたとは絶対に思えません!
フィールド・オブ・ドリームスもいい映画ですね。夢のある映画。大好きですよ。
こちらこそ、すごく光栄です。 ちょくちょくお邪魔させてもらってます。 あの本は読んでいませんけど、、、、。 (Rachさん関係ない話しでスミマセン)
Hi! Nice to meet you, too!
Thank you for visiting my blog and making a compliment to me.
As a matter of fact, I've never received English comments before.
So you are the first one who has made a comment in English on my blog.
Congratulations! (For you and for me.)
I visited your blog a little while ago.
You write articles both in English and in Japanese on your blog, right?
That's great.
I think that you are so LUCKY to have a lot of people who give you some advice about English.
You should feel flattered, of course!
It's so fun to write and read English comments, isn't it?
So I hope you will come here again.
マイケル・ミルケン(Michael Milken)って、「ジャンクボンド(ジャンク債)の帝王(The Junk Bond King)」って呼ばれた男ですね。
1987年に、ウォール街(Wall Street)で、マイケル・ダグラスはアカデミー主演男優賞を取ったんだ。彼の演じるゴードン・ゲッコーのモデルがマイケル・ミルケンですよね。
・・・って知ったかぶりして書いてますが、ついさっき調べて知ったことばかりです(笑)。(ウォール街は見てなくて・・・勉強になりました!)
ラストエンペラーは作品賞 、監督賞(ベルナルド・ベルトルッチ)を始めとしてアカデミー賞総なめ状態だったのに、惜しかったですねぇ。
坂本”教授”龍一さん(あ、甘粕大尉だ・・・)が作曲賞を取ったのは話題になりましたね。
映像も美しいし、中国最後の皇帝の気品をかもし出すジョン・ローン、素敵でした。
きっと、チャイニーズ・マフィアの彼も素敵だと思うなぁ(うっとり)。
あ、それから agatheさんへのメッセージ、どうもありがとうございます。(私がお礼を言うのもナンですが・・・)
私は、自分のブログにはあまりプライベートなこと書かないのに(書くと浮いちゃうのだ!)、agatheさんのブログでは、コメントでプライベートなことをちょくちょく書いてます。agatheさんにとっては大迷惑かも・・・(爆)。でも、それを快く許して下さるagatheさんが大好きなの。(←おかしな雰囲気になってきた・・・)
興味のある方は、是非どうぞ!
f.d.j.さんは、私のプライベートな話には全く興味ないと思いますけど、、、別にいいもんっ!(←ええかげん、可愛い子ぶるのはやめましょうかねぇ? そのうち、f.d.j.さんがキレるかも・・・キレたらお知らせ下さい・・・笑)
そうそう、私たちの世代(!)だと、イヤー・オブ・ザ・ドラゴン(1985年)は高校生くらいですよね。
私はまだその頃は洋画には目覚めてなくて(笑)、アニメ映画しか見てなかったです(爆)。洋画を一番たくさん見たのは、大学生の頃でしょうかねぇ。
agatheさんは、ミッキー・ロークがお好きだったんですね(その情報、今後、何かの参考にします・・・笑)。
確かにあらすじなどを読む限り、緊迫感溢れる話のようですね。また、見ないといけない映画が増えちゃったかも(笑)。
フィールド・オブ・ドリームスも話題になりましたよね。
メジャーリーグの長谷川滋利氏が、入団の記者会見で、好きな映画は?と聞かれて挙げたのが、この映画らしいです。
長谷川選手は「野球がらみの映画で感動する映画だから、みんながなるほど!と思ってくれるだろう」と考え抜いた上での選択だったらしいのですが(笑)、記者からは「へぇ、そんなのが好みなの?」みたいな、ちょっと想像していたのとは違う空気が流れたとか何とか(著書にそう書いてあったような・・・何しろ立ち読みなので・・・爆)
でも、夢のある良い映画ですよね。私も好きです。
ケビン・コスナーではダンス・ウィズ・ウルブスが一番好きなんだけど・・・(笑)。
私もRachさん大好きですよ!(愛の告白?)子育てをしつつ、英語学習、研究にも余念のないRachさんを尊敬してます。私のしよーもないブログにもいつも遊びにきてくれてありがとう。いくらでもここで息抜きして下さい(笑)
fdjさん、
fdjさんがマイブログに訪問してくださってたとは、思いもしなかったのでうれしいです。有り難うございます。半分日記代わりなので、上でもいいましたが、仕様もないことばかり書いてますがもしよかったら気軽にコメントも入れてくださいね。お待ちしてますわ!
