2006年10月24日

フレンズ2-21その21

フランクさんを呼び出してもらうと、息子が出てきました。
フィービー: I mean Frank Senior. (お父さんの方なんですけど。)
ブッフェ夫人: He went out for groceries. (食料品店に行ったわ。)
フィービー: Will he be back soon? (すぐに戻られますか?)
ブッフェ夫人: He left four years ago. We're expecting him back any minute. (出掛けたのは4年前よ。そのうち帰ってくると思ってるんだけど。)

親子が同じ名前の場合、親はシニア(Senior)、子はジュニア(Junior)と呼ばれます。
フレンズ1-22その5 で、シニアとジュニアについて触れています。
この夫人の返しがなかなか洒落てると思うのですが…。
4年前に出かけたきり戻ってないのなら間違いなく家出ですが、ちょっと買い物に出掛けたかのように、any minute 「今すぐにでも」戻る、と言っているのが面白いですよね。

大いに脱線しますが、昔、たまたまテレビを見ていたら、「悲しい色やね」の上田正樹さんがインタビューに答えていました。
何でも上田さんは若い頃に、「ちょっと風呂に行ってくる」と言い残して、そのまま何年も家出していたそうです。
で、いろんなことが吹っ切れて何年後かに久しぶりに家に帰ったら、兄が一言、
「長い風呂やったなぁ〜。」(注:標準語では「長い風呂だったなぁ〜。」)
なかなか、そういうシチュエーションで、こんなことは言えませんよね。
上田さんも面白い人のようですが、そのお兄さんもさすが、というところでしょうか。
ブッフェ夫人のこのセリフを聞いて、その上田さんのお兄さんを思い出してしまった、というだけのことです(爆)。


帰ろうとするフィービーに、
フランク・ジュニア: Hey, wait up! How do you know my dad? (ねぇ、待ってよ! どうしてパパのことを知ってるの?)
フィービー: Well, I don't really. Just genetically. He's kind of my dad too. (そうね、知ってるってほどでもないの。ただ遺伝学的にね。その人は、まぁ、私のパパでもあるのよ。)
フランク: Heavy. (ヘビーだ。)

wait up は、「寝ずに待つ」という意味でよく使われます。
フレンズ2-14その21 にも出てきました。
が、この場合は「立ち止まって待つ」の方ですね。
フィービーが車に乗り込もうとしているところなので、車に乗り込まずに今立ってるその状態で止まってて、という感じでしょうか。
I don't really. は I don't really know your dad. ということで、知ってるのか?と聞かれたので、「”本当に知ってる”、”よく知ってる”わけじゃないの。」と答えています。
really は「本当に、実際に」ですから、I really don't like her. だと「私は本当に、彼のことが好きじゃない。」で、好きじゃないことを強調することになりますね。
それが I don't really like her. になると、"really like her" であることを否定するので、「”本当に好き”ってことじゃない、わけじゃない。」となって、「好きという気持ちももちろんあって、嫌いじゃないけど、”すごく好き”と断言できるほどでもない」という感じになります。
断言せずに、ちょっと表現をやわらげているわけです。
ここでは、フィービーは I don't really. と返事していますが、Not really. という返事になることもよくあります。
意味はどちらも同じで、「それほどでもないよ。」と really とは言えない気持ちを表すのです。
このようなニュアンスは辞書の really の項目にちゃんと載っていますが、ハートで感じる英文法 会話編 大西泰斗/ポール・マクベイ著 の、「否定−オブラートに包む−」の回で、「後続の内容を打ち消す not の呼吸」として詳しく説明されていましたね。
番組では、小道具として、ちっちゃいカーテンが使われていましたが、あの感覚はわかりやすいなと思いました。
「後続を打ち消す」というのは、今さら言われなくても…的な当たり前のことなのですが、日本人が not の位置でいつも混乱するのは、やはりその not の基本的感覚が身についていないということなんだと思いますね。
日本語は最後に否定語句を持ってくる構造になっているから、文の途中に not が来る感覚に慣れないのだと思います。
でも英語のように、「後続の内容を打ち消す」方が、「何を」否定しているのかがはっきりとわかるし、より論点が明確で誤解がないと思うのですが…。

