ジョーイからのプレゼントである金ぴかブレスレットを、チャンドラーがけなしまくっているので、フィービーは何とかフォローしようとします。
フィービー: It's not bad. (そんなに悪くないわよ。)
チャンドラー: Easy for you to say. You're not sporting a reject from the Mr. T collection! (そりゃフィービーはそんな風に簡単に言えるよ。ミスターTのコレクションからも外されてしまうような代物を見せびらかしてるのは、君じゃなくて俺なんだからね。)
"I pity the fool that puts on my jewelry! I do! I do!" (「俺のジュエリーをつけてるバカを哀れに思うぜ! 哀れだ! 哀れだ!」)
Easy for you to say. は「君にとっては(そんな風に)言うことは簡単だ。」、つまり、「人ごとだからそんな風に簡単に言えるんだよ。」という意味です。
sport は名詞でいわゆる「スポーツ、運動」のことですが、動詞で「・・・を見せびらかす、誇らしげに示す」という意味があります。
reject は「拒絶(拒否)された人(もの)、不合格品、不良品」という意味。
そして、Mr. T (ミスターT)ですが、これもまた人物名です。
ミスターTはTVドラマ「特攻野郎Aチーム」などに出演している俳優です。
Wikipedia英語版: Mr. T には写真がありますよ。(何故か彼をモデルにした漫画の絵も・・・笑)
写真見て、私は「わ、すごい!」とびっくり。確かにキンキラが似合いそうな人だわ(笑)。
実は、Wikipedia の説明に "known... for wearing an extreme amount of gold jewelry." と書いてあります。
つまり彼は「キンピカジュエリーをジャラジャラいっぱいつけるので有名な人」のようです、やっぱり。
You're not sporting... のセリフは、ミスターTのコレクションからも外されてしまうような趣味の悪い品を見せびらかしてるように見える自分が哀れで可哀相だ、と言っているのですね。
I pity the fool... 以下は、英語音声では野太い声でセリフが続きますが、ミスターTのものまねをしているようです(次のセリフからもそれがわかります)。
写真から察するに多分こんなごっつい感じの声なんでしょうね。
このセリフも、何か有名な役柄でのセリフなのかもしれません。
ところが、そうやってさんざんジョーイのプレゼントをけなしていると、背後にジョーイが立っていました。
無言でにらんでいるジョーイに気づいて、
チャンドラー: Hey, man! We were just doing some impressions. Do your Marcel Marceau. (やぁ、ジョーイ! 俺たちはただ、ものまねをしてただけなんだ。お前もマルセル・マルソーのものまねをやれよ。)
怒ったジョーイは何も言わずに去っていきます。
チャンドラー: That's actually good. (あのモノマネ、本当にうまいな。)
Marcel Marceau (マルセル・マルソー)は、パントマイムの世界的第一人者です。
IMDb: Marcel Marceau
IMDb にある More Photos のリンクをクリックすると、Photo gallery for Marcel Marceau へ飛び、パントマイムを演じている写真が見られます。
パントマイム(pantomime)とは、踊りや身振りや表情だけで表現する無言劇のことですよね。
チャンドラーは確かにミスターTのものまねをしていたようなので、とっさにみんなでものまね大会(?)をしていたと言ってフォローしますが、ジョーイにやってみろと言ったのは、マルセル・マルソーでした。
パントマイムしてる人のものまねって?
つまりジョーイは声のものまねは下手だってこと? わはは・・・と思っていたら、その後、黙って立ち去ったのを見て、「ほら、俺の言ったとおり、ジョーイがマルセル・マルソーのパントマイムのものまねを無言でやってるぞ。うまいなぁ。」と言うチャンドラー。
そういうオチだったのね・・・(笑)。
(今日の脱線話は、「ものまね(物真似)の話」)
パントマイムのものまねというと思い出すのが、形態模写。
声をまねるのが声帯模写で、動作をまねるのが形態模写ですね。
昔、私が大好きだったテレビ番組「お笑いスター誕生」で、コロッケは歌の入った曲を流しながら、動作や仕草だけをまねしていました。
野口五郎とか岩崎宏美とか・・・。何気ない仕草が妙に似ていて(というか、デフォルメしすぎだけど)、面白いなーと思ってみてましたね。
いつも声まねはしないので、この人は声まねはできないのかな、と思っていたら、その番組の後、何年かぶりにテレビで見たら、郷ひろみとかをフリも声もまねしていたのでびっくりした記憶があります。
何だ、できるんじゃん、って(笑)。
ものまねの人って、まねるのが上手いんですけど、何よりもその特徴をつかむのがうまいですよね。
あれはすごいセンスです。
ああいうセンスが、語学習得にも必要なんではないかといつも思ってるんですが・・・(これは結構マジな話)
今、キリンビールのCMで営業マンを演じている、山口智充さん(ぐっさん)というタレントさんがいますよねぇ。(あのCMが人気で、売り上げ伸びたらしい)
DonDokoDon というコンビ名で漫才もしてたんですけど、最近は、ピン芸人さんみたいになってます。
平畠さんは一体今どこに?
