レイチェルを優しく抱きしめるチャンドラー。
そこへロスが出てくると、チャンドラーは、これはお前の役目だ、とでも言うように、レイチェルをロスに預けます。
こういうシーン、素敵だなぁ、といつもうっとりしてるんですけど、日本だと、自分が廊下に出て来た時に、自分の彼女が自分の親友に抱かれていたら、びっくりする、もしくは怒るんじゃないかと思うのですが…(と、こういう日米の感覚の違いにいつも私は驚く…笑)。
異性でも仲の良い友達なら、ハグして慰めたりするのが普通(?)のアメリカだから違和感ないんでしょうね。
まぁ、その抱き方や雰囲気で、ロマンティックモードになっているかそうでないかの察しがつく、ということもあるのでしょうが。
「英語でしゃべらナイト」でゲストのパフィーが「アメリカ人はすぐに挨拶でハグしようとするけど、あのハグには下心がないのか?」みたいな容赦のない質問をぶつけていましたが(笑)、パックンは挨拶の場合と下心がある場合のハグの違いをやってみせていましたねぇ。
パーティーがお開きになりました。
レイチェルママ: Alright, Monica dear, I'm gonna hit the road. Now, I've left my 10 verbs on the table. And you be sure and send me that finished poem. (モニカ、もう行くわね。さぁ、私はテーブルに10個の動詞を残していくわ。それで完成した詞を必ず送ってね。)
hit the road は「出発する、立ち去る」。
Be sure (to do) という命令形は、「きっと(必ず)…して下さい。」という意味になります。
you be sure と you がついているのは、「あなた、…をお願いね、頼むわね。」という感じでしょうか。
verb 「動詞」とは、フレンズ2-22その18 に出てきたワードゲーム「ボグル」で作った単語のことですね。
「その動詞を置いておく(あるいは書き残しておく)から、それを使って、poem を完成させて、それを送ってちょうだいね、きっとよ!」という感じのママのセリフです。
send は「(もの・言葉などを)送る、届ける」なので、この場合は「郵便で送ってくれ」と言う意味ではなく、電話でも何でも手段は問わないから、とにかく結果を教えてね、ということなんでしょうね。
ママのセリフは、少女みたいで可愛いです。
今回の企画、他の人にはきっと不評だったと思いますが、ママは結構楽しんだみたいですね。
パパとママが鉢合わせすることのないように、大騒ぎする男性陣。
チャンドラー: Sorry, we're on a major flan high. (すみません、僕たち、すっかり「フラン・ハイ」状態なんです。)
flan high は fly high をもじっているようです。
fly high は「高く飛ぶ」、そこから「舞い上がる、飛び上がって喜ぶ、得意になる」という意味になります。
ここでは日本語のいわゆる「ハイになる」という状態を指しているようですね。
high は形容詞で「(酒や麻薬などで)ハイな気分になって、酔って」、副詞で「激しく、高い調子で」という意味があります。
Merriam-Webster Online Dictionary には
high: INTOXICATED; also : excited or stupefied by or as if by a drug
つまり、「(酒に)酔った。または、麻薬で(あるいは麻薬を使ったかのように)興奮した、ぼうっとした」ということです。
ということで、ここでは、「フライ・ハイ」と言う代わりに、フランというデザートを食べて「フラン・ハイ」になってる、というだじゃれを言っているわけですね。
フランのようなデザートを食べてハイになるのか?とも思うのですが…。
随分先の話になりますが、フレンズ9-19 で、ある人が maple candy を食べすぎてハイになる、という話も出てきます。
甘いものを食べ過ぎるとハイになりますかねぇ?(ハイになるほど食べたことないのでわかんない…)
あ、でも昔、遠足で山登りしている時に、キャラメル1個食べたら俄然元気になった記憶はあるな。
疲れた時には甘いものがよく効くって言いますよね。
(Rach からのお願い)
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そんなんあったんやぁ。確認しといたら良かった。そうしたらあの時のハグに下心があったかどうか分かったのに(笑)、ていうか、もしかして俺の方が下心丸出しのハグをしてたかもしれへん・・・(爆)
チャンドラーがレイチェルをロスに受け渡し(??)するシーン、私も大好きです。この場面は名場面でしょう。下心のない・あるは、この歳になっても私には皆目検討もつきません...。パックンの説明、聞けばよかった^^;
以前に聞いたほんださんの供述によると(笑)、相手の彼女は自分から「ハグして」って言ったわけですから、「下心」というと聞こえが悪いですけど、まぁ「気がないってことはなかった」のは間違いないですよね。(男性はどうだか知りませんが(笑)、女は、嫌な相手には、ぜぇーったいにそんなこと言いませんって…笑)
で、ほんださんが下心丸出しだったかというと…多分そうでしょうね。何となくデレデレしてるほんださんの顔が目に浮かぶし(←おいおい)
ま、お互い良い思い出ができて、良かったじゃないですか。
私は男友達にハグしてもらったことなんてないですよ。アメリカ人の友達ができたら、してもらえるんだろうか?(…って、して欲しいんかいっ!?)
