2006年10月27日

TOEIC自己分析(リーディング編)

昨日の続き、今日はリーディングについての分析です。
リーディング450点、という点数自体は悪くないと思うけれど、前回(2005年1月に930点を取った時もリーディングは450点)と「全く同じ」、というのはどうもなぁ…というところでしょうか。
試験の形式が変わったことについては、長文問題は増えた気がするけど、以前の苦手な誤文訂正問題がなくなってホッとしたのもあるので、プラスマイナスゼロというところです。
前回も今回も、どちらも体調は良く、テストでは自分の力を出し切れたと感じました。
ですから、それで「同じ」というのが、嬉しくないんですよねぇ。

以前に930点を取った2005年1月というのは、このブログを始める前のことです。
その頃と比べて、リーディング能力が伸びてないわけはないのです。
実質的に言うと当社比1.5倍、体感的に言うと当社比3倍くらい伸びている気がするのですが…(何倍、とか言われても、全然イメージわかりませんかね?…笑)

でも TOEIC の点数がそれに比例して上がるわけではないですね。
それは受ける前からわかっていました。
自分では実力がついてきたと思うけれど、それで満点に近い点が取れるわけではないだろう、って。
TOEIC のアンケート欄に「受験の目的」という項目がありますよね?
私はいつも「レベルチェック」という項目を選んでいるはずですが、ちょっと傲慢な言い方をすると、私は TOEIC がレベルチェックとして使えるとは思っていません。
上に書いたように、リーディングが伸びた実感が点数に出ないものをレベルチェックとして使う気にはなれませんねぇ…。
せめて5点か10点くらい出てくれてもええやんか、と思うのですが(笑)。

ブログを始める前の私は、オール英語のサイトに対してアレルギーがありました。
何か調べものをしていて、日本語で説明されているサイトがなければそれであきらめていました。
ですが今では本当に探したい情報は日本語よりもむしろオリジナルの英語のサイトを探して、直接英文から意味を読み取ろうとするようになりました。
同じ内容が日本語で書かれているとしても、そこには翻訳者の意図が入ってしまい、オリジナルとニュアンスが異なる恐れがあると思うからです。
ウィキペディアに関しては、日本語版は常に参考程度に、本当に興味深い情報を探すのはもっぱら英語版に頼っています。
それだけの意識の違いがあり、また読み取り能力も読む速度も上がっているのに、スコアが同じとは…。
逆に言うと、以前の450点という点数がきっとまぐれで、実力以上に良い点数だっただけかもしれませんね。
±25点と言われる誤差の話を使うと、前回は実際は425点くらいだった、とでも思わないと、自分では納得できない気がします。

私が TOEIC を受験した理由、それは多分「意地」でしょうね。
やっぱり新形式でも一回くらいは良い点を取っとかないと、という意地、実力がついてきたと自分では思うから 5点でも10点でも点数を上げたい、という意地。
結局、私もなんだかんだ言って、TOEIC の呪縛から逃れられない人間なんでしょう。
自分としてはあまりこだわりたくないし、こだわっていると人に思われるのはイヤ、でも、これだけ TOEIC について語れば、誰が見てもこだわってるようにしか見えませんけどね(笑)。

公式問題集もとりあえず一通りはやりましたが、それを解いている時、楽しいと思えませんでしたし、また、それを何度もやろうという気には到底なれません。
私としては一生懸命問題を解いてそれでリーディングが450点で以前と変わらないのであれば、450点で TOEIC という試験における私のリーディングは頭打ちの状態になっている、ということなのかな、と思います。

今回、自己最高を取れたことで、満足しほっとしてもいるのですが、逆に、「TOEIC 満点ホルダー」になる夢はすごく遠のいた気がしました。
私にとっては TOEIC の点数は、このブログの看板であり、世間が認めてくれる資格です。
ですから、「満点ホルダー」の肩書きはいつか欲しいと心の底でずっと思っていました。
が、満点の人には解けて、私には解けなかった(私が間違った)問題がある、それも1つや2つではない、という事実を考えると、やっぱり私には難しい気がします。
もうこれ以上、対策としても思いつくこともないですし、TOEIC のことで時間を割きたくはありませんし。