という話はともかく(笑)、ぐっさんのものまねって、私すごく好きなんですよねぇ。
彼のレパートリーの中に「ハリウッド映画でよく見かけるワンシーン」てのがありまして、私が見たのは、探し物が見つかったか何かで、"Yes, Yes!!" とオーバーアクションで喜ぶシーンだったかと思うのですが、それがなかなかよく特徴をつかんでいて、「あぁ、映画でこんな風に、言う、言う!」と感心したのを覚えています。
厳密に発音が上手だったかどうかはちょっとはっきり記憶にないんですが(笑)、でも、イントネーションなんかは上手でしたよ。
英語の発音では、イントネーションって大事ですからね。
それで英語っぽく聞こえるかそうでないかが決まるといっても過言ではないでしょう。
だから、英語を学習する人は、みんな憧れの俳優さんになりきって、真似してみましょうねっ!(笑)。
ちなみに、ぐっさんのものまねで一番好きなのは、ff(フォルティシモ)を歌うハウンド・ドックの大友康平さんのものまね!
あの歌、前奏長いんですけど、その前奏の間、あの独特の横向いたポーズで眉根を寄せて難しーい顔をして立ってるんですよね。
見てる人は歌に入るまでのその前奏で、すでに笑ってしまう。
私も涙が出るほどいつも笑っちゃいます。
実際の声まねも本当によく似ていて、器用な人だなぁといつも感心しちゃいます。
あんな兄ちゃんが家に一人いたら、さぞ楽しいだろうなぁと・・・(笑)。
(Rachからのお願い)
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RACHさんも健在で何よりです。
すごいタイミングというか、今話題にしてるチャンドラーのブレスレットけなしのシーンですが、実は10シーズンの中で5本の指に入るくらい好きな所なんです。他にも「レズだったらよかったのに」とかありますが、何度見てもニンマリしてしまいます。
しかもたった一つのフレーズにまで決して疎かにしない、RACHさんの追跡調査。リベラーチェなんて「ふーん」くらいしか思ってませんでした。あのシーンで漏れてくる観客の笑い声の意味がようやく理解できました。このブログが10シーズン終わる頃にはどーなってるのか
考えただけでも希有壮大ですね。
これからも頑張ってください!
このブレスレットのシーン、本当に面白いですよねぇ。私も大好きなんですよ。最初に見たときに、何かに例えてけなしているのはわかるけど、具体的なイメージがわかなかったんですよね。
ですから、今回こうして調べて、本当にセリフの意味がわかった気がして、とっても嬉しいです。
このブログ、何としてもファイナルまで続けるつもりでおりますが(笑)、本当にその頃はどうなってるんでしょうね?
確かに、テキストデータとしては膨大なものが構築されてるはずですが、その大部分が、英語と関係のない脱線ネタになってるのではないか・・・と、ちょっと心配しています(笑)。
これからも頑張りますので、応援して下さいね。
また、コメント下さーい!!
蒸し返すようですみません。
なぜかMr.Tが気になって色々と調べてみました。
Rachさんの言われてる通り、有名な役柄での決め台詞みたいですね。
ここの写真見て思わず噴出してしまいました。↓
http://www.tvacres.com/jewelry_mr_t.htm
特攻野郎Aチームだろうとは推測がつくのですが、見てないのでなんとも言えません。幸いDVDが出てるとのことなので、レンタルしてたら
借りてこようと思います。
なんだか脱線するのが趣味みたいになってきました。
英語習得にはまだまだ時間がかかりますね。
教えていただいたサイトのキンピカジャラジャラの写真、うん、笑える。
写真の下には、"I pity the fool who doesn't like my jewelry!" と書いてありますし。
今回のチャンドラーのセリフ、"I pity the fool that puts on my jewelry!" とそっくり!