"He's kind of my dad too." と kind of でちょっと言葉を濁してはいますが、その内容はやはり重い(笑)。
言うなれば、ダース・ベイダーがルークに、"I am your father." と言ったセリフにも匹敵するほどの重さです。(←んなわけない)
日本語でもこの場合は「ヘビー」と言ってしまいそうですし、英語でもそれはやっぱり heavy という単語を使うのですね(と、妙に納得)。
ところで、このジュニアくんは、フレンズ2-6その10 で通行人役としてゲスト出演していました。

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posted by Rach at 14:37| Comment(8) | フレンズ シーズン2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こばわ!昼寝しすぎて眠れないみりぃです。

最近、「バックトゥザフューチャー」を無性に見たくなってヤフオクでDVD買ったんですが、マイケル J フォックス扮するマーティの口グセが「Heavy・・」だったですよね。

私は、どういうわけか(勝手に?)この表現、80's のはやり言葉だと思ってましたが、どうなんでしょうね?

あー、眠れない・・・w
Posted by みりぃ at 2006年10月25日 00:03
Not really.という返事、妊娠中、定期検診の時しょっちゅう口にしてました。おかげさまでつわりが軽かったもので。"Do you have nausea?" という質問に、初診のとき、"No, not so severe."と一生懸命答えたら、"Not really? It's good!"とナースがにっこり。ほう、そういう風に言うのか、と、それからはもうこの返事一辺倒。つわりがほとんどないとはニブい妊婦だと思われてたかも、という気もしますが。

息子に父と同じ名前を付けるという感覚、日本人にはないですよねぇ。ゴルファーでDavis Love III(三世!)がいたり、レーサーでDale Earnhardt Jr.(あぁ、お父さんは事故死してしまった・・)がいたり、スポーツ見てても結構この手の名前は見ます。ホントにまるまる一緒、と言うわけでもなく、ミドルネームは変えたりするようですが、それでもやっぱりややこしいよなぁ。

上田正樹さんのそのインタヴューの話、私も覚えてます。京都って風呂屋が多くて、内風呂があっても時々大きい風呂に入りに行く、という人も結構いるとか。かく言ううちのだんなも下宿時代に風呂屋生活を送り(それは下宿に風呂がなかったからですが)、大きい風呂の開放感にすっかりハマってしまった一人です。今はそれなりに大きいbath tubがあるので、「風呂に入りに日本へ帰りたい」と言わなくなりました。
Posted by おちか at 2006年10月25日 03:49
みりぃさんへ
こちわ! みりぃさんがお休みから復活されて嬉しいです。お身体に気をつけてマイペースで続けて下さいね。(←最後の締めの挨拶みたいだ…笑)

えーっと、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」は私も大好きで、昔、それをテープに録音してスクリプトの本を使って勉強したことがある、と過去記事にも書いたのですが、"Heavy..." って口グセでしたっけ? どうしてだろう、全然覚えてないや(爆)。でも、マーティが確かに言ってそうな感じのセリフですね。あの当時の若者のはやり言葉っぽいですよねぇ? このフレンズのエピソードは1996年くらいですが、その頃でも普通に使うのか、ちょっと「一昔前」の表現なのか、どっちなんでしょう? 確かに考えると夜も眠れない…(笑)。

