パパとママがご対面してしまう! まずい!と思ったその瞬間、
ジョーイ: Thanks for coming Mrs. Greene. (来て下さってありがとう、ミセス・グリーン。)
とママにキスをして、パパが見えないようにするジョーイ。
その間にパパは帰って行きました。キスを終えて、
ジョーイ: Well, okay, you take care. (それじゃあ、お気をつけて。)
レイチェルママ: Oh, you kids. Well, this is the best party I've been to in years. (もう、あなたたちったら。このパーティーは、この数年間で最高のパーティーだわ。)
take care は「注意する、気をつける」という意味ですが、人と別れる時に、Take care. と命令形で使うと、「じゃあね、さようなら、元気でね」という挨拶になります。
この場合は、目上の人に言っているので、文字通り「帰り道に気をつけて。お身体に気をつけて(?)」というニュアンスかもしれません。
ママは you kids と複数形を使っていますね。
これはジョーイも含めてここにいる若者たちみんなを指して、「あなたたちったら本当に可愛いんだから、素敵なことするんだから…」という意味なんでしょうかね?
喜んでいるママが可愛いです。
お嬢様育ちのママは、もっとお上品なパーティーにしか出席したことがなかったのでしょうね。
レイチェルも、普通なら、ママにキスするなんて!と怒るところでしょうが(結構ディープな感じだったし…笑)、こうなったのも全てレイチェルのためを思って、何とかパパとママを会わせまいとする友情の表れですからねぇ。
レイチェルも何も言えないわけです。
しかし、とっさにこんなことが出来るのはジョーイくらいでしょうねぇ。
思うに、自分の彼女に何か見られたくないもの(他の女性の下着とか?…笑)を見られそうになった時などに、こんな手をちょくちょく使ってるんじゃないでしょうかねぇ。
あまりにも手際が鮮やかすぎますって。
フレンズたちだけになって、フランを食べることになりました。
モニカ: Okay, everybody, it's time for flan! (さぁ、みんな。フランの時間よ!)
チャンドラー: Yup! Get ready for the gelatinous fun. (オッケー。ゼラチン・ファン(ゼラチンのお楽しみ)の用意はいいか?)
ジョーイ: Kinda looks like that stuff you get when you get a bad infection. (悪い伝染病にかかった時にできる”できもの”みたいに見えるぞ。)
gelatinous は「ゼラチン状(質)の」。
gelatin 「ゼラチン」の形容詞形ですね。
フレンズでこれまでも度々出て来た gel 「ジェル」という単語は、この gelatin の短縮形です。
フレンズ2-9その13 では、ロスが髪の毛につけるジェル(gel)の話をしていましたね。
fun は その前のモニカのセリフの flan と韻を踏んでいるのかな?と思います。
fun は「楽しみ」ですが、その前にわざわざ「ゼラチン質の」とつけているのが、食べ物を楽しむというよりも、その妙な物体を楽しむ時間がやってきたとでも言いたげです。
ジョーイはさらに、そのブヨブヨ具合から「できもの」呼ばわりしていますし。
モニカが料理を凝れば凝るほど、みんながいやがるのがおかしいですよね。
やっぱり何事もスタンダードが一番なのでしょうか?
(Rach からのお願い)
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2006年11月25日
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