英検1級二次試験体験記を書こうと思っていたのですが、昨日読み終えたばかりの本について、ちょっと書いてみたくなりました。
その本は、カリスマ予備校講師として有名な安河内哲也先生の「できる人の勉強法」です。
ベストセラーになっているので、ご存知の方も多いですよね。
Amazon.co.jp: できる人の勉強法 (安河内哲也 著)
カリスマ予備校講師であるからこそ言える、ということがたくさん書いてあって非常に面白いなぁ、と思いました。
内容については、後で私の感想も含めて触れてみたいと思いますが、まず最初に、どうして私がこの本を読もうと思ったか、について書きたいと思います。
安河内先生は有名な方なので、私は以前から名前は知っていました。
そして、先生は海外ドラマ「フレンズ」がお好きなことでも有名な方です。
私がフレンズを知ったのは、私の英語学習歴(その2) で書いたように、日経WOMANという雑誌です。
その2001年2月号の「お茶の間海外生活でネイティブ英語を身に付けよう」というコーナーで、読者おすすめの映画&ドラマとして、
「フレンズ:親近感の持てるキャストばかりで、ストーリー展開にわくわくしながら、日常表現が学べるTVシリーズ」
と説明してありました。
それを見て、面白そうだな、と思って、フレンズを使ったDVD学習法を始めたのです。
私が安河内先生がフレンズをオススメしておられる、というのを知ったのは、このブログを始めて4日後(!)のことでした。
satさんのブログ、S-40〜ミドルエイジの思惑〜 の フレンズ <ファースト・シーズン>DVD Vol.1 という記事に、「カリスマ安河内哲也先生 ご推薦のアメリカのTVドラマだしね」と書いてあったのです。
(フレンズで検索をかけていて出会った記事なのですが、この記事は、私が一番最初にコメント(さらにはTBまで)を入れた記念すべき記事だったりします…笑)
そこで初めてその事実を知って、それからはあちこちでその話を聞きました。
他の方からも、「フレンズは安河内先生もすすめておられますよね。」という内容のコメントをいただいたこともあります。
フレンズはアメリカの人気ドラマですが、私の実感としては日本での知名度はそれほどでもないように思います(笑)。
しかし、その知名度のわりに、「フレンズが英語学習に最適」という話を日本人英語学習者の間でよく聞くのは、きっと安河内先生が推薦されているから、というのがその理由なのかなぁ、と思います。
日経WOMANでオススメに挙げられていたのも、そのためかなぁ、と。
ですから、私は直接、安河内先生の話を聞いてフレンズ学習を始めたわけではないですが、先生がオススメされていたためにそれが有名で、また、先生の話を聞いてフレンズに興味を持って、私のブログを訪れて下さる方もかなりの数おられるでしょうし、そういう意味で、ずっと気になる存在(笑)の先生だったのです。
先生のこの本が2006年12月に発売されて、ベストセラーになって、本屋さんにどかっと置いてあるのを見て、読んでみたいなぁ、と思っていたのですが、英検の試験が終わるまではと封印し(笑)、英検が終わって、合格もわかった後、やっと本屋さんに置いてある本を手にとって読むことができたんですね。
私はその本の裏表紙に目が留まりました。
上に挙げたアマゾンのサイトの、「この本のなか見!検索より」の「この本のサンプルページを閲覧する」の「裏表紙」をクリックするとその裏表紙を見ることができます(↓)
「できる人の勉強法」 裏表紙
それは、先生が「ふだん肌身離さずもっている勉強用の手帳」の写真です。
同じ写真がこの本の p.114 に載っていて、そのノートの説明が p.115 に書いてあります。
先生オリジナルの単語帳なのですが、そこに書いてある単語を見ていて、何だか見たことある単語だなぁ…と思いました。
「あ、これ、フレンズに出てきた単語だっ!」
実際にそのノートに書いてある単語を下に挙げてみます。(私が勝手に(a)〜(c)に分類させていただきました…笑)
(a)snuggle, fuzzy, Bullwinkle (moose), Rocky (squirrel), spaz,
That would be a judgement call.
