2006年04月19日

フレンズ2-14その1

シーズン2 第14話
The One With the Prom Video (極秘ビデオ公開!)
原題は「プロムのビデオの話」

小切手をチャンドラーに渡すジョーイ。
ジョーイ: Well, I'm making money now. I'm paying you back for headshots, electric bills, all that pizza... I love you, man. (俺、もう金が稼げるようになったから。顔写真とか電気代とかピザ代とかを返すよ・・・愛してるぜ。)
チャンドラー: Well, thanks, man. Now I can get my pony. (あぁ、ありがとう。これでポニーが買えるよ。)

今までは金欠だったジョーイですが、TVドラマの役が貰えたのでお金に余裕が出てきたようです。
headshot (head shot)は「顔写真、履歴書用の写真」。
head は「頭、頭部」、shot は「スナップ写真」のこと。
日本でも履歴書や願書を提出する時に、「最近6ヶ月以内に撮影した、無帽、上半身の写真」などと要求されますね。
ジョーイの言っている写真は、俳優が自分の姿をアピールするものですから、ブロマイドみたいな写真になります。
後のエピソードで、その headshot の写真を見る機会もありますよ。(きどった顔で写ってるので笑えます)
ところで、お金を返してもらったチャンドラー、そのお金で買いたいものがポニー(子馬)だと言ってます。なぜに馬?!
ポニーを買うにはかなり大金が必要ですよね。
ジョーイから貰ったお金は額が知れていると思いますので、それを「こんな大金貰っちゃったら、馬が買えちゃうよ。」と大袈裟に表現しているだけなんでしょうね、多分。

ジョーイはその他にもプレゼントがあるといいます。
それを聞いて感激のチャンドラー。
チャンドラー: Wow, I don't know what to say. (おー、何て言ったらいいのかわからないよ。)
中身を見たら、金ピカのブレスレット。
チャンドラー: Wow, I don't know what to say. (おー、何て言ったらいいのかわからないよ。)
ジョーイ: What do you say? (どう思う?)
チャンドラー: I don't know. (わかんない。)

嬉しくて言葉に詰まるのと、どえらいものを見て絶句してるのと、見た目は似てますが、内心は全然違います(笑)。
全く同じセリフなのに、イントネーションや表情で、意味が全然違うという良い例ですね。
フレンズではこんなふうに、全く同じセリフを、正反対の意味で使って笑いを取るというパターンも多いです。(フィービーがよく使うかも・・・)
2回目のチャンドラーのセリフは、明らかにこのプレゼントをいやがっているのに、ジョーイはそれに気付いていないようです。
What do you say? は直訳すると「何て言いますか?」ですから、「どう思う?」と意見を尋ねる時に使う表現です。

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posted by Rach at 13:35| Comment(2) | フレンズ シーズン2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
イントネーションの違いで、とっても感じが変わる....。
私もこのチャンドラーの台詞で、単純な台詞なのに大笑い
させてもらいました! 上ずった声がまた良かったですよね^^

マーシャ先生のCDブックで、警察がとる顔写真は
mugshot ということを知りました。
私は headshot 専門でいきたいと思います^^;
Posted by Emi at 2006年10月29日 08:24
Emiさんへ
文字にしたら全く同じセリフでも、イントネーションの違いで全く意味が違ってしまう…というのは日本語でもありますよね。そういう部分が楽しめるのもドラマや映画の良さなのかな、と思います。

そうそう、「犯罪容疑者の顔写真」のこと、mug shot って言いますよね。私もどこかでそれを学びましたが、どこでだったか忘れちゃいました(笑)。
Posted by Rach at 2006年10月30日 09:04
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