「バック・トゥ・ザ・フューチャー」で勉強してたのは大学生の頃でしたが、とにかく、今から考えると「非常に簡単な表現」に一人で感動していました。
「大丈夫?」が "Are you okay?" だとか(←こんなことに感動していた自分が今では恥ずかしいけれど、その当時は "Are you all right?" 以外の表現を知らなかった…笑)、チラシを flier (元々は「飛ぶもの」の意)って言うんだとか…他にもいっぱいあったはずだけど、今は思い出せないや(笑)。
そのスクリプトの本、どうも捨てちゃったみたいです。とっとけばまたこのブログネタに使えたのに(泣)。そうやって昔ちょっと勉強してうろ覚えの部分があるから、今ここでDVDを購入してしっかり見たら、かなりすっと頭に入るんじゃないかなぁ。だから、いつか必ず見てみたいと思っています。

話がどんどん脱線しますが(笑)、カセットテープというのは、リピートが難しいでしょう? それとこういう映画はドッカーン!という効果音の部分が多いので、その部分をカットして自分でテープを編集しようかと思ったけど、あまりにも面倒くさいのでやめた記憶があります。セリフ部分だけを凝縮したものを毎日聞いてたら、きっと英語力がつくだろうになぁ…とその頃思っていて、それがこのDVD学習につながっているんですね。フレンズでDVD学習を始めるのを決めた時、このやり方なら絶対に英語力がつく!という「確信」みたいなものがありました。
いろんな意味で懐かしく思い出深い映画です。
Posted by Rach at 2006年10月25日 10:20
おちかちゃんへ
おぉ、妊娠中の返事には使えるねぇ、"Not really." は。

フレンズ1-2 で妊婦さんの出てくるシーンがあるんですよ。その時に、
DR. OBERMAN: (ENTERING): Knock knock!How are we today? Any nausea? (コンコン! 今日の調子はどう? 吐き気(むかつく感じ)がする?)
ALL: Yeah. Yeah. A little. (えぇ、えぇ、少し。)
というやり取りがありました。これは妊婦さん自身の体調は悪くなかったんだけど、妊婦さんと元夫、現在のレズビアンの恋人の3人が子供の名前についてモメているシーンの後だったので、みんな気分を害していたので、口を揃えて "A little." 「ちょっと nausea があります。」と返事してるのが笑えるみたいなんですよね。

ということは、定期健診で "A little." と言っちゃうと、確かに深刻で我慢できないほどではないけど、自覚症状はある、ちょっと気になる、みたいに聞こえて、「少ないながらも”ある”」という事実が強調されてしまうということだろうか?
問題ないので心配しないで下さい、というレベルなら、"Not really." 「そんなに大したことはないです。気にならないレベルですよ。」の返事が相応しい気がしますよね。確かに便利な表現です。

ちなみに、私もつわりは軽かったよー。うちの母も軽かったらしいから、これは遺伝のようですね。でも味覚が変わるでしょ? 私はコーヒー牛乳大好き人間なんだけど(笑)、つわりになってからはそれを飲むと口の中がにが〜い感じがしておいしく飲めないんですよ。ある時、ダンナさんが冷蔵庫を開けると、今までコーヒー牛乳が並んでいた場所に、ずらーっとオレンジジュースが並んでいたので、「漫画みたいや〜!」(←ステレオタイプである、という意味)と大爆笑していました。 妊娠すると酸っぱいものが欲しくなる、というのは、私に関しては本当だった(笑)。

日本ではミドルネームがないから、同じ名前を付けたら区別できないよねぇ。役所に同じ名前で届けても受理して貰えるのかなぁ?(そんなチャレンジャーになるつもりはないけど…笑) 祖父と同じ、っていうのは可能でしょうけれど。日本では親の漢字を一字貰って、というのはあるよね。(うちは違いますが)
歌舞伎や落語などの芸能分野では、「何代目だれそれを襲名!」というのにものすごい意味がありますね。織田信長の末裔の織田信成くん(フィギュアスケート選手)にはやっぱり(?)信という字がついているなぁ、とか、確か現在の伊達家宗家の当主の名前にも「宗」という字がついていたなぁ、とか、一族の誇りと名前へのこだわりというのはやはり存在するようですが。
名前にジュニアが付いているのはまだ感覚的にはわかるけれど、「三世」(!)とまで付けられると日本人には違和感ありますよねぇ。バビル二世やルパン三世を思い出すか、もしくは世界史で出てくるリチャード1世とかジョージ5世とかの王様系(やんごとない人たち系)を思い出すかのどちらかでしょう。

