リチャードとモニカが付き合っていることを、パパに説明するママ。
ママ: It seems your daughter and Richard are something of an item. (あなたの娘とリチャードは、ちょっとしたラブラブカップルらしいわよ。)
item は日本語でもアイテムと言いますが、「項目、品目、(新聞・ニュースの)一項(記事)」という意味です。
そこから、「記事(ニュース)のたね、噂のたね、ラブラブのカップル」という意味になります。
something of a は「ちょっとした・・・」という意味。
怒るパパとママに
モニカ: This is a good thing. You said you've never seen Richard happier. (これは良いことだわ。パパも言ってたわよ、リチャードがこんなに幸せそうにしてるところは見たことがないって。)
パパ: When did I say that? (いつそんなことを言った?)
モニカ: Upstairs in the bathroom, right before you felt up Mom! (2階のバスルーム(トイレ)でね。パパがママをお触りする直前のことよ!)
have never seen Richard happier を直訳すると、「リチャードがこれ以上幸せそうにしてるのを、今まで見たことがない」、つまり「今まで見てきた中で、一番幸せそうだ」ということですね。
日本語でも、「この人よりきれいな人は見たことがない」と、否定の表現で最上級を表しますから、ニュアンスは同じ感じですよね。
英語でも否定プラス比較級の表現が多く、"How are you?" (調子はどう?)と聞かれると、"Couldn't be better." (最高だよ。)と答えることがあります。
couldn't be better は「これ以上良くなることはないだろう」、すなわち「最高」という意味になるんですね。
feel up は 「(特に女性の)体(や局部の辺り)をさわる」という意味です。
feel (触る)+ up (上へ) という言葉から、手のひらを上に向けて、お尻などをぺろ〜んと触るイメージが浮かんできませんか?
実際のニュアンスはもっとハードなものを指すようですが、さすがの私もそれ以上のことは書きにくい(笑)。
現場を目撃されてたと知って、ますますショックの両親。
ロスがすかさず誕生日ケーキを持って、パーティの出席者を集めてみんなで歌を歌います。
どうすることもできずにこわばった笑いを浮かべるパパとママの表情が面白いですよね。
レイチェルはハートのタトゥーを入れてゴキゲン。
ですが、フィービーが結局タトゥーを入れなかったと知り、レイチェルはカンカン。
レイチェル: How could you do this to me? This was your idea! (私に対して、どうしてそんなことが出来るの? これはあなたのアイデアだったのに!)
「何故こんなことをしたのか?」と尋ねているのではなく、「どうしたらこんなことが出来るのか?」と言っています。
レイチェルはタトゥーを入れるのをためらっていたのに、それを強引に説得してタトゥーを入れさせたフィービー本人が結局怖くて逃げた、なんて、どうしてそんなひどいことが出来るの? どういう了見(りょうけん)よ、と怒りが爆発してるのがわかりますね。
「言い出しっぺはあんたでしょうがっ!」って感じで怒っているわけです。
(Rachからのお願い)
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2006年06月18日
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