フレンズ1-7その4 にも出てきました。
ほとんど英語がしゃべれないイタリア人パウロが、何故かモノポリーの名前だけは知っていた、という話でしたね。
Wikipedia 英語版: Monopoly (game)
上のウィキペディアの説明を訳しますと、
「モノポリーは世界で最も売れている市販ボードゲームである。プレーヤーはサイコロの目に従って、順番にボードの上を動き回りながら、play money (おもちゃのお金、ゲーム専用のお金)を使って、財産(資産、所有物)を購入、レンタル、または交換(トレード)するという定型化された経済活動を通して、富を獲得するのを競う。このゲームは、モノポリー(独占権、専売権)という経済概念、すなわち、1つの売主による市場支配、にちなんで名付けられた。」
う〜ん、日本語に訳すと却ってややこしく感じますねぇ。
簡単な英語で書いてあるので、直接ウィキペディアの英語の説明を読んだ方が多分ニュアンスは掴みやすいでしょう(笑)。
フィービー: Uhh, I can't stop thinking about it. It's just so hard. I just wanna grab all these houses and rub 'em all over my body. (あぁ、この痒さのことを考えないではいられないわ。ただものすごくつらいのよ。この家全部を掴んで、身体中にこすり付けたいわ。)
フィービーはモノポリーの駒(こま)を使って身体を掻こうとしていますね。
上のセリフで house という言葉が出てきたので、私はこういうゲームの駒のことを house というのかな?と思って辞書を調べたら、house にはそういう意味は載っていませんでした。
ちょっと話は脱線しますが、日本語の駒(すごろくや将棋に使う駒)というのは元々は馬のことなんですよねぇ。
広辞苑によると、
駒(こま)=1.馬の子。小さい馬。2.転じて、馬。特に乗用の馬。馬と同義になってからは、歌語として使われることが多い。
ですから、house じゃなくて horse (馬)なら、「おぉ、日本語と同じだ!」ということで面白いなぁ…と思ったのですが、やっぱり誤植ではなくて、このセリフは実際に house と言っているんですよ。
で、ウィキペディアを見て、やっと house の意味がわかりました。
Equipment (備品)の項目に、
32 wooden or plastic houses and 12 wooden or plastic hotels. 「32個の木製またはプラスチック製の家と、12個の木製またはプラスチック製のホテル」
と書いてあります。
これをゲームの備品として使う、ということですね。
だからボードの上に家がたくさん並んでいて、フィービーはそれを引っ掴んで、それを使って掻きむしろうとした、という意味なわけです。
モノポリーというゲームを知っている人なら「家」と聞けば、あぁ、あの小さい家ね、とわかるということですね。
History の項目に載っている写真にその家らしきものが写っていますし、Properties in detail の項目には、real estate properties (不動産物件)の価格(?)らしきものが載っているのですが、そこにも、Price per house だとか、Rent (4 Houses) だとか、Mortgage (抵当、担保)だとかの用語が書いてあります。
最初にモノポリーの説明に書いたように、これは資産を増やす、富を獲得するゲームなので、「家」は重要アイテムなわけですね。
モノポリーというゲームをご存知の方には、当たり前のつまらない話だったと思います。申し訳ありません。
でも、私、このゲーム、やったことないから全然知らなくて、調べたらいろいろわかったので嬉しくて…(笑)。
(Rach からのお願い)
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フレンズのこのシーンを見て、笑いましたよ〜
ちなみに僕は持ち運びができる「ポケットモノポリー」なるものを持っていて、それはあたりまえだけど紙幣もやたら小さくて、笑うと息で飛ぶんです。それがおかしくてみんなで笑うともう紙幣が紙吹雪のようにして飛びまくり…だからモノポリーをしていて負けそうになったら笑うことにしてました。。。ヾ(ーー ) オイオイ
そうなんです、ディズニーランド、大好きなのです〜
でももうしばらく行ってないなぁ(遠い目…)
じゃあ、コトーさんはモノポリーのルールもよくご存知で、私が上に書いた house という駒がどんなものかも知っておられるんですよね? それを知ってると、このシーンは笑えちゃうでしょうねぇ。自分の知ってるゲームをフレンズたちがやっている、というだけでも親近感が湧きますよね。モノポリーも日本語版があるらしいのに、何故私は見たこともやったこともないんだろう…?(笑)
そう言えば、ゲームって、旅先でもできるように、ポケット版の小さいものってありますね。小道具が全部小さいんですか? きっとボードが小さいからそうならざるを得ないんでしょうね。「こども銀行」とかの紙幣のおもちゃを思い浮かべます…。
ディズニーランドが大好き、なんですね。夢があっていいですよ。私はホーンテッド・マンションと、スター・ツアーズが面白かったかなぁ…。特にスター・ツアーズはスター・ウォーズをモチーフとしたアトラクションですから、実に私好みなんですよ、うふふ…。