リチャードがジョーイたちと出かけた後、イライラしているモニカ。
モニカ: Why does this bother me so much? I'm not one of those people who wants to spend 24 hours a day together. (何故こんなことで私はすごくいらいらしているのかしら? 私は一日24時間ずっと一緒に過ごしたいっていうタイプの人間じゃないのに。)
フィービー: Sure. (そうね。)
モニカ: He just doesn't have much free time. What do I do? (彼には十分な自由時間がないってことだけよね。私は何をすればいいの?)
フィービー: Does it matter? You'll just die or divorce or blow your pet's head off. (そんなことが気になるの? 人間は死ぬか、離婚するか、ペットの頭を吹き飛ばすか、結局そんなことになるだけなのよ。)
I'm not one of those people who... は「私は・・・というような人間たちの一人ではない」ということで、そういうタイプ(たぐい)の人間じゃない、ということですね。
ずっとべったりくっついていたいわけじゃないけど、でもあまりにも私と過ごす時間が少なすぎるのよ・・・とグチっているのですが、フィービーにしてみれば、そんなことはささいな問題のようです。
まだ映画の中の悲惨な出来事を気にしているフィービー。
どうせ人生はそんなものなのよ、と妙に悲観的、厭世的になっているというか・・・。
今度は帰ってきたレイチェルに自分の悩みを相談しようとするモニカ。
モニカ: Rachel, I got a question. Richard made plans again with the guys... (レイチェル、質問があるのよ。リチャードがまた男どもと予定を立ててね・・・)
レイチェル: Ross made plans for the century. (ロスは一世紀分の予定を立てたわよ。)
モニカ: I'm gonna go read Cosmo. Maybe there's something helpful in it. If not, I can learn how to do a bikini wax with leftover Christmas candles. (コスモを読んでくるわ。多分、何か役に立つことが書いてあると思うから。もし役に立つことが書いてなくても、クリスマスの残り物のキャンドルでビキニラインの脱毛をする方法が学べるし。)
レイチェルに相談しようとしたら、レイチェルの悩みはもっと深刻なものでした(笑)。
the century (一世紀、100年)は、ちと大袈裟かとは思いますが、でもロスのことだから、自分が死ぬ時に葬式はこうして欲しいとか、お墓はどうだとか、具体的に考えてそうな気がします。
みんなを感動させるような遺言を、今のうちから考えてないとも限らない。
どこかにこっそり、綿密な計画をちゃんと文字にして残してそうな感じがしますよね。
また、そういうことを想像するのが大好きって感じのタイプです。
レイチェルは、わざと century という大仰(おおぎょう)しい言葉を使ったんでしょうね。
日本語でも、25年というより、四半世紀という方が大袈裟に聞こえる気がしますよね。
1990年代後半だと21世紀はすぐそこだったのに、「次の世紀」というと、「未来」って感じがしませんでした?(私だけ?)
Cosmo というのは、雑誌コスモポリタン(Cosmopolitan)のことですね。
↓詳しくはこちら。
Wikipedia 英語版: Cosmopolitan (magazine)
集英社から「COSMOPOLITAN JAPAN(コスモポリタン日本版)」も発行になっていたのですが、それは2006年2月号をもって休刊になっているそうです。
コスモポリタンという言葉はカタカナ英語になっていますが、正しい発音は「コズモ・・・」と濁ります。
よく似た単語の、cosmos 「宇宙、コスモス」も発音は「コズモス、カズマス」という感じで(カタカナだとわかりにくいですが・・・)、最初の s は濁ります。
cosmic と形容詞になると、カタカナでも「コズミック」って書くような気がするんですけどねぇ。
do a bikini wax は「ビキニラインの脱毛ワックスをする」ということですね。
でもキャンドルの蝋は身体に悪そうな気もするんだけど、大丈夫なのかなぁ?(笑)
(Rach からのお願い)
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2006年09月23日
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