…でも、せっかくだから、何とか自分の問題点を Abilities Measured から見つけ出そうとしてみようかしら?(←変わり身、速っ!…笑)


125 reading



まず、文法が 96% というのはこれは満足、というか正直ほっとしてます。
私はブログでも文法話をよく書くし、文法問題で悩むのも大好きです。
それで、もし、文法のスコアが悪かったりしたら、これから誰も私の文法話を読んでくれなくなりそうですからねぇ(笑)。
一番得点率が低いのが、「ひとつの文書の中でまたは複数の文書間でちりばめられた情報を関連付けることができる」 89% ですね。
これはどういう問題のことかなぁ?
複数、というのはパート7(読解問題)の最後の方にある2つの文書を使った4問のことでしょうが、それだけでもないみたい。(よくわかんない)
パート7に関しては、自分としては結構それなりの根拠を持って解答してるはずなんですよ。
残り2つどっちかで解答を迷った…という記憶もないしなぁ。
いわゆる「ひっかけ」に引っかかったのならしょうがないって気もするけど、根本的に何かを読み違えているとか、全然内容がわかってなかった、とかだったらいやだなぁ。
そういう部分が結局わからないので、もどかしいし、反省のしようもないし、次へも生かせないんですよねぇ。
やっぱり実際の試験で間違ったところ、というのは自分の中で強烈なイメージがあるので、それをきっちり復習させるのを許さない、という TOEIC の試験システムがどうも私の性に合わないんでしょう。
でも、問題を持ち帰らせてしまって、みんなが問題を研究し尽くしたら、この試験そのものが立ち行かなくなるのでしょうがないんですけどねぇ。
「語彙が理解できる」 90% というのが実は一番気になります。
私は特に「 TOEIC 頻出単語・イディオム」というような本を買ってボキャビルをしたわけではないので、そんなに TOEIC の頻出語彙に詳しいわけではない、という言い訳は可能ですが…(笑)。
TOEIC の問題集をいくつか過去にやったことで、そこに出てくる単語を覚えてそれで何とかここまではやって来られたというところですが、今回のテストで、全く意味不明の単語に出会った記憶もないです。
きっとパート5の穴埋め問題で、同じ品詞の中から、文脈に合った単語を選ぶ問題で何個か落とした、ということなのでしょう。
文を見てそこにふさわしい単語を入れることができない、もしくは違った単語を入れてしまった、というのは、実は致命的なミスのような気もします。
自分が英語を書く時に、不自然な単語を選んで使ってしまう可能性がある、ということですからね。
例えば日本語で言うと「風邪をひく」「鼻をかむ」の「ひく」や「かむ」が自然に思い浮かばない感じで、それは英語を読んだり聞いたりした絶対量がまだまだ少ないから、トンチンカンな単語を選んでしまった、ということなんだろうと思います。
単語本によるボキャビルはどうも苦手なのでそういうのは全くやりたくないのですが、とにかく多読・多聴ということであれば、どの道これからも続けていかないといけないので、それで少しは語彙が身に付けばいいのかなぁ、と。
でもやっぱり短期間で劇的にこの部分が延びるとも思えないのですが…。

こうして書いてきたように、私の TOEIC に対する感情は複雑なものがあります。
TOEIC の点数を看板に掲げるのが日本人英語学習者には一番手っ取り早くてわかりやすい方法で、私はその時流に乗って、そのスコアを最大限に利用させてもらってます。
これまで何度も書いてきたことですが、私は留学経験もないし、英語を使った仕事についたこともありません。
自虐的に言うわけではありませんが、ただの日本人の主婦なんですよ。
その私がいかに自分の学習法や自分なりの解釈をとうとうと語っても、普通は「ただの主婦が何を言ってるんだよ」で済まされてしまいそうな気がします。
私は私なりに自分のやり方に自信を持っていて、記事をずっと読んでもらえれば私の言いたいことがきっとわかってもらえるはず、という自負もあるのですが、素通りされてしまっては、それに気付いてもらえることもない。
私のブログにちょっと目が留まって読もうと思って下さった方の中には、TOEIC の点数を見て「これくらいの点数を取ってるなら、読んでみる価値はあるのかも…」と思って下さった方が少なからずおられると思うんです。
それに素人である私がえらそうに「解説」を書こうと思えたのも、TOEIC で930点がとれて自分の英語にちょっと自信がついたから、なわけですから、実際、TOEIC という試験が存在しなければ、今、私がここでこんなことを語っていることもないでしょう。
TOEIC という言葉をあちこちで聞くようになって「それなら私も」と思って英語の学習を始めた、ということもありますし、その問題集をこなすことで得てきた知識もたくさんあります。
英語を学ぶ場合に、TOEIC で何点を取る、という目標を設定した方が、勉強しやすいのは間違いないですしね。
だから、私自身は TOEIC に対しては「恩義」のようなものすら感じているのです。
その私が TOEIC について否定的なことを言うのもおかしいとは思うのですが、でもリーディングの点数が少しも上がらないというのは一体…(←まだ言ってる…笑)

