2006年10月26日

TOEIC自己分析(リスニング編)

昨日の続きです。
第125回 TOEIC において、自己最高点の945点を取ったのですが、一番嬉しいのは、やっぱり、生まれて初めてリスニングで「満点」(495点)を取ったことですね。
過去記事 900点超えまでの道のり で、TOEIC の点数の変遷を書いておりますが、2005年1月に受けた試験で 930点を取った時は、リスニング 480点、リーディング 450点でした。
その時、「あともう少しでリスニング満点が取れるかも…」と思って、また1年後くらいに受けようかと思っていたら、TOEIC リニューアルの話を聞いたので、リニューアルするのなら、その後、受ければいいかなぁ…と軽い気持ちでいたんですよ。

私はフレンズを始め、見ているドラマは全部アメリカのドラマなので、リスニングのリニューアル項目の一つ、「英国、カナダ、オーストラリア(ニュージーランドを含む)の発音を採用する」に対して漠然とした不安を抱いていました。(まぁ、カナダはアメリカとあまり変わらないと思いますが…)
ですから、こっそり受けているわりには、ちゃっかりと(笑)「TOEIC テスト 新公式問題集」を買って、新形式のテストはどんなものになるのか、事前に内容を探っておりました。
そして、CD を聞いた私は愕然。「何じゃこりゃ?」
多分オーストラリアの発音だと思うのですが(実はよく知らない)、すごく違和感があって、耳になじまないんですよ。
あんまり今まで聞いたことのないタイプの発音だったもので。(イギリスっぽい発音もあまり得意ではないですが、まだ聞き取れる気はします。)
それでさらに困るのは、そういうバラエティに富んだ発音が入れ代わり立ち代わり出てくるので、気になってしょうがないんですよね。
私の TOEIC のリスニングのイメージというのは完全に出来上がってしまっていて、最初のナレーションの Directions に始まり、ああいうアメリカ発音でずっと続いていく感覚に私はすっかり慣れきっていました。
だから、コロコロとアクセントが変わることに戸惑ってしまった、とでも言いましょうか。
もちろん、映画やドラマではよくあることです。
そして私は、ドラマの中でなら、多少のアクセントの違いはさほど気になりませんし、それを楽しめる気もします。(私の好きなスタートレック(TNG)にはイギリス発音をするレギュラーが2人いましたので)
ですが、TOEIC のリスニングとしては、これまでのイメージとかなり違っているため、一言も聞き漏らさないように音に集中しないといけないのに、何だか気が散ってしまう感じがしました。
私は激しく後悔しましたね。
リスニングで満点を取りたい、さらには自己最高点を取りたいと思えば、リニューアル前に受けとくべきだった…この形式では、絶対にリスニングで満点は取れないや、と本気で思いました。
この違和感のある発音が結構な頻度で登場しますので、それを落としているようではとても高得点は望めない感じでした。
たまに出てくるアメリカ人の発音がものすごくはっきりと、そして愛おしく感じました(笑)。(そう、私が求め愛しているのはこっちなのよ!)

ですからこの CD を iPod に入れて、ご飯の支度をしている時にはずっと聞いて、なんとか耳を慣らそうとしていました。
その効果があったのかどうかは自分でもよくわかりませんが、実際にテストを受けた時は、発音の違いはさほど気にならなくなっていたようですね。(正直、どのくらいの割合でその発音が出てきたのか覚えていない…)

受験前にそんな風にリスニングに対して恐怖感を抱いていたので、テスト結果を見た時、リスニング満点、というのは嘘じゃないか?と思いました。
リスニングに関しては本当に、ほんとうに、嬉しかったです。


125 listening



Abilities Measured を見ても、具体的にどこを間違ったのかよくわからんのですが(笑)、私の記憶ではパート2の最後の方に一瞬「あれ?」と質問を聞き損ねた気がするのと、パート3か4の時間がらみの問題をこれまた聞き損ねたような記憶があります。
もしかしたら、写真問題でも間違ってるかもしれないし。
きっと毎回満点の方は、もっとはっきりと自分がやばいと思った箇所が明白なんでしょうねぇ。
これがはっきりしない間は、私もまだまだ”まぐれ”の域を出ていない気がしますが、まぁ、ここは素直に喜びましょう。

そんなわけで、リスニングが前よりも絶対に下がると思っていたので、今回は自己最高を更新することは頭にありませんでした。
正直、一生 930点を超えることはできないかも、と思っていました。(930点を取った時の試験の出来が、結構自分でも満足のいくものだったので…)
でも、多くの方が新 TOEIC を受けておられる中、私もいつまでも以前の形式の TOEIC の点を看板として掲げているわけにもいかないんだろうなぁ、やっぱり 930点を超えることはできなくても、それに近い点を新形式になってから一度くらいは取っておかないとまずいのかなぁ、という気持ちがあってとりあえず受験してみた、ということです。

ちょっと話は、ずれますが…。
リスニング満点、で思い出したことがあります。
「リスニング満点者続出!」というキャッチフレーズで有名な、スーパーエルマーという教材がありますよね。
(ここから書くのは別に悪口ではありませんので、あえて名前は伏せません…笑)
フレンズの DVD 学習を始めてから少し後に、このキャッチフレーズにつられて、資料請求をしたことがあります。
視聴 CD を聴いてみて、まぁいい感じかも、と思ったのですが、フレンズと比較して絶対にこれだ!という決め手もありませんでしたので(←ごめん)、とりあえずしばらくはフレンズ DVD で頑張ってみよっかぁ…と思い、申し込みはしませんでした。
フレンズ学習を始めてかなり経った頃、今度はリニューアルしたとかサービス価格で提供するとかで、再度、スーパーエルマーから案内が送られてきました。
その時は、かなりフレンズ学習で効果を感じていた頃だったので、私はそこできっぱりと決めました。
「私はスーパーエルマーは使わない。私はこのフレンズ学習法で満点を取ってみせるわよ!」と。

