エディーがやっと去って、
チャンドラー: Goodbye, you fruit-drying psychopath. (さらば、フルーツを乾燥させるサイコパスくん。)
psychopath は「サイコパス、異常人格者、変質者」という意味。
前にチャンドラーはエディーのことを、psycho と呼んでいましたが、その省略しない形が psychopath なんですね。
ジョーイ: Just so you know, I'm not moving back in because I have to. I mean, I do have to, but... It's just that that place, it wasn't really... I mean, this is... (言っとくけど、俺は帰らないといけないから、帰ってきたんじゃないぞ。つまり、確かに帰らないといけないんだけど、でも・・・ただ、あの場所が、それほど・・・つまり、ここが・・・)
チャンドラー: Welcome home, man. (お帰り、ジョーイ。)
ジョーイは自分がここに戻ってきた理由を一生懸命説明しようとします。
because I have to は「俺が move back in しないといけない、という理由で、move back in せざるを得ないという理由で」。
have to は「・・・しないといけない」、「ハートで感じる」大西先生によると「外からの圧力」を表す have to です。
実際、ジョーイはドラマの役を下ろされ、あのリッチなアパートには住めなくなってしまったので、他に行くところがない以上、ここに戻ってくるしかなかったのは事実です。
でも、ここに戻ってきた理由はそれじゃないんだ、I do have to と do をつけて強調しているのは、「そりゃ確かに、have to なんだけど」ということ。
あとはゴニョゴニョ言ってますが、「あの場所は実際は大したことなくて、やっぱりここが一番で・・・」と言いたかったようですね。
でも、チャンドラーはジョーイが戻ってきてくれて嬉しかったので、そこはいつものようにはつっこまず(笑)、素直に、Welcome home. と迎えてあげています。
ジョーイがモジモジしながら説明してるのを、嬉しそうに見てるチャンドラーが、なんともいい顔してますよね。
この二人のハグはある意味、ロスとレイチェルのそれに通じるものがあります。
いや、別に二人がゲイみたいだとか、恋愛感情があるんじゃないかとか、そんなんじゃなくって(笑)、この二人の友情とその強い結びつきを見ていると、いつも感動を覚えるんですよね。
They have each other. 「二人はお互いのために存在している(?)」って感じでしょうか?
早速フーズボールを始める二人。
何だかボールが変なので、
ジョーイ: What happened to the foosball? (このフーズボール、どうしたの?)
チャンドラー: It's a cantaloupe. (それはメロンだよ。)
What happened to は「・・・に何が起こったんだ?」ですから、「・・・は(何か様子がおかしいけど)一体どうしたの?」という感じ。
cantaloupe は「カンタループ」というマスクメロンの一種です。
フレンズ2-2 で母乳を味見(!)した人たちが、cantaloupe juice 「メロンジュース」の味みたい、と表現していましたね。(これについては、ノーコメントね・・・笑)
(Rach からのお願い)
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なるほど、、、そういうことだったんですか!! まさに目から鱗
子供の頃から慣れ親しんでいた言葉の真意を、この年にして知るとは感動です・・・・
お久しぶりです! 日本の亜熱帯地方の住人が、同じく日本の亜熱帯地方にお住まいのラケさんに残暑お見舞い申し上げます。
残暑ちゃうちゅねん!!! 依然、夏ど真ん中という感じ・・・・ 青菜に塩状態の私です。
この暑さでしばらく、文章を綴る元気もありませんでした。
さて冒頭の件ですが、「ボンヘッド」という同じく野球言葉、、、 これも最近になって 骨の頭、、、すなわち 頭空っぽ というところから来てるというのを知り いたく感動した覚えがあります。
野球の外来語は、先に言葉として覚えてしまい その本来の意味などなおざりにされていたので、 長い年月を隔ててその隠された意味を知るのは 大げさに聞こえるかもしれませんがなんとも感動的なものです、、、、ちょっとしたダビンチ・コードみたいで(笑)
clean up の up は、cleanされたことで そこがupされるからupを使うんですかね?
make up のupと同じで、、、 大西先生の、お陰で すぐこう言う事にもこだわりがもてるようになりました。
ただ分からないのは 黙れ というshut up です。 理屈で考えると shut downではないかと思うんですが?? 何故でしょう?
蛇足ながら、このshut up も英語を習う前より知っていた言葉なんですよ!
小学生の頃、愛読してた月間「ぼくら」とかいうマンガ月刊誌の中で特に「タイガー・マスク」に熱中していました。
その後、アニメ化もされましたので、ご存知かとは思います。
当時の男の子(今、おっさん)は大体 プロレスの技の名前、リング・ネームなんかで英語を覚えたんではと思うんですがね!