でも、今回、気持ちをここで書いてすっきりしました。
思いがけず新方式で自己最高をマークできたのだから、満足しています。
もしリーディングがあと5点高くてトータル950点だったら、「リーディングのスコアは”上がった”し、大台に乗れた」ということで、「大満足」と言えたかもしれません。
ささいなことですが、「同じ」と「上がった」では、気持ちにかなりの差が出てしまうのです。
たかが5点、されど5点。
点数がはっきり出るから、やっぱり少しの点差でも気になってしまうのでしょうかねぇ。
これがまさに私が懸念していた「 TOEIC に振り回されている」状態なんじゃないかと思うと…私はまだまだ弱い人間だわ。

この3日間、一人で喜んで一人で怒って一人で悩んでいる妙な記事でしたね。
ここまで読んで下さった方、ありがとうございました。
明日からまたフレンズ解説に戻ります。

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posted by Rach at 14:36| Comment(12) | TOEIC | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちわ。
readingは、今のように興味のあるサイトをバンバン読んでいけばよいのではないでしょうか。あとはお好きな分野でちょっとした本を読むとか。(もしまたお受けになるとしても)TOEICの練習問題やってもつまらないでしょうし、苦痛ですよね。今のようにお好きな分野でたくさん読み続ければ、点数はついてきます。保証してもいい(笑)。
Posted by YN at 2006年10月27日 20:23
YNさんへ
アドバイス、ありがとうございます。reading に関しては、たくさんの洋書を読んで来られたYNさんのアドバイスだけに説得力があります。
そうなんですよ、調べものをしていて、興味のあるサイトにぶつかると「面白いなぁ」と思ってサクサク読めちゃいますよね。楽しいからちょっとした表現も頭に入りやすいですし。
それから「本」!
やっぱりリーディング力向上の一番の方法は、「本を読むこと」に尽きるでしょうね。私、小中学校の頃は国語が得意だったんですが、高校から国語であまり良い点が取れなくなって(泣)、それは自分が読書をしない人間だからだ、ということもよ〜くわかっていました。(が時間がないと当時から言い訳していた…でも、暇になった大学生の頃も、あまり本は読んでなかった…笑)

日本語でも英語でも、本当の知識はやっぱり読書で身に付けるのが正しい姿だと思っているんですよ。本をたくさん読んでいる方は、書く文章も素敵ですものね。いつも読もう読もうと思っていて、でもこんな風にコメントの返事を長々書いて(笑)、ブログのネタを調べて…ってしている間に私の自由時間が終わってしまうのです(笑)。
読みたい本はたくさんあるんですよ。YNさんもたくさん貴ブログで紹介して下さってますものね。私ももっと大人の貫禄と深みを出せるように(?)、徐々に読書家の体質に変えていきたいと思っています。

>保証してもいい(笑)。
ほんまやな?もし点数がついてけぇへんかったら…(←もう、えーっちゅーねん…笑)
お友達にこんな風に「保証」してもらえる私は、幸せ者ですね。皆さんの言葉を、そして自分を信じて頑張ります!
Posted by Rach at 2006年10月28日 07:10
生まれて初めてのリスニングで「満点」、オメデトウございます。
リーディングについては気にしているようですが、気になるならば第126回でリベンジしましょう♪無責任に煽ってますがw、とにかくTOEIC の話題はやっぱり盛り上がりますネ。英語を学んでる社会人にとってオリンピックなみのイベントかもしれません。
Posted by sat at 2006年10月29日 18:42
satさんへ
お久しぶりでございます。ご無沙汰しており申し訳ございません(笑)。
そうなんですよ、「生まれて初めて」そしてこれが「最後」になるかもしれない(笑)リスニング「満点」でございました。お祝いしていただけてとても嬉しいです。