私も面白そうなので、いろいろ調べてみました。
I pity the fool は、映画「ロッキー3」でMr. Tが演じたClubber Lang という役柄のセリフのようです。
IMDb: Memorable Quotes from Rocky V (1982)
http://www.imdb.com/title/tt0084602/quotes
(Memorable Quotes というのは「記憶に残る引用」、つまり「名セリフ集」なんでしょうね。)
Interviewer: Do you hate Rocky?
Clubber Lang: No, I don't hate Balboa. I pity the fool.
この映画、見たことないんですが、訳すと、
「ロッキーを憎んでるか?」
「いや、(ロッキー・)バルボアを憎んでないよ。バカを哀れんでるだけだ。」
てな感じ?
I Pity the Fool (2006) (TV)
http://www.imdb.com/title/tt0494722/
というタイトルのReality-TV を発見しましたが、これは Pre-production なので現在制作中、ということみたいです。
ですから、Mr. Tと言えばこれ、というくらい、彼の使う有名なフレーズのようですね。
ここまで行くと、I do! も気になってしまい(笑)、Mr. Tが特攻野郎Aチームで演じている役名が B.A. Baracus だとわかったので、「Baracus I-do」でぐぐってみて発見したサイト。
IMDb: Memorable Quotes from "The A-Team" (1983)
http://www.imdb.com/title/tt0084967/quotes
発見したスクリプトの部分を強引に訳してみました。この番組を一度も見たことないし、スクリプトも全部読んでないので、ちょーいい加減な訳ですが(笑)。
B.A. Baracus: They're closin'. They got us! (やつらが近づいてくる。俺たち、捕まっちまうぜ!)
Hannibal: You never know. (そんなのわからんだろう。)
B.A. Baracus: I do. We're almost out of gas. (俺にはわかる。この車はほとんどガソリンがないんだ。)
Hannibal: Now, why did you pick a truck with no gas? (それじゃあ、どうしてガソリンのない車を選んだんだ。)
B.A. Baracus: 'Cause I liked the paint job. (俺はペンキ塗りが好きだったから。)
はぁ???
多分、このトラックはペンキ屋さんのトラックで、ペンキの缶がたくさん積んであったんでしょう。(ほんまかいな?)
バラカスは人に何か言われるたびに、こうやって、I do. と返事をするんでしょうね。(ということにしておこう)
っていうか、I do. というのはあまりにもありふれたフレーズなので、「I do. といえばMr. T」と結びつけるのは難しいところではありますが。
この返事が、"I do! I do!" と2回くらい繰り返していたか、スクリプトの他の部分でも、"I do." と返事する箇所が見つかれば、これで決まり!って感じだったんですけどねぇ。う〜ん、惜しい。
同じく「Baracus I-do」の検索で発見したアマゾンのサイトがありました。このサイトの下の方に、Quotes という項目があり、そこの See more Quotes のリンクをクリックすると、スクリプトが出てくるのですが、そのスクリプトも、上のIMDbと同じようですね。同じセリフ "I do. We're almost out of gas." が書いてありました。
amazon.com: The A-Team - Season Three (1983) DVD
http://www.amazon.com/gp/product/B000BUE5CI/103-6805827-4523039?v=glance&vi=quotes-trivia&n=130
ということで、彼の「口癖」ってほどのものとは言いがたいんですけれど。こればかりはDVDを見てみないとわからないかもしれませんね。
ということで、私が調べたところによると、I pity the fool と I do のセリフは同じ作品からじゃないみたいです。(ちょっと不思議な感じ・・・)
ロッキー3は1982年の映画、Aチームは1983年から1987年のテレビシリーズなので、もしかしたらこのフレーズをAチームでも使ってないとも限りませんが・・・。
(誰か、心当たりのある方はご一報下さいませ。)
実は個人的に「特攻野郎Aチーム」はちょっと気になる作品なんですよね。Aチームでは、豪快で破天荒な「モンキー」という役(日本語吹き替え版での愛称)をドワイト・シュルツ(Dwight Schultz)という俳優さんが演じています。その同じ俳優さんが私の好きな新スタートレック(TNG)で、レジナルド・バークレーという、すごーく気が弱くて、人と交わるのが苦手で、仮想現実のホログラムに引きこもりがち、という役をやっているんです。
いわば、まったく正反対の役なのに、どちらもぴったりハマっているという話を聞いたので、一度どのくらい違うものなのか見てみたいと思ってます。
このバークレーは、気弱だけどなかなか憎めない「かわいい」キャラで、サブキャラの中ではかなり好きな部類なんですよ。
(って、まとめはスタートレックかい!)
「ロッキー」でしたか! 何となくそんな感じがしたんですが...
