ロス: Toilet paper? (それって、トイレットペーパー?)
judgmental はこれまでも何度か出て来た単語ですが、condescending 「(優越感を出しながら)わざと親切にする、恩着せがましくする」、pedantic 「学者ぶった、もの知り顔の、知識をひけらかす」という単語はあまり聞いたことがありません。
ジョーイが似合わない難しい単語を使ったので、word-of-the-day toilet paper ("今日の単語"トイレットペーパー)で覚えたんだな、とピンと来たロスでした。
ロス: What I do know is you owe $2300 at "Isn't It Chromantic?" (今僕がわかることは、ジョーイが”クロマンティックじゃない?”という店で、2,300ドルも払ってるってことだよ。)
Chromantic は chromatic 「色彩の、着色の」と、romantic 「ロマンティックな、空想的な」との造語だと思われます。
"Isn't it romantic?" 「ロマンティックじゃない? ロマンティックだと思わない?」というフレーズを、「クロマティック(色彩の)」にかけているネーミングで、きっと色付けされたロマンティックな商品(置物など)を扱っているお店だと思うんですけど。
ジョーイ: I'm aware of what I owe. (俺が支払わないといけないもののことは、ちゃんとわかってるよ。)
ロス: Then get some sense. It took you 10 years to get that job. (じゃあ、ちゃんと考えろよ。その役をゲットするまでには10年かかったんだぞ。)
aware of は「・・・を承知している、気付いている」という意味。
人に何かを注意された時に、"I'm aware of that." 「そのことは自分でもわかってる。(言われなくても)ちゃんとわかってる。」というニュアンスで使います。
sense は「思慮、分別」。
get some sense は「思慮や分別を少しは持てよ。感情に流されてないで、頭でちゃんと考えろよ」という感じかと。
日本語で「服装のセンス」などと言いますが、このような「審美眼、鑑識力、趣味、センス」という意味は、英語では taste を使います。
She has good taste in music. なら、「彼女は良い音楽センスを持っている(センスがある)。」になります。
悪趣味なら、bad taste, poor taste になります。
それを日本語からのイメージで、bad (poor) sense を使ってしまうと、「感覚や判断能力がない」という意味になってしまいますので、ご注意を。
例えば、He has a poor sense of direction. なら「彼は方向音痴だ。」という意味になります。
「方向に関しての判断能力に欠ける」ということですね。
(Rach からのお願い)
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