その後、2005年1月にリスニング480点を取って、自分としては「ほぼ満点に近い点」ということでとりあえず納得していましたが、「リスニング満点です!」と言えない自分に少し寂しさも感じていました。
今回、初めてリスニング満点が取れて、「フレンズで満点を取ってみせる!」と誓ったあの時のことを久しぶりに思い出して、自分がやってきたことが間違いではなかったと思って、今、私は幸せな気持ちでいます。
もちろん、スーパーエルマーを使っていたらもっと早く満点を取れていた、という可能性もあります。
ですから、私はこの教材を否定しているのではありません。実際に使ったわけでもないので評価も出来ませんし。

ただ、英語学習者用に「作られた教材」ではなく、アメリカ人が普通に見ている「生きた素材」(字幕や吹替はついているけれど)を使って学習した、それで満点が取れた、という事実を喜びたいと思うのです。
結局、英語を学ぶということは、ネイティブと同じように読む、聞く、ということなんだと思います。
ただ自分にあった素材を探すのが難しいとは思うのですが…。
私はフレンズ学習に何らかの効果を見出して、「これなら英語が身に付きそうな気がする」という予感を感じました。
その予感や直感を信じて私はここまでやってきました。
学習を続ける上で大切なのは、その学習方法を信じることです。
自分にとって最適な学習方法は何か?
それは英語に堪能な方が薦めている方法をやみくもに信じるのではなく、自分で、ある程度の期間それを実際にやってみて、「これならいける!」と思えるものを見つけるのが望ましい、そしてそれを見つけさえすれば、後はただその自分の直感を信じて突っ走ればいいのではないかなぁ、と。
リスニング満点を自慢してもいいのなら、私は「リスニングに関してはフレンズを信じてやってきました。」と胸を張って言えます。
今回リスニング満点だったことは、フレンズ中心のブログを書いている管理人としては、とても誇らしいことでした。

長くなったので、リーディングについては明日書きます。
こんなに長々と TOEIC の感想を書いているのは、きっとしばらく(もしくは一生?)この点を更新することはないだろう、今後このブログで TOEIC について触れる機会はないだろう…という寂しい予感があるせいかもしれませんねぇ。(ぐすん)

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posted by Rach at 13:29| Comment(17) | TOEIC | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
リスニング満点、おめでとうございます!

(それから、自己ベスト更新も!)

私は、このニュースを何より嬉しく思っています。

っていうのは、RAch さんが、日本人の英語学習者の

永遠のテーマであるリスニング力アップの効果的な方法を

自ら試し、その効果を証明なさったからです。

私も、フレンズDVDの効果は、内容の明るさ、テンポ、
感情移入ができる点など、さまざま意味で絶大だと
思っています。

>きっとしばらく(もしくは一生?)この点を更新することはないだろう、

そんなことはありません。

ぜひ、このまま英語学習者の希望の星として

がんばってください。

応援しています。
Posted by はなぶさ at 2006年10月26日 15:07
「英国、カナダ、オーストラリアの発音」?
昨日の記事へのコメントで、受験も考えようかな、という風に書いたのを撤回しようかしら。(早っ!(爆))
南部弁、特にテキサス弁(厳密には「東」テキサス弁)に馴染んで来た耳には、例えばbasic→「ばいすぃく」系の発音はキビし過ぎるっす(T-T)
(ちなみにベタな南部弁だとbasic→「べぁーいすぁぃく」ね)

去年の暮れくらいから、我が家に遅ればせながらHarry Potterブームがやって来ていて、映画のDVDを何度も見てますが、今だに字幕出すと「おぉぉぉぉ、そう言ってましたか。Prof. Dumbledoreは」と思いますもんね。

確かアメリカのTVから録画したやつでも、ビデオなら日本で見れるよねぇ。Rachやんは北東部弁に耳が馴染んでるはずだから、南部弁を聴いてどう思うか、中古車屋のコマーシャルの録画を送って感想を聞いてみたいような気がする(笑)
Posted by おちか at 2006年10月26日 15:23
どっちにしても、Rachさんはえらいわ〜! 根性あるわ〜!

私もTOEIC受験しなきゃ(別にしなきゃって訳でもないけどけど、なんとなく・・・)。新形式になって、夏前に公式ガイドも買って、2,3ページして、本の墓場前段階の机の横に積んでリビングの一部になってます。リスニングの部分はiPodに入れて、寝る前に聞いたらよく眠れるのよ・・・

この記事を読ませてもらって、私は前回いつ受験したのだろう、と調べてみたら、なっ、なんと、1998年!結構いいスコアやねん(笑)。あれ以降、英語の力は多少上がってると思うけど、集中力は絶対下がってるし、あんなしんどい試験に、今の私は耐えられるのか!? ムリ(笑)。

>きっとしばらく(もしくは一生?)この点を更新することはないだろう、
絶対、その根性があれば大丈夫!保証してもいい、990点満点とれるよ!マジで。
Posted by Mayumi.K at 2006年10月26日 16:35
はなぶささんへ
お祝いメッセージ、ありがとうございます! 嬉しいです!