やはり検索の仕方はお上手ですね。自分はそこまで踏み込めません
でした。I pity the fool と I doは多くのアメリカ人に認知されてる
言葉には間違いなさそうですね。
「特攻野郎Aチーム」のファンサイトで聞いてみるか、もしくは
DVDを全編みてみるしかないですね。でも他のものに浮気すると
フレンズが疎かになりそうで、ちょっと怖いですが。
それとスタートレックですが、以前スーパーチャンネルで見てました! 本当はこれで英語を習得する予定だったのですが、如何せん
専門用語が多すぎて挫折しました。それでも物語的にはすばらしく
、うろ覚えですが、ピカード館長がふつうの市民になって、笛吹いてる話があったと思うんですが、感動した記憶があります。
いろんな経験を経て運命の「フレンズ」に出会ったので、大事に
したいと思います。
我こそは「Mr. T」評論家である!と自慢できる人現れないかなー
今日、落ち着いて読んでみたら、I pity the fool. に関してははっきりと、
His catch phrase, "I pity the fool!" comes from the film (Rock V), where he played a boxer facing Rocky Balboa in a match.
と書いてありました。だからやっぱりこれはAチームのセリフではなく、ロッキーで間違いないようですね。
さらに、References in pop culture として、フレンズのこのエピソードでのチャンドラーのセリフも掲載されていました。でもやっぱり"I do."の出典ははっきり書いてなかったですが。
Aチームに関すること(Mr. Tのことも含めて)は、その番組のファンで、なおかつ原語(英語)で見たことある人に聞くのが一番手っ取り早いのですが・・・。そのうち、ファンのどなたかがこの記事を発見して下さるのを期待しましょう(笑)。
スタートレックは確かに専門用語が多いです。私は特に新スタートレック(TNG)のファンで、全7シーズンのDVDを持っており、これを英語学習の題材に使っていました。フレンズと比較すると、調べる単語の数が段違いに違いましたね。
その点でも、英語学習にはフレンズの方が向いていると思いました。知らない単語、特に見たこともない単語が次から次へと出てくると、それを調べるだけで終わってしまい、表現を学ぶところまで踏み込めなくなるからです。
ただ、私は元々スタートレックなどのSFものが大好きなので、調べるのは苦痛ではなく、却って、「遮蔽装置は cloaking deviceって言うのね!」などと専門用語の英語がわかるのが嬉しかったです。(こーゆー部分がマニア心をくすぐるのだ・・・笑)
フレンズとはドラマの分野が違うので、私としては、違った方面の言葉遣いや単語や表現を学べて、英語の幅(私に英語の”幅”なんてものがあるのかどうかはともかく・・・笑)は広がった気がします。徹底的にフレンズに集中するのもひとつの手ではあるのですが、そうやって、複数の作品を並行して見ることによる利点もあります。確かに私もまず最初はフレンズを集中して見ていたと思いますが・・・。
おっしゃっているエピソードは、第5シーズン(第125話)の「超時空惑星カターン」(原題: The Inner Light)ですね。これはヒューゴー賞(SF分野における有名な賞らしい)を受賞したという、ファンの中でも人気の高い「名作」です。私もこの話は大好き! SFチックな部分はほとんどなく、ヒューマンな話になっています。
ピカード艦長が、とある星に生きていた一人の男性の人生を自分のものとして体験する、という話です。
ピカード艦長自身が、宇宙艦隊での艦長としてのキャリアを優先することで、結局、家庭を持つことがなかったのですが、この体験では妻や子供、さらにはおじいさんになって可愛い孫たちに囲まれて・・・という別の人生を送ることができたわけです。そういう意味では、単なる誰かの追体験だけではなく、艦長自身にとっても非常に忘れがたい経験になっている、というところがポイントなんですね。
だから、その思い出の「レシクの笛」を、それからもずっと艦長は大事にしていて、後に恋に落ちた女性とデュエットで演奏するのに使ったりもしていました。この笛の思い出を語ることができる、という部分で、その女性をどれだけ大切に思っているかがわかるわけです。(艦長は、あまりプライベートなことを話したがらない人なので・・・)
ということで、スタートレックネタになると、どこまでも暴走したくなるのですが、とりあえずはこの辺で(笑)。
SFだから、と敬遠する方にも見ていただきたいエピソードですね、これは。
凄いですね。お話を聞いてたら、また見たくなってきました。
そういえば、宇宙船の中のドアが開く時、「ヒュッ」と何とも
いえない音が出るんですが、あれが好きだったんですよね。
それよりMr. Tですが、私の友人の知り合いで多少日本語のできる
アメリカ人がいるんですが、知ってるか聞いてみようと思い、
尋ねてみました。
そしたらなんとなんと、何で日本人がそんな奴知ってるのか?と
言わんばかりに驚かれました! ただI pity the fool と I do
に関しては詳しい出所はあまり分からない様子でした。
日本人に例えれば、伊東四朗は知ってても「ニンッ!」は見たことがない人? って感じでしょうか。
それともう一つリベラーチェですが、「Liberace House of Crap!」
と言ったら、腹をかかえて笑っていました。(ちなみにこの人は
フレンズはあまり好きではなく、何回かしか見たことがないそうです)
なので、当然チャンドラーのギャグなどとは知る由もなく、
Crapとはよく言ったものだ! あんたエライ!って感じでした。
聞いてみると、夏でも厚手のコートを着て、キンキンギラギラで
しかもそれでいてピアノの腕前は相当のものだったようです。
おばちゃん達には人気があったようですね。
何かアメリカ人よりアメリカの文化に詳しい変な日本人という
ことにされてしまいました。でも何かうれしい気がしました。
少し英語話す勇気が出てきました。それもこれもRachさんの長い長い
(失礼!)脱線話から生まれた賜物ですからね。
これからもよろしくお願いいたします!!
