ジョーイ: You're saying that because you love Yasmine Bleeth. (お前がそういうのは、ヤスミン・ブリースが好きだからだろ?)
チャンドラー: How could anyone not love Yasmine Bleeth? (ヤスミン・ブリースを愛さないでいることなんて誰にも出来ないよ。)
ジョーイ: Hey, they're running. (ほら、みんな走ってるぞ。)
チャンドラー: See, this is the brilliance of the show. I say always keep them running. All the time running! Run! Run! Run, Yasmnine! Run like the wind! (ほら、ここが番組一番の見どころだぞ。ずっとみんなを走り続けさせろ。ずっと走り続けろ。走れ! 走れ! 走れ、ヤスミン! 風のように走れ!)
ヤスミン・ブリースは、ベイ・ウォッチに出てくる女優さんです。
↓詳しくはこちら。
Wikipedia 英語版: Yasmine Bleeth
この Wikipedia の Trivia には、フレンズでジョーイとチャンドラーがベイウォッチのファンであることや、チャンドラーがヤスミンのファンであること、などが書いてあるのですが、
"Yasmine once dated Matthew Perry,"
という文章を発見しました。
Wikipedia 英語版: Matthew Perry (actor) の Trivia にも、"Dated actress Yasmine Bleeth." と書いてありましたし。
さらには、IMDb: Yasmine Bleeth にも、Trivia として、
Has dated actors Luke Perry, Matthew Perry, Grant Show and...
とマシュー・ペリーや他の男性とお付き合いしたことがある旨が書いてあります。
has dated は「経験」を表す現在完了形「・・・したことがある」ですね(笑)。
ということで、チャンドラー役のマシュー・ペリーは、劇中で憧れているヤスミン・ブリース本人とお付き合いしたことがあるようです。
date だから、単に「デートしただけ」かもしれませんが、それでも何だか面白いですよねぇ。
チャンドラーがあんなに憧れていることを考えると(笑)。
さらに、ちょっと小ネタですが、どうして Wikipedia のマシュー・ペリーの項目にわざわざ actor と書いてあるかというと、他にも同姓同名の人物が存在するからなのですが、中でも、Matthew Perry (naval officer) はあの黒船で有名なペリー提督です。
サイトを見たら、よく教科書に載っていた写真が見られますよ(笑)。
How could...? は「どうしたら・・・ということができるのだろうか?(いや、そんなことは出来るはずがない)」、つまり、「・・・ということは不可能だ」ということですね。
brilliance は「光明、光り輝くこと」。
この番組で一番輝いてるシーンだ、ということです。
ビキニの女性が、胸を揺らして走るところがいいわけですね(笑)。
確かに、チャンドラーとジョーイが好きそうなドラマです。
それにしても、このドラマは、みんなやっぱりそこを注目して見てるんでしょうか?
というより、みんなそこしか見てないんでしょうか?
実は、ある時、たまたまテレビで深夜にベイウォッチが放送していたので、「おぉ、これがチャンドラーとジョーイが大好きなドラマかぁ。」と思って、見たことがあります。
決して不真面目なドラマではなくて、本当に水難救助隊の活躍を描く話なんですが、ドラマ自体のストーリーはやはりどうということもなくて、水着がポイントなのかも?と感じましたね。
1話しか見てないので、断言するのも何なんですが。(ファンの人、ごめんなさい。)
こういう感じのドラマって日本にありますかねぇ?
お色気シーンを楽しみに毎週みんなが見てるドラマって、何だろう・・・?
アニメなら、うる星やつらのラムちゃんのビキニとか、キャッツアイのレオタードとかかと思うんですけど・・・男の子じゃないから、わかんないや(笑)。
ところで、ヤスミンが走っている時、映像がスローモーションですよね。
このように、魅力的な人が動いている様子を描写する時に、スローモーションが使われることがよくあります。
あまりに素敵なので、まるで時間が止まっているかのように(笑)感じるということでしょうか?