その中で悪者レスラーがタイガー・マスクに使う台詞として覚えたんです。
だから「ゴー・トゥ・ヘル」なんかずいぶんと昔から知ってましたよ。 、、、、で「黙れ」なんですが、そこでの吹き出しには「シャラップ」とあったので、ずっと「黙れ」は「シャラップ」だと覚えていたんです。 でも厳密にはshut up だったんですね!
それがシャタップでなく「シャラップ」と吹き出しに合ったのも謎なんですが。
crap out ってそういことだったんですか!
良く我々 日本人が最悪な状態のときに吐く言葉として「くそったれ!」なんてのがあり、何気に使っています。
でも、、今 crap out と並べてみると 嗚呼、、そういうことだったのかと・・・・
普段、くそったれ なんて言ってはみるものの、まさかcrap の outなこととまではイメージしませんもんね (シタクナイ!シタクナイ!)
それに、同じく 腹が立ったときに「クソッ!」なんていいますよね。 このクソッもまさかあのクソとまでは連想してませんでしたが、
同じく英語でも腹が立ったときに shit!といいます。 映画なんかでも美人の女優さんも平気で使ってるから 普通の言葉なのかなと思っていたら、本来の意味を知ってびっくり! それに、なんとまあ洋の東西を問わず発想の原点の共通性に再びびっくり!
すいません、、、、尾篭な話ばっかりで。 ご飯時には読まないでくださいね(汗)
それと 女三人のスピリチュアル会話、、、風が力を奪うという、、、
実は、初めてこのエピを見たとき 余りに哲学的過ぎて つまらなくスルーしてたんですよ!
しかしラケさんの解説を聞いて、またまたビックリ なんと、そういう仕掛けがあったんですね!
角笛を吹くですか、、、つまり●●●のことですね! っていいたいところなんですが、いくらなんでもアレなんで止めときます。
そういえば日本でも虚無僧の吹く「●八」にたとえてますし、、、古雅な表現で。
ここらあたりも洋の東西をとわぬ発想の共通性にびっくりします。
しかしすごいですよね! ジェニファーといえば当時、日本では今の篠原涼子みたいな立場だったと思うんですが、、そんな彼女に●八談義させるなんて・・・ 助平なオッサンとしては、そんなことにも感動してしまいます。
すいません、、、、ネット・セクハラになってませんか? どうか、この関係の感想等スルーしていただいても結構です。
ただ余りの洋の東西を問わぬ発想の共通性に感じ入ったもんですから。
少し、お下品になったので最後はまともに閉めたいと思います。
例文で挙げられた "I'd call for Mike and have him fix it." 「俺なら、マイクを呼んできて、彼に修理させるね。」
このマイクさんは makeでコネコネされるような 隷属的パシリのような友人関係でもなく、 get、、、説得されないと修理をしない気難しい人でもない。
have であるということは、頼んだら「アイヨ!」と気安く当然の如く引き受ける立場、、、、仲間内で修理のことはマイクにお任せって自他共に認めてるってことでしょいかね?
以上、、、大西メソッドに従って類推してみました。
お久しぶりです! 本当に暑いですよねぇ。もうすぐ子供の夏休みも終わりですが、年々残暑が厳しくなってる気がしますねぇ。暑いのは苦手なんで本当に困ります(笑)。夏の終わりによく聞くツクツクボウシの声もあんまり聞かないし・・・。
日本の野球用語のクリーンナップは「走者一掃のタイムリーツーベース」を打ったりするような強打者たち、という感じで、3、4、5番打者を指すんでしたよねぇ?
一方、英語の cleanup という形容詞には「4番打者」という意味しかないようです。研究社新英和中辞典にもそうありましたし、
Merriam-Webster Online Dictionary にも、
cleanup: being in the fourth position in the batting order of a baseball team <a cleanup hitter>
とあり、"the fourth position" と書いてありますね。(←今日、初めて知ったぞ・・・笑)
カタカナの野球用語は和製英語が多いといいますが、これもその一種のようですね。
「ボンヘッド」とか「ボーンヘッド」って野球用語なんですね。a bonehead play って「失策」のことなんだ。野球を特に熱心に見るほうではないけど、用語くらいは知ってるつもりだったのに、何故か私はボーンヘッドという言葉にはなじみがないですねぇ。
フレンズ1-4その2
http://sitcom-friends-eng.seesaa.net/article/388470023.html
で、ピザ配達人のお兄ちゃんが配達内容を間違えて、"Bonehead! Bonehead!" と言っています。その言い方がいかにも「あぁ、俺ってバカだよなぁ」って感じだったので、この単語はすぐに覚えてしまいましたが。
clean up の up は、研究社新英和中辞典によるところの、
[終結・完成・充満などを表わす強意語として動詞と結合して] まったく、すっかり、・・・し尽くす
という意味みたいですね。
make up も恐らくそうでしょうね。日本語でも「仕上げる」「作り上げる」と、何か動作を完成させるときに「上げる」という言葉を使いますから、そういう意味ではニュアンスが似ているということなんでしょうか。
そう言われれば、shut down でも shut up でも「閉める、閉店する」という意味になりますよね。
研究社新英和中辞典には、
shut +目(+副詞)
1 (一時的または永久に)〈店・工場などを〉閉鎖する〈down〉
Heavy snow caused the airport to be shut down. 大雪のためその空港は(一時的に)閉鎖された.
