2006年08月22日

フレンズ2-19その14

本に書いてある問題に答える女性陣。
レイチェル: Moving on, moving on. Next question. Okay, number 29. "Have you ever betrayed another goddess for a lightening-bearer?" Okay, number 30. (どんどん先に進もう。次の質問。29番。「あなたは、稲妻の運び手のために他の女神を裏切ったことがありますか?」 わかった、30番行くわよ。)
モニカ: Whoa, whoa, whoa! Let's go back to 29. (ちょっと、ちょっと、ちょっと! 29番に戻りましょうよ。)
レイチェル: Not to my recollection. (私の記憶では、そんな経験はないわね。)
モニカ: Danny Arshack, ninth grade. You know the bottle was pointing at me. (ダニー・アルシャック、9年生の。あのボトルは私を指していたのに。)
レイチェル: Only because you took up half the circle! (それは、あなたが円の半分を占めていたからよ。)

Moving on, moving on. は「次行こう、次!」って感じですね。
recollection は「記憶(力)」です。
動詞の recollect は「(過去のことを)(努力して)思い出す」こと。
re- 「再び」、collect 「かき集める」感じでしょうか。
to the best of my recollection で「私の記憶する限りでは」という意味になります。
"the bottle was pointing at me." 以下の話は、ボトル(瓶)を使ったゲームの話をしています。
人が輪になって座って、輪の真ん中にボトルを置いて、ある人がそれをくるくる回して、最後に止まった瓶の口が指している人にキスをする、というゲームです。
フレンズ 第4シーズン16話で、実際にそのゲームをするシーンが出てきます。
フレンズ 4-16 のネットスクリプトを見ると、Spin the Bottle と大文字で書いてあるので、これがそのゲームの正式名称のようですね。
日本語にすると「ボトル回し」?
「ボトル回し」だと、「いつもよりたくさん回しております!」の”お染ブラザーズ”みたいなので(笑)「ボトルスピンゲーム」とここでは書いておきましょうね。

モニカは、9年生の時のボトルスピンゲームで、モニカの意中の男性のダニーの回したボトルがモニカを指していたのに、レイチェルが彼を横取りしたかのような発言をしていますね。
それに対してレイチェルは、「モニカが円の半分を占めていたからだ」と答えています。
つまり、当時のモニカはとても太っていたので、円になって座った場合に、ボトルが回転する360度のうちの180度を占めていたから、他の人よりも当たる確率が高かっただけよ、それで自分の方に向いてたなんて言わないでね、あなたは他の人よりも有利なんだから・・・という感じでしょうか。
だから、モニカの方を向いていたのに、レイチェルが「こんなのフェアなゲームじゃないわ。」という感じではぐらかして、モニカとダニーがキスするのを妨害したんでしょうね。
きっとレイチェルもダニーを好きだったんでしょう。
take up は「(時間や場所を)占める、取る」。
それにしても、いくらモニカが太ってたとは言え、半円を占めるというのはちょっとオーバーな気もしますが・・・。
でも、フレンズ2-14その17 に出て来た昔のモニカを見ると、あながちはずれでもないような気もしますねぇ。

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posted by Rach at 11:00| Comment(0) | フレンズ シーズン2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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