Marshmallow Peep, underdog, jammies
(b) elm, Arbor Day
(c) impending, tinkle, troll
(a)群の単語は、フレンズ1-5(The One With the East German Laundry Detergent 土曜の夜を一緒に)に出てくる単語です。
That would be a judgement call. はロスのセリフです。
(c)群の単語は、フレンズ1-6(The One With the Butt 迷えるチャンドラー)に出てきます。
(b)群の、elm 「ニレの木」、Arbor Day 「植樹祭」 については、フレンズには出てこなかったような気がします。
このノートの説明では、「そのときどきに仕入れた知識を、どんどんボールペンで書きなぐっています。」ということなので、フレンズの1-5と1-6の合間に見た「何か」から仕入れた知識だ、ということなのでしょうね?
とにかく、その裏表紙のノートに書いてある単語が、フレンズのものだと知って、私は無性に嬉しくなってしまいました。
フレンズの英語を扱っているサイトやブログは以前からたくさんありましたし、今でもたくさんあります。
ですから、私一人が自分のことのように喜ぶのは変なのですが、フレンズの英語を扱っているブロガーの「一人」として、私の大好きなフレンズの単語が、「ベストセラー本の裏表紙に載っている!」という事実が、とっても嬉しかったのです。
しかし、私の過去記事の解説では、これらの単語を全く解説していなかった…という悲しい事実もあります。あの頃は私の解説もまだまだ淡白でした…(笑)。
フレンズ1-6その1 で、トロールだけは取り上げているのですが…。
このノートの単語がフレンズからのものである、とは本の中では触れられていませんし、本の最初から最後まで読んでも、実は「フレンズ」という単語は一つも出てきません(泣)。
それでも、ノートのどの部分を写真に使うかは、当然、先生がご自分で選ばれたのでしょうから、この写真を見るだけで、先生がフレンズファンであることは間違いない!と断言できるわけです。
ちなみに、All About: キャリアプランニング 「伝説の予備校講師 3」 に、安河内哲也先生のことが書いてあります。
このページの次頁、2. 楽しみながら英語を覚える「『フレンズ』が好き」 に先生がどれほどの「フレンズ」好きであるかが書いてあります。
あちこちで聞いた「安河内先生はフレンズが大好きだ」という話を、このノートの写真で実感できて感動し、またそのことに「ノートの単語」から気付くことのできた自分にまた感動し(笑)、この本がどうしても欲しくなって、何故かその本屋さんでは買わずに(?)、家に帰ってから早速アマゾンで注文することにしました。
本の内容については、勉強法も大変興味深いのですが、私はその「勉強に対する姿勢や哲学」みたいな部分に非常に感銘を受けました。
いきなり「はじめに」のところで、
「勉強することはめちゃくちゃカッコいい」
と書いてあります。
「私は勉強しています」と、まわりに堂々と公言してください。
とも書いてあります。
そういうことを、カリスマ予備校講師である先生に言ってもらえると、とてもすがすがしい気持ちになります。
学生でも社会人になってからでも、一生懸命自分の時間をやりくりして勉強している人は、勉強している自分自身に誇りを持っていて、自分では「カッコいい」と思っているはずだ、と私も思っています。
自分を磨くことは美しいことですものね。
でも、それを人に言うのは気がひける、というのもあります。
他の趣味であればやっていることを堂々と言えるのに、どうして「勉強」だと、言うのが恥ずかしくなるのか?