日本人英語学習者はまず、「あのペラペラ言ってる英語がわかんない! それを聞き取れるようになりたい!」から始まる人が多いですよね。(私もそうでした)
それはきっと学校の英語教育が発音に関して基本的なことを教えてこなかったから、なんでしょうね。今は効果的な英語教育を行っている学校も多いと聞きますし、昔ほどではないのかもしれませんが、私の頃は、リスニングテストも存在しなかったし、リスニングに関しては全く無視の中高6年間でした。

やっぱりリス二ング力をアップするにはとにかく「大量の英語を聴く」しかないのです。で、ただやみくもに聴くことには私は懐疑的で、(以前に記事で取り上げたのですが)UDA式やジングルズで発音の基本的な事柄を学んだ上で、「自分が興味を持てるもの」を聴く、のがベストなんだろうと思います。
だから、「フレンズみたいな笑い声の入るシットコムは受け付けない」という人にはオススメしにくいのですが(笑)、受け入れられる人なら、素材としては理想的だと思いますね。あんまり小難しい単語も出てこないですし、すぐに使えるフレーズが満載ですし、脚本もよく出来ていますしね。
アメリカで視聴率No.1だったドラマ、アメリカ人の誰もが知っているドラマを、アメリカ人と同じように笑えて泣けて楽しめることができる自分ってなんてすごいんだろう、って思えるところもポイントでしょうか。すごく自信がつきます。

>英語学習者の希望の星として
えへへ〜。そんな言い方されると照れちゃいますぅ(笑)。今日の記事にも書くのですが、今回のがきっと最終的な自己ベストになりそうな予感は本当にあるんです。でも、そうやって応援していただけると嬉しいです。
私がTOEICにこだわっているのは、少しでも点数を上げていけば、「あぁ、フレンズ学習っていいのかも」と思ってくれる人がもっと増えるかなぁ、という期待からです。はなぶささんがおっしゃる通り、フレンズ学習法の「効果を証明する」ためにわかりやすい結果を出したい、と思っているだけなんですよ。
大好きなドラマだから、もっとたくさんの英語学習者に知って欲しいなと思っています。フレンズは本当に面白いですよねっ!
Posted by Rach at 2006年10月27日 13:28
おちかちゃんへ
そうそう、そのバリエーションがかなり曲者なんよ〜(笑)。最初に聞いた時は、どうしようかと思いました。オーストラリアは、today が to die に聞こえる、などと言いますが、そういう単語の問題も含めて、全体の「音」の雰囲気がかなり違うような気がするんですよねぇ。耳に馴染んでいるか馴染んでいないか、というのは大きいと思いますよ。

ハリー・ポッターはそんなに馴染みませんかぁ?(笑)。昔、ちょっとしたコラムに、「(アメリカ)南部出身の私には、ベッカムのしゃべる英語がわからない」と書いてあって、へぇ、同じ English 同士でもそうなんやぁ、と安心した記憶があります。(確かにベッカムの英語は独特だけどねぇ、あれって Cockney (コックニー)だっけ? イギリス英語には詳しくないので…)

うちの家はすっかりDVD化してしまい、かろうじて壊れかけのビデオデッキが1台残っています。(でも不便だから全然使ってない)
だから、ビデオテープは見れますが、送料むっちゃかかるんとちゃうん?(笑) 地元のコマーシャルってのは、もう南部弁コッテコテなんやろうねぇ。南部アクセントで有名な映画もいくつかあるようですから(オー・ブラザーとか)、その辺からチェックしてみますね。きっと全然わからないんじゃないか、と思うけど(笑)。
Posted by Rach at 2006年10月27日 13:32
Mayumi.Kさんへ
そう? えらい? 根性ある? もっと言うて〜(爆)。

Mayumi.Kさん、過去にTOEIC受けたことあったんですね? 全然興味がないのかと思ってましたよ(笑)。
私はTOEICに興味がない、って言い切れる人をかっこいいと思っていて、だからいつまでもTOEICにこだわっている自分がいやなんです。
今日書く記事(リーディング分析)は特にそうだけど、TOEICの話をしていると、いつの間にか私はだんだん「怒りモード」に入ってくる。点数に振り回されている自分が嫌、だから、さっさとケリをつけたいんだけど、なかなか満点が取れそうにない自分も嫌、そういうジレンマの表れなんですかねぇ。「満点を取れたら嬉しい」じゃなくて、「満点を取れなくて悔しい」という気持ちが強いんですよ。(あぁ、ひねくれてる…笑)

実際、私が見る限り、アメリカに長期間住んでいた人、または、英語の専門家、ほど、「TOEIC? あぁ、なんかそんな日本と韓国で大ブームの試験ありますねぇ」てな冷めた受け止め方をされているようです。そしてその分析も正しいと思いますし。アメリカでは全然通用しない資格だと聞きますからね。
TOEICはあくまで「日本人」を意識した資格なんですよ。だから、私は日本で暮らす日本人英語学習者の一人としてTOEICの存在を「無視できない」、と思ってるわけですね。

