モニカにまで自分の秘密をばらされたと知ってロスはあきれています。
ロス: Women tell each other everything. Did you know that? (女性はお互いに全てを話すんだよ。そのことを知ってた?)
チャンドラー: Umm, yeah. (あぁ、そうだね。)
ロス: No Chandler, everything! Like stuff you like. Stuff she likes. Technique. Stamina. Girth. (違うんだよ、チャンドラー、何もかも、だよ。例えば、男性が好きなものとか。彼女が好きなものとか。テクニック、スタミナ、寸法。)
チャンドラー: Girth? Why, why, why, wh-why, why, why, why would they do this? (寸法? 何で何で何で…そんなこと話すんだよ?)
ロス: Rachel says sharing's great and supposedly, you know, we ought to be doing it. Do you wanna? (レイチェルがこう言うんだ。シェアリングは素晴らしいって。そして、たぶん、僕らもそういうシャアリングをすべきだって。(シェアリングを)してみたい?)
girth は「(ものの)周囲(の寸法)、(人の)胴回り(の寸法)」。
My girth is increasing. なら「だんだん腹が出てきた。太ってきた。」という意味になります。
ここでは「胴体」の寸法の話をしているのではなくて、アレの(笑)周囲のサイズが大きいか小さいかという話をしているようですね。
ロスの言い方と、チャンドラーの慌てぶりから、そうであろう…と推測されるわけです(笑)。
supposedly は「たぶん、恐らく、推定では(…と思われる)、…と想像される」。
supposed という形容詞だと「(真偽はともかく)想像された、仮定の、うわさの、そう考えられていた、思われている」という意味ですね。
ought to は should とほぼ同じ意味で「…すべきだ」ですが、見込みや当然の結果を表して「…のはずである、…に決まっている」という意味もあります。
supposedly という副詞が入っているのと、be doing it という現在進行形が使われていることから、「シェアリングを(実際に)しているはずだ、女性と同じように男性もいろんなことをお互いに話しているに決まっている」というニュアンスなのかなぁ、とも思ったのですが、次が、Do you wanna? ですからねぇ…やっぱり「…すべきだ」の方かなぁ…(どっちやねん)。
ロス: So, uh, the other night Rachel and I are in bed talking about fantasies, and I happened to describe a particular Star Wars thing... (それじゃあ…こないだ、レイチェルと僕はベッドで憧れについて話をしていたんだ。で、僕がたまたま、ある特別なスター・ウォーズに関するものを挙げたら…)
チャンドラー: Princess Leia and the gold bikini. (レイア姫の金のビキニか?)
ロス: Yes! (そうなんだよ!)
チャンドラー: I know! (わかるよ!)
happen to 「たまたま…する、偶然…する、ふと(期せずして、図らずも、何気なく)…する」という表現が使われていますね。
これは、fantasy について話してくれと言われて、「そう言われれば、まぁ、こういうのに対して憧れがあったよなぁ…」とふと頭に浮かんだことをちょっと口に出してみた、という軽いニュアンスを出そうとしているのだと思います。
「憧れ」と言えばこれ、これしかないよ!って感じで、満を持して告白したのではない、そんなにこれにこだわってるわけじゃないところを見せたいんだと思いますね。
Star Wars と聞いただけで、チャンドラーが瞬時に当てるのがおかしい。
やっぱり、あの金のビキニが男性を釘付けにしたのは間違いないらしい(笑)。
すぐにわかってもらえて嬉しそうなロス。
これが sharing というヤツなんですね。
(Rach からのお願い)
今回の記事、面白いと思われた方は、下のランキングサイトをクリックして下さい。
人気blogランキング
にほんブログ村 英会話ブログ
2007年02月25日
この記事へのコメント
コメントを書く