いきなり犬のぬいぐるみが映ったと思ったら、チャンドラーのスリッパでした。
これ、最初見た時、大爆笑しちゃいましたよ。このスリッパ、欲しいなっ(笑)。
チャンドラー: So what do you say, boys? Should I call him? (それで、どう思う、お前たち? ジョーイに電話すべきかな?)
犬の耳を押さえると、犬の鳴き声がします!(笑) ますます、このスリッパ、欲しいぞ。
チャンドラー: You know what they say: Ask your slippers a question... you're going crazy. (よくこう言われてるだろ。「ある人が自分のスリッパに質問したら・・・その時は、そいつはクレイジーになってるんだ」って。)
what they say の they は「一般の人」を総称的に指しています。
They say that... で「・・・だということだ。」という意味になり、それを受身形にすると、It is said that... となり by them は不要である、という文法問題が学校英語にあった気がするのですが・・・。
they は特定の「彼ら」ではなく、一般の人を指すから by them は不要だ、という理由でしたね。
チャンドラーがジョーイに電話をかけてきました。
ジョーイ: I'm having a ball! (俺は今、大いに楽しんでるよ!)
have a ball は「とても楽しい思いをする、大いに楽しむ」という意味です。
この ball は野球のボールではなくて、「舞踏会」の ball です。
舞踏会は、踊ったりして楽しい時を過ごすからでしょうね。
ballroom は「ダンスホール、舞踏場」で、ballroom dancing は「社交ダンス」のことです。
ところで、ジョーイの後ろに置いてある、エルビス・プレスリー(だよね?)の顔がついたスタンドが妙に気になる・・・(笑)。
なるほど、独特のセンスですね、ジョーイの趣味というのは・・・。
逆に自分の部屋の様子を聞かれたチャンドラーは、
チャンドラー: It's terrific. I mean, it's a regular space-fest! (素敵だよ。っていうか、普通の場所での「お祭り」って感じだな。)
terrific は「すごい、恐ろしい」という意味もありますが、「素晴らしい、素敵な」という意味で使うことが多いと思います。
よく似た単語の terrible は「恐ろしい、ひどい、非常に悪い」という悪い意味だけです。
フレンズ1-5 で、モニカとアンジェラがボブという男性のことを、
モニカ: I've gotta tell you, Bob is terrific. (ねえ、ボブって最高ね。)
アンジェラ: Yeah, isn't he? (えぇ、そうでしょ?)
というシーンがあり、その terrific という単語が妙に印象に残っているので、私は terrific と terrible をあまり間違えないで済んでいます。
fest はドイツ語で「祭り」という意味で、-fest という連結形で使われます。
songfest なら「歌の集い」。
ここでは、ジョーイが楽しんでいる様子を舞踏会に例えたので、ジョーイの部屋が豪華で舞踏会ができそうな雰囲気なら、チャンドラーの部屋は普通だから、regular space のお祭りってところかな、と返しているのでしょう。
(Rachからのお願い)
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2006年06月30日
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