Mayumi.Kさんのように、世界に向けて英語と大阪弁を発信している方は(←きれいな表現やろ?…笑)、サイトのプロフィールにTOEICの点数を掲げる必要もないし、外国の方にとってはTOEICは効果的なアピールにはなりませんよねぇ。
どっちかって言うと、「大阪弁検定」でもあったら、それの1級を持ってる方が効果的なんじゃないかと思ったり…(そんな検定があったら、私らやったら、どのくらいのランクなんやろうか…きっと、上には上がいるんやでぇ…ちょっとしたイントネーションを「ちょっとそこ、ちゃいまっせ!」と減点されたりして…笑)

こうやってブログをやっていると、TOEICという言葉をよく目にするので、Mayumi.Kさんも受験を考えたりしてしまうんでしょうねぇ。で、その1998年の結構いいスコアってのは何点なんですか? 私より上でもひがんだりせぇへんから、教えてぇやぁ〜(笑)。
でも本当にあの試験は「しんどい」ですね。受ける前はものすごく憂鬱になるし、終わった後はへろへろになってるし(笑)。あれは若い子向けの試験なんでしょうか?(爆)。

>保証してもいい
ほんまやな? もしとられへんかったら、どう落とし前を付けてくれるんや…(←うそ。その上、ガラも悪い)

満点はねぇ、本当にムリそうな気がするんですよ。「TOEICなんて全然気にしてませんよ。ははは。」と言える自信、TOEICを無視できる強さが欲しくて、満点を欲しがっているんですよね、私は。(矛盾してるでしょ?)
もうある程度の点を取ったから、自分の心の中で無視しておけばいいわけだけど、私が英語をやり直そうと思ったのはTOEICがきっかけみたいなものだから、やっぱりどこかで必ず気になってしまう存在なんですよね。だから、どうせ気になるんだったら気持ちに決着をつけたい、と。でも思ったほどには点数は伸びない。だけど、これ以上対策はしたくない。
例えばあと10冊ほど有名どころの問題集を買ってそれをとことん研究したら、もう少し点数が上がるかもしれないな、とは思うけれど、900点超えを目指していた時ですら、そこまでTOEICに入れ込んで勉強していたわけでもなかった(私のメインはDVD学習だった)ので、今更そんな対策じみたことはしたくない、という妙なプライドもあるし、時間ももったいないと思うし。

今回、私が徐々に付けてきたと思われる英語の力が試験の点数に反映したのなら希望があるかなぁ、と思ったんですが、それが全く反映していなかったのでムリかなぁ、と思っているのです。
でも、もう良い点しか公表しないと決めたから、すご〜く気がラク。「あれからRachさん、TOEICに関してはウンともスンとも言えへんなぁ…」と思ったら、それは良い点が取れなくて家で一人でガッカリしてるんだろうな、と思っていて下さい(笑)。
でも、まぁ頑張ってみます。限りなく難しいとは思ってるけど、満点取る夢はあきらめてへんで!
Posted by Rach at 2006年10月27日 13:43
Dear Rach

高得点おめでとうございます。英語力はもちろん、Rachの緻密さ、集中力、そして実行力を反映したものだと思います。(僭越な表現で恐縮ですが)ブログを拝見するに英語力はもうとても高くていらっしゃるのに、読者にとってのベンチマークになるので、点は取っておくという几帳面なところもRachらしくて好きです。

私が思うに、ネイティブだったら皆満点とれるかというと必ずしもそうではないと思うんです。特にヒアリングは、一瞬ちょっと上の空になったりしてもダメ。満点取るには、長時間集中力を持続させないといけないですよね。

>>あれは若い子向けの試験なんでしょうか?。
いや、試験というのはすべからく若者向けだと思います(笑)。でも、ちゃんと準備して試験を受けに行き、さらに結果を綿密にレビューする気力・体力があるRachは、十分若者に分類されると思います。うらやましい限りです。
Posted by YN at 2006年10月27日 20:07
Dear YN
お祝いメッセージ、ありがとうございます!
いやぁ…YNさんに「英語力はもうとても高くていらっしゃるのに」なんて言っていただけて本当に嬉しいです、光栄です。
「緻密さ、集中力、実行力、几帳面」…すごい、素敵な褒め言葉のオンパレードだわっ(笑)。いつも思っているのですが、YNさんは人を褒める時の言葉の選び方がお上手ですね。言われた方はとても幸せな気持ちになります。
褒めていただいた時は素直に喜ぶことにしておりますので、この頂いたお言葉を胸に、これからも頑張っていきたいと思っています。

私も昔は、ネイティブならみんな満点を取るんだろう、と思っていました。でも、満点を取れないネイティブもいる、という話は時々聞きますよねぇ。(まぁネイティブにもいろんなレベルの方がおられるのでしょうが)
いくらネイティブでもぼんやりしながら解いてたら、いくつか落とすんじゃないかなぁ?と私も常々思っているのですが…。(そう思いたいですし…笑)
ネイティブの友達がいないから、「受けてみてどんな感じ?」とか聞けないんですよ。それに受けたがらないでしょうねぇ、満点を取るのが当然のように思われてる試験を受けるのはいやだし、バカバカしいし、プライドが許さないでしょう。(私も、中学校(もしくは小学校高学年?)の国語の問題で100点取れ、って言われたらいやですよ、マークシートでも絶対受けない(笑)。)
だから、そんなにたくさんのネイティブが受験しているとも思えないので、実際にネイティブなら何パーセントくらいの人が満点取れるのか、っていう正確な統計は存在しないのかなぁ、と思うんですが、どうでしょう? かなりの人数のネイティブが受けて(1000人くらいのデータじゃいやだし、いろんな年齢・職業の人が混じってなきゃいやだ…笑)、そのうち何パーセントの人が満点だったら、自分としては納得できるかなぁ? それもわかんないです。