思えばTOEICリニューアルの話を知ったのは、satさんのサイトの記事からでした。(あぁ、懐かしい…)
そのsatさんの記事を見た後、
TOEICがリニューアルだって!?
http://sitcom-friends-eng.seesaa.net/article/388470044.html
という記事を書いて、発音のバラエティ増加について語っております。
その記事で私は「アメリカ英語が聞き取れれば、他の英語もそれなりには聞き取れるはず」と主張しています。実際、問題集のCDを聞くまではそう思っていたのに、聞いてみると思ったよりもずっと「聞き取れなかった」ので、それはもう焦りましたよ(笑)。あんな呑気な記事を書くんじゃなかった…と反省したりして。
ですから、このバラエティに富んだ新形式の発音でリスニング満点が取れた!ということは、私にとってはとても嬉しいことだったんですよ。以前と同じアメリカ英語のみだったら、まぁ、やっとこさ満点が取れたねぇ…という安心感のみだったような気がします。

おっしゃるようにリーディングについては「気にして」いるんですが(笑)、でもsatさんのように「またリベンジしよ♪」くらいの気楽な気持ちで臨んだ方がいいのかもしれませんねぇ。今回も内緒にしていて気はラクでしたので、そんな感じでまぁ、のんびりと。

TOEICというのは日本人英語学習者にとっては大変メジャーな試験ですから、確かにイベントみたいなところありますよね。そういうイベントで今回自己最高をマークできた、という意味で、私にはとっても「めでたい」ことでした。これからもお祭り気分で楽しくトライしてみます。(あの試験しんどいから、試験日が近づくと気が重くなるんですが…笑)
Posted by Rach at 2006年10月30日 09:26
お久しぶりです。海外移住希望です。

初めてTOEICを先日受けました。765点(L435R330)でした。やっぱ900点オーバーって凄いですよね。全受験者の2〜3%くらいですもんね。Part5・6がどうにも苦手で。その2つを所要時間20分で75%正答率まで到達できれば、850くらいいくかなーーと思ってますが・・・900オーバーは自分の中では、イメージできない。1年後に860(Aランク?)を目指して、再スタートしようとおもってます。
Posted by 海外移住希望 at 2007年08月19日 10:44
海外移住希望さんへ
お久しぶりです!
TOEICを受験されたんですね。TOEICは形式が特殊なので、初めての受験ではなかなか実力を発揮するのは難しいと思います。おっしゃるように、所要時間の配分などの自分なりのペースを確立することが大切なのでしょうね。

TOEICを受験する人にとって、900点オーバーというのは、一つの大きな目標であることが多いですよね。私もそれを目標としてTOEICの勉強を始めたので、オーバーできた時はとても嬉しかったです。(実際、それをゲットした自分が「凄い」かどうかは別にして…笑)
ご自分の弱点分野がわかっておられれば、その部分の練習問題を大量にこなしていって、ペース配分を身に付けていかれたら良いのではないでしょうか? 慣れれば慣れるほど点数は上がっていくと思います。頑張って下さいね。(私も満点を取る夢はまだあきらめていないので、ぼちぼち頑張ります…笑)
Posted by Rach at 2007年08月20日 09:06
Rachさん またまた昔の記事にコメントしてしまってごめんなさい。
まずはTOEIC自己ベスト更新、リスニング満点おめでとうございます。
これが2007年の記事だから、きっと今はもっとベスト更新していますね!

