2007年03月23日

フレンズ3-2その14

(Chandler enters, and Joey is standing near the chair, they have a showdown to see who gets the chair and Joey wins.)
(ト書き訳)チャンドラーが部屋に入ってくると、ジョーイは椅子の傍に立っている。二人はどちらが椅子をゲットできるか競争[対決]して、ジョーイが勝つ。

妙に緊迫感溢れる対決なのですが(笑)、この対決が「ガンマンの早撃ち」とかならかっこいいのでしょうけど、何しろ「椅子取り」競争ですからねぇ…。
小学生の「お楽しみ会の椅子取りゲーム」のノリで、いつまでも少年の気持ちを忘れない(笑)可愛らしい二人です。
have a showdown (with...) は「(…と)対決する、決着をつける、対決して決着をつける、勝敗[雌雄]を決する」という意味。
showdown という名詞に「(どたん場の)対決」という意味があるのですが、その showdown は、元々は、トランプのポーカーで「持ち札を全部見せること」をいいます。
ネットスクリプトには、showdown ではなく show down と2語で書いてあったのですが、辞書には showdown と1語で書いてあるので、辞書に合わせました。

みんなにリチャードの留守電メッセージを聞かせるモニカ。
リチャード: (on machine) "Hi, this is Richard. Please leave a message at the tone." ([留守電のメッセージで] 「はい、こちらリチャード。ピーという音のあとにメッセージを残して下さい。」)
留守電: "You have two new messages." (「新しいメッセージが2つあります。」)
ジョーイ: Wow, what a cool job. (in a machine voice) "You have two new messages." "Please pass the pie." (わぁ、かっこいいじゃん。[留守電の声を真似て] 「新しいメッセージが2つあります。」「パイを取って(下さい)。」)

tone は「音色、音、音の調子」。
日本語の留守電メッセージでは、「ピーという音のあとに」などと言いますが、英語ではそれを at the tone と言うんですね。
at は時間や場所などの一点を指す前置詞ですから、「(今から鳴る)その音が鳴った時点で」みたいな感じでしょうか。
こんな深刻な場面で、ジョーイは妙な部分に反応しています。(食いつくのはそこかい!みたいな…笑)
留守電のちょっと洒落た低い声を真似するのがおかしいですね。
確かに、あぁいう機械に入っている声、というのはちょっと独特で、真似したくなります。
私はとある場所の「駐車券をお取り下さい。」という声がえらく色っぽい声だったので、それを聞いた後、しばらくその真似をしていたら、主人に「何故そこに食いつく?」みたいな顔をされてしまいましたが(爆)。

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posted by Rach at 19:53| Comment(0) | フレンズ シーズン3 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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