>試験というのはすべからく若者向け
いやぁ、まさにそうですね(笑)。最近試験を受けてどっと疲れるのは、集中力を持続させるのが年齢的につらいお年頃(笑)になってきたせいか、と思ったりします。しかし、とにかく私の印象は、TOEICは「特殊」なテストだな、ということ。あんなにせかせかと問題を解かされる試験は、かつて受験の頃にも経験したことがなかったような。だからせっかくしんどい思いをしたのだから、そのしんどさを文字にしないではいられないんですね。
一時期夏バテで気力・体力ともへろへろでしたが、最近はまた元気です。一時期、ちらほらと出てきていた白髪を、最近はあまり見ませんし(爆)。あまり外出もしないのに、お化粧は必ずしますし(←当たり前か?)、「生きがい」を見つけて、ちょっと若返ってきたのかもしれませんね(笑)。
Posted by Rach at 2006年10月28日 06:55
>その1998年の結構いいスコアってのは何点なんですか? 私より上でもひがんだりせぇへんから、教えてぇやぁ〜(笑)。
ここであえて公表するにはびみょ〜な点数で、あんな書き方をしましたが、あれじゃあRachさんより上みたいやなぁ。果たしてそのスコアは・・・ ダダダダダダダダ(太鼓音 よろしく) 910だ〜!

>「大阪弁検定」
これでも、Rachさんにかなわんわ(笑)。がんばろ〜!(←何を?)
Posted by Mayumi.K at 2006年10月28日 08:43
そうそう、忘れてた。
「保証する」理由は、990満点の人に2人会ったことあるからだよん。だから、生意気ながらどれくらいの英語力が990かが分かるから、Rachさんの満点を保証してもいいと思ったんだよん。
落とし前を付けんでエエと思ってんねん!(笑)
Posted by Mayumi.K at 2006年10月28日 22:23
910点かぁ。やっぱり「結構いいスコア」だったんですね。私だったら、プロフィールに嬉しそうに書いちゃいますよ、きっと(笑)。
1998年でそのくらいのスコアで、「英語の力は多少上がってると思うけど」というMayumi.Kさんの自己分析から判断するに、新形式でもいい感じの結果が出るのではないですか? 「受けてみたら?」とは言いませんが、こっそり受けてみて、良い点だったら発表してみたら?(笑)

「大阪弁検定」では負けへんで!(笑)
最終面接はきっと、「今から面接官がいろいろ話をしますから、適当な箇所でツッコミを入れて下さい。ツッコミの量と質から判定します。」「は?」
「自分はもっぱらボケ担当やと常々思ってるんなら、ボケをやってもらってもええですが…」「え?」
ネット上では、「ボケとツッコミ、どちらを選んだ方が有利か」という情報が駆け巡る…とかねぇ。
お互い、英語も大阪弁もがんばろ〜ね。英語を始めてから、いろんな言葉(日本語とか方言とか他の外国語とか)に対してこだわりが出てきたような気がします。言葉って本当に面白い。

私、990点満点ホルダーの人に、実際に会ったことないんです。そもそも、TOEICを受けたという人を探すのすら難しい環境におりまして…。

ちょっと脱線するんですが…。
うちのダンナさんは前にも書いたように英語に全く興味がなくて、今回 945点を喜んで報告しても、「え? 前回は何点やったっけ? 満点って何点やったっけ?」と全然点数のレベルを知らない人なんです。が、何故か自分の会社に満点ホルダーがいる、という話をどこからか仕入れてきて、「ママももうちょっと頑張ってみたら?」と、ほんとーにてきとーなことを気軽に言うんですよ!(←いっつもこんな調子なんや…)
満点を取りたい、っていうのは、そのダンナさんの言葉(私には挑発に聞こえた…笑)にムッとした、というのもあったりして…。
うちの(ダンナさんの)会社は、英語の資格が昇進に全く関係しない会社なんですよ。私も5年間働いていて、一度も英語を使うことがありませんでしたし。そんな会社でどうして満点ホルダーがいるんだろう?と不思議に思って、その人に会ったらいろいろ聞いてみたいんですけどねぇ。きっと仕事に関係なく、英語が好きな人なんだろうと思うのですが、私より多分10歳くらい上の男性なんですよ。お互い顔と名前をかろうじて知ってるくらいの間柄なので、会っても詳しい話はできないと思うけど、意外なところに英語好きの人はいるんだなぁ、と思って、ちょっとびっくりしたんですが。

900点を目指していた頃は、900点ホルダーってどんなにすごいんだろうと思っていたけど、いざ自分がなってみると、「900点ホルダーだから私はこんなことができるのだ!」と何か自信を持って言えるわけでもない。だから、ある程度の目安にはなるけれど、その人の英語力というのは、もうそれぞれの人で異なっているんだろうと思いますねぇ。私よりスコアは下でも、私よりずっと英語のできる人なんて、ゴマンといると思うもん。
(でも満点を取った人、というのは私がポコポコ間違うところをきっちり解いている、という意味で、すごいなぁ、と思っているのですが…。)

