バーク先生には孫がいるという事実に気付いて、やはり付き合うのは変だと思うモニカ。
モニカ: I mean, I'm dating a man whose pool I once peed in. (つまり、私は、昔プールでオシッコしちゃったそのプールの持ち主の男性とデートしてるってわけね。)
バーク先生: I didn't need to know that. (それは知らない方が良かったな。)
関係代名詞の whose は自然な訳にしにくいのですが、まぁここでは、ネイティブのように前から順番に訳して、「私はとある男性とデートしている。その男性のプールで、私は昔オシッコをしたんだけど。」と訳す方が自然でしょうね。
ただ、日本語でこういう風に書くと、倒置文のように見えてしまうのですが、英語ではこの文章の順番が普通なわけです。
そして、実際もその方が回りくどくなくてわかりやすいと思うのですが・・・。
その辺りの違いも感じてみて下さいね。
I didn't need to know that. は「それを知る必要がなかった。」ですから、「知らなくてもよいことを知ってしまった。」という感じでしょう。
やっと仕事を終えて戻ってきたロス。
ロス: I'm done. (終わったよ。)
レイチェル: Yeah, well, you know what? So is Sorentino's. (えぇ、でもね。ソレンティノズも終わっちゃったわよ。)
done は「終わった、済んだ、完了した」という意味です。
"So is Sorentino's." は "Sorentino's is done, too." という意味ですね。
"I like him." "So do I." 「私は彼が好きよ。」「私もよ。」と同じです。
唐突に Sorentino's という名前が出てきましたが、これは恐らくディナーを予約していたレストランの名前。
話の流れからそうだとわかるのはもちろんですが、's (アポストロフィー+ s )で終わるレストランの名前が多いことからもわかります。
経営者の名前に所有格の 's をつけて、「誰々さんのお店」という名前をつけることが多いからですね。
例えば、McDonald's とか Denny's とか Wendy's とか・・・。
ちなみにマクドナルドは、やはりマクドナルドさんが始めたお店だそうですが、ウェンディーズは娘さんの名前から取ったと聞きました。
さらにおまけで、McDonald's の発音は「マクダーノルズ」という感じで、ダにアクセントがあります。
CMに出てくるピエロみたいなドナルドの本名はロナルド(Ronald)です。
どちらも、日本人が発音しやすいように「マクドナルド」「ドナルド」にしたという話は結構有名ですよね。
でも、そうやって日本風にローマ字読みにする方がキャッチー(catchy=人の心を捕らえる、覚えやすい)なんでしょうが、それが英語で通じないとなると、これまた不便ですよね。
以前、フレンズ2-8その3 で、和製英語の氾濫について不満を書いたのですが、私は外来語としてカタカナで表現するなら、できる限り原語に近い発音で輸入した方がいいといつも思っています。特にこれからはね。
世界的に有名なお店でも、日本人にしか通じない発音で覚えていたら、使い物になりませんからね。
例えば神戸にあるメリケンパーク。
メリケンは American が訛ったものだと言われていますが、実際の英語の発音は、「アメリカン」よりも「メリケン」の方が近いように思います。(最初の A はあいまい母音だし、メにアクセントがあるし。)
そんな風にローマ字読みにこだわらずに、聞いたままをカタカナにした方が、ずっと良いと思うんですけどねぇ?
(Rachからのお願い)
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なぜ、Cher がシェールなんでしょうか? シェアーで問題ないのに。
Nirvana もわからなかったですね。ナーバーナの方がまだわかりやすかったかも知れません。
Patriot もわからなかったですね。何故、パトリオットなんでしょうか? アメフトのチームは『ペイトリオッツ』となっているのに。
モチベーションなんてなんでなんでしょう?
私に、じゃなくて、私以上に、変にアレンジした日本語風カタカナ発音に怒ってらっしゃるわけですね?
「ミィック・ダナルズ」って???
何だろうと思ってちょっと検索してたらこんなのを発見。(勝手に引用すみません)
...we went to McDonald's (an interesting note: Australians pronounce it as "MACDonald's" instead of "Mic-Donald's")
(訳)オーストラリア人は、(マクドナルドのことを)「ミック・ダナルズ」という代わりに「マックダナルズ」と発音する。
ん?? 「マクダーノルズ」というよりは、「ミィック・ダナルズ」の方が原語の発音に近いってことですか?
シェールって、あの女優で歌手のシェールさんのことですよね?
http://en.wikipedia.org/wiki/Cher
アメリカでは「シェアー」って発音されてるんですか?
シェールだと何だかフランス人みたいですよね?
彼女はアメリカ人みたいですし、アメリカで活躍する人ですから、アメリカではフランス人風に呼ばれたりはしていない、ってことですか?
Nirvana は最近知ったバンドなので、日本語でなんて呼ばれてるか今まで知りませんでした(笑)。日本語では「ニルヴァーナ」って表記されてるんだ。辞書にも単語として載っていて、サンスクリット語が語源だと書いてありますねぇ。辞書の感じだと発音は「ニアヴァーナ」かな? 少なくとも、「ニル」ではないですよね。
そう言えば「パトリオットミサイル」って言いますね。辞書にはイギリス読みでは「パトリオット」もあり、のように書いてありますが、アメリカではやはり「ペイトリオット」でしょう。
motivation は「モウタヴェイション」でしょうか。motive は多分日本語でも「モウティヴ」って言うのにねぇ。
ここまで書いて、カタカナの限界を感じますねぇ。おまけにアクセント記号を付けられないから、ますますわからない(笑)。
だいたい、何でも外来語をまずローマ字読みしようとするからいけないんですよねぇ?(←えらそう)
実際の英語はローマ字通りに発音するわけじゃないのに、日本人はローマ字読みをすると合っているような気がしちゃうんですよね。
日本人が karaoke と書いても、アメリカ人は「キャラオゥキィ」みたいにしか発音しないですし。
ローマ字読みのくせをなくさないと、drown を「ドロウン」と発音する人は絶対になくならないと思います。
私は、ペイチョリアット、みたく言いますね。 あと、モーティベィシャン、になるのかなぁ。 不可能ですね、カタカナ表記は必要なのですが。
ペイチョリアット、ってかっこいいですね。それって、Brooklyn accent ですか? street を「スチュリート」、travel を「チュラヴェル」(?)みたいに発音しているのをよく聞くのですが・・・。
-tion を「シャン」と発音するのは、その通りですね。辞書にも「ション」とは書いてなかったのに、私がローマ字につられました(笑)。
私も実際、そういう発音になるように心がけています。使って試してみる相手がいないので困るんですが、常に発音は「それらしく」聞こえるように気をつけてます。基本的にアクセントのない母音はほとんど「あいまい母音」になるので、そこをはっきりローマ字読みしてしまうと、「らしく」聞こえないんですよね。
あまりにも発音に忠実にカタカナで表現しようとすると、何の単語か却ってわからなくなるので、その辺りが難しい・・・(笑)。
motivation は何故かはわかりませんが modivation と言ってますね、よくよく考えると。
私はブルックリン訛りとかそんな大それたものではなく、ただ真似がちょっと上手いと言うだけです。 でも確かに、schtreet, schchool, schtrike になりますね、意識しないと。
「真似が上手い」というのは、大切なことですよね。羨ましいなぁ。
私なんか、七条(京都の地名)を発音する時、「しちじょう」じゃなくて、「ひちじょう」になりますね、意識しないと。(爆)