2006年10月22日

フレンズ2-21その19

ジョーイ: Ross, have you ever been beaten up before? (ロス、これまでに誰かに殴られたことってあるか?)
ロス: Yeah, sure. (あぁ、もちろん。)
ジョーイ: By someone besides Monica? (モニカ以外に、だぞ?)
ロス: No. So what? So we get beaten up. Maybe that's something a man has to go through. Like a rite of passage or something. (モニカ以外にはないよ。それがどうした? [行ったら]俺たちは殴られる。多分、それは男が経験しないといけないことなんだろう。通過儀礼とか言うやつさ。)
チャンドラー: Couldn't we just lose our virginities again? Because I think actually mine's growing back. (もう一度童貞を失うことは不可能なのかなぁ? だって、実際に俺の童貞がまた復活したように思えるんだ。)

ジョーイはケンカの経験もないくせに、という意味で「誰かに殴られたことがあるか?」と聞いていますね。
モニカ以外には殴られたことがない、という返事がお決まりのオチ、という感じ。
rite は「儀式、儀礼」。
a rite of passage は「通過儀礼、人生の節目で経験しなければならないとされる儀礼」のことですね。
通過儀礼、という言葉を聞くと、エッチな話を想像せずにはいられないチャンドラー。
一度、通過儀礼として経験済みの「童貞喪失」(←ここまではっきり書く必要もないですが…笑)をもう一度、経験することは不可能だろうか?と尋ねているようです。
最近エッチをしていないから、my virginity が growing back 「成長して元の状態に戻っている」(?)ように俺には思えるんだけど…というのがその理由みたいですね。


レイチェルにお金を貸してと頼むモニカ。
株で損をしたらしい。
モニカ: I've come to terms with it, you have to, too. (私は現実を受け入れたわ。あなたも受け入れないといけないのよ。)
レイチェル: Look, Mon, I'm really sorry. (ねぇ、モニカ。本当に同情するわ。)
モニカ: Where are we on the $100? (で、100ドルの件は?)
レイチェル: I don't have it. (そんなお金持ってないわよ。)
モニカ: But I need it! Otherwise, I'll have to take that diner job. You know, with the dancing and the costumes. I don't want to have to wear flame-retardant boobs. (でもそれが必要なのよ! さもないと、ダイナーの仕事を引き受けないといけなくなる。言ったでしょ、踊りとコスチュームの話を。私は難燃性の胸を付けないといけないなんて、いやなのよ。)
レイチェル: Nobody does, honey. (誰もそんなの付けたくないわよね。)

come to terms with は「…と折り合う、…を受け入れる、屈服する」という意味。
Where are we on the $100? は「100ドルに関して我々はどこにいるのか」ですから、「100ドルの話題については、どの辺まで話が進んでいるのか?」という感じですね。
フレンズ1-18その6 で、Where were we? (どこまでいってたっけ?)という表現も出てきました。
diner は dinner の誤植ではなくて、「ダイナー、(食堂車風の)簡易食堂」のこと。
フレンズ2-7その5 のセリフに、Diner (ダイナー)という映画のタイトルが出て来たこともあります。
retardant は「化学反応を遅らせる物質、抑制剤」のことで、複合形で用いて「遅らせる」という意味になります。
ですから、flame-retardant は「難燃性の」。
「燃えない」のではなく、「燃えにくい」ということですね。
「不燃性の、耐炎性の」という意味なら、flame-resistant になります。


治療後の犬を連れて、パパの家にやってきたフィービー。
奥さんらしき人がでてきます。
ワンちゃんは首にコーン(円錐状のメガホンみたいなヤツ)を付けていますねぇ。
フレンズ1-21その3 で、セリフに a big plastic cone というのが出てきて、その時にこのコーンの正式名称は何だろう?と書いたのですが…。
今回のエピソードのネットスクリプトのト書きに、
Scene: Phoebe's dad's house. Phoebe is returning the dog who is bandaged up and has a plastic cone around it's neck.
と書いてあり、やっぱりこのコーンの正式名称は a plastic cone でよろしいわけですね?
なんかもう少し獣医学的な名称はないんかいな?

