ベンを連れてロスがセントラルパークにやって来ます。
ロス: It's Ben and his dada. (ベンとベンのダダだよ。)
dada は「パパ」。
daddy の変形でしょうね。mama みたいなもんでしょう。
辞書で dada を引くと、パパとは別の単語で、Dada (または Dadaism)「ダダイズム(20世紀前半の虚無主義的な芸術運動)」というのも出てきます。
まぁ、私はダダと聞くと、ウルトラマンに出てきた、顔の白い「三面怪人ダダ」を思い出しますが。
知らない方のために・・・こんな顔です↓(笑)
amazon.co.jp: UK17 三面怪人ダダ:おもちゃ&ホビー
ロス: A while ago, I got a "seh" out of him, which I thought might turn into "seh-condary caregiver," but... (ちょっと前に、ベンが「セ」って言ったんだ。それは「セ・カンダリー・ケアギヴァー」って言いたかったんじゃないかなぁ、と僕は思うんだけど・・・)
I got a "seh" out of him の細かいニュアンスは「ベンがまだ上手くしゃべれてなくてムニャムニャ言ってる言葉(喃語[なんご]?)の中から、僕は seh という言葉を聞き取ったんだよ。」という感じでしょうか?
turn into は「(質や形状などが)・・・に変わる」。
caregiver はまさに「ケアを give する(与える)人」なわけですから「世話をする人、面倒を見る人」ということですね。
ちなみに、caretaker という言葉もありますが、これも「世話人、管理人」という意味です。
普通、give and take 「与えるともらう(受け取る)、公平にやり取りする、持ちつ持たれつ」という言葉からわかるとおり、give と take は反対語なんですが、caregiver でも、caretaker でも同じ「世話をする人」になる、というのが面白いと思いません?(私だけ?)
これは take care of で「・・・の世話をする、面倒を見る」という意味があるので、caretaker が世話を受ける側の人間ではなくて、世話をする側の人間を意味することになる、ということですね。
secondary caregiver は「2番目の世話人、補助的保護者の人」という感じ。
キャロルやスーザンがベンにとってのママたち、すなわち第一の保護者で、ロスはその次だということです。
そんな難しい用語を使うわけないだろ、って感じなんですが、これは自分のことをダダ(パパ)と呼んではくれないけど、そういう名称でなら呼んでくれるかも、というちょっと自虐的なセリフなわけですね。
レイチェルに一瞬抱っこしてもらったベンですが、レイチェルは腕を前方に伸ばして、おっかなびっくり支えているだけです。
ロス: He's a baby, not a bomb. Hold him like you'd hold a football. (ベンは赤ちゃんなんだよ、爆弾じゃない。フットボールを抱えるように彼を抱いてよ。)
レイチェル: This is how I would hold a football. (私はフットボールも、こう抱えるのよ。)
ベンを自分の体から離して持っているので、爆弾を持ってる人みたいだ、とロスは言っています。
ロスはもっと大事そうにベンを抱えて欲しいのに、「私のフットボールの抱え方は、こうなのよ。」と頑張るレイチェルです。
(Rach からのお願い)
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レイチェルのそんな仕草が好きなんですよねー(^^
ダダ…えと、Rachさんが若いのかボクと同年代なのか、、、謎の女性ですね(笑)
まさか、リアルタイムで?
すごく丁寧な解説ですね。勉強になりました!
フレンズはあまり見たことがなかったのですが、
このブログを見てにわかに興味を持ち始めました(^-^)
今度レンタルやさんで借りてきます♪
PSすごく英語の学習に役に立つサイトですね。
私のブログでも紹介したいので、
万一差し支えなければ、相互リンクして頂ければ嬉しいのですが。。。厚かましくてごめんなさい。
最近、文化の違いで言葉から受ける印象が
全く違うっていう記事
(ほかのブログですいません)
を読んだばかりなので
な〜るほど、と納得してしまいました。
レイチェルが両手を前に伸ばしてベンを
抱く(というより持つ)姿、
私も印象に残っています。
ところで、今日、上で書いた「ほかのブログ」も含めて
Rach さんのブログ、紹介させていただきました〜。
この2ヶ月何かと忙しく英語に集中できていなかったのですが、
またペースを戻して頑張ります〜。とりあえずご挨拶まで^^
そうですよねぇ。レイチェルのそういうところが可愛いですよねぇ。正直というか何というか・・・。
ダダをリアルタイムで・・・は見てませんよっ! 夕方にやっていた「再放送」ですってば!(←むきになってる)
だから、コトーさんより若いってことにしといて下さいね。まぁ、「謎の女性」と呼ばれるのは悪くないけども・・・(笑)。
初めまして。ご訪問&コメントありがとうございます。
丁寧、勉強になる、と言って頂けて嬉しいです。フレンズはどこのレンタル屋さんでも置いてますものね。よろしければ是非見て下さい。
さて、ご依頼の相互リンクの件につきましては、私から「言い訳のような説明」をさせていただいてよろしいでしょうか?
(以前にも同様のご依頼があり、その時と同じ説明になりますが、申し訳ありません。)
マイブログのリンク集「お気に入りBlog」は、「お互いにかなりの回数のコメントをやり取りをするようになった方のサイト」といった感じで、いわゆる「相互リンク」というニュアンスとは違ったものになっています。
ご希望に沿うことができなくて、また勝手なことを言って申し訳ありませんが、何卒ご理解のほど、よろしくお願いいたします。
ダダの顔見たら、びっくりするでしょう?(笑)
それからレイチェルの仕草って可愛いですよね。いかにも赤ちゃんに慣れてない、って感じが滲み出ていて・・・。
それから、貴ブログで私のつたないブログを紹介していただいてありがとうございました。とっても嬉しいです!
こちらこそ、ご無沙汰しておりました。
KIKKAさんの記事を読ませていただいていて、ずっとお忙しそうだなぁ、と思っていました。夏休みはお互い大変ですよねぇ(笑)。
私も最近、復活の兆しが見えてきたかな?(笑)。また、これからもよろしくお願いしますね。
(^-^)
早速近所のレンタルビデオさんに見に行ったのですが、
ファイナルシーズンしかDVDで置いていない。。。
(うちはビデオデッキがないので)ちょっとショックでした。
でも型破りですが、せっかくだし、ファイナルシーズン借りてきてしまいました(笑)
だいぶ後になってしまいますが、Rachさんの解説が出るのを心待ちにしています♪
PSリンクの件、すごく親切に説明してくださり、本当にありがとうございます。いろいろ方針があると思いますので、もちろん理解差し上げます。
こちらの勝手な言い分をご理解下さってありがとうございます。
うちも壊れかけのビデオデッキが1台あるのですが(笑)、確かビデオは字幕版と日本語吹替版に分かれているんでしたよねぇ。DVDなら字幕や吹替を自由に切り替えることが出来ますし、何かと便利ですから、やはりDVDをオススメします。
それでファイナル・シーズン(シーズン10)しかなかったんですね? ファイナル・シーズンだけ見てもすぐに人間関係はわかるとは思うのですが、私のブログでファイナルを解説するのはいつのことになるのでしょう・・・? 今のペースで続けると、8年後(!)くらいになっちゃうかもしれません(笑)。いくら何でもそんな頃まで読者の方がお付き合い下さるとも思えないので、徐々に軌道修正していきたいと思っている今日この頃です(笑)。
思います。
(この記事のコメントのやりとりで
Rach さんのお人柄が少しかいま見れた
ような気がしますから)
そう言っていただけて嬉しいです。ありがとうございます。
「お人柄」と言っていただけるような良い人柄でもないのですが(笑)、これからも頑張りたいと思います!