2006年10月20日

フレンズ2-21その17

フィービーのパパに電話したら、女性が出たのでジョーイはびっくり。
何故かジョーイはしゃがれた声で話し始めます。(この声は笑える!)
ジョーイ: Hello, Mrs. Buffay. I know where your dog is. I want you to know he'll be returned to you almost as good as new within 24 hours. Goodbye. (こんにちは、ブッフェさん。俺はあんたの犬の居場所を知ってるぜ。あんたに知っておいてもらいたいんだが、あんたの犬は24時間以内にほとんど新品同然であんたの所へ戻るよ。じゃあな。)
レイチェル: Why the voice? (何であんな声を?)
ジョーイ: Hard to say. (わかんない。)

ジョーイはブッフェ夫人と知り合いじゃないので、別に声色(こわいろ)を変える必要などないのですが…。
何だか身代金誘拐の犯人の声みたいですよね。
電話の内容が、誘拐犯からのメッセージのようになっているのも笑えます。
金の用意、受け渡し、人質の解放などの話で "within 24 hours" というフレーズはよく出てきますよね。
as good as は「…も同然」という意味。
直訳すると「…と同じ程度に good (良い)だ」ということかと思うのですが、as good as 自体にはそういう「良い」という意味はなくなっているようですね。
ですからネガティブな意味の時にも使います。
He's as good as dead. なら「彼は死んだも同然だ。」ということになります。
almost as good as new 「ほとんど新品同然」という表現が、ジョーイの精一杯の表現なのでしょうかねぇ?
ケガを治療してもらっているので、as good as new と言いたいところなのですが、耳のケガが元に戻りそうにないので almost とつけてみたのでしょう。
でも、フィービーが説明していたケガの内容を聞くと、とても almost as good as new と言えるような状態ではないと思うのですが…。
hard to say は「言うのが難しい」ですから、「うまく説明できない、自分でも理由がよくわからない。」ということです。


コーヒーハウス(セントラルパーク)に顔を出すなと言われたので、粉末のカプチーノをお湯に溶かすロスとチャンドラーの二人ですが…。
ロス: How come it's not mixing with the water? (どうして、これが水と混ざらないんだ?)
チャンドラー: The package says to keep it moving. Stir and drink, never let it settle. (混ぜ続けろ、とパッケージには書いてある。かき混ぜて飲むんだ、沈殿させるな。)

stir は「(液体などを)かき混ぜる、かき回す」という意味。
stir という単語を聞くと、私は必ず、007の有名なセリフ、
“Vodka martini. Shaken, not stirred.” (ウォッカ・マティーニ。ステア[かき回す]でなくシェイクして。)
を思い出す。
フレンズ2-5その2+007の話 に007のことが書いてありますので、興味のある方はどうぞ。
ここでの settle は「沈殿する」。
settle は「落ち着く、安定する」という意味ですから、液体の中に浮かんでいる粉末が「落ち着いて安定して」沈殿する、ということですよね。

(Rach からのお知らせ)
過去記事で、ham spread はどんなものだろう?という話をコメント欄でしていたら、テキサス在住の私の友人、おちかさんが、メールで ham spread の写真を送ってくれました。
そこで、その写真を該当記事 フレンズ2-21その8 に掲載させていただきました。
興味のある方は、ご覧になって下さいね。(おちかちゃん、どうもありがとう!)

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posted by Rach at 11:01| Comment(0) | フレンズ シーズン2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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