一生懸命勉強して努力している人はカッコいい、スポーツができる人や歌が上手い人と同じくらいカッコいいんだ、と言える世の中であって欲しいと私も思っています。
結果が伴わないかもしれないから、人に言うのが恥ずかしい、というのはあるかもしれません。
でも、何かを一生懸命やっていれば、必ず「何か」は身に付いているはずで、それを「頑張っても何もできやしないから」とやる前からあきらめてしまうよりは、ずっとずっと素敵なことなんだと思う気持ちが大切なんだと思うんですよね。
先生も第5章で、そういう精神的な部分に触れておられて、私はそういう部分にものすごく感銘を受けるわけです。
第7章に、「こんな人とのつきあいは徹底的に避けなさい」「向上心のある人とのつきあいがあなたを変える」という項目があります。
ここを読むだけでも気持ちが前向きになって、この本を買った甲斐があったと思えます。
詳しくは実際に本を読んでいただければいいと思うのですが、私たちも普段から何となく心の中で感じているようなことをズバっとはっきり書いてあります。
例えば、私のようなど素人が先生と同じことを言うと、ちょっと傲慢に聞こえそうな気がするのですが、それを説得力を持って言い切ることができる、そこが先生がカリスマと呼ばれる所以なんですね。
道を極めた人のやり方というのにはそれ相応の理由や根拠があって、とても説得力があります。
暗記法や記憶法などは、人の性格によって、合う合わない、ということがあるのかもしれない、とは思います。
ですから、いろんな人の独自のやり方を聞いて、自分の性格に合ったものを選択していけばいいんですよね。
先生も p.23 で語っておられますが、
「その道のプロのいうことを、とりあえず素直に取り入れてみた」のが自分にとってプラスだった
「その道の達人とは、それなりに正しいメソッドを踏んできた人たちであり、彼らのすすめる方法は決してまちがっていない」
とも書いておられます。
私もいつもそんな風に思っています。
「人の成功話を聞いてもつまらない」という人がいますが、成功した人には成功しただけの理由があるし、その方法には説得力があります。
ただ「うらやましいなぁ」と思うのではなく、その「ものの考え方」とか「取り組み方」のコツを学ぶだけでも、十分に価値のあることだと思いますね。
ということで、気になる存在であった安河内先生の本を読んだ感想をいろいろと書いてみました。
今ベストセラーである先生の人気にあやかろうと記事にしたんだろう?!などというネガティブな意見を持たれる方もおられるかもしれませんが(笑)、私はただ、フレンズファンである先生の本がベストセラーになったことが嬉しいのです。
ベストセラーを生むような先生がオススメしているんだから間違いない!と。
そして、(私が言うのはおこがましいですが、)先生の本を読んで感銘を受けた英語学習者がまた一人増えた、という事実は、先生にとってもまた嬉しいはずだ、という思いでこの記事を書きました。
先生のますますのご活躍をお祈りしております。
(Rach からのお願い)
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いやぁ、ちょっと期間が空いてしまうと(携帯からは覗いてます。ってストーカーではありません。笑)945点にアップしてたり、しかも今回は英検1級に合格!
ほんとうにおめでとうございます!
Racaさん、かっこいいです、ほんとに。
ちなみに私、1月の英検2級落ちました(泣
あぁ、明日はTOEICです。ベストを尽くすことを誓います!
安河内先生の本、読みたいと思います。
AERA ENGLISHで毎号企画があって、今はえなり君がTOEICに挑戦してますよね!
Rachさん、次は国連英検特Aですね!!
当時は「楽しむ?英語学習」と名乗ってる英語ブログでしたね。あの記事はブログをはじめて2週間しかたってないためか、かなりテンション高めとなっていて、今読むと恥ずかしい限りでございます。
それはともかく「裏表紙の単語」を見ただけですぐにフレンズの何話に出てきた単語がわかるとは、Rachさんの真骨頂発揮ですねwしかもブログ連続更新記録も継続中のようで、さながら鉄人・衣笠祥雄を彷彿とさせられます(笑)
それから遅ればせながら、英検1級合格おめでとうございます!
から
>先生も第5章で、そういう精神的な部分に触れておられて、私はそういう部分にものすごく感銘を受けるわけです。
の部分、
うるうるしてしまいました。(笑) ダンナが「ハウツーもの」が好きで、よく読んでいるので、私もペラペラめくることがありますが、それ関連で、涙がにじんだのは初めてでございます。(爆)
なんだか色々書きたいこともあんねんけど、とりあえず、この記事を書いてくれたRachさんに、ありがとう!