上のコメントでYNさんがおっしゃったように読者にとっての「ベンチマーク」として点を取っておきたい、というのがTOEICにこだわる理由なのですが、本当は、英語の出来る人(ネイティブまたはネイティブ並の人)に認めてもらえるようになればそれが一番嬉しいですよね。
私が尊敬する英語力の高い友人たちからの褒め言葉(「保証する」とかね…笑)は、TOEICのスコア”なんか”よりも、ずっと私にとっては意味のあることです。そういう人たちに認めてもらえるように私は頑張ってるんだろうなぁ、と思っています。(←最後はまじめに…笑)

P.S. 落とし前は、身体で払ってもらおか…と思ってたんやけど(爆)。
Posted by Rach at 2006年10月29日 07:35
大阪弁検定ではツッコミ選択のはずがいつの間にかボケまくり・・になりそうなおちかです。

Rachやんに南部弁のナマを聞いてみた感想を教えて欲しいな・・と思い続けて数日。先ほど、いいのを思いつきました。

私の英語聞き取りトレーニング教材、Food TV(料理/食べ物関係のことばっかりやってるケーブルch)のサイトにビデオが見れるところがあるんですわ。ここから、Paula Deen という人の出てるのを見てみて下さい。彼女は生まれも育ちもジョージア州で、そのことをとっても誇りに(そしてセールスポイントに)しているので、恐らくちょっと強調気味に南部弁を使っていると思います。ジョージア弁とテキサス弁は実は結構違ったりもするのですが、"up north"の言葉との違い、という点では共通項も多いので。

http://www.foodnetwork.com/food/video_guide/
です。更新で内容が変わる可能性もあるのですが、このURLは変わらないと思います。今だと季節柄Perfect Turkey Channelというコーナーがトップに来てると思います。PaulaはDeep Fried Turkeyについて熱く語っています。(そう。丸揚げにするのよ。あのでっかい鳥を。)

ちなみに私の一番のお気に入りはAlton Brown(彼は生まれは西海岸だけど、血はごってり南部。アトランタ在住)です。彼の英語は「テレビ用に訛を出さないようにしてる」そうで、結構すっきりしてます。渡米後すぐは、情報量が多すぎて彼の番組はちょっと厳しかったのです。・・ていうか、うんちく垂れやがって、と若干敬遠してましたが、遊びに来てた母が「何言うたはるかようわからへんけど、この人、おもしろいわぁ〜」とハマりまして。一緒に見てるうちにこちらがハマり、著書もDVDも買い漁ってしまいました。
渡米後すぐ私が一番一生懸命見てたのはRachael Rayという人の番組です。Rachつながりで、是非この人もRachやんにはチェックしていただきたい。今一番ホットなcelebrity chefだと思います。彼女は北東部の人で、お父さんが南部出身(お母さん方はシチリア)だけど言葉には南部の香りはほとんどありません。彼女は元気で明るく、年もほぼ一緒で、キャラ的にもまねするなら彼女の英語かな・・とか思っているのですが。

メールにしても良かったのですが、このコメント欄を覗いている方で南部弁を聞いてみるかな?と興味を持たれる方もあるかも知れないので、一応コメントに付け加えてみました。
Posted by おちか at 2006年11月03日 02:45
おちかちゃんへ
Food TV かぁ。それは勉強になりそうですねぇ。料理番組って、料理を作ってる様子を「実況中継」しているようなもんでしょう? だから、動詞の使い方などが頭に入りやすいという話を聞いたことがあります。

そのサイト、早速見てみましたよ!
勝手に映像が始まったのですが、まず出てきたのが、Alton Brown さんの Turkey Tips でした。この人の英語は聞き取りやすいと思いました。
tips(情報、助言、ヒント)だからというのもあるけど、確かに「うんちく」が多そうな感じ。It's also a haven for bacteria like salmonella... とか、電子レンジを使った secret weapon とかねぇ…。
ターキーにローズマリーを詰める時に穴のことを cavity って言ってますね。虫歯の穴もそうだけど、そういう空洞を cavity って言うんだったなぁ、って思い出しましたよ。
ターキーが done かどうかを確かめるのにプローブ刺してるのには笑った。(聞き取り部分、どこか間違ってたら教えて下さいね。)

さて、問題の Paula Deen の Deep Fried Turkey ですが…。
meal や all などの l の発音が独特で、brown, down, turn などの n の発音がすごく鼻にかかっているように聞こえました。全体的に「こってり」してる感じがしますね。him みたいな単語さえ違って聞こえます。(ターキーを Mr. Turkey とか he とか言ってるのがおかしい)
「ガーリッ、パゥラー」が garlic powder なのはわかったけど、4回ほど出てくる「ピンナロー」はしばらくわからなかった… peanut oil なんだねぇ。
まぁ、しゃべってる内容はわかりますが、完璧にディクテーションできるかと言うとどうかなぁ…というところでしょうか。最初はちょっと戸惑うけど、聞いているうちにだんだん耳も慣れてくるかな…という感じかな。
バスケットに入れられたターキーがこぶたちゃんみたいに見えてくる。ああやってフライするんだ…とただただ驚く。(一生、この料理を作ることはないと思った…)

このサイト、番組を見せる代わりに必ずその前にCMを入れてるんだけど、それすら、私にとっては面白いなぁ。アメリカのCMって(最近はネットで見ることもできるけど)私には新鮮ですのでね。CMの英語って 映画の予告編とかと同じで「かっこいい」でしょう?

