2007年03月07日

フレンズ3-2その2

レイチェルに向かって、
ロス: So, um, let's see, you're pretty close, huh? Makeup's on. Hair's done. (どれどれ、レイチェルはもうちょっとだね。化粧もしてるし、髪型のセットも済んでる。)
レイチェル: Yeah, I just have to get dressed. (えぇ、後はただ服を着るだけよ。)
ロス: Yay! And that takes, what? Just 6 or 7 minutes? (やったね! すると、それってどのくらいかかるかな? ほんの6、7分だよね?)
レイチェル: Yeah. Once I figure out what I'm wearing. (えぇ。何を着るかが決まりさえすればね。)

close は「(時間・空間・程度など)接近した、類似した、近い」。
pretty は「かなり」という副詞なので、pretty close は「かなり近い」ということ。
ここでは「仕上げ、準備完了」まで「かなり近い」ところまで来ているね、という意味で使っています。
その後のセリフが、Makeup's on. Hair's done. と続いているところからもわかりますね。
「化粧する、メーキャップする」は put on makeup です。
put on は「服を着る」などの「身につける”動作”」を表しますから、makeup (化粧)を顔につける、乗っける、という感じで、Makeup's on. は「化粧が(顔に)ついている、乗っている」という感じになります。
フレンズ2-8その3 では、そういう「身につける」という意味の put on について説明しています。

do one's hair で「髪型(ヘアスタイル)を整える」という意味になるので、それを受身にした形が Hair's done. ですね。
done は済んだ、という意味もありますから、受身(受動態)というよりは、「済んだ、おしまい」という形容詞的ニュアンスが強いかもしれません。
また、hairdo だと「結髪、髪の結い方、髪型、ヘアスタイル」という意味の名詞になります。

dress は他動詞で「(人に)服を着せる」という意味。
She dressed her child. だと「彼女は自分の子供に服を着せた。」です。
自分が着る場合は、dress oneself になりますが、それよりもこの get dressed という表現がよく使われますね。
dressed は形容詞で「服装をして、身支度をして」という意味なので、get dressed で「服を着た状態にする」つまり「服を着る、着替える、支度する」という意味になるのです。
once は「ひとたび(いったん)…すると、…してしまえば」という意味。
figure out は「…を理解する、わかる、…を解く、解決する」。
what I'm wearing という現在進行形は、「近い将来の予定を表す」進行形で、「私が何を着る予定か、私が着る予定のものは何か」という問題が解決すれば、それさえ決まってしまえば、あとは着るだけだから時間はかからない、ということ。
逆に言うと、レイチェルはまだ着ていく服が決まってないのですね。
これから決めるところなのよ、と言っているのと同じです。
ロスはいやな予感がしているようです。
レイチェルの服がなかなか決まらないのを知っているのでしょう。
まぁ、女性は誰でも決めるのに時間がかかるもんですが。

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posted by Rach at 16:55| Comment(0) | フレンズ シーズン3 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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