アリー my Love 第4シーズン19話「バリーにおまかせ」(原題: In Search Of Barry White)のオープニング前の冒頭シーンで、ルーシー・リュー演じるリンが、セクシーな同僚の黒人男性ジャクソンに心惹かれていて、彼を見ると、スローモーションに見えてしまう、という場面がありました。
それだけでも笑えちゃうのですが、今度は、リンのことが好きでリンも嫌いではないはずの事務所所長のリチャード・フィッシュを見ると、リンの目には、リチャードがちょこまかした動きの早送りで見えてしまう(しかも、「剣の舞」という何ともせからしいBGM付きで・・・笑)というシーンがあって、私は大爆笑してしまいました。
確かに、リチャードという人は子供っぽいところがあって、セクシーで魅力的、というタイプではないのですが、それにしても早送りに見えるってことは、よほど男性としての魅力に欠けているというか何と言うか・・・(笑)。
まぁ、リンにとって、そのジャクソンという男性があまりにも魅力的すぎた、ということなんでしょうね。
そしていかにも映像の特殊効果の多いアリー my Love らしいと思うのは、そのスローと早送りのことをちゃんとセリフで説明しているところです。
そのやり取りは以下のとおり。
ジャクソンを見て何か思わない?と同僚の女性たちに尋ねるリンに、
ネル: What do you see? (あなたには何が見えてるの?)
リン: Well, I see him but he's moving in slow motion. (うーん、見えてるのは彼なんだけど、スローモーションで動いてるのよ。)
ネル: He is? (彼が?)
リン: Completely. He's not really moving in slow motion, is he? (思いっきり。彼が本当にスローモーションで動いたりはしてないよね?)
アリー: Ling, how long has this been going on? (リン、この現象、どのくらい続いてるの?)
リン: A few days. And Richard... when I see him. He goes fast. (2、3日。それからリチャードは・・・彼を見ると、彼は早く進むのよ(早送りなのよ)。)
アリー: Ahh... (あぁ・・・)
リン: Not always. But Jackson... ([リチャードの早送りは]ずっとじゃないけど、でもジャクソンは・・・)
と、またスローモーションで動いているようにリンには見えている。
リン: What does this mean? (これってどういうこと?)
アリー: I think you're in love. (思うに、あなたは恋してるのね。)
リン: What? (何ですって?)
・・・ということで、ここでも、「スローに見える」→「恋している、素敵だと思っている」という法則は成り立っているようですね。(脱線しすぎた・・・笑)
(Rachからのお願い)
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ご指摘ありがとうございました。
件のことにおきまして、私も全く念頭にないということはありませんでした。
車のほとんど走っていない横断歩道を赤信号で渡るように、はじめは少し意識してたことが段々無意識下の行動になっていたように思います。
なにやら又、同じ失敗をしでかしそうですが本当にこれからは気をつけます。
あの記事を見つけたときは私自身の驚愕が大きく、これは早速お知らせせねば見たいな感じだったのです。
銭形平次のあわて者の子分が「親分! てえへんだ!!
てえへんだ!」みたいな感じで、、、(←いつもながらレトロな表現ですいません)
あまりに単眼思考で、ラケさんが暖めておられたお話などを先走りして公開し営業妨害みたいになってしまってすいません。
もし、こういう事が又あったら非公開の掲示板に書くようにします。
あの黒船ペリーさん、、とマシュー 同姓同名だったんですか?
これは面白いですね。
日本でもあるように マシューの親御さんも過去の偉人の名前を意識して付けたんでしょうか?
マシューの子供の頃のあだ名「提督」だったりして、、(笑)
それとマシューとヤスミンの関係って、この時点より前、後or
現在進行形のどっちだったんでしょうね?
たぶん、そういったことは当然 アメリカの人も周知の事実だったわけですから、皆 チャンドラーがはしゃぐ度に どういうリアクションしてたんでしょう?
「よく言うよ! つきあってるくせに!」みたいな、、、
いわゆる楽屋落ちってものですかね?
こういうところにも笑いの仕掛けがしてあったのかと思うと、さすが!!