Savory Sides で Rachael Ray の Thanksgiving Squash Soup を見ましたよ。ちなみに、フレンズのレイチェルの綴りとちょっと違うけど、これも「レイチェル」なんですね?
その前にちょっと他のサイトで写真を見た時は「可愛いアイドル」というイメージの人かと思ったんですが…。
実際の番組を見ると、声もちょっとハスキーだし、何だか元気印の気のいいネーチャンって感じの人ですねぇ(笑)。日本の料理番組に出てくる人たちって「優しそうなお母さん、上品そうな主婦」というイメージがありますが、この人はそれとはイメージが違いますね。大阪の漫才師にこんな感じの人いそうな気せぇへん?(←ホットなセレブシェフに対して、あまりに失礼な言い草かも…笑)
サクサク手早く作りながら(30分で作る、というのがこの人のウリなんですってね)、ペラペラしゃべりながら自分で笑ったりして、楽しそうにしてるところが何ともいいですね。puree (ピューレ)という言葉を本場の英語で聞いたの、これが初めてのような気がする。(英語の料理番組見たことなくて…)
このスープなら作れそうかも、いっちょこれを見ながら作ってみっか!?
Posted by Rach at 2006年11月03日 11:55
Rachael Rayいいでしょ。名前の綴りが違う(aが入ってる)のは、彼女の母方がイタリア系なのでイタリア語綴りなのかも。
Bioに書いてあるけど、彼女はプロの料理人ではなくて、だからこそ敷居の低さがいいというか。日本で普通に主婦できてる人なら、彼女のやってることは鼻歌で出来ることだけど、マジで「箱開けて温める」+「そこに冷凍野菜/牛乳/ひき肉を加える」程度のことしか出来なくて、でも主婦やってる人はアメリカにはどうもいるようで、「そんな私でも、彼女がやってるのを見たら出来そうな気がする→やってみる」という風に、アメリカの家庭料理の底上げに一役買ってる気がする。あと、彼女は去年まで独身だったので(甘ーいマスクのだんなさまと去年イタリアで挙式)、一人暮らしの食生活がどんなことになりうるか、と言うのを熟知していて、「これ、一人分だからといって少なく作らないで、鍋一杯作っといて翌日パンに挟んで・・・」とか、そういうちょっとしたヒントが現実感にあふれててね。
ちなみに彼女の番組30minute mealは「あー、ツナ缶2つ使うはずだったけど、一つ開かないー。いいや、もう。」とChef salad系のサラダのトッピングのツナを半量で済ませたり、”Use'em twice, chop'em once. Time saving!"と、刻みタマネギを炒める分と別の料理の上に散らす分と、得意げにいっぺんに刻んどきながら、間違って全部炒めてしまい、「あーっ、今日はタマネギトッピングなし!」と端折ったり、そういうアクシデント込みです。

Paulaの英語、oilの発音がやっぱり「学校ではこんなん聞いたことなかった」でしょ。テキサス弁もそうなのですが、Southern Drawlと呼ばれる、間延びしたリズム。himが「ひぇーぁむ」でしょ。だんなが会社で「数字の10」を聞き取れなくて固まったことがある、と言ってた。「てぃぇーぁん」と聞いてtenとは思わんかった、と。
はっきり言って技術向きではない(笑)ような気もするけど、おそらく牛のドドド・・という足音が響く中、その牛の群れの向こうにいる仲間に大声で怒鳴って聞こえるように変化していった結果だと思うので、そう言う意味では現場向き(笑)なのかも。
ま、私に言わせれば馴染むと身体に心地よいです。「○○○やんかぁ〜」という大阪弁の語尾にも似て。

Alton Brownは、うちの夫婦は二人で「師匠」「mentor」とあがめております。"I'm a temperature guy.”と、パンの焼き上がりに至るまで温度計で確かめる姿勢は、笑えるけど実験屋出身の主婦には一番納得が行くので。ちょっと前に「年間最優秀料理の先生賞」みたいなのもらってたよ。
ターキーの焼き上がりをプローブさして確かめるのは、あれは笑うポイントではなくて感心するポイントですぜ(きっぱり)。
彼のDVD買ったら、字幕(subtitle)がついてなくて若干血の気が引いたんだけど、たいてい聞き取れるし、彼のファンがやっぱり書きおこしをやってるサイトがあって、どうしても聞き取れなかったりするとそこを見ることにしてる。そう言う意味では私にとっての「フレンズ」はAltonの「Good Eats」かな。

アメリカのケーブルTVは、以前放送したものを全く躊躇なしに再放送(しかも何度でも)します。逆に"All new Episode!"と新しいのを放送するのを宣伝する、という感じ。コマーシャルも、半年くらい前にしばらくやってて、ちょっとやらなくなったな・・というのをまた繰り返し使ったり。それはそれで、以前見たときには聞き取れてなかったことがわかるようになった、と実感できるし、助かります。「何でこんなん聞き取られへんかったんやろ?」と思うことが多いけどね。聞ける、というか、ぱらりぱらりと、耳とか脳に張り付いてた邪魔者(かさぶたみたいな)が取れていってる感じがする。

ごめんかなり脱線したコメントで(T-T) まぁ、「リスニング」つながりと言うことで。
Posted by おちか at 2006年11月04日 06:34
おちかちゃんへ
Rachael Ray って、何となく見た目もちょっとイタリア系な感じがするように思いますね。フレンズのジョーイはイタリア系なんですが、ジョーイの姉妹の中に混じっていても違和感ないような…(あまり、イタリア系に詳しいわけじゃないから、わかんないけどね…)