この3日連続TOEIC記事、興味深く読ませていただきました。
私もいまどっぷりTOEICに浸かっていて、しかもめちゃくちゃ囚われていて、試験受けては凹んでもう英語止めようか!と思う位左右されています。私はようやく700台に載っただけですが、本当に受ける度にどうしよう・・・と思っています。とにかくリスニングが聞き取れません・・・多分アメリカ英語はだいぶ慣れてきている(推測です)と思うんですが、オーストラリア、イギリスが苦手です。リエゾンがさっぱり判りません・・・聞き取れるものとさっぱり判らないものの差があり過ぎ!ホント試験問題持ち帰らせて欲しいです・・・
でもRachさんの言うようにまずはアメリカ英語を聞き取る!ことで少しは苦手なくなるのかなぁ? とにかくフレンズは大好きなので、この学習法は続けていきます。リーディングはやはり多読なんですね。
洋書の多読はしているけれど、もっといろいろな記事やネットからのも興味のあるものドンドン読んでいこうと思います。
結局何を言いたいか、というとTOEICに囚われるのは私だけではないんだな、あれだけに左右されるのは変だよね、でも英語を続けていく上でのモノサシとしてはいまTOEICなんだよね、と思ったことと、もっと
大きなスパンで英語やっていこう!と思った、ということでし(笑)
長々と書いてしまってごめんなさい。 これからもよろしくお願いします。
Posted by やっちん at 2013年07月27日 19:10
やっちんさんへ
懐かしい記事にコメントありがとうございます。
えへ、そうですね、おかげさまでこの後、だんだんベスト更新されていきます^^
この先も、順番に記事を読んでいただくことで、Rach もいろいろ悩んだり囚われたりしながら、TOEIC を受けてたんだな、ということをわかっていただけると嬉しいです。

この時の TOEIC の記事は、我ながらいろんな意味で「しつこい」ですね。思ったほどに結果が出てくれないジレンマみたいなものが滲み出ていますよね^^
私にとって TOEIC は最初から「モノサシ」で、海外ドラマで身に付けた英語力を測るもの、として利用していたので、ブログの更新をやめてまで、海外ドラマを見るのを止めてまで、TOEIC に特化した勉強をするのはいやだった、というのがあるんですよ。何回受けても好きになれないですし(笑)。
でも、TOEIC の点数を見て、それでこのブログに足を止めてくれる人がいるのもわかっているから、とにかくさっさと良い点を取ってしまって早く卒業したい、という、もうそれしかなかったですね。

アメリカ英語とそれ以外の差、というのはかなりありますよね。びっくりするほど耳が慣れません。頭にすっと入ってこないというか、何か違和感を感じてしまうというか。正直、ここまで違うとは思わなくて、アメリカ英語オンリーだった時にもっと頑張っとくべきだった、とものすごく後悔したのを覚えています。
TOEIC 公式問題集で、アメリカ以外の発音のトラックを集めて、そればっかりひたすら聞いたりもして、その結果、何とかリスニング満点に滑り込めたのかなぁ、という気がします。

世の中がこれだけ TOEIC、TOEIC、と言っていると、TOEIC の点数=英語力、みたいに思われがちで、そのため TOEIC の点数が思うように伸びないことで、英語が嫌いになりそうになっている人も多いと思うのですね。それはあまりにももったいないので、私は TOEIC の点数が全てじゃないよ!と言い続けたい。でも、それを説得力を持って聞いてもらうためには、自分もある程度、それなりの TOEIC の点数を持っていないと納得してもらえない、だから高得点獲得をあきらめるわけにはいかない、というジレンマなんですよね。

世間では、昇進や就職の資格としてどうしても点数が必要、ということもありますが、自分の英語力を伸ばすことが最大の目標であるならば、TOEIC という試験との良い距離感を保ちながら、それをうまく「利用」する自分なりの方法を編み出すことも必要になってくるのだろうと思います。どっぷり浸かってトコトンそれに付き合うもよし、あくまで「モノサシ」にすぎないと割り切って、良い時は喜んで悪い時は無視するwくらいのクールな付き合い方も、アリだと思うのです。

TOEIC という試験は、無視できない存在だからいろいろこだわりはしましたが、私は本能的に、TOEIC くんを全身全霊で愛せないとわかっていたので(笑)、程よい距離感のクールな関係を続けられたのかな、と思っています。

どうか TOEIC と良い関係を築かれて、英語学習の良きペースメーカーにしていって下さい。一人で悩みまくっているような一連の記事が、やっちんさんの何かのお役に立てたとしたらとても光栄で嬉しいです。
これからもよろしくお願いします。
Posted by Rach at 2013年07月29日 12:25
Rachさん

