(Joey enters wearing a lot of clothes)
ジョーイはたくさんの服を着込んで部屋に入ってきます。
ジョーイ: Okay, buddy boy. Here it is. You hide my clothes, I'm wearing everything you own. (さぁ、友よ。これでどうだ。お前が俺の服を隠すから、俺はお前の持ってる服全てを、今、着てるぞ。)
チャンドラー: Oh, my God! That is so not the opposite of taking somebody's underwear! (なんてこった! そんなの、「人の下着を取ることの正反対」とは全く違うじゃないか。)
ジョーイ: Look at me! I'm Chandler. Could I be wearing any more clothes? Maybe if I wasn't going commando... (俺を見てくれ! 俺はチャンドラーだ。これ以上あと少しでも服を着ることができるかな?[着込めるだけ着込んでるぞ。] 多分、もし俺が下着をつけていたとしたら…)
チャンドラー: Oooo-ooh! (わあぁ!)
ジョーイ: Yeah. Whew, it's hot with all of this stuff on. I ah, I better not do any, I don't know, lunges. (starts doing lunges) (あぁ。ふぅ。こんなの全部着てたら暑いな。こんなことしない方がいいんだろうな、ほら、ランジ[突き出し運動]とか。)
と言って、ランジをし始めるジョーイ。
That is so not the opposite of... の so not は「全く…でない」ということですね。
not so なら「それほど…ではない」になるのですが。
この not の位置によって、打ち消す対象がはっきりする、という話は、フレンズ2-21その21 で出てきました。
Look at me! I'm Chandler. Could I be wearing any more clothes? の部分について。
実はこの、Could I be wearing any more...? というフレーズは、「チャンドラーの口癖」らしいのです。
その件については長くなりそうなので、明日、お話したいと思います。
if I wasn't going commando の go commando が「下着をつけない」という意味なのは、コマンドーの話 フレンズ3-2その21 に出てきました。
それを否定している進行形が過去形になっているのですが、この過去形は「仮定法過去」ですね。
「現在の事実に反対の仮定」で、「もし下着をつけない、ってことがなかったなら」というのは、今の状態は、I'm going commando だ、と言っているということですね。
「もしかしてお前、下着つけてないのかよっ!」って感じで指を指しているチャンドラーに笑えます。
lunge は「(フェンシングなどの)突き。突っ込み、突進」「突き出す」という意味。
英辞郎には、
lunge=(名-3)突き出し。足や手を突き出す運動
というのが載っていますが、まさにそういう運動のことですね。
ジョーイがやっているしぐさが lunge だということです。
この lunge という言葉は、「ランジ」として日本語のトレーニング用語として使われているようです。
「ランジ」でぐぐると、そういうトレーニング系のサイトがいくつもヒットしました。
(Rach からのお願い)
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2007年04月14日
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