またまた脱線ですが、スタートレックの最新シリーズ「エンタープライズ」のレギュラーに、Charles "Trip" Tucker V という名前のチーフ・エンジニアがいます。(実はこのドラマは見てないんですが…)
Wikipedia 英語版: Charles Tucker III
http://en.wikipedia.org/wiki/Charles_Tucker_III
Trip という名前は愛称(ニックネーム)で、本名は Charles Tucker V なのですが、時々日本語で『チャールズ・「トリップ」・タッカー3世』と書いてあるのを見ます。とても一般人の名前とは思えないでしょ? 最初、どこか遠い星の王族の末裔かと思ったよ(笑)。

上のウィキペディアに以下のように書いてあります。
Commander Charles Tucker III, (2121-2161) known as Trip (for "triple", since he is the third generation of his family to be called Charles Tucker)
「Trip というのは、すなわち、triple のこと、彼の家系で、チャールズ・タッカーという名前を付けられた三世代目だから。」

つまり、Trip というのは Triple 「3倍、3重」、つまり「3」から来たニックネームなんですね。日本語で言うと、「おい、三代目!」って呼ばれてるような感じなのかなぁ? 日本ではやはり歌舞伎とか、あるいはやーさん(ヤクザ)の世界でしか、そんな呼ばれ方しないような…。

お、私以外にこのインタヴューを覚えている人がいた! うちの兄はこのネタが好きで、「ねぇねぇ、上田正樹ってさぁ…」と言うと、「あぁ、”長い風呂に行ってた人”やな」と十中八九返してくる(笑)。
そう言えば京都はお風呂屋さん多いねぇ。私は結局京都に住むことはなかったので(電車通学はしんどかった〜)、京都のお風呂屋さんのお世話になることはなかったけど、やっぱり学生の街だからねぇ、結構繁盛してるみたいでしたね。
うちのだんなさんも「大きい風呂の開放感」ってのが結構好きらしい。時々、スーパー銭湯に息子と二人で入りに行きます。息子も「なぁなぁ、またお風呂屋さん、行こうやぁ〜。」とお気に入りの様子。私は温泉は嫌いじゃないけど、どちらかと言うと、風呂=身体を洗う場所、という認識が強いんですよ。家の方が人目を気にせず落ち着いて洗えるので(?)、娘とおとなしく留守番してます。
Posted by Rach at 2006年10月25日 10:31
こんにちわ。

"heavy"と言われると私も"Back to the future"を思い出します。この表現はこの映画でしかきいたことがなかったので、この記事を読んで、ヘーFriendsでも使われているんだーと思いました。

映画では確か、お兄さんが写真から消えかけていたときや、若い頃の自分のママが自分に惚れちゃったことをドクに指摘されたときなどのコメント。たしかに「う、重い」っていう状況ですね。これに対してドクが、「君はやたらヘビーっていうけど未来では重力が変化してそんなにいろいろ重くなっているのか」みたいなことを言っていたと思います。だから少なくとも、昔は使われていなかった表現ってことなんでしょうね。
Posted by YN at 2006年10月25日 21:29
YNさんへ
そうなんですかぁ、YNさんも Back to the future を思い出されたんですね? どうやら覚えてないのは私だけらしい…(爆)。
「その映画、見たことありません(泣)」が口癖の私ですが、この映画はちゃんと、それもスクリプトまで買って見たのに、覚えてへんとは一体どうゆうこっちゃ!?と自分自身に怒りを覚えております(笑)。
YNさんはたくさん洋画をご覧になっておられますが、"Heavy." というフレーズは、Back to... 以外には聞いたことがないんですね。上のジュニアくんのセリフのニュアンスは聞いた瞬間にわかったので(当たり前か)、結構ありふれた表現なのかと思ったのですが、そうでもないのでしょうかねぇ?