いつも、私のコメントを暖かく受け止めて下さって、本当にありがとうございます。「そうそう」って話を聞いてもらえるから、なんか、甘えたくなっちゃうんですよ、この気のきっつーい私が(爆)。
私にとっては、agatheさんは憧れの人です。とっても素敵なお母さんで、キュートな奥さんで、もちろん同性から見ても素晴らしい女性だと思います。
それに比べて私は・・・ダンナさんが可哀相になってきたよぉー(泣)。ダンナさんを笑わせることにかけては、誰にも負けないという自負があるのですが・・・(変な自慢)。
お仕事、頑張って下さいね。いつも応援しています。また、ノロケ合戦でもしましょう(笑)。負けないぞっ!?
この回のネットスクリプト見ると、日本版DVDではカットされてるシーンが何ヶ所かあるみたいですね。この回以前にもカットされたシーンがあった様な気がしますが、カットされちゃうと何か勿体無い様な、少しガッカリしてしまいます。
終盤のヴァンダムとモニカ、レイチェルのやり取りは、実際そのシーンを観てみたいもんです。
VAN: Are you sure, I can crush a walnut with my butt.
RACH: Impressive.
MON: But no. Maybe if I were baking.
ヴァンダムの嘘か本当か分からない?冗談に、ベイクしてたらもしかしてね、と負けじと言うモニカ(多分こんなニュアンスだと思うんですが)、観てみたいなぁ。
しかし文字だけだと物足りないもんですね。役者さんは、この淡白な台本から味付けしていくんですよね(当たり前ですけど)。完成品しか観る機会がないので、カットされたシーンのスクリプトを見て、俳優さん達に感心してしまいました。
Rachさんの記事には励まされます。頑張って下さい。
こんにちは。毎日読んで下さっているのだとしたら、大変光栄で嬉しいです。ありがとうございます。
おっしゃるように、日本語版DVDではカットされているシーンがあるようですね。北米版はカットされた部分も含めて収録されているらしいので、日本語版でそれが見られないのはほんと残念です。もし収録するとなると、その部分だけ追加の吹き替えが必要となる、もしくはその部分だけ英語音声のみになる、など、対応が難しいということなのでしょうね。
その「もし私がクルミを焼いてたとしたら」というのも面白いですね。二人の話の間に入ってまさに「負けじと」そう言っているのでしょう。
ネットスクリプトはト書きも詳しく書かれている場合があって、理解の助けになってくれることも多いですが、やはり実際に俳優さんが演技し、話しているのを聞くのに勝るものはないですね。脚本家の意図を汲みとって、プロデューサーたちと相談しながら、あのような素晴らしい完成品となっていくわけですよね。
「励まされます」と言っていただけて大変嬉しいです。そのように言っていただけると私にとってもとても励みになります。これからも頑張りますので、よろしくお願いいたします。
今日は短いな、とおもったらひたすら続いて その17 まであって卒倒しました。
ジュリア・ロバーツだということすら気付かないヤツだったんで、むちゃくちゃ役に立つし、より興味が深まります。いつもながらありがとうございます。
これからも1作みたら覗くようにします。マイペースでやっていきます。それでは。クラクラ
コメントありがとうございます。
シーズン1の初期の頃は解説も短かったのですが、今回は「その17」までありましたね。シーズン3だと「その34」くらいまであるエピソードもあります(笑)。それだと、エピソードがなかなか先に進まないので、途中から方針を変更し、今、解説中のシーズン6では、面白いシーンをピックアップして、「その6」くらいに収まるようにしています。
「役に立つ」「興味が深まる」と言っていただけて光栄です。これからも頑張りますので、よろしくお願いいたします。