英検1級合格されていたんですね!おめでとうございます。
ご自分のペースで着々と資格取得されていて、すごいなあ。
私は英語学習から遠ざかってしまいましたが(笑)、この本とても面白そうなので読んでみたいです。紹介してくれてありがとうー。
おひさしぶりでーす♪
携帯から覗いて下さっているなんて…ありがとうございます。スクロールするの、面倒くさいでしょ?(笑)
英検1級合格へのおめでとうコメントありがとうございます! 嬉しいです。
以前なら、「いやぁ、”かっこいい”だなんて、とんでもないですぅ〜。」などと言うところなんですが、それだとこの先生の本の主旨に反するので(笑)、今回はそういう言い方はやめにしておこうかな。
「英検1級」という肩書きに対しては、純粋に「かっこいい」と学生時代から思っていました。学生時代に失敗しているから余計にその思いが強かったんですね。ですからその「かっこいい」肩書きを手に入れた自分を「かっこいい」と思いたいなぁ、と。
例えば、1級を受けるにあたって、大して勉強もせず試験対策もせず、ストレートであっさり通った場合に、それを「かっこいい」という言い方もありますよね。確かにそれは「かっこよすぎる」けど(笑)、私のように失敗しながら、そしてその失敗から少しずつ学びながら、やっとこさ、ここまでたどり着いたことも、それはそれでかっこいい、と思える気がするのです。何より、この歳になって(笑)、まだ自分を磨こうと頑張ってる自分がかっこいいと思うし(爆)。
コトーさんの英検の結果、残念でしたね。その点はやっぱり「惜しい」点数ですよ。リスニングもそうですし、全体としても、英検とTOEICはパターンが全然違いますから、戸惑いますよね。私はすっかりTOEICのパターンに慣れきっていたので、頭を切り替えるのがほんと大変でした。
AERA English って読んだことなかったです。
以下のサイトに最新号の目次が載っていたのですが、目次を見るだけで面白そう。
OPENDOORS: 雑誌: AERA English
http://opendoors.asahi.com/data/detail/7993.shtml
ほんとだ、「カリスマ安河内がコーチ!」でえなりかずきくんがコーチされてる(笑)。
さらには、NHKの「プロフェッショナル」に出ておられて、私が過去に記事で触れたこともある「東大生のカリスマ」竹岡広信先生のコーナーもあるんですねぇ。
すごい、この本「カリスマ」だらけだわ(笑)。
国連英検って、私の学生時代からあったなぁ。学生時代だったら、「この資格を持って、私も国連で働こうかしら?」みたいな壮大な夢を描いたりしたかもしれないけど(←うそ)、「英語の資格の一つ」として受験を考えたことは今まではなかったですねぇ…。
今回、英検に合格するまでは、いろいろと気持ちの浮き沈みがあったので(笑)、資格を目指して勉強するのはこれで最後にしたいなぁ、と思っています。試験勉強が辛かったというよりは、「合格するまでは」と自分でいろいろ封印していたことが辛かったですね。
TOEICは、たま〜に受けて、少しでも点が上がったら嬉しいかな、とは思うのですが、それも今すぐに受けたいとは思わなくて、ちょっとしばらくは試験というものから離れたい気分です(笑)。
すっごい昔の記事にリンクはっちゃってごめんなさい(笑)。そうですよね、今読むと、私の知ってるsatさんの口調と違う(笑)。そして、そこに私が入れている「記念すべき初コメント」が、これまだ自分のものとは思えないほど、緊張している(笑)。お互い、初々しかったですね(爆)。まだ、コメントのルールやマナーも、TBの意味もよくわかっていない頃で、あの頃はトンチンカンなことをよくやってました。satさんも私が女性だと知らなかった頃ですね(笑)。
「裏表紙の単語」で、フレンズだ!とわかった時は、何だか有頂天でした。わかった人はきっと何人もいたのでしょうが、それをここで発表したくて。
ブログの更新は、大晦日に旅行で1回休んだ以外は続けていますね。またGW中に少なくとも1回は休むことになりそうですが(2泊3日旅行を予約しちゃいました…笑)、そういう家事都合以外では休みたくないですね、寂しいんですよ、休むと(笑)。