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posted by Rach at 07:16| Comment(6) | フレンズ シーズン2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
>Phoebe is returning the dog who is bandaged up and has a plastic cone around it's neck.
学校英語に慣れ親しんできた学習者としては、the dog に who を使い、後半は its neck と her neck ではなく it で受けるあたり、おもしろいなと感じます。

うちはチワワが3匹いますが、獣医さんで血液検査をする時、あの細い腕に人間と同じように止血用の黒いゴムを巻き、獣医さんが犬の腕を持ち、人差し指と中指で犬の血管の上を「とんとん」とやるのを見たときは笑ってしまいました。いっちょまえやろ〜(笑)
Posted by Mayumi.K at 2006年10月22日 14:00
Mayumi.Kさんへ
なるほど〜。面白いところに気付かれましたねぇ。私は、その部分をスルーしておりました(笑)。

前に、フレンズ1-10その4
http://sitcom-friends-eng.seesaa.net/article/388470067.html
で書いたのですが、アメリカ人はペットのことを it とは呼ばずに、he や she と言うようですね。
そういう感覚から、the dog which ではなく、the dog who になったんでしょうが、でも、後半は it?
このネットスクリプトを書いている人(ドラマのディクテーションをしてそのセリフを拾っている人)は、そのト書きを書く時、性別を確認するのが面倒くさかったのか、別にどっちでもいいやと思って it にしたのかどっちでしょう?
すぐ後のセリフでわかりますが、このワンちゃんは「オス」のようです。そこでオスとわかった時に、そのト書きを訂正しても良かったように思うけど、どうして his neck にしなかったんでしょうねぇ?
人間だったらやっぱり it は失礼だけど、ペットならそれほど問題でもないからかなぁ?

Mayumi.Kさんのサイトのワンちゃんの写真、可愛いよね! 家族として大切に扱われているのが写真からもよくわかりますよ。
私、今は犬を飼ってないけど(子供の頃は飼ってました)、時々夢の中で犬と戯れていることがあります。

ワンちゃんの血液検査でも人間と同じようにするんですね。あの「とんとん」は確か血管を浮き出させるためにやっていると聞いたけど、あんなに細い腕でも必要なんだ…。(そんなことしなくても見えそうなくらい、ワンちゃんの腕って細いよねぇ。)

>いっちょまえやろ〜(笑)
うんうん、確かに、いっちょまえや(笑)。
ところで、「いっちょまえ」って「一人前」のことですよね。私、これ、大阪弁だと思ってたんですが、ネットで「いっちょまえ 一人前」で調べたら(←調べるなよ!)、いろんな地方で使われている方言のようです。それもかなり広範囲で使われていて、日本全国の人に通じる言葉なのかもしれません。もはや方言ではないのか?
(「いっちょがみ」は大阪弁(関西弁)やと思うけど…笑)
Posted by Rach at 2006年10月23日 13:12
「いっちょがみ」ってなんですかぁ?
すみません、ちょっと気になったもので、、、。

「いっちょかみ」のことでしょうか? 基本的に大阪弁って濁音が多いような気がするのですが、、。 平野(へいや)の言葉はわかりにくいというか、、、、(冗談ですよ) 

関西弁の男は関東でもてる、という話はよく耳にしますけど、関西弁の女性はどうなんでしょうかねぇ?

ちなみに「てっちり」はてっきり大阪の言葉だと思っていたのですが、関東から来た言葉みたいですね。 うなぎ → あたると死ぬ → 鉄砲 → てっちり、かなんかです。
Posted by FDJ at 2006年10月24日 08:57
FDJさんへ
FDJさんらしからぬツッコミ、ありがとうございます(笑)。
「いっちょがみ」とはお察しのとおり、「いっちょかみ」のことです。ちょっとした小ネタにも首を突っ込みたくなる人種のこと、ですね。
「いっちょがみ」と「いっちょかみ」、ネット上ではどちらが dominant か調べようかと思いましたが…やめときました(笑)。

てっちり言うたら「づぼらやのふぐちょうちん」を思い出さずにはいられない私ですが(ローカルネタ)、確かに広辞苑にも「鉄砲」の5番目の意味として、「(あたれば死ぬからいう)河豚(ふぐ)の異称」と書いてあります。(←これはなぜかきちんと調べてみた)

ところで、大阪弁って濁音が多いですかねぇ…? 何かそれに当てはまりそうなものがあればいいのだけど…思い浮かばないや。思いついた方はご一報下さい。

>平野(へいや)の言葉はわかりにくいというか、、、、(冗談ですよ)
大阪弁を「平野の言葉」と言い切るFDJさんは、もしかして山の手のご出身ですか?、、、、(詮索してるんではありません。ただの「売り言葉に買い言葉」ってヤツですよ、、、?)