「敷居の低さ」「現実感」というのは、ちょっと番組を見ただけでもわかりますよね。忙しい現代人には、そういう「手間をかけない」方法を教えてもらえた方が嬉しい、というのもあるでしょう? もう徹底的にじっくり時間をかけて凝ってみるのも時には楽しいけど、毎回毎回のことだと、簡単でおいしいものを作ることができればそれに越したことはないと思うから…(最近、じっくり時間をかけて料理作る、という行為を忘れている気がするけど…笑)

どうして南部の発音が drawl 「いやに母音を引き延ばして言う(by 研究社 新英和中辞典)」なのかという理由は、「牛」!なのかしらねぇ、やっぱり。妙に説得力ありますぜ。

おちかちゃん、あんな風に温度を細かく確認するの好きそうやもんなぁ…さすがは実験屋さんや(笑)。私は実験屋ではなかったけど、新婚の頃、油の温度を測る温度計みたいなの持ってたよ。今はジュージュー、ピチピチ言う音で中身まで火が通ったかどうかわかるから必要なくなったけど、最初は不安でねぇ。(新妻はいろんな意味で繊細なのよ…爆)

ケーブルTVって rerun(再放送)多いんですってね。新しいのを放送するのが「宣伝」になる感覚って、わかる、わかる。フレンズなんか毎日見られるってよく聞きますよね。子供の頃、私が見て印象に残っているアニメとかドラマとか時代劇とかって、実は全部、夕方の再放送だったりするので「再放送」はあなどれませんよ。
「かさぶたが取れる」ってわかるなぁ。そう日本語に慣れた耳の中の何かが「邪魔」してるんだよね。「知らない音は雑音だとして処理してしまう」という話もよく聞きますし。ずっと英語漬けでいられるその環境、全くもってうらやましいです。そりゃ日本でもかなりの部分は自分の努力次第で出来ますが、主人や子供まで巻き込んで英語漬けにするわけにもいきませんので…(笑)。
Posted by Rach at 2006年11月04日 09:11
料理に関して言うと、(いや、そう限るもんでもないか?!)新妻は繊細、古女房は敏感。「全てに気を使う」から、「何か普通と違うことがあったら即座にわかる」にセンサーの種類が変わって来るような気がする。自分が「古女房」の域に達して来てるのがちょっと感慨深いっす。

それはともあれ。改めて上のやり取りを読み直して。
南部弁に関してですが、私は「母音」の変化に注目していて、Rachやんはlとnという子音の発音をまず上げているのが違っててちょっと面白かったなぁ。
以前トルコ語を学んだときに、関連でアラビア語の話を先生がしておられて、アラビア語で大事なのは子音の組み合わせらしいです。で、方言として、そっくり母音が入れ替わるみたいな変化があるとか。例えて言うと「さかな」→「せけね」みたいな。え?それでお互い通じるのか?!と思うけど、「おしまい」→「おしめぇ」くらいの変化ならまぁ問題ないかな・・・とか。これが子音まで変わると厳しいし、ましてや単語レベルで使うものが変わるとお手上げ・・というのは、大阪弁ユーザーとしては実感するところ。
で、「普段と違うものを聞いている」ときに反応するポイントが子音であったというところが、Rachやんの「英語耳」を証明してるのではないかなぁと。
Posted by おちか at 2006年11月04日 21:24
おちかちゃんへ
そうそう、別に「古女房」になったからって「鈍感」になってるわけではないんだよね。もうよくわかっちゃってて、「相手のこの部分はもう一生変わることはないなぁ…」というあきらめの境地に入ってる、というところもあります。(それは多分、お互い様だろうけど…)
お互いに刺激し合える関係というのにとても憧れがあるのだけど、まぁ、うちの夫婦の場合はムリですな(爆)。「私はもっと”研ぎ澄まされた会話”がしたいのよっ!」と時々訴えてみるのですが、相手は「あぁ〜、ママってかわいそうやなぁ〜。俺みたいなヤツと結婚して…」と言いながらハグして終わり、です(笑)。
私が見る限り、うちのダンナさんは、毎日のほほんと暮らすことに幸せを見出しているようなので、何か「刺激」を求めたがった時は「アブナイ」と思っているのですが…。

アクセント(訛り)の特徴って、口では説明するのが難しいと思います。もう一度聞いてみたけど、l と n の「子音」が…と言い切ってしまっていいのかどうか自分でもよくわからなくなってきました。brown や down の母音の発音に特徴があって、そのため n が違って聞こえるだけかもしれないし。全体的に「鼻にかかっている」のは間違いないと思うんだけど…。
正直、発音に関しては、基礎の基礎を学んだだけで、細かい特徴まではあまり掴みきれてないんですよねぇ。英語を学ぶ時って、「ネイティブみたいに、または帰国子女に間違えられるくらいにかっこいい英語をしゃべりたい!」という夢をまず最初に持ったりするんですけど(私はそういう夢を未だに持ってますけど)、その夢を叶えるのはとても難しいことだなぁ、と最近つくづく思います。そこに各地方のアクセントの特徴を加味して話す、というのは、今の私には到底ムリな感じがしますし。
少しずつでも発音は矯正していきたいけど、世界で英語を使って活躍している人がみんなネイティブ並みの発音かというとそうでもない。まずは「通じる」英語を話す方が先かなぁ、と思っていて、そういう意味では発音に対する意識が少々希薄になっている部分がどうも私にはあるようです。まぁ、この発音の件に関しては、ぼちぼち頑張りますわ(笑)。
Posted by Rach at 2006年11月05日 08:24
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