ジョーイ: You guys will still come visit me, right? (みんな、これからも俺のところに来てくれるよな?)
ロス: Oh, yeah! You got the big TV. We'll be over there all the time. (あぁ! ジョーイは大きなTV持ってるもん。ずっとジョーイのところに入り浸りだよ。)
チャンドラーににらまれて
ロス: Except when we are here. (僕たちが、このチャンドラーの部屋にいる時以外はね。)
引っ越しした人に「また行くからね。」というのは、社交辞令でもあり、この場合はロスの本心でもあるのですが、チャンドラーがジョーイの引っ越しに対して怒っているのに気付いて、「もちろんチャンドラーの部屋にも入り浸るよ」とフォローを入れています。
寂しがるレイチェルですが、ジョーイの荷物の中に自分のブラを発見します。
レイチェル: What are you doing with my bra? (私のブラを使って何をするつもりなの?)
ジョーイ: It's not what you think. We used it to fling water balloons off the roof. (レイチェルが考えてるようなことじゃないよ。俺たちは、屋根から水風船を飛ばすのに、そのブラを使ってたんだよ。)
レイチェルが考えてるようなこと、というのは、「へっへっへー、これがレイチェルのブラだぜー!」と見たり触ったり付けてみたりして(?)喜ぶってことですね。
いくら仲の良い友達同士でも、さすがにそれはマズいでしょう(笑)。
fling は「(ものを)(勢いよく)投げる、投げ飛ばす」という意味。
名詞として使うと、「軽いロマンス、短期間の浮気・情事」という意味もあります。
フレンズ1-12その1 では、fling を「情事」、「投げる」の両方の意味で使っていました。
ところで、ブラで水風船を飛ばすことは可能なんでしょうかねぇ?(確かにゴムが入っているから伸縮性はあるし、カップに風船はぴったりハマるでしょうが・・・って何を心配してる!?)
でもやっぱりレイチェルのブラを所持しているという事実はやや問題だぞ。
あだち充の「みゆき」だったら、真人くんは鹿島ちゃんに平手打ちをされてるところです(笑)。
他のみんなは荷物をトラックへ。
ジョーイとチャンドラーだけが部屋に残りました。
チャンドラー: You want me to give you a hand with the foosball table? (フーズボールの台を運ぶの手伝って欲しい?)
ジョーイ: You keep it. You need the practice. (チャンドラーが取っとけよ。お前には練習が必要だ。)
チャンドラー: Thanks. (ありがと。)
give someone a hand は「(人)に手を貸す、(人)を手伝う」という意味。
with は「・・・を持つのを、運ぶのを」ということですね。
give someone a hand は直訳すると、「手を(・・・に)与える」という意味ですから、日本語の「手を貸す」とよく似た表現ですよね。
寂しいチャンドラーの気持ちを察して、フーズボールの台を譲ることにしたジョーイ。
ここでは強がりを言うことなく、素直にありがとうと言うチャンドラー。
本当に別れるとなると、やはり万感の思いがあるんでしょうね。
最後にもう一度戻ってきて、後ろからチャンドラーを抱きしめるジョーイ。
結構泣けるシーンだと思うんですが、英語音声でも、観客は笑ってるんですよねぇ。うーん、感動のシーンじゃないんだろうか?
ルームメイトを持ったことないからわからないけど、こういうのって寂しいもんですよね。
二人が離れるのは、私もつらいぞ!
(Rachからのお願い)
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