衣笠さんのような野球選手は、ケガなどの故障があるので、それで試合に連続出場してるっていうのはすごいですよねぇ。そう考えると、私も寝込むほどの病気はしてないなぁ(笑)。このブログが元気の源なんでしょう。
英検1級合格については、お祝いコメントありがとうございます。いやぁ、もう合格するまでが長くて(笑)。面接の体験記とか、一次試験でどんな対策をしたかとか、これからちょくちょく書く予定なんですが、そういうのを書かないと先へ進めない気がするほど、英検についてはいろいろな思いがあります。誰かの参考になるとはあまり思えないのですが、そのために勉強してきたことも、その時にいろんなことを考えたことも、全部記録しておきたいと思うのでしょうかねぇ。
うるうるしてくれてありがとう(笑)。何だか私も、妙に感情的になってますよねぇ。私もうまく説明できないんだけど、このブログを始めて、英語の勉強を続けていく中で、自分自身に感動することがあるんですよ。自分の知らなかった可能性を知る、というか。(←これを読んで笑いたい人は笑ってくれ!って感じ…笑)
先生も p.43 で「自分自身のポテンシャルを信じる」ということを書いておられます。「ポテンシャル」なんて言葉は若者の時にしか使えないような気がしていましたけど、この歳になって(笑)、自分のポテンシャルとか可能性とかそういうものを信じて努力することができたら、それは素晴らしいことだと思うんですよね。他人の目にそういう自分がどう映っているか、なんてことは全く問題ではなくて、自分自身がそれを誇れたらそれでいいんじゃないかなぁ、って。
英語を勉強し始めて、苦行ではない「頑張る楽しさ、努力する楽しさ」みたいなものを見つけた気がずっとしていました。でも「勉強は楽しい」とか言うと、「きれいごとを言っている」ように思われるとか、もしくは自慢気で傲慢に聞こえるんじゃないか、という心配もありました。でもやっぱり勉強は自分を磨くためにすることで、それはやっぱり「楽しいこと」で、それについて人にとやかく言われることはないし、人の目を気にすることもないし、少しでも「磨けた」と思えればそれでいいんだ、とこの本を読んで思えました。
先生は私と同世代の方のようですが、同世代の人の話だからこそ、余計に心に響く気がします。
本当にお久しぶりです! ご無沙汰しちゃってごめんなさい。
合格へのお祝いメッセージ、ありがとうございます。そうなんです。こっそり英検を受けていたんですよ(笑)。英検1級は私にとって憧れの資格だったので、とっても嬉しかったです。でも、(他の方へのレスにも書きましたが、)もう、他の資格に手を出すことはないと思います。英検1級だけが私にとっては「特別な存在」であったので。
自分に自信をつけるための資格であるのは間違いないのですが、この歳で(…と同世代の方々への返事にこの表現を使いまくるのは失礼だとは思いつつ…笑)、合格できた、というのが私にとっては重要なことでした。
大学生の時に無理だったことが、記憶力や体力が落ちてしまって、自由に使える時間も比べ物にならないほど少ない30代専業主婦の今になってできた、ということは、私にとってはそれだけで意味があることなんですよ。
多分、学生の頃は、「履歴書に書く資格」以上の意味を見出せていませんでした。今は、英語ができるようになれば、こんなこともあんなこともできる、という具体的に楽しいイメージが頭の中にはっきりあるから、そういう能力を磨くためのものとして、英検受験に前向きになれたんだと思います。
このまま特に英語関係の仕事につくこともなく、英検1級という資格が結局は何の役にも立たなかった…ということになっても構わない、と思えるほど、私の人生にとっては意味のあることだ、と断言できます。
この安河内先生の本を読ませていただいて、私がこんなふうに「自分のしてきたことを誇れる」と口に出して言うことが、決して恥ずかしいことでも傲慢なことでもないと言ってくれている気がして、とても気持ちがすっきりしました。機会があれば是非読んで下さいね。
ヤンキー相手に授業するのキビシー。最初はハラハラしたけど、さすがは安河内先生、段々よくなっていって安心しました。
でもあの中で本当のヤンキーってどれくらいいるんだろ、と思いました。