自分でも何だかよく判らなくなってしまった内容に(汗)コメント
して頂けて本当にありがとうございました。

そうなんですね〜 Rachさんももがいていた1人だったんですね。
で・・見ました、なんと満点ホルダーになってたんですね!!
本当におめでとうございます。

Rachさんのコメントやブログ、いろいろ読ませて頂いて、本当に
TOEICに振り回されるのは嫌だなぁと改めて思います。高い受験料払って、神経すり減らして、受けてその結果で凹むのはもうやめます。
本当に英語を英語で理解したいし、フレンズをもっと楽しみたいので、そのために英語は頑張る! その英語力の確認のものさしとしてはこれからもTOEIC使うことになるけど、悪かったらなかったこと、
良かったらやった〜!でもっとドライに付き合おうと思います。
私もTOEICはホント好きじゃないです! そのためにもさっさと満足のいく点数とって卒業したいです。(満点は無理だな・・・)

本当にいろいろと支えて下さってありがとうございます。
Rach教の信者の一人として(勝手に宗教団体にしてしまった・・・ 笑)これからもしがみついていきますので、よろしくお願いします。
Posted by やっちん at 2013年07月29日 13:57
やっちんさんへ
お返事ありがとうございます。

そうなんですよ、こうして数年前にはいろいろと悩みを書き綴っていましたが、その後、無事、満点ホルダーになることができたのです。お祝いの言葉、本当にありがとうございます(^^)

ですから余計に、なかなか点数が上がらなかった頃の自分を振り返ると、当時の気持ちをあれやこれやと思い出してしまうのです。
テストは所詮テストですから、そのテストで測れる部分もあるし、測れない部分もあります。とにかく「振り回される」のは、もったいない気がしますよね。

私もさんざん TOEIC を肩書きとして利用しておいて、「TOEIC は好きになれない」とか勝手なことを言っているわけですが、まぁ、それくらい自分の好きなように使わせてもらってもいいでしょう、という見本にでもして下さい^^

信者さんになっていただけるほどのカリスマ性は私にはないですが(笑)、私の言った言葉で少しでも気が楽になる、とか、少しでも前向きになれる、とか思っていただければこんなに嬉しいことはありません。
こちらこそ、これからもよろしくお願いします。
Posted by Rach at 2013年07月30日 13:20
Rachさん

いえいえ、カリスマ性あります!もうめちゃめちゃ光っています。
この前受けたTOEICが絶対に悪いので!(まだスコア出てないけど、
判ります!絶対にダウンしている・・・)ここの所すごく「荒れて」
ました。でもお蔭で割り切れました。済んでしまったことをあれこれ
考えるよりも、これからに向けてどうするか、考えていくことにしました。で、今までかなり雑にフレンズ観ていたなぁ・・・と反省!
せっかく大好きなフレンズを使って英語やっているし、こうしてRach
さんの解説もあるし、もっと貪欲になろう!と思います。
同じエピソードを何度観ても飽きないし、新たな発見があるフレンズだからこそ出来ると思うので、頑張ります。
これからもしっかり!とくっついていきますのでよろしくお願いします。
Posted by やっちん at 2013年08月01日 21:25
やっちんさんへ
お返事ありがとうございます。
また、「めちゃめちゃ光っています」とのお言葉もありがとうございます(^^) そこまで言っていただけていると思うと、この暑い夏も乗り切れてしまいます(^^)

「荒れて」という表現、よくわかります。思うような結果が出ない時は、心がそんな風になってしまいますよね。私も、TOEIC で高得点を取ることだけを目標にして英語学習をしていたら、ブログも英語学習もどこかでやめていたかもしれません。フレンズの英語で笑えるのが楽しいし、そうできる自分が誇らしい、みたいな気持ちがあったからこそ、ここまで続けて来られたのだと思っています。

やっちんさんが英語を楽しく学ばれるのに、少しでもお役に立てるものが書けるようにこれからも頑張りますので、こちらこそよろしくお願いします!(^^)
Posted by Rach at 2013年08月05日 12:18
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