映像のスローモーション、早送りによる表現法で最近で一番印象に強いのは、なんといっても「マトリックス」のコマ落としアクション。
一時は、あの方法がブームになったように思います。
でも、最初かどうか知りませんがかなり昔にああいう方法で画期的な印象を与えたのは映像の魔術師キューブリック監督だと思います。
つい、この前 この人の「時計仕掛けのオレンジ」という映画、見たんですね。
かなり古い作品でしかも有名なものです。
又、殺人、レイプと内容も過激なんですが、不思議と見終わった後の余韻がグロなものではありませんでした。
この辺が映像の魔術師たる所以かなとも思ったんですが。
つまり例を挙げると 主人公の若者が、若い女性をナンパして3人で、いわゆる、、、、な事をすると言う場面があるのです。
これを俯瞰で延々撮っているので、実際は かなりドギツイ感じなんですが、これが実にあっさりユーモラスに撮られているのです。
その秘密は、映像の超早回し しかもBGMがウイリアムテルの曲なんですね! 運動会なんかでよくかかるあれです。
、、、なもんだから、その3人のやりとりがチャップリンの無声映画を見るような感じなんです。
映像の早送り。スローモーションでこうも色々なことが、、人への心理状況を操作する力があるとは、すごいです。
、、、以上、私も熱く語ってしまいました。 失礼しました。
こちらこそ、私の勝手な言い分ばかりを並べて申し訳ありませんでした。引用に関しては、どこで線引きするかというのが本当に難しい問題ですよね。私もブログを続ける限りはずっと悩み続けることになると思います。
ペリー提督は、黒船のことがあって日本では超有名人ですが、英語版 Wikipedia に載っているところを見ると、やっぱりアメリカでも有名人なんでしょうかねぇ? 有名なんだったら、親御さんが意識された、ということはあるかもしれませんね。
マシューとヤスミンがいつお付き合いしていたのか、という時期に関してはよくわからないですね。さすがの Wikipedia にも時期までは載ってないし(笑)。このドラマでチャンドラーがヤスミンにはしゃいでいる時期にお付き合いしてたんだったら、非常に面白いですよね。日本で言うと、噂になってる二人が映画で共演している、もしくはチョイ役でカメオ出演しているようなもんですからねぇ。
日本だったら、劇中でファンだということで、雑誌の対談をセッティングされて、そこから意気投合してお付き合いが始まる・・・というようなパターンもあり得そうですが・・・。
マトリックスのあのスローモーションは、ほんとうにもう、あっちこっちでパロディを見ますよね。メイキングを見ましたが、たくさんのカメラを円周上に配置して撮影していました。実際の動きはほんの一瞬なのに、それをあんな風にカメラを回転させてスローで撮影すると、あんなにも「ヴァーチャル」な感じが出るんですよね。本当に斬新でした。
スタンリー・キューブリック作品は、何と1本も見てないんですよ。私はSF好きなのでせめて 「2001年宇宙の旅」くらいは見ておかないといけないんじゃないかと思いつつ、見てない・・・(泣)。私って本当に見た映画が少ないんです。このブログを書いていて、「若い頃にもっと見ておけば良かった・・・」っていつも思ってるんですが・・・。
今でも見たい映画がたくさんあるんですが、なかなかまとまった時間が取れなくて。見るからには落ち着いてじっくり味わって見たいし、でもそんなこと言ってたら、いつまで経っても見られそうにないし・・・(笑)。
「時計じかけのオレンジ」は有名ですよね。あらすじを知っているので、なおさら手を出しにくいというのはありますが(笑)、ただ過激なだけでは後世に残らないですよね。やはり作品として完成度の高いものであるからこそ、名作として残っているんだと思います。
今度はアリーMYラブのセリフ紹介も入っている(笑)。
私アリーは第3シーズンまでは結構見てましたが、このエピソードは知らなかったです。リチャードが早送りになっている絵は想像できます。笑えます。
ちなみに、私はアリーの中で、リチャードのセリフだけがどうしてもよく聞き取れません。別になまっている訳でもないし、多少早口ではあるけど、何でだろう?って感じです。
リチャードが早送りになっているのって想像できるでしょう? 普段から、ちょっと落ち着きないですもんねぇ、彼は(笑)。でも、子供っぽいけど可愛いところもあるので、割と好きなキャラなんですが。
アリーは第3シーズンまでが良かった・・・という声はよく聞きますよね。私は英語学習として見ていたので、DVDはシーズン5まで全部そろえましたが、やっぱりビリーが出ていた頃が良かったなぁ、と思います。実は、シーズン5は買うか買わないか、結構迷いました(笑)。
リチャードのセリフですが、私も彼のは聞き取りにくいと思っていました。早口な上に、あまり抑揚をつけないから?、文の切れ目がよくわからないから???・・・かなぁ?(私も理由はよくわかりません)
おなじみの "Bygones!" のようなキメ台詞(?)も、”一瞬”って感じで・・・。