ハイになった男性陣、面白かったですよねぇ。
Emiさんも貴ブログでこのシーンのことを語られていましたよね。本当に名場面だと思います…確かに思うのですが、日本のドラマだとこんな風に素敵に見えるかなぁ?といつも考えてしまうんですよね。
しゃべらナイトはたまたま総集編でそのハグの話を聞いただけなのですが…。私もうまく言葉で説明できないのですが、挨拶の場合は手を大きく広げて背中をポンポンってする感じで、むぎゅ〜って感じではない…みたいなことでしたかねぇ? 私もまさかここで説明することになるとは思ってなかったのでぼーっと見ていたんですが、確かに日本人にはなじみにくい習慣だよなぁ、とは思ってました。フレンズのそういうところが、日本人の私の目にはとても素敵に見えてしまうんですよね。
ホントにそうかどうかはともかく、子供に砂糖を食べさせ過ぎるのは良くない、というのは事実ですよねぇ。
お酒を飲まないイスラム教徒も、実は甘いものは結構好きで、大の男が集まってガツンと甘いお菓子と甘くしたお茶を飲んでわいわい騒ぐ・・という話を聞くにつけ、そして甘いものを食べてはキャーキャー騒げる女の子達(私らも若い頃は・・いや今でもそうかも)を思うにつけ、sugar highというのはあるぞ、と思うのです。
シュガー・ハイという日本語はたまに聞くのですが、やっぱり英語でも sugar high という言葉は存在するんですね。日本で砂糖というと、ハイになりやすいことよりも、虫歯になりやすい、という方が問題視されると思うのですが…。
どこの国でも甘いお菓子というのは存在しますよね。お菓子というと何となく女性のイメージですが、男性も甘いもの好きですよね。(うちのダンナさんは「おはぎ」を見ると、「あ、おはぎや!」とうるさい…笑)
梅田の cocorico で友達とおいしいケーキをキャーキャー言いながら食べたのも懐かしいなぁ…と。甘いものを食べるとほっこりして幸せな気持ちになるんですよね。やっぱり sugar high はある!のでしょう、うんうん。
日本人男性で良ければ、僕がいつでもハグしますよ(笑)。
え? ほんまに?(笑)
まぁ、できればかっこいいアメリカ男性が良かったんやけど(笑)、かっこいい日本人男性、でも良いですよね。(←さりげなくお世辞を言ってみる…でも「お世辞」と書いちゃうと褒めてることにならへんな…笑)
ほんださんと私の身長差は、ハグするのにはいい感じのバランスかな?とも思うのですがどうでしょう?(…って尋ねられても困りますかね?)
アメリカ仕込みのハグとはどんなものかを是非見てみたいと思うので、次回、帰阪される際にはご一報下さい(?)。
そうだ、他の女子クラスメートにも声を掛けて、大ハグ大会&同窓会、っちゅー企画もいいかもね。他の子がどう反応するかは知らんけど(爆)。
ちなみに、年末年始は帰省しますよ。まだ連絡が来ないから分からないけど、どうも1月3日に高校の同窓会があるらしいです。それ以外は予定無しかなぁ。
確かに嬉々としてハグしまくってたら、周りの人はいやだろうねぇ(笑)。梅田では、たまにそういうテンションの高い集団を見かける気もしますが…(笑)。
他のみんなも年末には帰ってくるんかなぁ? 会える人だけでも会えたらいいですね。
私は長らく高校の同窓会というのには行ってないなぁ…社会人になって3年目くらいに一度あったきりで、あとは仲の良かった子とちょこちょこ会う程度で。みんな、どうしてるんやろう…?と時々思いますよ。