TVって怖いわ〜
懐かしい記事(実に6年以上前の記事)へのコメントありがとうございます。
こんな風に、6年前に、安河内先生のご本のレビューを書かせていただいたんですよねぇ…。ブログで初めて書いた本のレビューでした。
この時はちょうど英検1級合格直後で嬉しくて、この1年後に自分の本を出せることになって、今もこうしてブログを続けていて、安河内先生ご出演のテレビ番組のことをこのコメント欄で書ける…ということが、本当に感慨深いです。
ちなみに、私は Facebook をやっていて、安河内先生に友達リクエストをお送りしたら、申請を許可していただいて、今は「友達」に入れていただいています。現在、3,500人超おられる「友達」のうちの一人にすぎませんが(笑)、「あすなろラボ」出演の件も、Facebook 上に記事として投稿しておられて、私もコメントなど入れさせていただいたりしました(^^)
さて、その「あすなろラボ」についてですが、ほんとうにヤンキーさん相手の授業はキビシー!ですね。予備校やセミナーの場合だと、「安河内先生の授業を受けられる!」と生徒さんが目を輝かせて聞いているわけですから、先生も自分のペースに巻き込むことができるわけですが、「英語なんてわかんねぇ」「英語なんて興味ねぇ」みたいな人たちに英語の意義や楽しさを説くのは、何て大変なんだろう…と、しみじみ思いました。茶々を入れられるとリズムやペースが狂ってしまいますものね。私なら途中で帰ってしまいそうです。もしくは茶々に反応しすぎて、話題が脱線したまま戻って来られないか(笑)。
"What's up, dog?" のやりとりは、すごく良かったですね。それに答えている彼の表情に、かっこいい英語が使えて嬉しい、という気持ちがよく表れていましたよね。パッと言われてパッと返すような会話を、ああいう短いものからでも徐々に増やして行って、英語のリズムで会話することのかっこよさ、みたいなものを感じていければ、英語に対する抵抗感も減るし、もっと学びたいという気持ちも出てくるのかもしれないなぁ、と番組を見ていて思いました。さすがは安河内先生!ですよね。
私も「英語ってかっこいい」っていうミーハーな気持ちで英語を始めたクチなので(だから、発音もできるだけ真似したいという気持ちが強い)、テストの合否にかかわる「正しいか正しくないか」ではなくて、これを使えたらかっこいいよ、という方向で、英語を学んで行く人が増えることを願っています。また、そういう「かっこいい英語」や「面白い英語」をこれからもこのブログで紹介していけたらいいなと思っています。
フレンズの記事から、英語の勉強法の記事まで読ませていただいています!
実はTOEICの記事もかなり参考にさせて頂いてます。
今回、受けた時は(社内のip)、RachさんのReadingの解く順番を真似させて頂きました。早く結果出ないかなぁ♪
勉強してるってなかなか言い出しにくいですよね。
私、週末に学校行ってるんですけど、それだけで変わってるって感じ!?な気がして。
でも今年はけっこう周りに言うようにしてます。
周りにも言ったし、実力upさせねば(笑)
明日セミナーですね〜。
セミナーについてそのうち少し書いて頂けると嬉しいです☆
フレンズ以外の記事もお読みいただきありがとうございます。
私の、TOEIC の Reading を解く順番が、kさんにも合うと良いのですが^^
自分が勉強しているのって、なかなか言えないものですよね。だから余計に、安河内先生のご本のお言葉、
「勉強することはめちゃくちゃカッコいい」
「私は勉強しています」と、まわりに堂々と公言してください。
というのが私の心に響きました。お互い、「めちゃくちゃカッコいい」ことをしてるんだと自信を持って、堂々と公言して、頑張って行きたいですね!(^^)
セミナーの件もありがとうございます。はい、おかげさまで、昨日、無事、セミナーが終了いたしました。今日、セミナーのことを記事に書こうと思っています。1/19 に「同内容の追加セミナー」が予定されているため、あまり詳細は書けないのですが、大まかな内容と雰囲気がわかっていただけるような説明を書かせていただくつもりです☆