2 (一日の営業を終えて)〈店などを〉閉店する 〈up〉
He shut up shop for the night. 夜になったので彼は店を閉めた.
とありました。
ロングマン現代英英辞典には、
shut sth(=something) up = to close a shop, room etc so that people cannot get into it
とあって、「人が中に入れないように店や部屋を閉めること」のようです。
ちょっとややこしいのは、
shut up shop = (BrE informal) to close a business or stop working, at the end of the day or permanently
というのも載っていて、「(イギリス英語の口語) 一日の終わり、または永久に、営業を停止する、作業(仕事)を止めること」
つまり、shut up を「永久に」というニュアンスで使う場合もあるということです。まぁ、これは「用法が広がったもの」としてここでは別物と考えてよいと思うのですが・・・。
ここからは私の適当な想像ですが・・・
つまり、shut up と shut down の違いは、「とりあえずいったん閉める」のと「完全に閉める」との違いのような感じでしょうか?
閉めている時間が短いか長いか、として考えることもできるかもしれませんが、その閉め方に、「またすぐに開く可能性がある」か「(永遠とは限らないが)しばらくの間は開くことがない」かの違いがあるような感じかもしれません。
shut up の up は shut という動詞の行為を完結させる感じ、down はその目的物を沈黙させてしまう感じ・・・とかねぇ?
なかなか的確な表現が見つからないですね(笑)。
おっしゃるように大西先生の「前置詞をイメージする感覚」は大事だと思います。
どうやってイメージするかというと、これはもう up や down を使った句動詞の表現にできるだけ多く触れて、その動きが頭にイメージできるようになるのを待つしかしょうがないのでしょう。
黙れ!が「シャラップ!」だというのは私も小さい頃から知っていましたが、タイガー・マスクやプロレスで覚えたかどうかは記憶にない(笑)。でも、プロレスなどを見ていると、ケンカで使う言葉はすぐに覚えられそうですよね。
shut up がカタカナで「シャラップ」なのは、アメリカ英語特有の「t, d の ラ行化」が起こっているわけですね。pudding が「プリン」に聞こえるのと同じ原理で、その「シャラップ」というカタカナは英語の発音を忠実に文字化したということだ(笑)。
shit や crap をそんな風に「くそっ!」という感じで使うのは、全く日本語とイメージが同じでわかりやすいですよね。世界的に見ても、どの言語でもそういう感じになるのかなぁ? きっとそんなことを研究してる方もおられるに違いない。
例の blow の件を解説した際、John Doeさんが書いて下さったことを思い出した方も結構おられたでしょうね。その辺は読者の知識にお任せしようと思っていたので(笑)あえて触れなかったのですが、尾篭(びろう)なことにせよ、エッチなことにせよ、人間の発想というのはどこかしらやっぱり似ているわけだ。同じニュアンスの言葉があるのを知ると、「人類みな兄弟!」と思って、外国語習得にちょっと光が見えてくる気がします(笑)。(ちなみに尾篭という言葉、久しぶりに聞いた。落語で「尾篭な話ですみません」というフレーズが出てくるのがあって(タイトルは忘れた)、子供の頃、「尾篭って何?」ってお兄ちゃんに尋ねた記憶がある・・・笑)
have him fix での「使役」の意味については、「ハートで感じる英文法 会話編」の「使役構文−人間関係をふまえる−」で大西先生が詳しく説明されていましたね。この make, get, have のイメージの違い、というのをいろいろな例を出して説明されていたのが印象的でした。相手が「妻なら、秘書なら、妹なら・・・」そのさせる行為の動詞の意味と合わせて、どの使役動詞が自然な選択となるか、という視点で説明されていたのが素晴らしいと思います。とてもわかりやすかったですよね。副題の「人間関係をふまえる」ことが使役動詞には大切なんだ、ということがよくわかりました。