そういえば、いつもHNにフリガナ振っていただいてますよね。それもこれも、私が最初に「”チャントラー”さんなんですね、最初”チャン・とらいち”さんかと思いました」などと書いたせい・・・?(笑)
宇宙船のドアの音もそうですが、SFというのはああいう効果音が洒落てるかどうか、使ってる小道具がデザイン的に斬新でおしゃれかどうか、みたいな部分で作品のクオリティが決まるようなところもあります。未来の話なので、何世紀か後にはこんなの使ってるだろうなぁ、という憧れを持って見られるものであって欲しいと思いますよね。
劇中で使っているパッド(キーボードの凹凸がなく、タッチパネルになっているデータ入力装置)なんかは、今のパソコンがああいう方向に向かうだろうな、と思わせるシンプルさがありますし、実際、技術開発に携わってる人たちは、SF作品で見たイメージを頭の片隅に置いて開発に臨んでいる、という話を聞いたこともあります。(ドアの音の話だけで、脱線しすぎた・・・あぶない、あぶない)
アメリカ人でも、Mr. Tは知ってても、その有名なフレーズは知らない、って人がいるんですね。ちょっと安心しました(笑)。
私は伊東さんと言えば小松政夫さんとのコンビの♪電線にスズメが三羽とまってた♪の電線音頭を思い出しますが・・・(笑)。
日本のものまねを見ててもわかりますが、やっぱりドラマや映画のセリフが多いですよね。例えば武田鉄矢さんだと、髪をかき上げながらの金八先生ネタか、101回目のプロポーズの「僕は死にましぇーん!」とかになりますよね。それでものすごくウケるかどうかは、聞いた人の世代にもよるでしょうし、実際にそれを見たことあるかどうかにもよりますよね。(トレンディドラマには疎い私だが、101回目のプロポーズは全部見たなぁ)
リベラーチェのギャグはドンピシャで、すごくチャンドラーらしいうまい表現なわけなんだ。何か嬉しいですよね、そういうのがわかるって(←自画自賛)
真面目な話、アメリカの文化や英語を学ぶことにおいて、海外生活経験がないことによるハンディ(←ちょっと卑屈な表現ですが)は、だんだん減ってきていると思います。実際、アメリカのネット環境のない場所で暮らしているより、日本のネット環境が充実しているところで暮らしている方が、アメリカ情報を手に入れるのは簡単なのではないか、と思ったりします。
もちろん、実際にアメリカの空気を吸ってアメリカ人と接しながら知識を吸収することの重要性はわかりすぎるほどわかっておりますが。
ブログをやり始めてから気付いたことなのですが、私が自分が聞き知った情報や知識をネットで公開しているように、他の方もいろんな情報を公開されてますよね。それがキーワードや検索ですぐに見つけることができる、というのは、情報を知ってる人を訪ね歩くよりも手っ取り早いし、確実なんですよ。もちろん間違った情報も溢れてますが、それは人に尋ねても同じことで、勘違いしてるってこともありますしね。
グーグルやWikipediaを始めとしたツールがなければ、私のブログはもっとつまらないものになっていたと思います。情報を人と共有することの喜びを知った感じです。本当に楽しい毎日ですよ!! また一緒に調べ物につきあって下さいね!