その「重力が変化して…」うんぬんのドクのセリフは記憶にあります。その理屈の捏ね方が科学者らしいと思うし、その当時は使われていなかったことを示唆しているんでしょうね。まぁ、ドクはちょっと世間離れした人だから、当時の若いパパやママたちはもしかしたら使っていたのかもしれないけれど。
そのドクのセリフですが、そういう「単なる表現」の科学的矛盾を追及したがるところは、スタートレックのデータを彷彿とさせます。ジョーディが「(何かの仕事をするのに)時間がすごくかかって、化石になりそうだったよ。」と言った時、データが「それはおかしいよ、化石になるには何万年も時間がかかるはずだ」みたいな返事をしていたことがありましたが、そういう融通の利かなさがいかにも「科学的思考の人」を表しているんでしょうかねぇ?
(すぐにトレックネタに結び付けたがる私…笑)
Posted by Rach at 2006年10月26日 10:40
Heavy
確認ですが、ここはgood, excellentのことですね。

http://www.urbandictionary.com/define.php?term=heavy
にはBack to The Futureのことも書いています。
Posted by Fen at 2009年06月30日 20:55
Fenさんへ
こちらのコメントへのお返事が大変遅くなり申し訳ありません。

確かに、Urban Dictionary には、good, excellent の意味で使われると出ていますが、serious という語義も出ていますね。
上のフランクのセリフのニュアンスは、Good. Great. 「最高!」と言うよりは、「それは深刻な話だね」というニュアンスの heavy のような気がします。
どうしてパパを知ってるの?という問いに対しての答えとしては、あまりにも話が重過ぎる、という感じでしょう。

LAAD に、
heavy: INVOLVING SERIOUS EMOTIONS (informal) involving serious or strong emotions
というのが出ていますが、これが近いでしょうか。

基本的にはそういう深刻な時に使うのでしょうが、マーティはそれが口癖になっていて、すごい、最高、みたいな意味の時にまでやたらと heavy を使う、ということだと思います。それで、Urban Dictionary には、good などの意味も載っているのでしょうね。

Memorable quotes for Back to the Future (1985)
http://www.imdb.com/title/tt0088763/quotes
では、heavy を使ったセリフがいくつも見つかります。
有名なやり取りである2箇所を引用させていただきます。

Marty McFly: Wait a minute, Doc, are you trying to tell me that my mother has got the hots for me?
Dr. Emmett Brown: Precisely.
Marty McFly: Whoa, this is heavy.
Dr. Emmett Brown: There's that word again; "heavy". Why are things so heavy in the future? Is there a problem with the earth's gravitational pull?

Dr. Emmett Brown: Now, remember - according to my theory, you interfered with your parents first meeting. If they don't meet, they won't fall in love, they won't get married and they won't have kids. That's why your older brother's disappearing from that photograph. Your sister will follow, and unless you repair the damage, you'll be next.
Marty McFly: Sounds pretty heavy.
Dr. Emmett Brown: Weight has nothing to do with it.

長くなるので日本語に訳しませんが、上の2箇所の heavy も、good, excellent というよりは、serious の意味になると思います。
「過去のママが自分に惚れる」「パパとママが結婚しないと自分が消えてしまう」という事実が heavy だということで、good と喜んでいるのではなく、その事実があまりにも重過ぎる、深刻すぎる、という感覚でしょう。
ドクは、heavy と聞くと、重量が重いことしか思い浮かばないので、「重い、重い、って、重力や重量と何の関係があるんだ?」と返しているのですね。世代の違いから来る言葉の感覚のギャップをジョークにしているやり取りだ、ということです。

今回のフレンズでのフランクのセリフも、上のマーティのセリフと同じニュアンスの heavy であり、マーティのセリフを意識したものだった可能性も高いと思います。
Posted by Rach at 2009年09月03日 11:26
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