2006年09月03日

フレンズ2-20その3

モニカは電話中。
モニカ: Have you guys eaten? Richard and I just finished, and we've got leftovers. Chicken and potatoes. What am I wearing? Actually, nothing but rubber gloves. (あなたたち、ご飯食べた? リチャードと私はちょうど食べ終わったところよ。それで残り物があるの。チキンとポテトよ。私が何を着てるかって? 実はねぇ、ゴム手袋以外は何も着てないわよ。)
ジョーイとチャンドラーが部屋に飛び込んで来ました。
服を着ているモニカを見て、怒っている(笑)二人。
ジョーイ: One of these times, you'll really be naked and we won't come over. (そのうち、モニカが本当に裸になっても、俺たち、来てやらないぞ。)

そもそも、どうして隣なのに電話をしてるのかはちょっと謎ですけど。(まぁ、そうしないと、この後のコミカルなシーンに繋がらないわけですが・・・笑)
モニカが聞き返しているセリフから、男性陣が「モニカは今、何を着てるの?」と尋ねたことがわかりますね。
リチャードとモニカは恋人同士なので、ご飯を食べた後、くつろいでいるはず。
ということは、ムーディーな雰囲気になって、もしかしたら、裸同然の格好でいるのかも・・・などと、男性陣がいろいろ想像してるのがわかりますよね。
その期待を察したモニカは、「ゴム手袋しかつけてない」と返事しています。
その返事だと、まるで裸で食器を洗ってるみたいですよねぇ。
それを聞いてドドドと駆け込んでくる二人がおかしい。(絶対そう来ると思ったけどね。男性はいつまで経っても、少年の心を失わないのか・・・笑)
で、服を着てるのを知って、ジョーイは捨て台詞を吐くのですが、なんだか狼少年の話みたいです。
露出狂じゃないんだから、裸を見てもらいたいなんてことはないと思いますが・・・(笑)。

ここで、大きく話はずれますが、このやり取りを聞いていて、思い出した歌があります。
そう、ソニンちゃんの「カレーライスの女」!
皆さん、ご存知ですか?
この歌のPV(Promotion Video)で、ソニンちゃんは、裸にエプロンをつけてるんですよっ!(←何故、私が喜んでるのかは不明・・・)
CDのジャケットもその写真でした。あえてここではリンクはりませんけど、興味のある殿方は、自分で検索して探して下さい(笑)。
あの歌を知る前から、よく聞く話なんですけど、「裸にエプロン」っていうのは、世の男性方の憧れだそうですねぇ。エッチな感じがするからでしょうか?
CDTVを見ていて、あのPVが出た時に、主人と一緒に見ていて、「おぉっ!?」と二人で妙な歓声を上げた記憶があります。それくらいの衝撃だったんですけども・・・。
ちなみに、私はそういう格好はしたことないですよ。(まぁ、仮にしたことあったとしても、こんな公の場でしたとは言えないけどねぇ・・・って、本当にしてない、してないっ!)
この話だけで終わっちゃうと、ただのエッチなおばさんなんですが(笑)、ソニンちゃんと言えば、もう一つ言っておきたいことがあります。

彼女は、ECCジュニアの修了生だそうで、CMにも出てますよね。
子供の頃、英語弁論大会で優勝したらしいです。
その時のビデオがCMで流れて、あっち向いたりこっち向いたり、身振り手振りを交えながら英語をスピーチしてる姿が可愛らしいなぁ、と思ってました。
また、度胸があるなぁ、とも感じますね。(さすが、後に芸能人になるわけだ・・・)
「英語でしゃべらナイト」で、その当時のスピーチを披露するのをチラっと見たことあります。
あの番組にゲストで呼ばれるわけですから、英語力はかなりのものなんでしょうね。
彼女のCMのセリフで、「ECCは私に勇気を与えてくれました。」と日本語字幕が出るものがあるのですが、どうやら encourage とは言ってないらしいので、何だろうと思って調べたことがありました。
答えは、"ECC invigorated me." みたいですね。(多分そうだと思うんですが、ECC公式ページにもはっきりとした答えは載ってなくて・・・)
invigorate は「(人に)元気を出させる、勇気づける、自信を与える、励ます」という意味です。
vigor は「活力、活気、元気」という意味なので、vigor を与える、というようなニュアンスの動詞のようですね。
このCMを聞くまでは、あまりなじみのない単語だったのですが、何だかかっこいいので、それ以来気に入っています。


夕食の残りのチキンについて説明するモニカ。
モニカ: I've got a leg, three breasts and a wing. (モモが1つとムネが3つと羽根(手羽)が1つあるわ。)
チャンドラー: How do you find clothes that fit? (その体型に合う服をどうやって見つけたの?)

I've got = I have で「私は持っている」。
モニカは、今、自分の目の前にその料理があるので、I've got を使っているのですが、それをチャンドラーは、「私には、1本の脚と、3つの胸と、1枚の羽根がついている。」という意味に”強引に”解釈したわけです。
それで、そんな珍しい体型なら、着る服なんてないだろう? 今その体型なら、それに合う珍しい服をどこで見つけたの? と返しているのですね。
a wing 「羽根、チキンの手羽(a chicken wing)」とまで言ったら、料理のことだと普通は気付きますので、チャンドラーはとことん気付かないふりをしているわけです、このギャグを言うために(笑)。

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posted by Rach at 12:34| Comment(2) | フレンズ シーズン2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
rachさん、こんにちは〜(^^
Long time no see! …ってまだ一度も会ってないけど(笑)

ソニンのCDジャケット、よーく覚えてますよ〜!
あれは僕の男心をくすぐりました!
うぉ〜っ!! っと。。
見えそうで見えないっていうほうが実はいいんですよね!
(この話題でノリノリ?>コトー)

あ、そうそう、彼女の英語は「英語でしゃべらナイト」で聞いたことがあります!
Posted by コトー at 2006年09月03日 19:52
コトーさんへ
本当に、Long time no see! ですね。(確かに会ったことないけどね・・・笑)

コトーさんがノリノリ(?)なのはよくわかります。女の私でも、かなり驚いて、目に焼きついてますから(笑)。
モニカのセリフが、 "I'm naked." 「今、裸なの。」ではなくて、"nothing but rubber gloves" であった、というのが面白いと思ったんですよ。その方が、より一層、男性陣の好奇心をそそることになるだろう、というのがわかっていたんでしょうね。ソニンちゃんの話を出したのは、日本でもアメリカでも、その辺りの感覚は同じなんだ、というのがわかって面白かったからですね(笑)。

「英語でしゃべらナイト」では、ゲストの方の英語に対する「哲学」みたいなものが聞けて興味深いですよね。やっぱり英語を自分なりの方法でマスターした人には、信念みたいなものがあって、その話を聞いて、私も頑張ろう!と思えます。

P.S. あ、そちらでお祝いを言うタイミングを逃してしまってました・・・ごめんなさい。ここで言わせて下さいね。「おめでとう!!」
Posted by Rach at 2006年09月04日 08:39
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