実は近所のツタヤで「特攻野郎Aチーム」があったので
2シーズンまでレンタルしてずぅーと見てました。
おかげでフレンズがおろそかになってしまいました。
みた感想! 「おもしろい!」「最高」
これはフレンズファンも是非みるべきだと思いました。
Rachさんが気になっていたモンキーことシュルツさんですが、
何でこの人芸達者なんだろー、というくらい色んな引き出しを
持ってるようです。スタートレックでどんな感じだったのか、自分も
確認したくなりました。昔は痩せてたようですが、「特攻野郎」の
ファンサイトの掲示板で、最近のシュルツさんが載っていました→
http://www.starland.com/sf-sc/sf06/SF06_Photos05.html
えらい貫禄ついて別人みたいですね。
またお目当てのMR.Tですが、これまた面白いものを発見しました。
http://www.msnbc.msn.com/id/10038326/
NBCのニュースサイトみたいですが、新しく発売されたカーナビの
声案内をMR.Tが担当してるようです。
ヒアリングができないので何て言ってるのかわからないですが
おそらく「そこを右へ曲がれ、バカやろう!」とか言ってるようです。I pity the fool とかでてきたらビンゴなんですが。
知らない間に2-15までいっちゃって、ついていけない状態ですが
MR.Tにこだわり続けたいと思います。
Rachさん以上に脱線してきましたね。
すごい! 特攻野郎Aチームを2シーズンまで! やっぱり面白かったんですね。ネットでも日本のファンのサイトをいくつか見たので、人気なんだろうなぁとは思っていたのですが。(英語のセリフについて語っているサイトはあんまりないようでしたが・・・)
見てみたいなぁ。もう、いろんな人からいろんな話を聞いて、見たいものだらけで、困ってます(笑)。
シュルツさんの写真見ましたよ! 確かに貫禄が。Aチームもスタトレでも痩せてたはずですよねぇ。トレックでのバークレーはカウンセラーのディアナ・トロイのことが好きだけど、いつも何も言えなくてもじもじしてるんですよ。技術者としては超優秀なんだけど、何で彼が宇宙艦隊士官というエリートになれたのだろう?みたいにみんなが思ってる珍しいキャラなんです。(他の人はだいたい「出来過ぎくん」が多いですから・・・)
このカーナビ面白いですね! バート・レイノルズ(キャノン・ボール、ブギーナイツなどの俳優)やデニス・ホッパー(イージー・ライダー)の声のバージョンもあるらしいですよ。
そのサイトにそのセリフの一部が文字として書いてありますね。
"Pay attention to what I’m saying,"
"Mr. T gonna get you there in one piece … you gonna be there safely, or else!"
全部リスニングして書き出してみようかと思ったのですが、ところどころわからないところがあって、やめちゃいました(笑)。
Audio: Driving Directions From Mr. T に二つ音声ファイルがありますよね。
一つ目の Mr. T will get you there は、上に書いたセリフが入ってますが、fool という言葉は出てきませんね。
二つ目の Mr. T talks trash to the driver の最後の方で、
You don't want that to happen, do you, fool? Ha-ha-ha.
と言っているようです。
ちょっと自信がないのですが、「(俺を楽しませないと間違った道を教えるぞ!) そんなこと起こって欲しくないだろ、このバカ。はっはっはっ。」
みたいな感じなような・・・。
だから、やっぱり fool というキーワードは出てきてるようですね。
"I pity the fool" じゃないのが残念!
「脱線」、いいじゃないですか。私のポリシーみたいなものなので、前にもどこかに書いたかもしれませんが、そうやって脱線して英語を調べてそこから何かを「情報」として得られることができれば素晴らしい、と。それが「英語を使う」ってことですよね。
英語のサイトでも怖がらずに調べることができるようになるってすごいなぁ、と思うんですよ。私もブログを始める前はそれがあまり得意じゃなかったですからね。
Aチームを2シーズンも見て、いろいろ語れるようになればすごいんじゃないですか? フレンズやスタトレを語れる人は多いけど、Aチームは(ファンは多いとは言え)語れる人は少ない気がしますので。
いろいろ調べて下さって、お疲れ様でした!
チャンドラーは人格を疑われるような危険を伴う、欠陥品の
ブレスレットを身につけて歩かなきゃならない事を
嘆いているのでは?
そてと、pity の目的語のところですが
哀れに思っている"the fool" とは自分の事?それともジョーイ?