関西弁の女性は関東でもてるかどうか?…うーん、大阪弁全開モードにしたら、絶対にヒカれるでしょうね。まぁ、やんわりと関西のイントネーションを醸し出すのはいいのかもしれませんけどねぇ。
京都の舞妓はんみたいに、「うち、これが食べとおす。今日はこのレストランに連れて行っておくれやす。」とはんなり言うてみたら、結構いい線いくかも?(←いけへん、いけへん)
ちなみに私は大阪以外に住んだことがない人間なので、関東の男性とお付き合いしたことがありません(爆)。一度、大学の先輩で関東出身の人に、「Rachさんの話す関西弁、僕は好きだなぁ。」と言われたことはありますが、えへへ。

で、FDJさんは、かっこいい神戸弁と cool な English を自由に操れるわけですよねぇ?(…って、実際に聞いたわけじゃないけども、却ってそのせいで(?)、私にとっては理想的な「神戸弁・英語」バイリンガルの完成形として、頭の中ですっかりイメージが出来上がっているんですよ。どうしますぅ? 女って怖いですね?…笑)
さぞかし関東ではモテモテで、過去に何かいいことでもありましたかぁ?(笑)。気が向いたら武勇伝でもお聞かせ下さい。
あ、また、レイチが壊れてる、とか言わないでクダサイネ。(←と、予防線を張っておく…笑)
Posted by Rach at 2006年10月24日 14:10
こんにちは。
あの「首にコーン(円錐状のメガホンみたいなヤツ)」はエリザベスカラーというのではないでしょうか?

エリザベスカラーで検索すると…以下のようになっていました。
引用してしまいますが、このコメントは出さない方がいいかもしれません。参考程度に見てください。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

手術後、エリザベスカラーを付けた猫
エリザベス1世
エリザベスカラー(英語:Elizabethan collar)とは、手術、皮膚病、怪我などによる外傷を持った動物が、傷口をなめることで傷を悪化させることを防ぐ為の、半円錐形状の保護具である。

「エリザベスカラー」という名前は、16世紀イギリスのエリザベス朝時代に人々が装着した分厚い襟(写真下)から来ている。

一般に材質はプラスチックでできており、展開すると中心部を欠いた扇形になる。エリザベスカラーの幅は、展開した状態での外周の半径の2/3程度が一般的である。

また、動物の首にふれることになる内周部は、多くの場合樹脂等によってカバーされ、クッションの役割を果たすようになっている。

対象の動物の大きさによって様々な大きさのものが使用される。超小型犬や猫等の場合は、エリザベスカラーを使用せずに、ハンカチ等で代用することもある。
Posted by ぷり at 2010年02月17日 12:54
ぷりさんへ
貴重な情報ありがとうございます。
やはりただの a plastic cone ではなく、特別な名称があったのですね。実際、獣医さんなどが使うものですから、やはり特定のものを指す名前があってしかるべきですよね。

引用していただいた、Wikipedia 日本語版: エリザベスカラー
も見させていただきました。
猫ちゃんの首周りの写真と、エリザベス1世のあの襟とを見比べると、なるほどなと思えるネーミングですね。

いただいた情報を参考にさらに調べてみると、
Wikipedia 英語版: Elizabethan collar
では、形状の違ったカラーを見ることもできました。
最初の説明部分に、
An Elizabethan collar or space collar (sometimes called a cone)
という記述もあるので、a cone と呼ばれることもあるようですね。

上の記事を書いた時はこの cone の正式名称がわからなかったのですが、実はあるところで私は「エリザベスカラー」という名前に出会っていました。

日向清人先生のビジネス英語雑記帳のサイドバーに「トット&コブ写真集」という可愛いネコちゃんの写真集があります。
http://eng.alc.co.jp/newsbiz/hinata/2005/04/photo_album.html

その写真の中の1枚に、弟のコブちゃんがまさにその「エリザベスカラー」をつけている写真があり、そこには日向先生がこのようにコメントされています。
「自分でかいたりしないように、こんなものを付けるという日々が2ヶ月ぐらい続きました。この黄色いもの、誰が名づけたのか、エリザベスカラーと呼ぶのだそうです。」

ネット上で「エリザベスカラー」で検索すると、かなりの数がヒットしますし、やはりこれは「エリザベスカラー」という名称で呼ぶのが一般的なのですね。
フレンズではそのエリザベスカラーのことをあえて「プラスチックでできたコーン型のやつ」と言うことで、「あぁ、あれか!」と観客がピンと来るようにしているということなのでしょう。

情報ありがとうございました。
Posted by Rach at 2010年02月20日 07:03
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