2007年03月21日

フレンズ3-2その12

フィービーのドレスが汚れているのを見て、
レイチェル: Ooooh! Honey, well, we'll find you something. Do you wanna wear my black jacket? (あぁ! ハニー、ねぇ、一緒に何か(着るものを)探しましょ。私の黒のジャケットを着たい?)
フィービー: It won't go with this dress, though. (それはこのドレスに似合わないと思うけど。)
レイチェル: No, you're right. Well, we'll find something. Let's just get you out of that. Come on. (確かに似合わないわね。フィービーが正しいわ。じゃぁ、一緒に探しましょう。そこから[その困った状況から]抜け出さないとね。来て。)
ロス: No, no, no, no, no, no. Not "out of that." Not "out" of clothes. (だめ、だめ、だめ、だめ。「そこから」とか「服から」とかいうのは、なしだよ。)

go with は「…に似合う」。
フレンズ1-19その2 にも出てきました。
服とアクセサリーや靴などが似合う、とかの話でよく出てくるフレーズです。
フレンズの女性陣はよくこの go with という言葉を使いますね。

get someone out of Aは「人をA(災難など)から救う」という意味。
人がAという状況にいる、Aの中にいる、というところから、掴んでひっぱり出す、というイメージでしょうか。
out of that の that は、「ドレスにシミがついた、という状況」を指しているのだと思いますが、その「シミのついたドレスそのもの」も同時に指しているように思います。
out of that で、「そのつらい状況から抜け出る」、そして「そのドレスを脱いで別のものに着替える」というニュアンスも含まれているのかなぁ、と。
「そんな着て行けなくなったドレスから、あなたを救い出してあげないと」のような感じでしょうかねぇ。

せっかくフィービーはちゃんとお出かけの服装をしているのに、またこれを着替えて一からやり直し、というのは困るので、ロスは必死に止めているのですね。
out of clothes というのは、「服から出て」ですから、「服を脱ぐ」という行為を指しており、せっかく着た服を脱ぐ[服から抜け出る]みたいなことはやめにしてくれ、と説得しているわけです。
上にジャケットを羽織る程度ならいいけど、"out" はダメだ、"out" を伴う行為はやめてくれ、という感じですね。

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posted by Rach at 06:42| Comment(0) | フレンズ シーズン3 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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