この辺がちょっとはっきりしません。
sporting という形容詞には、「冒険を伴う、賭博的な」という意味があるようですね。
a sporting chance なら「勝てる・成功する(かもしれない)見込み」という意味になるようです。
ただ、今回のセリフの場合は、be sporting a reject となっていて、a reject という名詞を目的語に取っていますので、他動詞の現在進行形、と捉えるべきなのかなぁ、と私は思います。
"I pity the fool that puts on my jewelry! I do! I do!" (「俺のジュエリーをつけてるバカを哀れに思うぜ! 哀れだ! 哀れだ!」)について。
これは、「俺のジュエリーをつけているバカ」、つまり「今、このキンキラキンのジュエリーをつけている俺」ということかな、と思います。
「俺がこんなジュエリーをつけているのを哀れに思う。」というのを、「俺のジュエリーをつけているやつ(すなわち俺)を哀れに思う。」と、自分で自分を卑下しているセリフ、でしょうか。
You don't have to walk around sporting some reject from....
と言っていますが、with sporting....では無いのでやはり
「〜しながら」と捕らえる方が自然かも知れませんね
それと、「身につけている」という状態を指しているのであれば
普通、進行形か "wear"を使いますよね
この "put on" は状態では無く、身につけるという行為をさしているので、「つけている」と言うより、「つける」という感じでしょうか?過去形じゃないのが気になりますが・・・・
ブレスレットを実際にチャンドラーに着けたのはジョーイ
その点で、ジョーイを指しているのかな、と思いました
私が上に書いたのはDVDの英語字幕を拾ったものですが、実際に音声を確認すると、そう言っていますね。
ネットスクリプトにも以下のように書いてありました。
チャンドラー: Oh, yeah, easy for you to say, you don't have to walk around sporting some reject from the Mr. T collection.
[Joey walks in behind Chandler]
フィービー: Chandler, Chandler.
チャンドラー: I pity the fool who puts on my jewelry, I do, I do. I pity the fool that...
walk around sporting 「…を sport しながら歩く」「sport している状態で歩く」ですから、「フィービーは、reject を sport しながら歩く必要がないから(そんな気楽なことが言えるんだ)。」というニュアンスでしょうね。
put on と wear については、よくTOEICの写真問題に出てくる、put on 「つける、という行為」と、wear 「つけている、という状態」の違いですね。
"I pity the fool that puts on my jewelry! I do! I do!"
を厳密に訳すと、「俺のジュエリーをつけるという行為をするバカな人間を哀れに思う。」という感じでしょうか。
ご指摘のように、puts となっていて、過去形ではありませんね。
ジョーイであれば過去形になっているべきなのかもしれません。
この「現在形」は、「日常的につけるという行為をする」という感じなのかな?とも思います。
例えば、お風呂に入る時とか、寝る時などには外すけど、人前に出る時は腕時計をはめるような感じで常につける、というような。
ジョーイのことを言っているとすると、the fool that put the jewelry on me (on my wrist) になりそうな気もします。(put は過去形)
冒頭シーンで、ジョーイがチャンドラーにブレスレットをつけてあげたシーンのネットスクリプトのト書きには、
[puts the bracelet on Chandler]
とありますし。
put on one's clothes だと「服を着る」。その所有格を目的語にしている場合、その行為者(主語)も、その所有格と同じ人物になる気がします。
I put on my clothes. 「私は服を着る。」が一般的かなと思います。
主語が異なる場合を考えてみると、
He puts on my clothes. だったら、「彼は私の服を着る。」となって、「彼が私に服を着せた。」という意味にはならないように思うのですね。
ですから、上のセリフも、誰かを fool 「愚か者」と呼んで嘆いているのですが、その人物は、somebody that puts on my jewelry 「俺のジュエリーをつける人」、つまり「俺」なんじゃないかな、と思うのです。
意味的にも、「ジョーイを哀れむ」というよりは、やはりこれをつけざるを得ない、親友からのプレゼントだから外せないチャンドラー自身を哀れんでいるように私は感じるんですよね…。
「宝石をつける」の主語は「馬鹿なやつ」で、「誰に」の部分は
明記されてないので、普通に考えれば、文の主語であるチャンドラー自身を指しているのかもしれませんね
それにしても、ほんとにフレンズは分かりにくい言い回しを
しますよね!そのひねくれた言い方を解くのが面白いところですが(笑)
今、思い出したのですが、
フレンズ1-22その3 に、
http://sitcom-friends-eng.seesaa.net/article/388470150.html
以下のようなセリフがありました。
チャンドラー: It pays to know the man who wears my shoes. Me. (”俺の靴を履いている人物”を知っていることは、利益につながるんだ。[みんなわからず、ハァ?という顔をしているので] その人物って俺のこと。)
これも、「俺の靴を履いている人」、すなわち「俺」ってことですよね。
the fool who puts on my jewelry とは、put on (動作)と wear (状態)で少しニュアンスは違うのですが、これと似た感じかなぁ、と思いました。
おっしゃる通り、「ジョーイがチャンドラーにつけてあげた」のであれば、その「誰に」の部分が必要になってくるような気がします。
比較的しっくりきました。聞いているみんなはポカンとしていて、チャンドラーがダメ押しに "Me."「俺の事だよ」って言ってるって事は
ネイティブにも一瞬分かりづらい言い回しだって事ですよね(笑)
もし、こんな言い回しばかりする彼氏と付き合ったらノンネイティブの私ならイライラしちゃいそう!(笑)
フレンズ1-22その3 では、確かにみんなポカンとしていたので、自分で Me. のことだと説明していましたね。
確かにわかりにくい言い回しだと思います(笑)。
覚えておいででしょうか?
