2006年10月03日

フレンズ2-20その32

モニカの部屋で、落ち込むリチャード。
モニカ: So are you okay? (それで、大丈夫?)
リチャード: Just I feel like I'm about a hundred. I thought I was just one of the guys. (100歳くらいになった気分だよ。僕は仲間の一人だと思っていたのに。)
モニカ: Come here. I'll make you feel like one of the guys. (こっちに来て。私がそんな気持ちにさせてあげるわ。)

dad だと思われていたと知って、まるで「おじいちゃんになったみたい」な気分になってしまったリチャード。
one of the guys は「あの男ども(ジョーイとチャンドラー)と同じ仲間の一人、同等の友達の一人」という意味だと思います。
落ち込んでいる恋人もしくは友達を慰めるときによく Come here. って言いますよね。
そういいながら、相手をハグしたり髪の毛をなでてあげたりするというシーンをよく見かけます。
日本人はこういう時に Come here. 「こっちにおいで」とはあまり言わない気がするので、この Come here. を聞くと、「あ、これからハグしてもらえるんだ」とか思って何だかドキドキしてしまう、私は変なオバサンです(爆)。
make you feel like one of the guys というのは、そんな老け込んだ気持ちになっているリチャードの気分を若返らせてあげる・・・ということですから、後はご想像にお任せします(笑)。


ロスの部屋で、ロスとレイチェルはベンのおしめを替えています。
ロス: You take the poopy diaper and put it in the poopy diaper pail. (うんちくんおしめを持って行って、それをうんちくんおしめバケツに入れてね。)
レイチェル: Calling it a "poopy diaper" doesn't make this process any cuter. (それを「うんちくんおしめ」と(可愛く)呼んでも、この作業プロセスが少しも可愛くはならないわよ。)

poop は「うんち」。
その poop に「名詞につけて親愛を表す指示辞」の -y をつけて poopy と可愛らしく表現しています。
この -y は キティちゃんの kitty についている -y と同じですね。
レイチェルは「そんな風に名前を可愛く呼んだところで、汚いものは汚い」とでも言いたいようです。
まぁ、確かに(笑)。


レイチェルが Hi! 「ハイ!」と言うと、Hi! と返すベン。
ロス、それから帰ってきたキャロルとスーザンもそのことで盛り上がります。
そして時には、Bye! 「バイ!」と言ったのでロスは大喜び。
スーザン: Suddenly I'm seeing him go off to college! (今突然、ベンが大学に行く姿が目に浮かんできたわ。)

「ハートで感じる」大西先生によると、進行形は躍動感。
まさに「行ってきまーす!」と大学に行こうとするその姿が今スーザンの頭の中で「見えている」わけでしょう。
小学校じゃなくて、大学というのが何とも大袈裟ですが、それくらいの驚きと喜びなのでしょうねぇ。


テレビでセサミストリートを見ているフィービーとベン。
映っているのは日本でもおなじみのアーニーですね。
バートとアーニーについては、フレンズ2-16その15 で解説しています。
フィービー: Ben, this is the part where Ernie buries Bert in the sand and can't find him. Now, I've looked ahead on the tape, and he does find him again. But before that happens, there's some rough going for a while. But I think we can handle it. And there's just the alphabet, but we know that ends well, so... Here we go. (ベン、これはアーニーがバートを砂に埋めてしまって、彼が見つからないという場面よ。あのね、私はテープの先のシーンをもう見ちゃったのよ。そしてアーニーはまたバートを見つけるのよ。でも見つかるまでは、つらいことがしばらく起こるわ。でも私たちはそれを何とか対処できると思うわ。そして、ただアルファベットが出るだけよ。でも最後はめでたく終わるのを知ってるわ。だから・・・見るわよ。)

look ahead は「前方を見る、将来を見越す、将来のことを考える、将来に備える」というような意味ですが、この場合は、このビデオテープの先のシーンをすでにフィービーは見てしまったのだ(現在完了形)、ということのようです。
悲しい映画をたくさん見過ぎたせいで、ちょっとした不幸なシーン(?)にも敏感になっているフィービーです。
アルファベットについて述べていますが、セサミストリートを見ていると必ずアルファベットって出てきますよねぇ。(あれは子供向け教育番組ですのでね。)


(フレンズ解説が(その32)まで続いた挙句、最後がこれかよ!?の全くの脱線話)
セサミストリートのアルファベットというと、思い出すのが・・・。
新スタートレック(TNG)のピカード艦長役のパトリック・スチュワート(Patrick Stewart)がセサミストリートに出たことがあるそうです。
彼はロイヤル・シェークスピア・カンパニー出身のシェークスピア俳優として有名です。
セサミに出演した時、彼は手にBのアルファベットを持ちながら、"To B or not to B." というセリフを言ったそうな。
これはシェークスピアのハムレットの有名なセリフ、"To be, or not to be: that is the question." 「生きるべきか死ぬべきか、それが問題だ。」をもじったもので「この文字がBかBでないか」という意味のパロディーなんですねぇ・・・(笑)。
普通の人がギャグとしてBを指しながらこのセリフを言うのも面白いとは思いますが、彼がシェークスピア俳優だと知っている視聴者は、なおさら笑えるわけですね。

トレッキー(スタートレックファン)の間ではかなり有名な話で(私も本で読みました)、実際にそのシーンをTVで見た!という人も結構いるらしいのですが、私は見たことありません。是非見てみたい!(ってそれだけ?)
そんなトリビアネタな・・・とお思いでしょうが、ちゃんとウィキペディアにもパトリック・スチュワートがセサミに出演したことが書いてあるのだ(笑)。
Wikipedia 英語版: To be, or not to be
その部分を引用すると、
Shakespearean-trained actor Patrick Stewart portrayed Prince Hamlet in a parody of this soliloquy, on Sesame Street, an American children's television series.
勝手に訳すと「アメリカの子供テレビ番組「セサミストリート」で、シェークスピア俳優のパトリック・スチュワートが、このセリフ(独白)のパロディーを使ってハムレット王子を演じた。」と書いてあるのです。(演じた、ってほどでもないでしょうけど・・・)
恐るべし、ウィキペディア(笑)。

(Rach からのお願い)
今回の記事、面白いと思われた方は、下のランキングサイトをクリックして下さい。
人気blogランキング
にほんブログ村 英会話ブログ

posted by Rach at 13:34| Comment(2) | フレンズ シーズン2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
いつもお世話になっています。
Forがしっくりしません。
解説をお願いいたしたく・・・

18:59 For a really cool guy,
you suck at foosball.
Posted by Tamashiro-OB at 2019年05月13日 22:43
Tamashiro-OBさんへ
ご質問ありがとうございます。

この for は「〜にしては」というニュアンスですね。

研究社 新英和中辞典では、
for=[基準を表わして] …としては、…の割には
He's young for his age. 彼は年の割には若い。
For a learner, he swims well. 初心者にしては彼は泳ぎが上手だ。

「年の割には若い」という表現がこの for のニュアンスを理解するのに一番良い例だと思いますが、今回のセリフは、For a learner の例文と構造が似ていますね。
当てはめると「本当にいい男にしては、あなたはフーズボールが下手ね」という感じになるでしょうか。
モニカが一瞬で試合を終わらせたので、あんな二人を相手に、すぐにやっつけられないなんて、という気持ちから出た言葉ですね。


Posted by Rach at 2019年05月14日 22:57
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。