レイチェルとママが話をしています。
レイチェル: You want me to see a therapist? (ママは、私がセラピストに見てもらった方がいいと思うの?)
レイチェルママ: Sweetheart, you obviously have a problem. You've chosen a boyfriend exactly like your father. (ねぇ、あなたはどう見ても問題を抱えてるわ。あなたのお父さんにそっくりな恋人を選んでしまったんだもの。)
therapist は「セラピスト、療法士」。
いろんな therapy 「療法、治療法」を行う人のことで、aroma therapist 「アロマセラピスト」だと aroma therapy 「アロマセラピー、芳香療法」を行う人、ということですよね。
ここでのセラピストは、特に精神面での悩みを聞いて、アドバイスを与えるセラピストのことを言っています。
アリー my Love にはセラピストがよく登場していました。
アリーは悩み多き女性だったのでよくセラピストのお世話になっていましたが、他のメンバーも、何か悩みをかかえている場合はよく相談に行っているようでした。
父親に似た人を恋人に選ぶと、普通、母親は喜ぶような気がしますが(うーん、そうとも限らないのかな?…笑)、レイチェルのママとパパの場合は、今まさに離婚の危機で、会えばケンカばかり。
だから、そんなパパみたいな人を選んだら、私の二の舞になるわよ、とでも言いたげです。
パパのグチを聞かされるレイチェル。
レイチェルパパ: Did you know your mother spent $1200 dollars on bansai trees? I felt like Gulliver around that place. (知ってるか? お前の母さんは、盆栽に 1,200ドルも使ったんだぞ。その盆栽のところにいると、ガリバーになったみたいな気持ちがしたよ。)
bonsai は「盆栽」。
日本語から来た言葉ですね。
フレンズ1-12その3 では、hibachi(火鉢)、shiatsu(指圧)という、日本語が語源の単語が出てきていました。
ああいう小さい植木鉢で木を育てて、チョキチョキと手入れする…というのは、細かい作業が好きな、いかにも日本人らしい趣味ですよね。
レイチェルのママは盆栽に興味があるようですが、パパはああいうのはわからん、と思っているのが言葉の端々に滲み出ていますね。
ダイナミックなことが好きなアメリカ人には似合わない趣味だと思います。
アリー my Love でアリーの同僚のジョン・ケイジ(John Cage)が自分の仕事机の上に、枯山水(かれさんすい)風の小さい箱庭のようなもの(a miniature garden ?)を飾っていて、小さい竹箒(たけぼうき)で砂利に筋をつけているのを見たような記憶があります。
さすがはジョン・ケイジ、風流な趣味(笑)を持っているなぁ、と感心したのですが、盆栽に憧れるのも同じような感じで、「日本の侘(わ)び・寂(さび)」の精神を体験したい、ということなんでしょうかねぇ?
盆栽は木でありながら小さいので、その回りに立っていると、自分が巨人のガリバーみたいに感じる、というのが面白いです。
フレンズ2-10その16 では、お酒のミニボトルを持ってると巨人のふりが出来る、というセリフもありましたね、それと同じです。
(Rach からのお願い)
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joです。先日は私のサイトへの訪問とすてきなコメントありがとうございました。
とってもうれしかったです。
フレンズみたことないのにマシューペリーがすきというのは、めずらしいとかって、笑えました!!
私も英語学習の為に映画(ビデオとDVD)をみまくったんですが、その中に隣のヒットマンってのがあって(ブルースウリィスと主演で出てるやつ)それから彼が面白くて大好きになったんです。
まさかフレンズという出世作があるとはしらず...
他の映画出演の本数がさほどないので、いろいろ探ったらテレビドラマ"フレンズ"なるものの存在をしって...
って感じでした!!
なんでフレンズのDVD購入しようかと思ってAMAZONとかレビューなるものもみてたんですがね、あんまりたくさんあるので、どれから手をつけていいのか混乱が...。
えっと、すみません。どうしても私のコメントは長文になる傾向がありまして...、えっとまた来ます。
RACHさんのこのサイト大好きになりました。またきますね。
いろいろ勉強させていただければと思います。
ここの常連さんの一人になることをめざして...(笑)
というわけで今後とも是非是非宜しくお願い致します"jo"
おはようございます。またコメントをいただけて嬉しいです。ありがとうございます。
マシューを好きになられたきっかけは「隣のヒットマン」でしたか。私はその映画見ていないのですが、その映画で共演した縁で、フレンズシーズン6にブルース・ウィリスがゲストで出てくるんですよ。(マシューと一緒のシーンはほとんどなかったように思うのですが…)
私はブルース・ウィリスというとダイ・ハードしか知らなかったんですが、そのゲスト出演では、随分とコミカルな役どころをうまく演じていたので、面白かったです。「隣のヒットマン」もそんな感じのコミカルな作品なんですよねぇ?
…あ、今思い出しましたが、ブルース・ウィリスと言えば、アルマゲドンは見ました(それも映画館で)。でもあまり記憶にないです(笑)。「ディープ・インパクト」という映画(←馬ではない)も同じ題材を扱っていましたが、ディープ…の方が感動しましたね。(話が逸れました。私もコメントが長文でかつ脱線が激しいのです…笑)
フレンズは全部で10シーズンもあるのですが、別にどこからご覧になっても人間関係はすぐにわかるからすんなりその世界観に入り込めると思います。
チャンドラーのジョークは秀逸ですよ。マシューのファンならお腹をかかえて笑うこと間違いなし!です。
また遊びに来て下さいね。