4年ほど前に書き込みさせていただきました。 あれから仕事や家庭のゴタゴタでフレンズから遠ざかってしまいました。申し訳ないと思いつつ、時にはポチっとする為だけに訪れたりしてましたが、何か後ろめたい気持ちでいっぱいでした。そんな中、久しぶりに訪問させていただいたら、ブログが大変な状態に...
こんなことになってしまったのは自分のせいじゃないかと反省しています。これからは仮にコメントできなくても、毎日ポチっとすることをお約束します。 ですのでこれからもどうか続けていただきますよう、よろしくお願いします。
PS.
リベラーチェのHouse of crapの部分を思い出したら笑えてきました。早く感覚が戻るよう努力します。 あとRachさんの本ですが、出版されたあとすぐ買いました。でももう一度読み直します。
コメントありがとうございます。もちろん、覚えていますよ!
この上のコメント欄でのやり取りもそうですし、
私の英語学習歴(その2) のコメント欄
http://sitcom-friends-eng.seesaa.net/article/388470171.html#comment
でいただいたコメントの、私と同じ「ガンダム世代」(笑)だというお話も印象的でしたから。
「反省」だなんて、とんでもないです。いろんな意味で反省しないといけないのは間違いなく私の方です。
「ランキングが下がってきたから、やめたくなってしまう」というのは、私の英語に対する情熱が落ちてきた、ということだったのだろうし、そんな泣き言を書いてまで、「このブログを必要としてくれている人がいるのかどうか知りたい」と思うのは、自分の不安の表れだったのでしょう。情熱がなくなり、不安が増大すると、記事のクオリティも落ち、深く調べることもしなくなり…という悪循環が自分の目にも明らかだったので、わがままを承知で、ブログ5周年の記事で、「ランキング応援のお願い」を書いたのです。それに多くの方が反応して下さり、激励して下さったことで、また頑張る勇気が湧いてきました。
ポチっ!を読者の皆様に強制するような言い方になってしまったことも反省しています。「できれば」で結構ですので、私を励ますと思って押していただければ本当に嬉しいです。
リベラーチェの話、面白いですよね。また、拙著もお買い上げ下さったとのこと、ありがとうございました! その本の p.66 でも、リベラーチェについて触れました。TOEIC などのテストには絶対出ないけれど(笑)、それを知ってるとセリフが何倍も楽しめるという「サブカルネタを調べる意義」をわかっていただくのに好例だと思ったからです。上のコメント欄のやり取りを思い出しながら、その部分を読んでいただけると嬉しいです。
どうかこれからもよろしくお願いします。
マイケル・ダグラス&マット・デイモンが恋人役!ソダーバーグ監督『恋するリベラーチェ』公開決定!
http://www.cinematoday.jp/page/N0055441
日本では11月に公開だそうです。どんなことになるか興味あります。
興味深い情報ありがとうございます。
リンク先のシネマトゥデイの情報、見ました見ました! すごく興味を惹かれますねぇ〜。その説明を見ると、やはり、フレンズのセリフで使われたような「ド派手」なイメージがあることがよくわかりますね。監督も出演者も超豪華ですし、話題になりそうです。
この邦題を見て、「リベラーチェって誰やねん?」みたいに思う日本人が多いかもしれない中、フレンズのセリフで彼のことを知った我々(笑)は、「リベラーチェ、知ってるよ〜ん♪ キンキラキンの人なんだよねぇ〜」みたいに、ちょっと得意気な気持ちになれそうで、嬉しいですよね(^^)
情報ありがとうございました!