2006年06月17日

フレンズ2-16その16

トイレでいちゃついた(エッチした?)後、パーティーの部屋に出てきたパパとママ。
パパ: Whose drink can I freshen? (誰かの飲み物、新しいのと取り替えようか?)
ママ: Almost time for cake! (そろそろケーキの時間ね!)

freshen は 形容詞 fresh 「新鮮な、新しい」の動詞形で、「新しいものに代える(替える)、新たにする」という意味。
氷が解けて、飲み物が薄くなってるのを、新しいのに取り替えよう、ということです。
almost は時間が接近していることを表す副詞で「もう少しで、ほとんど」という意味。
It's time to go. だと「行く時間だ。」ですが、It's almost time to go. だと「もうそろそろ行く時間だ。」と少しだけ時間の余裕がある感じになります。
ここでは It's は省略されていますが、食事も一通り終わったので、そろそろデザートとして、バースデーケーキを出す頃ね、と言っています。
ちょっとの間、席を外して、違うことをしていた(笑)照れ隠しに、わざとホストとホステスぶったセリフを言いながら、戻ってきたわけですね。


モニカは「付き合ってる人がいる」とママに告白します。
ママ: Ross, did you know Monica's seeing someone? (ロス、モニカが誰かと付き合ってること、あなたは知ってたの?)
ロス: Mom, there are so many people in my life. Some are seeing people and some aren't. Is that crystal? (ママ、僕の人生にはたくさんの人が存在しているんだ。ある人たちは誰かと付き合い、また別のある人たちは付き合っていない。それってクリスタルだよね?)

子供の一人に重大事件があった時、ママは必ずもう片方の兄妹に、「あなたは知ってたの?」と尋ねますね。(フレンズ1-2で、ロスの離婚話を聞いた時には、"And you knew about this?"「それであなたはこの(ロスの離婚に関する)話を知ってたの?」とモニカを問い詰めていました。)
追求されたロスは、「僕の周りにはたくさんの人がいて、付き合ってる人も付き合ってない人もいろいろだ。モニカも人間なんだから、他の人みたいに付き合うこともあるだろうし、付き合ってないこともあるだろう。」と妙な一般論に逃げようとしています。
そして、ママが真実を知ったときに、驚いて落としてはいけないので、ガラス製品(クリスタル)をそっとママから取り上げてます。


ついにリチャードとモニカが付き合っているという事実を知ってしまったママ。
ママ: Jack! Could you come in here for a moment? Now! (ジャック! ここへちょっと来てくれる? いますぐ!)
パパ: Found it! (バットを見つけたぞ!)
ロス: I'll take that, Dad. (それは預かっておくよ、パパ。)

フレンズ2-16その11 で探していると言っていたハーモン・キルブリューのバットが見つかったと言って、パパは嬉しそうに入ってきます。
ロスは、真実を知ったパパが激怒して、バットで(恐らくリチャードを)殴りつけないようにと、バットを預かります。
さっき、バットの話を出したのはこういう伏線だったんですね。
いろんな伏線を張っていて、それがこのようにちゃんと回収されてると嬉しいです。
そういうところが、よく出来た脚本かそうでないかの違いだと、私は常々思っているのですが・・・。

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posted by Rach at 11:55| Comment(0) | フレンズ シーズン2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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